Plastic Memories [Everlasting miracle] 作:Iceblade
・この二次創作は主観が多く入っています。
・勝手に設定を追加しています。
・原作との齟齬、矛盾点がある場合があります。
・稚拙な文章かもしれませんが、そこは温かい目で見てください。
・残酷な描写は後半のあたりで出てきます。
それでは、お楽しみください。
Iceblade
未練がないと言えば、それは嘘になる。
あの
本当にあんなで良かったのか、他に方法はなかったのだろうか。
考えても考えても何も思い浮かばない。
それでも彼女にもう一度会いたい。
なぜなら俺は
彼女を愛しているから。
――体が静かに揺られている。
そこはあの日観覧車だった。目の前には彼女がいて、こちらに微笑みかけている。この光景はどこか懐かしく、切ないものだった。俺は察した。ああ、これは夢なのだと。なぜなら、彼女はもういないのだから。どれだけ泣いても戻って来ないのだから。
――幸せだったよ。
彼女はそう言った。
本当に俺は、彼女を幸せにしてあげられたのだろうか。それを考えるだけで辛くなる。
――大切な人といつかまた巡り会えますように。
この願いは、本当に叶うのだろうか――。
「・・・・カサ、・・・・ツカサ、起きろ」
「――――っは! ・・・あ、もしかして俺、寝てました?」
気が付くとカズキさん達が俺の方を見ていた。見渡すとそこは、第1ターミナルサービスの会議室なのだが、寝ていたせいか記憶があまりはっきりしない。
「疲れているのはわかるが、ミーティング中に寝るな」
「すみません・・・」
みんなの視線が俺に集まっている。さすがに少し恥ずかしい。
「まったく、これだから素人は。」
嫌味を言っている少女――絹島ミチルは完全にあきれ返っていた。
「でもミチルさっき、ツカサの寝顔可愛いって言って――」
「あ、こらザック!余計なことを言うな!」
ザックは
「まあいい。それより仕事の件で、お前のパートナーだが、今日はコンスタンスと組んでもらうが、いいか?」
「わかりました」
パートナー、か。その時、彼女のあの笑顔が頭をよぎった。ぎこちなくはあったが、心から笑っていたあの笑顔。今でも時々思い出すことがある。きっと俺は、辛そうな顔をしていたのだろう、察したのか青髪のギフティア――コンスタンスが声をかけてくる。
「では、共に頑張りましょう、ツカサ」
「うん、よろしく、コンスタンス。・・・あ、でも、カズキさんはどうするんですか?」
「私か?私は本社に呼ばれているから、回収の仕事は今日は休ませてもらう」
本社に呼ばれるってことは、何かまた厄介なことでもあったのだろうか。
では解散、というカズキさんの合図のあと、みんなそれぞれ自分の仕事に戻って行った。
「では、私達も外回りに向かいましょう」
「・・・うん」
俺とコンスタンスは、会議室を出て外へ向かった。
季節は12月。気温はますます下がり、明日の予報では、雪が降るとされていた。
外に出ると空はどんよりと曇っており、今にでも雪が降りそうだった。
「うぅ、寒い」
コートを着ていても冬の寒さは身にしみる。今日は、いつもより風が強く、体に当たる風がとても冷たくて立っているだけでつらいと感じてしまう。
「ツカサ、寒いですから、早く車に乗りましょう」
「うん、そうだね」
彼は願う。大切な人といつかまた巡り会えますように、と。
これは叶うはずのない願い。
でも、それでも彼は祈り続ける。彼女と話し、笑い合ったあの日々が、永遠に続いて欲しいと。
彼は頬を叩き、歩き出した。
初めまして、Icebladeです。
この二次創作が初投稿です。書いていて、自分の語彙力のなさを改めて実感させられました。これからは語彙力上げるために頑張っていきたいと思います。
また、感想やアドバイス、矛盾点の指摘などをしてもらえるとありがたいです。
時間のある限り、執筆していきますので、これからもよろしくお願いします。