ハイスクールD×D 妖怪で怪人でダークライダーな転生者の物語   作:ムリエル・オルタ

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そんな訳でついに転生者が現れます。そして主人公の素性が明かされます。



敵は主人公ライダーだったり他作アニメの能力だったりします。






それではどうぞぉ!


襲撃の転生者

いつも通りグレモリーの見回りの穴を補填するようにその場を見回って居ると私の能力で駒王町全域に配置していた内の一匹のワームが消えた。定時連絡のように脳内に送られてくる念話が一つ足りないのが証拠だ。

 

「ちっ、並のはぐれ悪魔にはやられない筈だが…。SS以上か…、面倒だな」

 

一言そう呟くと同時に妖狐になり、その場に向かった。

 

駒王町と隣町との境界線近くにある廃墟、元工場と言うだけあって中はとても広い。ココでワームの反応は途切れている。

私はキャンサースイッチを取り出し、スイッチを押す。それによりキャンサードディアーツに変身した。その後、廃墟のある一部を見ながらこう言い放つ。

 

「ふぅ、まさかこれに変身するときが来ようとは…。で?いつまでそこに隠れている」

「まさか、ココにも転生者が居たとはな!それも悪役、オリ主である俺の踏み台転生者って所か」

 

そう言って出て来たのはこの世の者とは思えない程顔の整った男だった。しかし、その目には獣欲に似た欲望が渦巻いており、その容姿を台無しにしていた。

それにしても、今転生者と言ったか?まさか、此奴も転生者?

 

「成る程、その言葉。君も転生者か、それで?何故駒王町に来た?ココは神話勢力が悪魔に一時的に貸し与えているが我ら高天原の庭だ。そんな所で何の真似だ?」

「高天原ぁ?何訳の分らないこと抜かしてんだよ。俺はこの世界に転生してさっさと奴隷ハーレムを作りたいんだよ!お前もどうせその口だろ?」

 

そう言って其奴は下品な笑みを浮かべた。奴隷とな?そんな制度悪魔に許可した覚えは無い。それに此奴からは人間の匂いしかしない。

 

「人間が何を言っている?この地を治める悪魔に我々は奴隷制を許した覚えは全くない。君が言ったようなハーレムなど私は興味が無い。そんなモノは胃に穴が開くか人生の墓場への特急便だ」

「はっ!良い子ぶってんじゃねーよ!俺はさっさとリアスを探して赤龍帝を始末して悪魔になってハーレムを作るんだよ!変身!」

 

其奴はそう言った瞬間腰にバックルを付けた。あれは、あー分った。

 

turn up

 

「君…………いや、貴様、ブレイドか」

「ご名答!俺は仮面ライダーブレイド!最強のオリ主だ!」

 

そう言ってブレイドはブレイラウザーを右手に持ち突進してきた。突撃してくる姿には隙が多く、戦闘に関しては素人だと言うことが窺える。

私は慌てず右手の鋏でブレイラウザーを防ぎ、速攻で梃子の原理でブレイライザーを落とす。この際、右手首にダメージを負わせることも忘れない。

 

「痛ぇ!お前、オリ主である俺に逆らって良いと思ってるのか!?」

「生憎、そのオリ主とやらも知らないし、私は全神話勢力の代表者だ。此所で貴様のような雑魚に負けるわけには行かないんでね」

 

私がそう言うと、怒ったのか痛めていない左手で殴ってきた。私はそれを難なく防ぐ。今の私は蟹だ。残念ながら腹は薄いがそこ以外は厚い装甲で覆われている。

 

「なんでそんなに堅いんだよ!俺はオリ主だぞ!?この世界最強の存在だぞ!?」

「この世界で最強はグレートレッドだ。奴以外にあり得ない。それに、最強の存在を名のるならその無駄に隙の多い体勢をどうにかしたまえ」

 

そう言った後ブレイドの腹を思いっ切り蹴り飛ばし距離を取る。ブレイドはジャックフォーム、キングフォームと警戒すべき点が多いがそれ以外にもカードの能力が厄介だ。このブレイドがどのカードを所持しているかは分らないが警戒して距離を取るのは正解だろう。まぁ、ジャックフォームなどに使うラウズアブゾーバーが見当たらなかったので更なる進化に警戒する必要は無かったかもしれない。

私はそのままブレイドを見ているとブレイドはそのままヨロヨロと起き上がり近くに落ちてあったブレイラウザーを手に取った。しまった!蹴り飛ばす方向を間違えた。

 

「クソがッ!転生させた神は変なタイミングで転生させるし踏み台の癖に此奴は強いし、何なんだよ!俺はさっさとリアスの眷属になってハーレム作らなくちゃいけねぇのによぉ!」

「中身は塵だがそのベルトは回収したい。しかし、一度変身を解くのも悪手か…。仕方が無い、後が大変だが…。済まないが手伝ってくれ、フラン(・・・)

 

