東方英雄面-仮面戦士達の力を持つ者-   作:Kurokodai

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命は時には長く、時には短くなります。
そして、どんなに生きたくても、その命は終わりを迎える。
これは死ぬ事が嫌な一人の子供の物語


プロローグ

ここは何処なんだろう?

どうしてこんな真っ暗な所にいるのだろう?

そもそも僕は誰なんだろう?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(回想)

「申し訳有りませんが・・・息子さんの余命はあと数ヶ月です」

「そんな・・・何故だ・・・(涙)」

「どうしてこんなことに・・・(涙)」

「ご両親の出来ることは・・・最後まで見守り続けていてください。息子さんの冥福を祈るために」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そうだった僕は確か死んでしまったんだ

いつもの様に過ごしていたけれども、それを壊す様に僕の体は知らぬ間に病に侵されてしまった

それからしばらくして僕は歩くことができなくなってしまった

それからは僕の大好きだった特撮の仮面の戦士と大好きな桃玉の様なキャラのゲームだけしかできなくなってしまった

その特撮はパパが大好きだったため、僕も一緒に見ていたら、いつしか僕も大好きになっていた

ゲームは友達とも一緒にやったけど、次第に病は悪化して、もう観ることもやることもできなくなってしまった

お見舞いに来てくれた友達は皆んな泣いていたなぁ

そして最後に・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(回想)

「〇〇○、お前を早く逝かしてしまう俺たちを許してくれ(涙)」

「もっと、早く気づいていればこんなことには・・・本当にごめんなさい(涙)」

「僕・もパ・・パとママ・・・に迷惑か・・け・てご・・・めん・なさい」

「もう喋んなくていい、俺たちはこれからもお前の幸せを祈り続ける(涙)」

「そうよ、あなたは私たちの大切な子供なんですから(涙)」

「あ・・りが・・・と・うパパ・・・・ママ」

「もう苦しまなくていい、ゆっくり眠ってくれ(涙)」

「・・う・ん・・おや・・す・みな・さ・・い・・・・・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

僕はパパとママに見守られて、静かに眠りについてしまった

でも、何故か・・・

 

 

パパとママの顔が思い出せない(・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

どうして?

でも、もういいや

このまま眠っちゃうんだから・・・

 

「少年よ・・目覚めるんだ・・・」

 

あれ?なんか声が聞こえる

そしたら僕の目の前に大きな蛇?が現れた

誰なの?

 

「私は零龍。最強の龍神とも呼ばれたものだ」

 

龍神?龍神って確か龍の姿をした神様?

本当にいたんだ、神様って

 

「でも、そんな神様がどうして僕の所に?」

「お前はとても不憫な人生を送ってしまった。本来ならお前の家族、友人と共に平和に暮らすはずだったが、運命が変わってしまい、お前は早く亡くなってしまったのでだ。」

 

そうか、本当なら幸せになれたんだ

本当に運命って嫌だなぁ・・・

死ぬのも嫌なのに・・・

 

「だから、お前を冥界へは行かせず、再び命を与えるためにお前のとこに来たのだ」

「え?・・・僕、また生きられるの?」

 

信じられなかった

再び生きられるなんて

またパパとママに会えるんだ

 

「ただ、お前の生きていた時代ではなく、古代の世界にて転生されることになる」

「どうして?」

「今の時代での転生は、非科学的なことが起きたとなり、返ってお前を危険にしてしまう恐れがある。だが、古代の世界なら魔法といった非科学的ものも存在するため、まだ安全である」

「そうか・・・」

 

そうだよね

今の時代はとても近未来が進んでいるから、そんな転生なんてものが起きてしまったら僕間違いなく研究対象みたいな事になってしまう

やっぱりもうパパとママには会えないんだ

 

「まぁ、そう落ち込むな。その代わりに、お前の願いを三つ叶えてやる」

「え!?願いを!?」

「あぁ、お前を幸せにするためには、このくらいの事はしないとな」

「ありがとう!」

 

どうしよう・・・

いきなり願いが三つも叶うなんて

じゃあ、まずは・・・

 

「どんなものも作れる知識が欲しい!」

「ほぅ、つまりはあらゆるものを作れるほどのとてつもない頭脳と技術が欲しいってことか。いいだろう、その願いを叶えてやろう。っで二つ目は?」

 

