1話 バナナ?
乗組員92名 幹部乗組員7名 艦長小町小吉
俺達は今アネックス1号の目の前に立っている。そして、小吉が号令を掛けた。
「行くぞ」
その、号令で俺達はアネックス1号に乗り込んだ。
大型宇宙艦「アネックス1号」人員計100名西暦2620年3月4日地球を発つ
〜アネックス1号内〜
俺達は無事に地球の重力圏から脱出するとアナウンスが流れた。
『えー、乗組員諸君・・・シートベルトを外してくれあとは火星に着くまでそちらの居住エリアで過ごしてもらう。居住エリアは人工的に底重力を作り出してあるが任務まで体が鈍らないよう毎日のトレーニングを欠かさないように』
小吉がそう言うと俺とティンの目の前で原作キャラのマルコスとシーラがぴょんぴょん跳ねていた。
「おー、ホントだ」
「どーやってんだろーね」
その、疑問を俺達は聞くとティンが説明してこようぜよ言ってきたので説明に行こうとしたら又もやアナウンスが流れた。
『えー、一つ忘れていた。幹部エリアは原則的に立ち入り禁止だけど何か困ったことがあれば遠慮なく内線で知らせてくれそして、龍牙の部屋は出入り自由だ。』
その、言葉を聞くと俺は操縦室に居る小吉の所に向かおうとしたがティンに止められ断念した。すると、第二部の主人公膝丸燈がこう言った。
「なぁ、龍牙って誰だ?」
燈がシーラにそう聞くがシーラはこう答えた。
「さぁ、私も知らない、アレックスとマルコスは?」
シーラはアレックスとマルコスに聞くと二人はこう答えた。
「いや、俺達も知らないぜ」
その、言葉を聞くとシーラは今度はエヴァにこう聞いた。
「じゃ、エヴァは知ってる?」
エヴァの答えも同じだった。
「私も知らないかな」
俺は肩を落とすとティンが励ましてくれた。俺達は燈達に自己紹介をしに行こうとするとまたアナウンスが流れた。
『えー、因みに幹部の中で独身なのは俺とミッシェルとジョセフとティンと龍牙だ。」
小吉がそう言い又もやアナウンスが流れた。
『おい、小吉さっきのはなんなんのか?そうよ!さぁ、覚悟を決めなさい!ちょっと3人共落ち着いてなぁ!問題無用』
そんな、アナウンスが流れてから数分今度はこんなアナウンスが流れた。
『ぎゃあああ、ちょ、たす助けてくれー龍牙ープヅン』
アナウンスは俺の名前を最後に途切れた。
「なぁ、今のは何だったんだろうな?」
マルコスがそう聞くと燈がこう答えた。
「もしかして侵入者かも」
燈がそう言うとシーラがこう言った。
「えっ、なら幹部に知らせなきゃ!」
シーラが言った言葉を聞くと俺とティンが燈達に話し掛けた。
「大丈夫だよ」
俺がそう言うとシーラ達は振り返ってこう言った。
「えーと、貴方は?」
俺はその問にこう答えた。
「あぁー、俺は幹部の神桐龍牙だ。そして俺の後ろいる奴がティンだ。一応ティンも俺と同じ幹部だ。よろしくな!」
俺がそう言ったあとティンも挨拶をした。
ティンが挨拶し終わると燈達も自己紹介をしてくれた。
〜10分後〜
俺達はすっかり燈達と仲良くなり喋りながらアネックス1号の艦内を回っていた。
「えっ、龍牙さんとティンさんも艦長と同期だったんですか!」
その質問に俺達は頷いた。
「あの、二人は野球をやった事はあるんですか?」
アレックスとマルコスが俺達に聞いてきた。
「あぁ、俺は高校でやってたぞ」
「俺はやった事はないな」
俺とティンはそう答えるとアレックスが俺に寄ってきた。
「じゃ、龍牙さん一緒にやりましょうよ!」
俺はそう言われるとティンの方向を向くとティンは先に部屋に戻っていると言い帰って行ってしまった。俺はそれを聞いてこう答えた。
「まぁ、いいかやろうぜ」
俺はそう言うとアレックスが嬉しそうに俺の手を引っ張って行った。
俺達が着いたのはアネックス1号のホールだった。
そこで見た光景は喧嘩している男の一人がもう一人の男に殴り掛かろうとしている所だった。俺は仕方なく止めに行こうとするとここで一人の男が体を張って喧嘩を止めた。俺達はちょっと近くに居たペギーと医療班のエリカと一緒に喧嘩を止めた男の治療をしていた。
「えーと、お前は?」
俺がそう聞くと男はこう答えた。
「イワンっす!」
おぉー、そうだそうだこいつは確かマーズランキング10位のイワンだ俺はそうな事を考えっていた。しばらくするとイワンの治療をしていた。ペギーとシーラとエリカが話し掛けてきた。
「あ、あの龍牙さん治療終わりました。」
エリカがそう言うと俺はこう答えた。
「そうか、3人共ご苦労さん。」
俺はそう言うとアレックス達の方向に向かって行き野球をやり始めた。
〜アネックス1号が地球を出発してから39日が経った。〜
