ん?サブタイトルが予告と違う?
許してつかぁさい…色々あったんです…。
とりあえず本編をどうぞ!!
余談ですが作者はお気に入りが増えてて小躍りして親に怒鳴られました( ºωº )
前回のあらすじ
メイド喫茶で働いてることが早速露見してしまった彰馬。渋々ながらも彼は真姫に頼まれた穂乃果、にこ、凛に勉強を教えることを引き受けるのだった。
勉強を教え始めてから数日が経過して土曜日。2一日勉強するからと何故か俺の家にみんなが来ている。にこちゃんに数学を教えてるがなかなか進展しない。
「さて、にこちゃん、この問題の答えわかった?」
「………に、にっこにっこにー♪」
「……東條さ「ごめんなさいわかりません!」使うのはここにある公式だよ。一応にこちゃんがテスト範囲の公式は解説したよね?もしまた必要だったらしっかり言うこと。もし次ふざけたら東條さんに特技を発揮してもらうからね?」
「わ、わかってるわよ…」
「高坂先輩、どうですか?」
「うーん…ここはこれでいいのかな?でも、そうすると他のところが合わないんだよね…」
「ここの掛け算が間違えてますよ…8×8=64ですよ…」
「あ……」
「ほ、の、か?」
「う、海未ちゃん!これは無罪だよ!」
「穂乃果、矢澤先輩はテスト後の階段ダッシュを五往復追加してやってもらいます!!」
「ちょっと海未?!なんで私まで入ってるのよ?!」
「さっきふざけていたのに気づいていないとでも?」
「園田さん、この2人を少しお願いします」
「ええ、わかりました。星空さんの方には行かなくていいのですか?」
「ええ、あっちには真姫もいますし、あいつなら大丈夫でしょう」
「わかりました、東條先輩と私でここは大丈夫ですので、少しでも休憩をしてください」
「はい、ありがとうございます」
と言いつつ俺はキッチンへと向かう。理由は簡単、そろそろ午後3時、昼ごはんを食べて2時間ほど経つこの時間は最も疲れが出て眠気も襲ってくる時間だ。
お湯をいつもより多めに沸かし、ほうじ茶、紅茶、ハーブティを今のそれぞれに最もふさわしいであろう香りをチョイスして入れていく。カップ一つ一つにちょっとした細工をしてあるので、どれに何を入れたかなどは間違えない。
「よし!後は…冷蔵庫にちゃんと入ってるな」
全部終わると、今度は冷蔵庫から手作りのケーキを取り出して切り分ける。
あとはお盆にまずお茶から載せると、ちょうど絢瀬さんが通りかかった。
「あら、何をしているの?」
「そろそろ勉強に疲れが混ざる時間帯ですからね。甘いものとお茶を飲んで心を落ち着けてはどうかと思ったので」
「そう、私も手伝うわよ」
「いえ、俺の部屋でやってる真姫をリビングに呼んでもらえますか?それだけであいつには伝わると思うので」
「ええ、わかったわ」
そう言って少しすると、いささかげっそりした様子の南さんと星空さん、不機嫌そうな真姫が来た。
「…彰馬、用事って?」
「3時だしティータイムにするぞ。ケーキも焼いた奴があるんだがお前も食べるだろう?」
「まあ…食べるけど…後でさっきの問題を凛に復習させないとね」
「そうか…4人ともあちらに座っていてください。科目別に分けてるだけなので座る広さは問題ないと思います」
みんなが座ったのを確認して俺はお茶をそれぞれの席に運ぶ。
「園田さんはほうじ茶、絢瀬さんは髪の色的にロシア辺りの出身に見えたのでそちら原産の紅茶、真姫は好みのアールグレイな。高坂さんと南さんには甘い香りのするショコラティー、星空さんとにこちゃん、東條さんは好みがわからないので普通にダージリンをどうぞ」
「これは……ハラショーね!美味しいわ♪」
「ふん!ばあやの方が腕はまだまだ上ね!」
「お気遣いありがとうございます、落ち着く味わいです」
「ショコラの匂い、いい匂いだね!ことりちゃん!」
「疲れた頭にはいいのかもね〜」
「悔しいけどにこのより美味しいじゃない…今度教えなさい!」
「美味しいにゃー!」
「うちも興味あるから教えてくれん?」
みんな嬉しそうで何よりだ…。
「それと真姫、俺の腕をばあやのそれと比べるなよ。あの人はプロだろうが…」
「ふふっ、冗談よ、それよりケーキはまだかしら?」
「はいはい、すぐ出すから少しだけ待ってろよ、お嬢様」
俺はもう一度戻るとケーキをとってくる。本当は一人で二日くらいかけて食べるつもりだったけど、たまにはこういうのもいいだろうさ。
