東方英雄面-仮面戦士達の力を持つ者-   作:Kurokodai

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運命は幸せを呼ぶものではない

時に残酷な運命も呼ぶ

それは誰にも止められない


詠み手 五十嵐正義


第十一話 運命の日 人妖大戦

あの前夜祭から帰宅した僕は色々と考えていた

都久親王様が言っていた『権力』は一体どんな意味を込めて言ったのか

だって僕には権利を持つ資格はない筈

だって権利を持てるのは都久親王様の様な王族だけだし・・・

もしかして別のことで言ってたのかなぁ?

・・・まぁそこは別にいいか

 

それよりもまさか僕が都市を治めている月夜見様と結婚することになってしまうとは・・・

正直言って凄い嬉しい

だってあんなに綺麗で美しい月夜見様と一緒に暮らせると思うと・・・

それに一緒に寝たり、子供も作ろうと月夜見様から言われてしまった

今僕の顔はどんな顔をしているだろうか

いや多分このことを思い出してからなんか暑いから顔はとても赤いだろう

うぅ、嬉しいけどやっぱ恥ずかしいなぁ・・・

 

永琳「正義?いるの?」

正義「あ、今いますよ」

 

永琳お姉様が来たみたい

実は永琳お姉様にもプレゼントを用意してたんだ

でも会場で渡すのを忘れてしまったから今それを渡そうと思ってたんだ

僕はすぐにさっきのリュックを取り出して、中のものを漁り始めた

・・・もうここまでで皆んなは疑問に思っていると思う

『そんなリュックにどうして刀などが入れるのだろう?』っと

実はこのリュックはただのリュックではなく、僕が作った大量収納可能リュックなのだ

このリュックの中は四次元空間に繋がっており、その空間に物を収納することが可能となっているんだ

一言で表すと四次元ポ●ットだね

 

永琳「正義、私に何か用かしら?」

正義「そうそう、実は永琳お姉様にこれを渡したくて・・・」

永琳「?」

 

僕はかなりの大きさの箱を取り出すと僕が箱の中身を取り出した

その中に入っていたのは、一つは永琳お姉様が使っているのとは違う弓矢

矢の木部分には結んだリボンがつけられており、かなりの力が感じられる

そしてもう一つは、衣装

永琳お姉様の着ている服と同じ色と所々に星座が描かれたナース服

これは永琳お姉様が持つ『あらゆる薬を作る程度の能力」を考えて作ったものなんだ

 

永琳「!?この弓矢は!?それにこの衣服も!?」

 

正義「うん、この弓矢は今使っている弓矢よりも強い力を持っているんだ。そしてこの服は永琳お姉様の能力のことを考えて作ってみたんだ♪気に入ってくれたかなぁ?」

 

永琳「正義・・・(涙)」

 

あ!お姉様が泣いている

笑いながら泣いている

やっぱり嬉しいんだなぁ

作っておいて良かったぁ

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

永琳サイド

 

私にプレゼントを渡してからしばらくして正義は自室で寝ていた

起こさないように開けて、正義の眠るベットの横へ行った

 

正義「すぅ〜、すぅ〜」

 

いつもの様に無防備に眠っている正義の顔であった

この子は本当に眠るのが好きねぇ

あの時、私が拾って来た時から・・・

でもそんな子からあんな素敵な贈り物を用意していたなんて

・・・やっぱり私、この子のことが大好きだわ

この子の全てが欲しい・・・

この子との結晶(子供)が欲しい・・・・

例えこの子の命を狙う者がいても、私がそいつを消し去りずっと居られる様にしてあげたい

 

永琳「・・・正義、愛してるわ

 

私は寝ている正義の顔を近づけて、私の唇とこの子の唇を重ねた

とても甘くて、暖かい感触だったわ

またこの感触を月に行った後でもしてあげたいわ

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

・・・ついにこの時が来た

今日が地上との別れで、僕たちは月へと行くのだった

今まで住んで居たこの家とも今日でお別れだった

この家に拾われて、今日まで無事に育ってこれたなぁ・・・

永琳お姉様は既に荷造りを終わらせていて、もう何も残っていなかった

僕はあのリュックに生活で必要なものを収納して、ライダーシステムなどと一緒に僕が作った亜空間収納に入れた

カービィも一応安全のために亜空間収納に退避させた

だから今の僕は何も持って居ない、手ぶらだった

でもそれのお陰で永琳お姉様の荷物を運ぶことができる

 

永琳「正義、着いたわよ」

正義「これが僕たちが乗るロケット・・・」

 

目の前にあったロケットは貴族専用のロケットであり、大きさも他のロケットよりも大きかった

まさに身分の差って所かなぁ?

