キン肉マンⅡ世~転生超人襲来編~   作:やきたまご

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悪魔がサインをやると思っていたのか?


紅炎の手刀の復活!!の巻

「ど、どういうことじゃ、なぜ悪魔(サタン)が!? それにボーン・コールド、ネプチューンマン、ヒカルド、ボルトマンも何故いっしょに!?」

 

 ハラボテは目の前で起きていることにただ驚くだけであった。

 

「おいおい、ただでさえ劣勢の状況で、あいつらまで敵となると本当に正義超人全滅の危機だぜ!」

 

 カナディアンマンが汗をかきながら、びびっている。

 そこへテリーマンがやってきた。

 

「あいつらの後ろを見てみろ、何か見える」

 

 モニター越しで悪魔(サタン)達の後ろに大きな遺跡らしいものが見えている。

 

「あれはおそらくトルコのアララト山、ノアの箱舟が流れ着いたと言われている場所で、船の形をした遺跡が今もなお残っているんだ」

 

「ゲギョゲギョ、相変わらずの博識だなテリーマン。そうだとも、ここがノアの箱舟で有名なアララト山であり、神が犯した大罪の証が残る地でもあるのだ」

 

「勝手なことを言ってもらっては困るな」

 

 悪魔たちのもとに球状の光がすごい勢いで落ちてきた。

 

ドーン

 

 そこには、超人の神ミスターノア、ランバージャッカー、ライトマン、黒装束の超人が3人いた。

 

ゴムアゴムア

 

 ワープゾーンが唐突に現れ、中からボーン・コールドとバンデットマンが出てきた。

 

「ほうほう、大層なメンツがそろっているじゃねえか」

 

 アララト山に到着したバンデットマンがその場にいる超人達の顔を見て、関心の態度をとった。

 

「呑気にしている場合じゃねえぞバンデットマン、こちとらすでに3人も仲間がやられてんだ! それに本来なら糞鹿と糞ババアから始末してやりたいとこなんだぜ!」

 

 ランバージャッカーが亡くなったミスターUSB、ティアーマン、デッドシグナルの事を思い出しながら怒りの感情を表に出した。

 

「若造よ、鹿やババアよりやりごたえのある敵が今ここにいるぜ」

 

 その言葉を放ったのはネプチューンマンだった。

 

「ネプチューンマンか、おれは人間だったころにあるレスラーとやりあってみたいと思っていたんだ。あんたにそっくりの強豪レスラーだぜ」

 

「そうかそうか、なら、俺の相手はお前で決まりか」

 

「こら~~~!! わしら抜きで話を勝手に進めるでな~~い!!」

 

 その大きな声がした方向を皆が見ると、超人委員会のヘリコプターが飛んでいた。

 

悪魔(サタン)よ! この場所を選んだからには理由があるのじゃろ!」

 

「それについては私が説明しよう」

 

 そういったのは超人の神ミスターノアであった。

 

「人間の歴史では、はるか昔に私の家族と動物たちを船に乗せて、未曽有の洪水から難を逃れたとある。しかし、それは幾分か間違いであり、詳細な歴史ではない。事の始まりは、当時の地球は乱世であり、それを見かねた神々が、地球上の生命を滅ぼす計画を立てていた」

 

「まて、似たような話が昔あった。確か、かつて完璧超人襲来時にも……」

 

 ハラボテが何かに気づいたように発言をする。

 

「そうだ。神の座を降りた男、地球ではザ・マンと名乗り、完璧超人をまとめていた男と一緒に、私も神の座を降りたのだ」

 

 一同が驚いた。

 

「そういえば、ザ・マンが話していたな。私と同じように人間を救うために神の座を降りた神がもう一人いたとな。それがまさかあんただったとは……」

 

 ネプチューンマンがザ・マンがいた時の過去を思い出しながら話した。

 

「神々はカピラリア光線とともに、大洪水を引き起こす計画を立ててていた。私は善良なる人間、無垢なる動物達を救うために、箱舟を作り出したのだ。当時箱舟を仲間とともに建設していたが、妨害する輩も少なくなくてな」

 

「そこで、ミーがバッドな人間を始末してやったのだよ、ピカカカ~。今思えばそれがファーストの世界浄化(ワールドクリーン)だったな」

 

 ミスターノアの話に続いて、ライトマンが言葉を発した。

 

「そして船は完成し、大洪水から多くの可能性を救ったのだ。今なお残っているこの遺跡こそ、ノアの箱舟であり、私たちの本拠地でもあるのだ。あまりこの辺を荒らされるのは良い気はしない、悪魔にはご退場願おうか」

 

「ゲギョゲギョ、善人ぶっておるが要するに貴様は自分のエゴで不要な人間は救なわなかったのだろ? 不要な存在を消すという点に関しては我々と同じなんだよ」

 

「黙れ悪魔が! 我々の活動を邪魔する正義超人も目障りではあるが、お前たちの存在はより許せない存在だ! お前たちが歯向かう気なら、こちらとて容赦はしない!」

 

「ガハハハ! そうだ! おれはさっきから闘いてえんだよミスターノア! ネプチューンマンはこの俺がやるぜ!」

 

 ランバージャッカーがネプチューンマンを指さし、笑いながらそう言った。

 

「ピカカカ、次はエゾマンとやらとファイトをするかと思っていたが、フレキシブルにいこう! まずは目の前の悪魔を消すことがプライオリティーだ! そこのいかついレゲエ野郎あたりを始末してやろう」

 

「ドヘドヘ、レゲエ野郎か、そのエセ英語を黙らせてやるよ、永遠にな」

 

 ライトマンとボルトマンが火花を散らしながら向かい合う。

 

「ムヒョヒョ、言うまでもないよなバンデットマン」

 

「ああそうだな」

 

 バンデットマンとボーン・コールドが悪そうな顔で笑いながら見つめあう。

 

「フィギュ~、俺の相手は大将のあんたか? こっちはそれでも構わないぜ」

 

 ヒカルドは拳を構えながら、ミスターノアに話した。

 

「まあ待て、お前と闘いたいと思っている超人がそこにいる」

 

 ミスターノアは黒装束の超人の一人を見てそういった。

 

「そうだな、超人オリンピックでは我が弟子がお世話になったからな」

 

 そういって黒装束の男は身にまとった黒装束を脱ぎ捨てた。

 中から出てきた男は軍服姿の皆が良く知る超人であった。

 ブロッケンJrだ。

 その姿に皆は驚いた。

 かつて、タッグの試合で隻腕となった腕は蘇っており、年齢も全盛期の20代のころに戻っていた。

 

「お、お前本当にブロッケンJrか? 本当だとしたら、何故その腕は蘇り、年齢も若返り、いや、聞きたいのはそこじゃない! お前は敵として戦う気なのか!?」

 

 ハラボテが敵側にいるブロッケンJrの姿を見て、取り乱している。

 

「委員長、オラもブロッケンJrと同じずらよ」

 

 もう一人の男も黒装束を脱ぎ捨てた。

 現れたのはジェロニモであった。




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