曜の恋物語   作:★星夜☆

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第3話 「日常」

 

 

~土曜日の朝~

 

「起きろー!」

「痛っ!」

曜は俺の耳元で叫んできた。

「って朝からうるせーよ!」

「だっていくら声かけても起きないんだも~ん♪」

「ったく...」

俺はそういって時計を見た。

時計の短い針は6時を指していた。

「おい、曜。今何時か分かるか?」

「6時でしょ?」

「6時でしょ?じゃねーよ」

「まあまあ♪今日は休みなんだからいいじゃん♪」

「逆に休みなんだからもう少し寝かせてくれ」

「なんで~!せっかくの休みなんだから、どこか行こうよ~!」

「こんな早い時間から行っても、どこも空いてねぇーだろ」

「家来てよ~!」

「え、曜の家?」

「え、あ、うん...お礼というか何というか...///」

曜の家に行くのも久しぶりだから行ってみるか。

「んじゃ行くわ」

「え、本当に来るの?///」

「あ、ダメならいいけど」

「いや、全然いいよ!...///」

「んじゃ早速着替えて行くか」

「うん!」

危ない危ない。

曜がいるところで着替えるところだった。

だけど、曜が動かない。

「あのー...」

「どうしたの?」

「俺の着替え見たいの?」

「え!何で急に...///」

「だって着替えようとしても動かないんだもん」

俺が曜にそう言うと顔を赤く染めて俺の部屋を出て行った。

 

 

着替え終わって、リビングに行くとテーブルには朝ごはんが並んでいた。

そしてキッチンには曜が立っていた。

「これ曜が作ってくれたのか?」

「そうだよ♪でも冷蔵庫にあったもの全部使っちゃった...ごめんね...泊まらせてもらってるのに自分勝手にしちゃって...」

「気にするな。今日買ってくるから。」

「ありがとう...」

「よし!曜の家に行く前に朝ごはん食べて元気になってから行くぞ~」

「うん!」

「「いただきまーす!」」

 

 

食べ終わって二人で皿洗いをした。

「よし!皿洗いも終わったから、そろそろ行くか!」

「よし!じゃあ私の家まで全速全身?」

「よ、よーそろー...」

「元気がない!もう一回!」

「恥ずかしいんだよ...」

「いいから!全速全身?」

「よ、ヨーソロー!」

俺は顔を赤く染ながら言った。

 

 

「曜の家行くの久しぶりだな~」

「ホントだね~♪」

するとしばらく無言の時間が続いた。

「ねぇ...はるくん?」

「ん?どうした?」

「...向こうでは好きな人とかいたの?」

「ま、まあ...」

「そっか...」

曜の表情がいつもより暗くなっていた。

『一番近くて遠い存在』

俺の好きな人はそんな存在だった。

 

 

「着いた!」

いろいろ話していたからあっという間着いた。

「なんか懐かしいな」

「いいから早く入ろ!」

俺は曜の後ろについて家の中に入った。

「ただいま~♪」

「おじゃましま~す」

「飲み物持ってくるから私の部屋で待ってて♪」

「お、おう。サンキュ。」

曜の部屋の場所は覚えていたから迷わずに辿りつくことができた。

女子の部屋に入ったことなんて曜の部屋しかないからな。

「おじゃましま~す...」

俺はゆっくり曜の部屋に入った。

一番最初に目に入ったのはコルクボードだった。

「なつかしいな~...」

そこには俺と曜と千歌の3人でとった写真や俺と曜のツーショットなどもあった。

「お待たせ~!」

「お、サンキューな」

そして俺は曜が持ってきてくれたジュースを飲んだ。

「...ねぇ、はるくん」

「ん?どうした?」

「もし、よかったら明日一緒に出掛けたりしない...?」

「...」

しばらく俺はドキッとして返事をすることができなかった。

そりゃ女子にそんなこと誘われたことがないからな。

「ダメ...かな...?」

「あ!いや、俺も空いてるし行こーぜ」

「ほんと!?やった~!」

曜はうれしそうに笑った。

「ふぁ~...」

曜は大きなあくびをして目をこすっていた。

「眠いのか?」

「うん...ちょっとね...」

「まぁ朝早かったからな。少し寝な。」

「うん...」

曜はベッドの中に入った。

「ねぇ、はるくん?」

「ん?」

「寝るまで手繋いでてほしいな...///」

「お、おう。」

俺は曜の手を優しく握った。

曜は恥ずかしそうに顔を赤くしながらも、少し微笑みながら眠った。

 




来年から自分は受験生になるので、来年からは完全に投稿できなくなります!

でも受験が終わったら必ず戻ってきます!

それまで応援していただけると嬉しいです!

P.S.
今年はあと1話か2話くらいしか投稿できないと思います!
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