二つ目。これはやっぱり・・・

 

「クウガからビルドまでの『仮面ライダー』に変身できる様にして欲しい!」

「仮面ライダー?あぁ、現代の時代にてテレビでやっているヒーロー物かぁ。いいだろう、ただし私の力ではその変身する物は作れない。変身できる様にするが、道具はお前が作るのだぞ。いいな?」

「うん!」

「よろしい、では最後、三つ目は?」

 

最後かぁ

そういえば、一度会いたいと思っているキャラがいたなぁ

じゃあ、最後は・・・

 

「『カービィ』も生み出して欲しい!」

 

僕、一度カービィに会いたいと思っていたんだ

だったら、最後の願いはこれにしよう

 

「『カービィ』かぁ、いいだろう。しかしそれはその『カービィ』という生き物の命を生み出す事になる。これはかなり時間が掛かるがそれでもいいか?」

「うん!」

「よろしい!最後のその願いも叶えてやろう!」

 

こうして、僕はすべての願いを言って、転生の準備ができた

するといきなり零龍さんが・・・

 

「あとすまないが、転生した後、私はお前の中に居座らせてもらう」

「え?どうして?」

「この私と一つになれば、お前は人間ではなく半月半神となれる。そうなればお前は強者の一人となる」

「半月?何それ?」

「それは後にわかってくる。では準備はいいか?」

「あ!う、うん!」

「よろしい!ではいくぞ!お前の幸せのために!!」

 

そう言うと零龍さんは奥へ行き、すごいスピードで戻って来た

戻って来たと思うと、そのまま僕の中へと入って行った

 

「うっ!ぐぅ!」

 

零龍さんが入りきった瞬間、もの凄い光が僕を包んだ

まるで抱かれているかの様に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ここはかつて地上に存在していた超古代都市

この都市の文明は転生した少年の時代よりも優れており、空飛ぶ車に、床のないエレベーター、動く歩道が沢山あり、まるで近未来都市の様な都市

この時、都市は豪雨の嵐に飲み込まれていた

一度外に出れば、ずぶ濡れになるほどの雨となっていた

そのため、この時に外出する人はとても少ない

そんな中、その豪雨の中傘をさして歩き続ける一人の女性

 

?「はぁ、なんでこんなに雨が強いのかしら・・・」

 

彼女の名前は八意永琳

この超古代都市においてかなりの地位を持っている

そしてこの都市の発展は全て彼女が科学技術を進化させたからである

そんな彼女は、この都市の貴族の会議に参加して、全て終わり帰宅している所です

 

永琳「こんな大雨の時に会議なんて、信じられないわねぇ」

 

なんて愚痴を言っている永琳

するとあるビルの端に傘と雨宿りしてるかの様に置かれている一つのダンボールが置かれていた

 

永琳「何かしらこれ?」

 

不思議に思い、永琳は置いてある傘を取り、ダンボールの中を開いてみた

すると中には、一通の手紙と頭が永琳のように白く美しい髪のした2歳ぐらいの男児が静かに眠っていた

 

永琳「え!?まさか捨て子!?」

 

永琳は驚いていた

都市において、捨て子は絶対無いため、この様に無責任に子供を捨てる事にとてもショックを受けていた

 

永琳「可哀想に・・・ん?これは?」

 

哀れに思っていた永琳はふと入っていた手紙に目を向けた

永琳は手紙を取り、中身を読み始めた

 

 

『拝啓、この子を見つけた方へ。

私たちではこの子を養っていくことができなくなってしまいました。

ですので、この子を幸せにしてあげてください。

どうかこの子、『五十嵐正義』に明るい未来を』

 

 

その手紙を見て、永琳は少し同情してしまった

この子を育てるのに、厳しくなってしまったのだろう

そして彼女はある事に決断した

 

永琳「私が、この子を幸せにしましょう」

 

そう言い、男児、五十嵐正義が入ったダンボールを持ち上げ、自宅へと帰宅していった

 

 

 

続く

 




ここまで読んでくれてありがとうございます
楽しんでくれたら、私は嬉しいです
では、今回はここまでです

またお会いしましょう
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