テラフォーマーズ青い流星(凍結)   作:悪魔の実

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4話 メテオの力

前回のあらすじ バグズ2号の乗組員達は遂に火星に到着した。デイヴス艦長はそれぞれの方向に乗組員達を向かわせた。龍牙とジャイナは西に行く振りをして小吉と奈々緒が向かった北に行き無事に奈々緒を救った。そして、奈々緒を殺そうとしたゴキブリを後に駆けつけてきたティンとマリアに手伝ってもらいバグズ2号まで持ち帰った。そして、マリアは地球に帰還するとことを進めた。しかし、デイヴス艦長は何も言わなかった。そして、火星に着いて始めて口を開いた。リーが単独でテラフォーマの巣を探すためにバグズ2号から出ていってしまった。龍牙はリーを助ける為に船内でメテオに変身した。

_______________________________

 

「仮面ライダーメテオ?」

 

小吉がそう言った。

 

「あぁ、そうだ」

 

俺はこう答えた。

 

「艦長俺はこれからリーの援護に向かいます!いいですよね?」

 

俺はデイヴス艦長にそう聞いた。そして、デイヴス艦長はこう答えた。

 

「うむ、いいだろ」

 

デイヴス艦長はそう言ってくれた。

 

「でも、どうやっていくの?」

 

ジャイナがそんな質問してきた。

それに対して俺はこう答えた。

 

「それは、こう行くんだよ!」

 

俺はそう言うと体を青い流星にしてリーがいる方向に向かって行った。

 

〜バグズ2号〜

 

「艦長龍牙のあの力は何なんですか!」

 

小吉がデイヴス艦長にそう聞いた。ティンの質問にデイヴス艦長はこう答えた。

 

「俺も詳しくは知らないがお前達が受けた手術よりは強いらしい」

 

デイヴス艦長のその言葉にバグズ2号に居た乗組員達は驚いた。

 

「なぁ、俺達が受けた手術よりですか!」

 

小吉がそう聞いた。

 

「あぁ、そうだ」

 

デイヴス艦長は冷静にそう答えた。

 

「だが、幾ら俺達より強いからって龍牙一人にリーの援護に向かわせたんですか?」

 

ティンがデイヴス艦長にそう質問をした。そして、ティンの質問にデイヴス艦長はこう答えた。

 

「アイツのあのメテオはゴキブリの攻撃に耐えられる耐久力がありしかも、一撃でゴキブリを倒せる。」

 

デイヴス艦長の言葉に又もやバグズ2号に居る乗組員達は驚いた。

そして、デイヴス艦長はこう言った。

 

「だから、アイツを神桐龍牙を信じてくれ」

 

『はい!』

 

乗組員達の答えは皆を一緒だった。

 

〜ゴッド・リーサイド〜

 

「・・・・・・何だありゃあ・・・・・・」

 

リーはそう呟いたあとこう言った。

 

「・・・早速か・・・」

 

そう言うと一つの注射器を取り出した。首に刺し姿を変えた。

 

「悪いが・・・先手必勝でやらせてもらう」

 

〜説明〜

ミイデラゴミムシリーの手術のベースとなったこの昆虫は“過酸化水素“と“ハイドロキノン“二つの物質を体内で合成し超高温の「ベンゾキノン」を爆音とともに放出する。

 

〜再びゴッド・リーサイド〜

 

「リーはそう言うとゴキブリに向けてベンゾキノンを放った。

しかし、ゴキブリは死なず一般に火や熱湯などの高熱に弱いとされるゴキブリだが如何なる環境にも容易く適応するのがゴキブリである。

 

「・・・チッ面白ェ・・・!!」

 

リーはそう言うと短剣を取り出しゴキブリに向かって行こうとした。

原作ならここでやられてしまうリーだがリーの目の前に居たゴキブリを青い流星がぶっ飛ばした。

 

「な、何だこりぁ?」

 

リーがそう呟いた。

 

青い流星から現れた。鎧の戦士はこう言った。

 

「仮面ライダーメテオだよ!」

 

「仮面ライダーメテオ?ちょっと待ってその声は神桐か?」

 

リーは仮面ライダーメテオにそう聞いた。

 

「あぁ、そうだよリー助けに来たぜ!」

 

仮面ライダーメテオはそう言った。そして、リーの答えはこうだった。

 

「俺には助けは要らねぇ此奴は俺が倒す!」

 

リーが指さした方向には仮面ライダーメテオがぶっ飛ばしたゴキブリがよろよろと立ち上がっていた。そして、仮面ライダーメテオはリーこう言った。

 

「うるせぇ!お前に死なれたら困るんだよ!」

 

仮面ライダーメテオはそう言うとゴキブリに近づきパンチを食らわせた。すると、ゴキブリはそのまま吹っ飛んでガクリと倒れ動かなくなった。それを見たリーは思わずこう呟いた。

 

「・・・強い・・・」

 

そして、こう言った。

 

「・・・フッ、分かったよ龍牙が一緒にやろうぜ!」

 

リーはそう言うと龍牙の後ろに立った。

それを聞いた龍牙はこう言った。

 

「あぁ、だが死ぬなよ?」

 

「へぇ、誰が死ぬかよ!」

 

リーはそう答えるとゴキブリに向かって行った。

 

〜30分後〜

 

「ハァハァ、やっと終わったか」

 

リーがそう呟いた。

 

「あぁ、らしいな。取りあえず艦長達の所に向かおう」

 

リーの呟いき龍牙がそう答えた。

 

「あぁ、そうだな」

 

リーがそう言った途端龍牙が思い出し様に言った。

 

「ヤベぇ、早く行かないとバグズ2号にゴキブリが!」

 

それを聞いたリーはこう聞いた。

 

