AMAZON in FAIRY   作:Haganed

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唐突に思い付いたクロスオーバーです。何故か天啓からネタが降りてきました。

まだ書かなきゃならんSSがあるのに←

では、本編どうぞ


Alpha destiny

 昔々、とある場所で1つの()を産み出そうと四苦八苦した若き魔導士が居ました。その若き魔導士は、ただひたすらに命を産み出そうと魔法を駆使し材料を集め文献を集め……そしてその命を()()()()ことに命を掛けていました。

 

 幾ばくかの時を経て、その若き魔導士は命を造り出すことが出来ました。その若き魔導士は喜びました。ですが、そんな幸せも束の間にその若き魔導士はこの世を去りました。

 

 

 

 

 

 

 自らの造り出した()()()によって。

 

 そんな化け物はその若き魔導士を食した後、若き魔導士が生前使用してた文献を読み漁りました。それだけでは覚えるのは難しいのですが、その化け物は食した際に様々な知識が頭に入りました。どうやらその若き魔導士の知識を受け継いだ様です。

 

 その化け物は机に置かれた1つの物に興味を示しました。まるで()()()()()()()()()()()()()の様でありました。その直ぐ側には、その物の使い方が書かれた紙がありました。

 

 彼は使い方を覚え様々な知識を覚えた後、実験に使われていた建物から姿を消しました。服を着て、靴を履き、(かばん)に物だけを入れて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……不思議な夢を見る。極稀にしか見ないのに、そんな時の夢は何時も覚えている。

 

 仲間が居て、ギルドがあって、親代わりの人間が居て、自分を慕う人間が居て。そんなささやかな、そしてありふれた幸せ。

 

 俺が()()()()()を言った途端、全てが崩れ去る夢。

 

 それはどうしようもなかった。まるで自分の意思とは無関係に、夢の中では口を開いてしまう。そんなことが()()()()()()()()()?俺は逃げ出すだろう。何せ自分が人造生命体(ホムンクルス)で、人食いなんだから。

 

 

 

「…………ッアァ!」

 

 

 その夢をまた見て、飛び起きた。辺りを探れば夜の闇に包まれて何も見えない。唯一見えるのは空を見上げると見える月の光と幾万以上の星たちの光。

 

 傍らには討伐対象のモンスターの成れの果ての山、どうやら何時もの如く眠ってしまったらしい。全く……この力は未だ融通の利かない部分があるからな。

 

 

「夢……か。また…………」

 

 

 頭の中では別のことを考えていても、心は正直な様だ。またあの夢だ、最悪の目覚めだ。本当に最悪だ。とてもとても最悪だ。

 

 しかし物思いに耽るのも今は辞めておこう。俺は立ち上がり服に付いた砂利を払い除け、念のため持っていたバッグを肩に掛けて目的地まで歩いていく。

 

 勿論、延命の為に()()()()()()()()()()だが。

 

 ……少し話題を変えるか。もう一度俺についてのお復習(さらい)だ。

 

 俺はホムンクルス。とどのつまり人によって造られた化け物である。何故か人間の肉を食べた途端、一気に知識が流れ込んできた。あの時は小さいながらも知識による弊害を無くすために無表情に成りすぎていたな。

 

 お陰で周りからはノリが悪いなどと言われる始末。しかも当時1歳7ヶ月だぞ、幾ら肉体的に18前後の体に成ろうと実年齢違うからな?必死だったんだぞ。

 

 よりによって9歳のラクサス(歳上)に心配される始末。勿の論、兄を見るような目線で。オレノココロハボドボドダ!

 

 まぁ肉体的にあれだったし、そもそもの魔力も相まってギルドのS級に昇格したし一応便利な事はあるんだな。そう考えると余計に俺の考えが虚しくなるんだよなぁ。

 

 ……結構話題は逸れるものなんだな、取り敢えず覚えた。

 

 兎も角、S級になって初めてマスターマカロフに俺の話をした。人造生命体、そして人食いとして産み出された俺のこと。そして俺が持つこの魔法具、名称【(シグマ)ドライバー】。

 

 これは俺の体に存在する細胞全てを活性化させ()()姿()へと戻すことの出来る代物だ。とどのつまり、この人間の姿は偽物。確かに俺は化け物の姿で産まれてきたから、人間の姿なんて飾り物ぐらいにしか思っていない。

 

 ……だが俺が必死こいて本当のことを暴露したら、マカロフの爺さんなんて言いやがったっけ?

