テラフォーマーズ青い流星(凍結)   作:悪魔の実

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今回も変身するライダーは王蛇です!


4話 シーラを救った王蛇

前回のあらすじ 神桐龍雅はロシア・北欧第3班の脱出機に乗り込んでいた。そして、第3班は無事にアネックス1号から脱出し人工的に作られたピラミッドに到着した。そこで、何故かデジャスの能力を盗んだテラフォーマが現れた。龍雅はゴキブリ達は俺達が落としていった髪の毛を集めてバグズ2号の乗組員達の能力を盗んだと推理した。龍雅は原作でメダカハネカクシの能力を持ったゴキブリに首を引きちぎられて死ぬはずだったイワンの姉エレナを仮面ライダー王蛇に変身してエレナを救った。龍雅はエレナを救ったあとまた王蛇に変身してバイクに跨り日米合同第1班に向かった。

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〜日米合同第1班〜

今まさにシーラは命の危機に直面している。それはなぜかというと原作でしっかりと起動していた対テラフォーマー発射式蟲獲り網が起動しなかったからだ。ゴッド・リーの能力を盗んだゴキブリはシーラに近づいて行った。そして、即座にマルコスと小吉がシーラを助けようとするが距離が遠く間に合わなかった。シーラはここでこう思った。

 

(あぁ、私ここで死ぬんだ。折角燈に日本語教えて貰ったのにな無駄だったな)

 

シーラはそう思うと静かに目をつぶり殺されるの待った。

そして、マルコスと小吉が叫んだ。

 

『シーラ!』

 

二人が叫ぶと同時に1台のバイクが脱出機の窓をぶち破りゴキブリに突進してバイクごと外に吹き飛ばした。そして、シーラと他の乗組員達は全員窓から外を見た。そこに居たのはバイクから降りた紫色をした鎧の戦士だった。鎧の戦士はすぐさまシーラを殺そうとしたゴキブリを吹っ飛ばして戦闘不能にした。紫色の鎧の戦士はゴキブリに近付きハイドロキノンが着いている両手を切断した。そして、紫色の鎧の戦士は手に持っていた剣でゴキブリを刺し絶命させた。そして、ゴキブリを担いで脱出機の虫籠に入れて脱出機に戻り小吉に声を掛けた。

 

「よお、小吉無事か?」

 

紫色の鎧の戦士が小吉にそう聞くと小吉はこう答えた。

 

「あぁ、龍雅大丈夫だよ!」

 

小吉がそう言うとマルコスがこう言った。

 

「え、艦長そこに居る紫色の鎧の戦士は神桐さんなんですか!」

 

マルコスがそう言うと紫色の鎧の戦士はこう答えた。

 

「あぁ、その通りだあと、今変身しているライダーは仮面ライダー王蛇だから王蛇と呼んでくれ」

 

王蛇がそう言うと乗組員達は無言でうなづいた。

そして、王蛇はシーラを殺そうとしたゴキブリの両手を小吉に見せた。

 

「お、おいどうしたんだよいきなりゴキブリの両手何って見せて」

 

小吉がそう言うと今まで黙っていた明明が口を開いた。

 

「小吉君よく見てそのゴキブリの両手に何か穴みたいのがあるわ」

 

小吉はそれを聞くとゴキブリの両手をよく見た。するとそこには

 

「おっ、ホントだ穴がある!でも、なんの穴何だ?」

 

穴があった。そして、小吉は何故ゴキブリの両手に穴があるのか不思議に思っていた。それを見た龍雅はこう言った。

 

「実はそれゴッド・リーの能力ミイデラゴミムシの能力ハイドロキノンが出る穴何だ。」

 

それを聞いた乗組員達は耳を疑った。しばらく沈黙が続きその沈黙を破ったのは小吉だった。小吉は龍雅にこう言った。

 

「何故リーの能力が盗まれてるんだよ!」

 

小吉がそう聞くと龍雅は落ち着いてこう答えた。

 

