ハイスクールD×D 妖怪で怪人でダークライダーな転生者の物語   作:ムリエル・オルタ

10 / 16
遅れました。

そして、以前一人につき一人のライダーまたは怪人と言いましたね?
はい、無理です。私の技量では無理です。そんな訳でこの回だけで特訓を終わらせます。
その分話が長くなりますが、きっと大丈夫(白目)



特訓最終日にグレモリー兵藤イベを持てきますが、それは次回。


強化週間(兵藤の命は保証しないものとする)

「さて、これから特訓だがそれぞれ一回は私が回ろう。大丈夫、死にはしない。きっと」

「「「「最後の言葉は聞きたくなかった!」」」」

 

私の最後の言葉にグレモリー眷属が総出でツッコむ。大丈夫だ、暁式ブートキャンプでは死人()出ない。過去にやったら廃人と一生日の目を見れなくなったりと失敗したが今回はきっと多分大丈夫だ。

 

そんな私の言葉に出さない不穏な雰囲気を感じたのか、グレモリー眷属が一斉に私から離れた。そんなに怖がらなくても良いのだが。

 

「オッホン!さぁ、特訓を始めるぞ!廃人と社会不適合者は量産しないよう配慮するが命の保証はしかねないが頑張るように」

「「「「は、はぁ……」」」」

 

顔を青くして冷や汗を流すのが特徴的でした。

 

 

 

~姫島・グレモリー~

 

 

「さて、まずは私の妖怪としての能力の大まかな特性について説明しよう」

「妖怪としての特性?」

 

私の言葉にグレモリーが聞き返してきた。それに対し私はそうだと頷く。これから妖怪の特性についての解説をしようとしたとき、姫島が声を上げた。

 

「暁さん、服の袖から何か出てますよ?これは…………絵の具?」

「ん?」

 

そう言われ、私は自分の袖口を確認する。そこからは緑色の液体が流れており、土を濡らしていた。

 

「あぁ、コレは私の血だよ」

「ち?血?嘘っ、それが?」

 

そう言って姫島は私の腕を凝視する。無理も無い。私だって相手から異様な色の血が流れたならかなり驚くだろう。今のとこ、会ったことは無いが。

 

「コレでは特訓どころでは無いな。じゃあ、まず私が妖怪として何と言われているか…。まぁ、所謂二つ名だ。二つ名は「汚れた番外」だ。最早二つ名では無くただの罵倒だがね。私的には気に入っているんだ」

「汚れた番外……………。私は知りませんわ、リアスは?」

「私も知らないわ。二つ名が付くくらいだから悪魔にも知れ渡ってると思うけど」

 

そう言って首を傾げる二人、私は若干自虐を孕んだ笑みを浮かべながら話し始める。

 

「私はね、正当な妖怪じゃ無い。妖怪とは人の恐怖から生まれるのが普通だ。まぁ、今では妖怪は信じられず、恐れもされないから適当な肉体に宿り子を成したり、最初から肉体を持つ個体も居る。私はどれにも属さない」

「じゃあ、暁さんはどうやって生まれたんですか?」

「気が付いたらそこに居た。と、言いたいけど、私は少し特殊でね。人間の負の感情だけで生まれたんだ。故に、生まれながらに狂っている」

 

二人の息を呑む声が聞こえる。が、気にしない。

 

「コレだけでは『汚れた番外』と言われない。だけどね、さっき見たように私は血の色すら違う。所謂混血だ。この体には赤い血と緑の血と白い血が混じっている。だからこそ私の二つ名は『汚れた番外』妖怪として悪行を行うのでは無く神に仕え神の僕として動く故に『番外』。

 

迫害されないのはその血の御陰、力が強く神にも顔が利くからこそ誰も私に手は出せない。それに、侮って貰っては困るんだ。同じ色の血をしているのに互いに混血と見下す連中には」

 

そう言って締めくくる。正直、妖怪としての身の上話などどうでも良い。この体は生け贄だ。今更嘆こうと変わることは無い。

 

気まずい静寂の中、私は手を三回叩き二人の意識を戻す。ハッとして此方を見る二人に満足しながら私は話を始める。

 

「さて、私の妖怪としての特性だが。まず、妖怪は妖力を使って呪いを起こす。火をおこす雷を起こす雨を降らせる。その者の妖力の所持量に応じて行える範囲も広がる。

魔力には色があるが妖力には色は無い。ただ、その者の根源が関わってくる」

 

