キン肉マンⅡ世~転生超人襲来編~   作:やきたまご

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韓国と北海道の絆が勝利へ導く!!


誇りが選んだ答えの巻

「ピ~カカ、フレンドか。フレンドのためなどと、余計にプレッシャーをかけるではないか。かえって今の奴には逆効果、やはり人との関係はライトなものであるべきなのだ。お前もそう思うだろ、チヂミマン」

 

「うるせぇ!」

 

「ピカ!?」

 

「あんがとよ、カナディアンマン先生。正直、ヘラクレスファクトリー時代はあんたをそんな先生らしく見てなかったが、初めて先生らしいと思ったぜ。目が覚めた、EZOマン、俺に力を貸してくれ!」

 

「チヂミマン! ライトマンの猛攻でグロッキーな状態になっていたが蘇ったーーー!!」

 

「ピカカカ、急に生き返りおったか。だが、そうこなっくちゃあ面白くない!」

 

「ライトマン! 左ジャブをチヂミマンに連打する! しかし、チヂミマン! それをすべてスウェーで避ける!」

 

「そうら! 次はこっちの番だ!」

 

「チヂミマン! 左のストレートをライトマンの顔面へ当てに行く! しかしライトマンそれを見切ってガード! いや、当たっている! 右のボディブローがライトマンの腹をとらえた!」

 

「山突き!」

 

「ビカッ! これは空手の技か!?」

 

「EZOマン! お前の力が役に立ったぜ! お次はこれだ! ダルマ落とし頭突き(パッチギ)

 

「ビカ~!!」

 

「チヂミマンの強烈な頭突きがヒット! ライトマンの体が後方にぐらつく! ライトマンに技が効いたところで、チヂミマン! すかさず、左フック! しかしライトマン、これを見切り右手で拳をつかんだ!」

 

「ピカカカ、やっとミーと互角に戦えるパワーを出してきたようだな!」

 

「ああ! 存分に俺の力を味わいな!」

 

「ピカー!」

 

「両者激しい打撃戦! かたや技を当てれば、おかえしで技を当て返す! 観客も大盛り上がりです!」

 

「いいぞニダー! そのままその殺戮者をやってしまうニダー!」

 

「今だけはお前を応援してやるニダーー!!」

 

「蹴術石鍋割り!」

 

「ぐぅ! それなら、三回転連撃(スリースピンアタック)

 

「のがぁ!」

 

「い、いかんあのパターンは?」

 

 カナディアンマンが不安げな顔をしている。

 

「どうしたカナディアンマンよ?」

 

 委員長のハラボテが問いかけた。

 

「あの消耗戦はいかん、俺が昔、パイレートマンと負けた時と同じパターンだ」

 

「ピカカ、どうした、動きが鈍ってきたようだな?」

 

「ぬかせ!」

 

「ピカカ、分らぬか、さっきまでユーの技をガードするのに必死だったが、今は楽に避けられる。二軍超人のボロがではじめたな!」

 

「ライトマン! チヂミマンに攻撃を連打! チヂミマン避けきれない!」

 

「これでおしまいだ、「五回転連撃(ファイブスピンアタック)」」

 

「ライトマン! 右フック、右肘打ち、バックハンドブローぎみに左肘打ち、左の拳、そして右ハイキックでフィニッシュ! チヂミマンダウン!」

 

「うがが……」

 

「ユーのマックスパワーはミーと同等のものだった。しかし、それを持続するのはノットイージーだったような。もうすぐにでもユーのライフをフィニッシュできる! しかし、ミーはジェントルマンだ、チャンスをやろう!」

 

「チャンス・・・・・・だと?」

 

「コリアヒューマンはよく謝罪と損害賠償というワードを口にするらしいな、ユーなりに誠意をこめて謝罪と損害賠償をすれば、人間として生かしてやるぞ」

 

 ライトマンはデストラクションを人間へと変えた転生石を取り出した。

 チヂミマンが這いつくばった状態で返答しようとする。

 

「……ほ、本当か」

 

「ああ、ライトマンに二言はない」

 

「……そ、そうか、では俺なりに誠意を込めた謝罪と損害賠償をするぜ」

 

 その様子をハラボテとカナディアンマンが緊張した面持ちで見る。

 

「チヂミマン、生きる選択肢をとることは逃げることじゃねぇ! 闘いを放棄しないって事だ! 俺はお前が命乞いをしても馬鹿にはしねぇ! 今日が屈辱という日になっても、次の機会に捲土重来を果たせばそれもチャラとなるんだ!」

 

 カナディアンマンが過去の敗戦を思い出しながら、自分の思いを叫んだ。

 

「カナディアンマン……」

 

 ハラボテはその気持ちを察して名前を言った。

 

「す、すまなかった、本当に……」

 

「ピカカカ」

 

「EZOマン」

 

「ピ!?」

 

 皆が驚愕の表情を見せた。

 

「日本人にすら冷遇された俺に……唯一優しくしてくれたお前に……お礼できなかったことを……お前の作った石狩鍋……うまかった……」

 

 チヂミマンはEZOマンが自分にしてくれた親切を思い出し、涙を流しながら謝罪を口にした。

 

「ば、ばかやろーー!!」

 

 カナディアンマンが泣きながら叫んだ。

 

「そして、賠償金はな……俺の命だ!」

 

 先ほどまで軽い調子でしゃべっていたライトマンも、チヂミマンの気持ちを察し、それに応じた態度をとった。 

 

「understand(理解した)」

 

 そう言葉を発すると、チヂミマンに向かって掌を向けた。

 

「EZOマンとやら、もしこのファイトを見ているのなら、ミーのフィニッシュ技はよ~くみておけよ」

 

 ライトマンが右の掌が虹色の光を放った。

 

「レインボーシャワー!」

 

「あ、あの技は!?」

 

 委員長ハラボテが驚愕の表情をする。

 

「ライトマンのレインボーシャワーを浴びたチヂミマンの肉が次第に蒸発していく! 残ったのは骨だけだーーー!?」

 

 この惨事には卒倒する観客が続出した。

 

 

 

 ところかわり、悪魔超人界にて

 

「ゲギョゲギョゲギョ~~」

 

 モニターに映し出された試合を悪魔(サタン)が観戦していた。

 

世界浄化者(ワールドクリーナー)か、気に食わない奴ら共だ。今の主力のいない新世代超人(ニュージェネレーション)達には荷が重すぎるようだな。早めに奴らの活動を認知し、人材を集めておいて正解だったわ」

 

「ムヒョヒョヒョ」

 

「ドヘドヘ」

 

「フィギュ~フィギュ~」

 

「クォックォクォ」

 

 四人の人影の顔・姿は確認しづらいが、超人であり、悪魔《サタン》の元に集っている。

 

世界浄化者(ワールドクリーナー)等とふざけた名前をしおって、この世は悪魔(サタン)の手によって醜く汚れた世界となるのだーーー!」




まさかの悪魔(サタン)様参戦!? 死の四人衆集結!!
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