俺達がアネックス1号に乗り込んで39日目の朝をむかえ仲間達と雑談をしていると艦長室からアナウンスが流れた。
『こちら艦長室もうじき火星の大気圏に入る総員2時間語にAエリアに集合すること!装備を確認後プランアルファにて火星への着陸ミッションを開始する!」
〜艦長室〜
小吉が艦内の異変に気づいた。
「・・・・・・何だ・・・?」
小吉はそう呟くと
「ミッシェル!今動けるか?ちょっと調べて来てほしい所があるんだが」
小吉はミッシェルにそう伝いた。
〜燈&マルコスサイド〜
燈とマルコスはシャワー室の前で雑談をしていると燈がシャワーの音に気が付きこう言った。
「誰だ?まだシャワー浴びてんのは」
「そういやさっき多分中国の女の子が一人入って行くのが見えたな」
マルコスと燈はそんな事を話しながらシャワー室のドアまで近寄ると勢いよくシャワー室の扉が開き二人は土下座をして謝った。
しかし、シャワー室から出てきた人は中国の女じゃなかった。
出てきた人は火星に居る筈のゴキブリだった。
その、ゴキブリの手には胴体を真っ二つにされている中国の女が居た。それを見た燈はこう叫んだ。
「うおおおおぉ、な・・・な何でだ・・・まだ火星に着いてねぇだろうがよぉおォォォ」
燈がそう叫ぶとゴキブリは手に持っていた中国の女の死体を置き金棒を洗い燈に叩きつけた。燈は間一髪避けた。二人はそれを見てこう思っていた。
(き、奇跡・・・!!今、よけられたのは奇跡だ・・・!!ちょうど台所のゴキブリが人間の最初の一撃をかわしたのと同じ・・・)
燈は総考え終わったあとマルコスを倉庫に行かせた。
そして、燈はゴキブリと対峙しているとミッシェルが来て燈を倉庫に向かわせた。すると、そこで目にした光景はゴキブリが薬を壊していた所だ。マルコスと燈はその光景を見ていると小吉が来てこう言った。
「お前達は勇敢だ。」
「おそらく他のエリアにも侵入しているジョーはクルー居住区アシモフは倉庫劉は動力部アドルフとティンはもう一つの倉庫そして、龍牙お前は脱出機を守っていろ」
小吉の号令の元に7人の幹部は散らばっていった。
そして、作戦はプランデルタに変わった。
〜10分後〜
他の幹部達は全員ゴキブリを殺し脱出機の所に向かうと燈達と合流し小吉が脱出機のドアを開けたするとそこで目にした光景は龍牙がメタルシャフトを持ち10体のゴキブリと戦っていたのだ。
それを見たミッシェルは叫んだ。
「艦長、艦内に侵入したのは6匹の筈だろ何故ここには10匹居るんだ!」
「これ、ヤバくないですか?」
「あー、確かに」
「助けた方がいいと思うぜ艦長〜」
ミッシェル、ジョー、劉、アシモフの順いい
燈達がこう言った。
「艦長早く龍牙さんを助けてください!」
燈がそう言うと何故かゴキブリの目の前にペギーとアナスタシアとエリカが現れた。
「おい!アナスタシア!何故そこに!」
「ペギーとエリカも!」
アシモフと燈が言った。
「隊長、実は私達は眠らされていて気が付いたらここに」
「そうか。おい、龍牙早くコイツらを助け出せ!」
龍牙はそう言うと3人を艦長達がいる方向に運び前を向くと目の前にゴキブリが1体迫っていた。龍牙はとっさにメタルシャフトでガードして無傷ですんだがメテオシャフトは使い物にならなくなってしまった。
「艦長!」
燈がそう言うと幹部達は仕方なく薬を使おうとするが龍牙が止めた。
「まだ、早いよ幹部達さん。ティン投げてくれ!」
ティンはその言葉を聞くと龍牙の言う通りあるものを投げた。
龍牙はティンが投げた。戦極ドライバーを腰に巻いた。
それを見た小吉とマリアと明明とジャイナとティンは表情を変えずほかの者は表情を変えていた。龍牙はふところからバナナロックシードを取り出してロックシードを押した。するとこんな音声が流れた。
『バナナ』
『変身!』
龍牙はロックシードをベルトに付けてブレードを押すとこんな音声が流れた。
『ロック・オン』
『カモン!!バナナアームズ!!』
『ナイト・オブ・スピアー』
龍牙は姿を鎧の戦士仮面ライダーバロンに姿を変えてこう言った。
「さぁ、ここからが俺のステージだ!」
そう言うと手に持っていたバナスピアーをゴキブリに突き刺して攻撃し残り5たいまで減らしこう言った。
「さてと、そろそろ決めるか」
龍牙はブレードを二回倒すとこんな音声が流れた。
『カモン!!バナナオーレ!!』
バナスピアーは先端にエネルギーを取込み龍牙はゴキブリに突き刺した。ゴキブリはそのまま爆発して龍牙は小吉達の方向を向きこう言った。
「小吉、道は開いた行こうぜ火星へ」
はい、ぐちゃぐちゃになってすいません
訂正
奈々緒と小吉はまだ付き合っていません