そう言いながら私は手頃な木の棒を掴み、上へ投げる。そして同時にその枝が黒い炎に焼かれた。そして、自由落下する枝に追い打ちとばかりに紫電が向かった。

そして飛んでいった紫電に当たった枝は燃えていたこともあり、木っ端みじんに塵も残さず消えた。

 

「私の根源は『嫉妬』故に消えない炎。故に突き刺す紫電。他の水等も出来るけど炎や紫電よりかは威力が落ちる」

「それが私達にどう関係が?」

 

グレモリーがそう聞いてくる。ここからが本題だ。

 

「グレモリーと姫島には私にダメージを与えられる程度には鍛えて貰う。勿論、妖怪としての私だ。異形では異形しか勝てん」

 

そう言って肩をすくめる。背後から爆音と悲鳴が聞こえるが気のせいだろう。

流石にその事に気が付いた姫島とグレモリーが此方をジト目で見てくる。

 

「アレは恐らく兵藤だろう。死にはしない。まぁ、重量級の異形を数体送り込んだが…………………………複雑骨折程度だろう」

「「全く程度じゃ無い!?」」

「そうか?うぅむ、どうやら常識に喧嘩を売りすぎたらしいな。どうでも良いが」

 

そう言いながら私はビートルロード、スカラベウス・フォルティスに変身する。私の中で能力無しで最も堅い怪人。コーカサスアンデットとは違う堅さのある怪人。

この堅さがあれば練習も出来るだろう。

 

「暁さんですよね?」

「当たり前だ、私は私だ。さて、練習は私に攻撃することだ。一歩でも私を後ろに引かせることが出来れば合格、出来なければ鬼畜ブートキャンプだ」

「ちなみに鬼畜ブートキャンプとは?」

「気になるか?24時間ぶっ通しで魔法使用、魔力が切れれば強制的に回復。私を一歩でも退かせることが出来るまで眠ることも許さない。

 

そして10回ごとに私も自身に強化妖術をかける。100回を超えれば私からもある程度攻撃をする。それを回避しながら私に攻撃する。勿論、眠っては駄目だ。

 

私の攻撃が当たれば一回につき一回妖術で強化する。この合宿が終わるまでそれが延々と続くぞ?」

 

する気は無いが。と、口の中で呟く。昔これをやったらやった相手が廃人一歩手前まで追い詰めてしまってからは口先だけの脅しになっている。まぁ、御陰で奴は格段に強くなったが。今回十五人の中に入れておくか。

 

顔を青くした二人を見ながらそんな事を考えていると、左肩に衝撃が奔る。見れば、光の残滓が漂っていた。

 

「良い雷だ。しかし、私を動かすには些か威力不足のようだな」

「嘘っ。全力でしたのに………!」

「な、なら!」

 

驚きで固まっている姫島の横でグレモリーも攻撃してくる。滅びの魔力か…。

確かに、驚異だがそれは本来の力通りになった場合。今のように魔力の収束や密度がガバガバな状態では無力。

投げつけられたグレモリーの魔力をはたき落とす。流石に直撃した際何が起こるか分らないからな。

 

「弾いた!?」

「手に妖力を纏わせれば弾くことが出来る。だが、失敗すれば自らの体にダメージが入る。これは魔力でも言えることだ。気をつけるように」

「まだまだ!」

 

こうして特訓は続いていく。

 




~その後~
姫島・グレモリー
「どうした!?貴様らの攻撃はこんなモノか!?もっと、掛かってこい!」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ!?」
「ね、眠くて集中できない…………!」
「言い訳無用!」
「「きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

木場
「太刀筋は悪くないがフェイントを入れろ」
「はい!はぁッ!」
「誰が一撃を軽くしろと言った?フェイントを入れそして攻撃は重くだ!」
「は、はい!」

兵藤
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!????????????」
「フハハハハハハハハ!!!!!!!惰弱惰弱惰弱!!!!!!!!!」
「俺の時だけえげつなくないですか!?」
「喋れるとは余裕だな。もう一つギアを上げるぞ?」
「死にたくないぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
「フハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!」


読み返すとアーシアが眷属入りしていないことが発覚。書き足そうかと思いましたがめんd………技術的に無理なのでご都合主義(超常現象)で眷属入りしたことにします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。