 

 あぁ……そうだそうだ。“知るかバカタレ、じゃあ食ってみろよ”だったな。あのジジイ、俺が人を食うことを我慢している時に何を抜かしやがったと内心焦った。

 

 けどまぁ……そんな爺さんの言葉で楽にしてもらったからな。感謝してるのは事実だ。エロ以外を除けばの話だが。

 

 さて……こんな事を考えていると港に着いた。行き先は【フィオーレ】、俺の家族が住まうギルド【フェアリーテイル】に向けて出発してくれよ。

 

 

 

 

 

 

 

 その航海途中に巨大烏賊(イカ)に襲われた。勿論コロコロしたが、俺は朝まで寝ることが出来なかった。解せぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 漸くフィオーレに着いた。あー……疲れた。ったくあの烏賊をコロコロしてもどうにも収まりがつかん。眠いからイライラしてるんだろうが。

 

 あ、広場でナツ&ハッピー発見。しかもナツに至っては女複数にやられてるし。ダッサ。そして金髪の誰かさんと話をしている。

 

 

「おいナツ!ハッピー!」

 

 

 離れた所で大声で呼んでみた。名前を呼ばれたのかナツとハッピーはキョロキョロと辺りを見渡して、そのあと俺が居る後ろを見た。

 

 何か急速に走って来た。んで近くで止まった。

 

 

「ロプト!帰ってたのか!?」

 

「ん、まぁな。ただいまナツ。ハッピーもただいま」

 

「あい!お帰り兄貴!」

 

「兄貴じゃねぇんだよ。つかまたその呼び名かよ」

 

 

 ふむ……やっぱ嬉しいな。こんな帰っただけで喜んでくれるのはさ。んなこと考えてたらナツの腹からデッカイ音が鳴り響いた。どうやら飯はまだみたいだな。

 

 

「ナツ、ハッピー。稼いできたから飯でも食うか?俺も腹減ってよ」

 

「良いの!?」「良いのか!?」

 

「良いんだよ。あぁ、アッチのお嬢さんも連れてこい。ギルド勧誘するぞ」

 

「「あい!」」

 

 

 敬礼したあと走って連れてきた。この間、僅か3秒ちょい。いや早いんだけど?まぁ何時ものことと受け止めて先程名乗ったルーシィを連れて飯を食いに行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 さて、レストランに着いたのは良かったが飯を食う量が多いことなんの。本当によく食うよなぁ~ナツ。食べっぷりは毎度のこと清々しいがよ。

 

 さて話を変えるがこのルーシィって女性曰く、さっきまで広場に集まっていた男『サラマンダー(偽)』の持つ指輪によって魅了されていた所ナツが乱入して洗脳を解いてくれたらしい。サラマンダーの時点でナツがイグニール探していたと考えても良いだろう。

 

 次第に話はギルドの話に。いや俺らギルドの魔導士。ナツ……は食事に夢中か。ハッピー……めんどくさそうな表情すんなコッチミンナ。

 

 俺も頼んだ骨付き肉食いながら聞いていたが……まぁギルドに入りたいのは分かった。問題は名乗ってた男だな。何か臭い。本能が告げてる。

 

 取り敢えずナツに通信用ラクリマ渡して先に金払って外に出て、んでサラマンダーと名乗ってたバカの男の情報を得ておくか。

 

 途中女性特有の甲高い声が聞こえてビビったが……何で出した?

 

 あ、俺のせいだわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 んで、今港前。先にナツは()()()()()()()()()()()()が居る船に行ったそうだ。不味いな船弱点なんだけどナツ。

 

 しゃあない……俺も素早く行きますか。

 

 

「…………“龍脈操作”『浮遊』『反発』『加速』」

 

 

 両腕を広げて呟く。すると俺の体は50㎝程浮いた。んで、そのまま走ったら人間の出せる速度より遥かに上の速度で船に向かっていった。しかも先に加速効果を付けているから十数秒で着くな。

 

 とか何とか考えてたらナツの馬鹿が船を突き破って行きやがった。揺れのことも考えやがれアホ。

 

 あ、ハッピーが誰か連れ出したな。ちょうど良い。

 

 

「『壁歩』『探索』」

 

 

 浮遊状態から船体の壁を伝って走る。探索の結果、1つの部屋に数名と船内に数名。そして踏まれてる1名。そこか。

 

 

「『邪魔(貫通)』」

 

 

 勢いをつけて壁に穴を空けながら向かう。

 

 

「『退け(衝撃)』」

 

「!?へぶぉ!」

 

「だ、誰だお前!」

 