そんなこと言っている間に僕は既にロケットの中に入り、席について居た

 

月夜見「いよいよね・・・」

正義「月夜見様・・・」

 

僕の隣に月夜見様が座って来た

やっぱり、顔を見てしまうと昨日のことが意識して顔が赤くなってしまうよ(汗)

 

永琳「えぇ、この地上とも今日で・・・」

 

とその時

 

ビー!ビー!ビー!

 

突如、警報機が鳴り始めた

まさかシステムにトラブルでもあったのかなぁ?

でも、それは違った・・・

 

『只今都市へ向けて妖怪どもが接近中!軍は直ちに戦闘準備に入り、住民達は直ちにロケットに乗ってください!』

 

正義「!?」

 

まさかこんな時に妖怪達が攻めてくるなんて

僕はすぐに作った『人妖センサー』を発動させた

このセンサーは人間と妖怪の位置情報と数を確認することができる装置なんだ

つまりこの機械で軍の人数と妖怪の数がどのくらいなのかを見るんだ

お!見えて来た、さて、どれくらいの妖怪がここに攻めてk

 

正義「!?」

 

嘘でしょ!?

このセンサーで確認できた妖怪の数は、全部で約10億体

つまりこの地上にいる妖怪全てがこの都市に攻めて来た様だ

それに対して軍の人数は確認できた所だと約50万人

黒影ドルーパーシステムによって死ぬことはないと思うけど、このままではその人達はこの都市から脱出することができない

 

 

 

 

 

・・・僕が皆んなを守らないと!

 

バッ!

月夜見「正義!どこへ行くの!」

正義「皆んなの所へ!助けに行って来ます!」

永琳「駄目よ!戻ってらっしゃい!」

 

永琳お姉様、それはできません

だって僕は・・・この都市にいる皆んなが大好きだもん!

誰一人・・・死なせない!!

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

外へ出て見ると壁の方で戦いが起きているみたい

 

ドゴーン

 

あ、僕が乗っていたロケットは既に発射して行ったみたい

他のロケットは既に全部行っているため

あと残っているのはハルバードだけ・・・

でも、皆んなが生き残るためには・・・誰かが時間稼ぎ(・・・・・・・)しないといけない

仕方ない、このアイテムを使うしかないか

原作には無かった変わった絵柄がついたこのメダル型のエネルギーアイテムを・・・

 

 

 

永琳お姉様、月夜見様、ごめんなさい・・・

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

流月サイド

 

流月「くそっ!キリがないぞ!」

 

まさかこんな時に妖怪が攻めくるなんて

しかも何だよこの数!

尋常ではない数だよ!

依姫様も豊姫様もさすがに疲れて来たみたい

俺はクローズ、兵は黒影になっているから、何とか守っていられるけど、このままでは皆んな殺られてしまう

でも絶対に諦めない

 

依姫「流月!私たちのことはいいから早く!」

豊姫「このままではあなたも!」

流月「何言ってるんですか!このままだと後で先生が悲しんでしまいますよ!絶対にお二人は守ってみせます!」

 

例え無理でも、絶対にこいつらから・・・

 

ビュッ!

 

パキーン

 

流月「なっなんだこれ!?」

 

突如後ろから何かが俺の中入って来た

俺だけでなく依姫様、豊姫様、全ての兵に何かが・・・

入って来たにもかかわらず何故か痛くはない

一体何が?

 

正義「はぁはぁ・・・何とかなったぁ」

流月&依姫&豊姫「「「正義(君)!!」」」

 

何であいつが!?

だって正義は先生と一緒にあのロケットへ・・・

 

正義「もう大丈夫。皆んなこの地上から出られるよ」

流月「本当か!?よし!ならお前も・・・」

正義「いや、皆んなとはここでお別れだ」

 

!?