その言葉と同時に私の背後からスキマ(・・・)の様なモノが開きそこから赤いゴスロリを来た少女が現れた。それに対してブレイドは驚き壱歩後ずさった。

 

「どうしたのお兄様、私を呼ぶなんて」

「いや、そこに居る男のベルトが珍しくてね。私では綺麗に倒せないからフランに頼んだのさ」

 

私がそう言うとフランは顔を輝かせ、胸をはって答えた。

 

「もっと頼っても良いんだよお兄様!私はお兄様の味方だもん!」

「ははっ、そうだね。この後移動中に見つけたケーキ屋さんに寄ろうか、好きな物選んで良いよ」

「やったー!私ショートケーキが良い!」

「おい!なんで此所にお前が居るんだ!」

 

私とフランの会話で空気になっていたブレイドが突然声を荒らげそんな事を聞いてきた。それにしても此奴、カード使わないな。もしかして、使えないのか?でも、どうして?

ブレイドの物言いにムッときたのかフランが右手にレーヴァテインを握って向かおうとしたがそれを手で制す。カードを使わないことによって相手を油断させ、もう一つの特典(・・・・・)で何かする可能性が有る。

 

「貴様も転生者だろう?ならば神から弐つもらえただろう、特典(・・)が」

「それで、其奴を呼んだのか!!!!まぁ、良い。どうせお前を殺せば俺の奴隷に出来るんだからな!」

「あ"?」

 

先ほどから奴隷奴隷と五月蝿かったが今なんて言った?フランを奴隷にするだと?ユルサナイ。って、言いたいけど横に居るフランの怒気でそれどころでは無い。ハッキリ言って怖い。

 

「お兄様を殺させない!お兄様!もう良いよね?」

「え!?あ、良いよ。此奴の相手するのは気持ちが悪いからね」

「ハッ!やれるもんならやって見ろ!俺は最強だ!」

 

そう言う馬鹿を前にフランは片手を前に向けその手を握る動作をしながら、たった弐言を言った。

 

「キュッとして、ドッカーン」

「ハッ、何だよそれ!笑える……………ゴハァッ!?」

 

何か言おうとしたブレイドはいきなり苦しみ、変身が解除された。ブレイドはその場に倒れる。その場所には血が広がって行く。さっきこっそりとフランが教えてくれたがどうやら心臓をドカーン☆したらしい。普通に怖い。今更ながらフランが敵で無いことに安堵する。敵だったら絶望しか無い。これぞホントの『死ぬしか無いじゃ無い!』である。

倒れたままピクリとも動かないブレイド。死んだふりだと面倒なので近くに落ちてた錆びた鉄パイプを頭に向かって妖力で強化してぶん投げる。勿論、フランには見せないように胸に抱いておく。…………レミリアに見つかったら殺されそう…。まぁ、バレなきゃ良いか。

妖力強化で投げた錆びた鉄パイプは真っ直ぐブレイドの頭に突き刺さった。…………………いや、突き刺さったと言うより爆散したよブレイドの頭…。

流石に死んだだろう、そう思って近づきバックルを回収しようと手を伸ばした瞬間、その瞬間いきなりバックルが光り出し、粒子となって消えていった。後に残ったのは先ほどまでに無かった紙。

そこには『黒崎 蓮夜 特典:仮面ライダーブレイド 一定時間触れた相手を自分に言いなりの奴隷にする』と書かれていた。

 

「成る程、それで奴隷奴隷言っていたのか…。屑が…!………………ん?」

 

転生者ブレイドの特典、名前以外に何か無いかとくまなく見ていると紙の裏にこう書いてあった。

 

『問題行動をした転生者は貴方に任せます。大丈夫、貴方ならやれるから!ファイト!

 

追記:不慮な事故だけど素行の悪い人も送るからそっちで処理よろしく。君をその世界に送ったのそれ目的だし。ガンバッ!

 

by:転生神』

 

あ、あの神ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!通りで私の願った『歴代敵ライダー、怪人に変身出来る、召喚できる』と『東方projectのキャラを味方としてその世界に出す』が通ったのか!やられたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

私が抑止力かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!

はぁ、もういいや。諦めよ。それにフランからの目線が辛い。甘い物食べて忘れよう。そうしよう。

 

「……………フラン、ケーキ…買いに行こっか」

「うん!私、ショートケーキとチーズケーキ食べたい!」

「あははは、良いよ。他の皆も誘って食べよっか」

 

とりあえず、何ホール買おっかな。




キャンサーゾディアーツ:仮面ライダーフォーゼ

ブレイド:仮面ライダーブレイド

でした。

そんな訳でついに主人公の特典が割れましたね、チートだね。でも、考えようには胃薬片手に対応しなくちゃいけないね。ピンクの悪魔の食費とか、緑の戦闘狂とか。

頑張れ主人公!


次回は原作のフェニックスとの邂逅と主人公の名前が出ます。これで色々分るかも!?
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