「どうゆう事だ?」

 

「実はさっきまで戦っていたゴキブリが一匹空を飛んで逃げて行ったんだよ。最初は逃げたならいいかと思ったんだが今思えばあっちの方向にはバグズ2号がある方向だったんだ!」

 

「マジかよ!それを早く言え!」

 

リーはそう言うと更に走るペースを上げた。

 

〜バグズ2号〜

 

「か、艦長!大変です!何者かが来てます!」

 

「まさか・・・」

 

デイヴス艦長がそう言った途端にゴキブリがバグズ2号の窓を割り現れマリアに向かって行った。そして、ここで、マリアは手術の力でガードしようとするがガードが足りなく真っ二つになる筈だった。しかし、ゴキブリの手はマリアに届いていなかった。その理由は簡単だゴキブリが開けた。窓の穴からリーを追って行った人物神桐龍牙がメテオに変身したままゴキブリの手を押さえつけていたからだ。

 

「大丈夫かマリア?」

 

龍牙はそう言うと膝蹴りでゴキブリの胴体を真っ二つにした。

そして、入口からリーが飛び込んできた。

 

「皆は無事か!」

 

リーの答えに龍牙が答えた。

 

「あぁ、さっき一匹侵入して来たが俺が倒したぜ」

 

龍牙は胴体を真っ二つにされているゴキブリを指しながら言った。

リーはそれを見ると安心したようにこう言った。

 

「なら、いいが」

 

ここで、誰もが一息付けると思っていたしかし、窓を除いたトシオの声でその空気は変わった。

 

「た、大変です艦長!外にゴキブリが多数居ます!ざっと数えると100体は居ます!」

 

デイヴス艦長はそれを聞くとこう答えた。

 

「なら、俺がその100体を相手にしよう!」

 

そう言ってリー同様注射器を首に刺そうとしたが龍牙が止めた。

 

「何だ龍牙?」

 

デイヴス艦長の問に龍牙はこう答えた。

 

「艦長アイツらは俺が仕留めます」

 

龍牙はそう言うとゴキブリ達が居る所に向かって行った。

 

〜バグズ2号〜

 

「デイヴス艦長いいですか!」

 

又もや小吉がデイヴス艦長に言った。デイヴス艦長が言う前にリーが答えた。

 

「アイツなら大丈夫だ。俺が保証する」

 

リーの答えに小吉は納得行っていなかった。

リーはそれを見るとこう言った。

 

「納得行かねぇなら外を見てみろよ」

 

リーはそう小吉に言った。小吉はリーを言われるがままに窓を除くと驚きの光景がそこにはあった。

 

「おら、来いよ!」

 

龍牙はゴキブリ達を片っ端からなぎ倒していたのだ。

その光景を見た小吉と他の乗組員達は驚きをかくせていなかった。

 

「あぁ、リーが言った通り俺は龍牙の事を信じるよ」

 

小吉はそう言った。

 

〜龍牙サイド〜

 

「フゥー、やっぱ数が多いなー」

 

龍牙はそう言うと懐からメテオストームスイッチを取り出した。そして、そのスイッチをベルトにはめた。

 

『メテオ!レディー?

 

俺の運命は・・・

 

OK

 

ビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュンビュオー!!

 

嵐を呼ぶぜ!』

 

その攻撃によってゴキブリ達は倒されて行った。しかし、まだ数は減らない。

 

「仕方ねぇサービスだ!」

 

龍牙はそう言うとシャフトにメテオストームスイッチを入れてこう叫んだ。

 

『喰らえ!メテオストームパニッシャー!』

 

シャフトから放たれたコマは残りのゴキブリ達を倒して行った。

そして、最後のゴキブリが倒れたのを見て龍牙は一息着いてこう言った。

 

「フゥー、やっと倒したか取りあえずバグズ2号に戻るか」

 

龍牙はそう言って変身を解かずにバグズ2号に向かって行った。

 

〜バグズ2号〜

扉を開け龍牙が帰ってきた。

 

「デイヴス艦長ここは時期にやられるかもしれない取りあえずここから脱出してバグズ1号に向かいましょ!」

 

その問にデイヴス艦長はこう言った。

 

「確かに、バグズ1号はこのバグズ2号と同じ仕組みになっているはずだ上手く行けばここ居る全員が助かるかもしれない!よし、ここを脱出するぞ脱出する為にはデジャス!お前の能力が必要だ!頼むぞ!」

 

「はい!」

 

デジャスはそう答えた。

 

〜5分後〜

 

車に全員が乗り込むとデジャスは注射器を首に刺した。

 

〜説明〜

デジャスの手術のベースはメダカハネカスシという敵がせまるとガスを勢いよく発射しジェット噴射の様に水面を飛んで逃げるそれによってメダカハネカクシは自長の150倍の距離を1秒で移動すると言われそのスピードは単純に人間サイズに直すと時速945kmに相当すると言われている。

 

デジャスはその力を使い口から出した。ジェット噴射で車を飛ばした。ここで、デジャスは首を千切られ死亡するはずだった。しかし、車が出る所にいたゴキブリ達は龍牙が持っていたゼンリンシューターによって撃ち殺されていた。そして、無事にゴキブリ達を振り切り小吉はデジャスに声を掛けた。

 

「すげぇぞデジャス!!」

 

「あぁ、俺もこんなにうまく行くとは思わなかった!」

 

小吉の言葉にデジャスはそう答えた。

 

「よし、このまま犠牲者を出さずにバグズ1号に向かうぞ!」

 

デイヴス艦長がそう言うと車のスピードが更に上がりバグズ1号に向かって行った。

 




細かい事は気にしないでください!ウッドの裏切りはバグズ1号に着いてからです。

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