「どうぞ、カロリーは市販のものの半分くらいになるように作っているのでスクールアイドルをやってる皆さんでも体の管理を気にすることなく食べて大丈夫です」
目を輝かせながら食べる高坂さん、星空さん、小泉さん。
隠そうとしても顔が少しにやけてる真姫。少し可愛いと思ってしまったのは気のせいに違いない。
園田さん、南さん、絢瀬さん、東條さん、にこちゃんは何故か複雑な顔をしていた。
「園田さん、南さん、絢瀬さん、東條さん、にこちゃん…口に合いませんでしたか?」
「は!いえ、とても美味しいです!洋菓子でこんなに日本のお茶にあったものははじめて食べましたから」
「海未の反応からするにどのお茶のお茶請けとしても出せるし味も店のものと言われても納得できるほど味も見た目も綺麗なのよ。でもね…」
慌てて否定する園田さんとにこちゃん。
「だからこそ、負けた気がしちゃうのかな?ことりも少し自信なくなっちゃったよ…」
「うち一人暮らししてるから、お菓子も結構作るんやけどこれを見せられちゃったら…ね?」
「もっと色々作れるようにならないと…今度亜里沙に味見を頼もうかしら…」
何か知らんが雰囲気が重い気がするので話題を変える。
「あの、差し支えなければテストまでの日程とこれから行う予定の最も近いライブを教えてもらえませんか?」
絢瀬さんが答えてくれる。
「ええ、今度のライブは秋葉原でやるつもりなの。テストが終わってから夏休みになる前までに何とかしたいわね。ラブライブ出場を目指す以上、ハードスケジュールにするつもりよ。今が6月の頭だから、次のテストまでは1ヶ月くらいかしら?」
「ふむ…普段練習のスケジュールは誰が?」
「それは私ですね」
「今すぐ出せますか?勉強との兼ね合いを付けたいので、できればメニューもお願いします」
「一応今月と来月はこの予定でやりますが…新曲のゲリラライブを行う秋葉原の曲もまだなのでそれにダンス練習が入ります」
「わかりました、この感じだとみなさんのテスト範囲がどこまでになるかはだいたい分かったので、土日に勉強会を開きましょう。平日の練習は今まで通りに、土日祝日は午前で練習を切り上げて午後からこちらに来てください。逆にここで基礎を固められれば勉強時間はテスト前だからと力んで取り組む必要は無いと思うので、体を鈍らせることなくライブにも望めるはずです」
そこまで言ってから南さんが首を傾げる。
「あれ?ショウ君は土日にバイトは無いの?」
「ええ、内職の方もしているのでそちらの時間に当てています」
「あ!そうだ!平日の練習も見に来ればいいんじゃない?」
突拍子のない高坂さんの発言にみんなの目がいく。
「何言ってるんですか高坂さん。音ノ木坂学院は女子校ですよ?そこに男子の俺が入れるわけが…」
「ことりちゃんのお母さんから許可を貰えば大丈夫だよ!!」
「身内のコネですか…」
俺は正直乗り気じゃない。たしかに今後のバイトは悪魔的偶然にも午後は4時以降空いてるけどな…?
「ショウ君…」
何やら南さんがこちらに声をかけてきたのでそちらを向くと…
「…おねがぁい!」
………。
「…」
いや、思わず石化してしまった。色々とやばかったからな。まず南さん、それは反則だと思うんですよ。ただでさえ美少女がそんな事をした時の破壊力をもう一度考えなおして下さい。隣の真姫も期待したような目を向けてるしこの状況で断れる人がいるならむしろ教えて欲しい。
「…許可がでたら、の話です」
「やったね!ことりちゃん!」
「うん!!」
抱き合う高坂さんと南さん。百合が咲きそうな展開だな…。
「痛っ!何すんだよ真姫!」
「別に、変な事考えて鼻の下を伸ばしてるように見えただけよ」
なんとなく理由はわかるけど今の俺は別にこいつと付き合ってる訳でもないのだし気にしないことにする。
「さて、リラックスはできましたか?自分はこれから星空さんと南さんの英語を見る方にシフトしますけどみなさんはどうしますか?あ、高坂さんとにこちゃんはそのまま数学を」
「ええーっと…私も、引き続き英語でいいかな?」
「小泉さんは英語ね、真姫はどうする?」
「一応二年生の範囲は予習済みだから園田先輩と一緒に高坂先輩の数学を見るわ」
「うちとえりちもにこっちの数学を見るからこっちは大丈夫やから思う存分かよちゃんと凛ちゃんに教えてあげて?」
「は、はあ……それじゃ、また別れて始めましょう」
思う存分ってなんだろう…と思いつつ俺は隣の部屋へ向かう。