「ロプト!……ウップ」

 

 

 1名蹴り飛ばして気絶させてナツの救出をする為に“魔力を使う”。あぁ……でも普通に助けられるから別に良いか歩いて。

 

 

「し、侵入者を排除しろぉ!」

 

「だ、ダメです!体が……動きません!ボラさん!」

 

「その名で呼ぶなぁ!」

 

 

 ボラ……あぁ。あの『ボラ』か。ギルド追放されたって聞いたショボい炎のボラか。それが今こうして目の前に……成る程利益が見えた。

 

 っと不味いな、()()()()()()()()()()な。その証拠に波が……あぁ、俺がするのなぁ。

 

 

「“龍脈操作”『緩衝』」

 

 

 船の前方2㎞程度の所で緩衝材代わりの魔力壁を作る。船は通すが威力を殺して漂着するから実際の被害は無い。流石に波は少しあるが……まぁ万事オーケー。

 

 海岸に上がり揺れが消えるとナツが目の色を変えた。足は既に先程の波の揺れで退けられており、今や自由である。でもここまでキレるのは珍しいな。

 

 あ、海岸に投げ捨てた。俺も悪のりして相手落とそっと。

 

 

「ホイっと」

 

「アラァ!?」

 

 

 何か言った様けど気にしない。首根っこ掴んで投げ飛ばしたけど気にしない。同じようにしたけど気にしない。

 

 ナツも地上に降りて戦闘開始。いやー見てて気分が良いわナツの戦いっぷり。俺とギルダーツが教えたんだけどさぁ。俺はその間に倒れている人の救出をと。

 

 そうしている間に女性の1人が目を覚ました、んで俺の顔を見た。メッチャ狼狽えてるんですけど。

 

 

「な、ななな何で『永久機関(エターナルエナジー)』が此処に!?」

 

「あー……そっちの呼び名か」

 

「へっ?」

 

「あ、それより他の人を起こして逃げてくれ。ヤバイのが発動するから」

 

 

 その女性を離して町にある程度近付いてから、俺の魔法を発動させる。

 

 

「“龍脈操作”『龍壁』『吸収』」

 

 

 この町一帯に壁を張り被害を抑えることを優先する。その証拠に直ぐにナツの滅龍魔法が発動してボラを殴って町の方に……何てことにはならずに空中で止まったけど。序でに魔力を()()しておくか。

 

 そして再度ボラに殴るナツ。いやぁ……中々の威力だねぇ。

 

 

「おぉーい!ロプトー!」

 

「おっと解除……あ」

 

 

 しまったナツが空中に居るのに解除してしまったし。何か遠くで変な音聞こえたし……行くかぁ。

 

 

「ハッピー、ルーシィ。行くぞ」

 

「あい!」

 

「わ、私も!?」

 

 

 他にルーシィって誰が居るんだよjk。あーあー評議委員の奴等が来やがったよ面倒な。ナツの回収を手早く済ませてとっとと帰るか。

 

 

「ほらナツ」

 

「いってぇ…………」

 

「あぁルーシィ、ちょっと御免よ」

 

「えっ?……えぇ!?」

 

 

 まぁ驚くのも無理は無い、何せルーシィの体を此方に引き寄せているんだから。何か狼狽えているが無視しよう。

 

 

「“龍脈操作”『浮遊』『自動走行』」

 

 

 地面から50㎝ほど浮いて体を前に倒して速度を出して進んでいく。途中曲がり角とかある所はその通りに進んでいくんだよ。町はチェイスされる側は逃げるのにうってつけなんだよなぁ。

 

 

「さてルーシィ」

 

「はい!?」

 

「俺たちはこれからギルド【フェアリーテイル】に向かう訳だが……どうする?」

 

 

 方向転換とかしなきゃ不味いから目や表情は見えないけども、何か決意した時の声が聞こえた。つまり……

 

 

「行きます!フェアリーテイルに!」

 

「よし来た!」

 

 

 ギルド勧誘成功という訳だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てか……『永久機関(エターナルエナジー)』!?あのフェアリーテイル№1!?」

 

「どんだけ古い週ソラ読んでんの!?」

 

 

 何であのガセネタ知ってんだよ?どんだけ知られてるんだよあの名は!?

 

 

 

 

 

 

 




・オリ主 『ロプト・ビギンズ』
・Age 14
・能力:『龍脈操作』『解放』

・容姿:仮面ライダーアマゾンズの水澤悠
    右目は紫

・持ち物【∑ドライバー】【幾つかの本】



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