「簡単だゴキブリが俺達がバグズ2号に乗ってやってきた俺達の髪の毛や皮膚を集めて俺達の能力を盗んだよ、ゴキブリはそこまで進化しているってことだ。しかも、さっきデジャスの能力を盗んだゴキブリと戦闘したよ多分バグズ2号の乗組員達の能力は全部盗まれているだろうな」

 

龍雅はそう言うと小吉はしばらく黙り込むこう言った。

 

「あぁ、成程貴重な情報感謝する」

 

小吉がそう言うと同時に外にゴキブリが現れた。それを見た小吉は指示を出した。

 

「加奈子,慶次,マルコス,龍雅は俺と共に外にいるゴキブリを倒す。そして残りの戦闘員達は脱出機の中で非戦闘員を守っていてくれ!」

 

小吉はそう指示を出したあと俺たちを連れて外に出た。

そして、小吉達はそれぞれ人為変態をした。

俺は小吉達が全員変態したあと小吉の指示を待った。

そして、俺は王蛇の武器べノバイザーを構えながら小吉にこう言った。

 

「おい、小吉何故か知んないけど目の前に菜々緒の能力カイコガとジャイナの能力クロカタゾウムシの能力を盗んだゴキブリ野郎が居るんだがお前どっちをやりたい?」

 

俺が小吉にそう聞くと小吉はこう答えた。

 

「そんなもん決まってるだろうがカイコガの方だよ」

 

俺はその答えを聞きこう言った。

 

「フッ、そう言うと思った。俺はジャイナの能力を盗みやがったクロカタゾウムシの方をやるわ」

 

俺達はそれぞれそう言うとマルコスたちがこう言った。

 

「艦長,神桐さん俺達も手伝います!」

 

小吉はマルコスにこう言った。

 

「マルコスこの2匹は俺と龍雅が倒すお前らは脱出機に戻って非戦闘員を守っている戦闘員達と共に非戦闘員を守っていてくれ!」

 

小吉がそう言うとマルコスは何かを感じたのか小吉の言うことを聞き慶次達を連れて脱出機の方向に向かった。そして俺はクロカタゾウムシのゴキブリを見てこう思った。

 

(確かこいつらが出てくる時間帯は夜だと思ったんだけど俺がこの世界に来たことで少し原作が変わっているのか?まぁ、でもそのお陰でシーラとついでに開紀も救えたし良しとするか)

 

俺はそう心の中で考えているとクロカタゾウムシのゴキブリは勢いよく俺に向かって来た。俺はべノバイザーでクロカタゾウムシの攻撃を受け止め腹にキックをして距離を取った。そして、俺はすぐさま飛び出してクロカタゾウムシのボディに連続パンチをお見舞したそして、俺はこう言ってからファイナルベントを発動させた。

 

「おい、クソゴキブリ今からお仲間がいっぱいる天国に連れて行ってやるから待ってろよ!」

 

俺はすぐさまベノスネーカの口まで飛びべノクラシュをお見舞させた。そして、クロカタゾウムシのゴキブリはそのまま倒れ爆発して死亡した。そしてすぐさま近くにいたゴキブリたちを蹴散らしてからマルコス達が居る脱出機に向かった。そこには既に小吉がカイコガを倒して戻っていた。俺は小吉にこう言った。

 

「よお、小吉俺は今度日米合同第2班の所に向かうわ!」

 

俺がそう言うと小吉はこう答えた。

 

「あぁ、分かった。気おつけろよ!」

 

小吉はそう言うと俺は変身を解除してバイクに跨り日米合同第2班がいる場所に向かった。俺は日米合同第2班のところに向かう前にある部隊の人たちにこう言った。

 

「お前らはとりあえず俺がいいって言うまで現れるなよ」

 

俺がそう言うとある部隊の人達は全員うなづいた。

そして、俺は誰もいない火星の道でこう言った。

 

「さてと、次は小吉の場所に行くか」

 

龍雅はそう言うとバイクのスピードを上げた。

そして、ある場所にある人が立ってこういった。

 

「おかしい奴らがいない」

 

そいつはしばらく周辺を探索してから違う場所に向かった。




細かい事は気にしないでください!

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