「あ、さっきは言い忘れていたのですが…トイレの奥の部屋には絶対に入らないでくださいね。南さん、星空さん、小泉さんいきましょう」
「「「うん(はい(にゃ))!」」」
勉強会(後半)を始めようか。
色々と悶着ありながらも順調(?)に進んで午後6時。基本的にこの時間を目安にしようという考え方もあったのでこっちにいる南さん、小泉さん、星空さんに声をかける。
「よし、今日はここまでにしましょう。星空さんは出した課題は考えて埋めてくるように。わからなかったら小泉さんや真姫に聞いてヒントを貰ってきてね」
「や、やっと終わったのにゃ〜…」
「凛ちゃん、お疲れ様♪ありがとう、倉持君。解説もとっても分かりやすかったよ」
「そう言ってもらえると助かるよ、小泉さん」
「あ、ショウ君!店長さんが言ってたんだけど、平日の1日だけでいいからシフトを夕方頃にしてくれないかな?って言ってたよ」
「なんでまた?」
「店長さん曰く、うちの看板執事がいないと女性客の入りがわるいから、決まった時でもランダムでもいいから来て欲しいんだって」
「レアキャラじゃないんですけどね…そうだ、南さん。ライブするとは聞いていましたがライブ場所は決まってるんですか?」
「へ?ううん、決まってないよ〜」
「そうですか、わかりました。もし決まったら教えてください」
「それにしても、どうして?」
「いえ、こちらの話です」
なら、うまく手を回せるかもな…。考えた事はとりあえず腹に据えておいてリビングへと行く。
「本日はここまでとしたいと思います、高坂さんとにこちゃんはそこにあるプリント持って行ってください。来週までの課題とします。教えて貰って写すのではなくて自分で参考書を開くなりして途中式がわかるように解いてください。その方が記憶に残りやすいので」
「「わ、わかった(わ)…」」
「後は解散です、明日もやりますので頑張りましょう。夕飯を食べていく人はいますか?」
「今日はパパもママも仕事が遅いから食べて言ってもいい?」
「わかった、ばあやには言っておけよ?」
「家を出る前に言っておいたから大丈夫よ」
「そ、そうか…」
手回しというか前準備がいいな…他に食べていく人はいなかったのでとりあえず夕飯の支度にかかる。
「ねえ彰馬、何を作るの?」
「お前と俺しか居ないならトマトソースパスタだな」
「え!ほんと!!」
台所に行こうと思ったのだがいきなり飛びつかれて驚く。
「ぬおっ?!お前いきなり飛びかかってくるなよな…」
心臓に悪い、主にささやかでありながら主張してるある部分が当たっていて大変よろしくない。かと言って無理やり振り切ったら気づかれるかもしれない…と悶々としているとパッと離れて悪戯が成功したかのような顔になる真姫。
「ふふっ♪ドギマギしてるわね♪びっくりした顔をしてるわよ」
「してるわけないだろ、素面だ素面」
ポーカーフェイスには自信があるので内心を押し隠す。
「耳、赤くなってるわよ?」
「まさか…」
と言いつつ指先を耳に触れさせてからハッと気づくももう遅い。
「嘘よ♪引っかかったわね!」
「……」
悔しかったのでそのまま夕食を作り終えるまで無言を貫く事にした。
作った夕食を食べ終わると遅く帰らせるわけにもいかないので家まで送る事にした。
「でね?その時凛がね…」
μ'sで真姫のやってることを聞いているのだが退屈しない。
「でもあの時高坂先輩が…」
「ふふっ…あはははっ…!」
「?」
絶えることの無い話題の多さに思わず笑ってしまった。キョトンとした顔の真姫に思ったことを口に出す。
「またお前の活き活きした顔を見れてよかったよ。あの時からお前が笑ってるところはついぞ見なかったからな」
「…彰馬」
「ほれ、もう着いてるんだ、さっさと行けよ。とりあえず明日は練習も勉強会もないのだからゆっくり休んどけ」
「…うん…じゃあ、またね。彰馬」
この時の俺が悲しそうな顔をしていることに俺自身も気づいていなかった。
「またね…か。本当に、俺もわからねえな…自分の事のはずなんだけどな…」
次回、第7話「予期せぬ再会」
(もっとイチャコラを書きたいと)やったんですよ必死に!!その結果がこれ(駄文)なんですよ!!
この先もっと読んでくださる皆さんの口の中で砂糖が錬成されるくらい頑張ってイチャコラを書きます!
受験もあるので今年はあまり更新できないかもしれませんが許してください。
なるべく早く次挙げられるように頑張ります。
それでは、皆様、また次の話でお会いしましょうノシ