なっ何だこれ!?

体が少し透けている・・・

 

正義「さっき入って来たのは、これなんだ・・・」

 

正義の手にあったのは、虹色のメダル

絵柄があって、下半身がなく、別の所に下半身があるという奇妙な絵柄だ

 

正義「これエナジーアイテム、『テレポート』。対象物をその場所にテレポートさせるものなんだ。これによって皆んなはここから別のところにテレポートできる」

流月「だったらお前がそれを使って・・・」

正義「いや、これは場所を特定するためのものであって、使えるものではないんだ。それにさっきのアイテムは皆んなので全部なんだ(・・・・・・・・・・)

流月「!?じゃあ、それは・・・」

正義「こうするんだよ!」ビュッ!

 

正義はそのメダルをある場所へ投げた

その場所は俺たちが乗るハルバードだった

つまり・・・

 

パァッ!

 

流月&依姫&豊姫「「「!?」」」

 

下半身が完全に透けた

まさか!?

 

正義「これで皆んなはあの船で、ここから脱出できるよ」

依姫「馬鹿!正義!一緒に来るんだ!」

豊姫「正義君!」

 

 

 

 

正義「依姫お姉様、豊姫お姉様、皆さん、ご無事で・・・」

 

そのまま依姫様達はその場から消えた

恐らくあの船にいるのだろう

正義は残っている俺に近づいて来た

 

正義「流月君、ごめんね。皆んなを守る為には誰かが時間稼ぎしないといけないの。だから僕が皆んなを守るために・・・」

流月「正義、お前・・・」

 

すると正義は腰からあるものを出した

俺が持っているビルドドライバーと同じ腰に付けるやつと何かの容器だった

 

正義「流月君、渡しそびれたけどこれあげるね。これは今の流月君の力をさらに強くするものなんだ。でもこれは覚悟を決めないと使えないから気をつけてね」

流月「・・・」

正義「じゃあーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー皆んなを頼むね」

 

その言葉が聞こえた瞬間正義の姿が無く、見えたのは依姫様達がいる戦艦の操縦室だった

俺の手元には今さっき正義からもらったベルトとフルボトルとは違う容器を手にしていた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

これで皆んなを脱出できた

ハルバードも無事に出発できたみたい

さて・・・僕は・・・

 

妖怪「おい貴様!余計なことをしやがって!」

「せっかく人間を喰らえると思ったのによ!」

「お前ら!こいつをぶち殺せ!」

 

殺ってやるよ

僕の最高傑作によって、自分の正義を・・・自分の答えを貫いてみせる

僕は一つのバックルを取り出すと一枚のカードも一緒に取り出し、バックルの中に入れた

そのまま腰に付けると横からカードが出て来てそれがベルトへと変わった

そのまま変身のポーズをして、こう叫んだ

 

正義「変身!」

 

『Turn Up』

 

掛け声と共にバックルの横にあるターンアップハンドルを引くとカードが入っていた部分が回転する

するとそこからアーマーを分解した等身大のカード型エネルギーフィールド『オリハルコンエレメント』が展開される

妖怪はそのままオリハルコンエレメントに突っ込むと、そのエネルギーによって、絶命した

僕はそんな状況で同じくオリハルコンエレメントに突っ込んだ

そのまま突っ込むと絶命せず、代わりに別の姿になった

外観は西洋騎士彷彿させて、顔はスペード(♠︎)をモチーフにした仮面

身長は相変わらず変身前よりも高くなっていて、カラーは青と銀であった

この姿は最高傑作『仮面ライダーブレイド』であった

運命に立ち向かった主人公が変身した仮面ライダーだ

 

妖怪「てめぇ!一体何者だ!」

 

その言葉に答える前に僕は一枚のカードを武器『醒剣ブレイラウザー』から取り出し、ラウズした

 

『Slash』

 

その音声と共に、斬れ味を増した剣を横に振り目の前の妖怪を一刀両断した

斬られた妖怪はすぐさま息絶えていた

その後にこう答えた

 

正義「僕は『仮面ライダー』!人々の自由を守る存在だ!」

 

サァ来いよ妖怪ども

僕がまとめて血祭りにあげてやるよぉ!

 

続く




そろそろ一章も次で終わりです
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