コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『Detective group μ’s』編 第二話 『突然の再開』

 

 

 

 

 

side:東京都

 

 次の日、穂乃果たちは東京都にある東京駅に集合している。

 穂乃果たちは大阪に行き犯人を捜すことになった。すると後ろからある人物がやって来た、それは。

 

 

「あなたたちがμsね、私たちはUTX学院の『A-RISE』の綺羅ツバサよ」

 

「私は綺羅ツバサと同じ学院の統堂英玲奈だ、よろしく」

 

「私はツバサと英玲奈と同じ学院の優木あんじゅだよ、よろしくね」

 

 それを聞いたみんなは「よろしくお願いします」と答える。ツバサは「じゃあ行きましょ、大阪行きはもうすぐ発射するわ」と言いながらチケットを彼女たちに渡す。

 

 

 

 

side:静岡県

 

 次の日、千歌たちは静岡県にある静岡駅に集合している。

 千歌たちは大阪に行き犯人を捜すことになった。すると後ろからある人物がやって来た、それは。

 

 

「あなたたちがAqoursね、私たちは北海道の函館聖泉女子高等学院からきた『Saint Snow』の鹿角聖良よ」

 

「私はお姉……じゃなくて、聖良さんと同じ学院からきた鹿角理亞だ、よろしく」

 

 それを聞いたみんなは「よろしくお願いします」と答える。聖良は「じゃあ行きましょ、大阪行きはもうすぐ発射するわ」と言いながらチケットを彼女たちに渡す。

 

 

side:奇跡

 

 次の日、勇樹たちは神奈川県にある横浜駅に集合している。

 勇樹たちは大阪に行き犯人を捜すことになった。すると後ろからある人物がやって来た。

 それは一人は背が高くピンク色のポニーテールした女性、一人は背は低くツインテールをした水色の女性が、彼らの目の前にいた。

 

「あなたが奇跡か、私は珍等師学園署の特殊刑事の時岡麗奈だ」

 

「同じく、麗奈さんと同じ特殊刑事のルーグ・エレキッド、よろしく」

 

 それを聞いたみんなは「よろしくお願いします」と答える。時岡は「じゃあ行くか、大阪行きはもうすぐ発射するぞ」と言いながらチケットを彼らに渡す。

 

 

 

 

 新幹線内にて。

 

 

side:μs

 

 穂乃果たちは東海道新幹線のN700系の7号車に乗っている。

 

「でも何で東京にしたのかな? それに襲ったのは私たちが住んでいる音ノ木坂銀行を?」

 

 花陽は不思議そうに考えていると、英玲奈が「確かに、なぜ大阪ではなく東京にしたんだ」と疑問に思っている。

 それを聞いたにこは「それは分かんないわ」と言いながら、『牛肉どまん中』を食べている。

 

「しかし、大阪って遠いところから狙っているのは驚いたわ」

 

「そやね絵里ち、その犯人は誰やろな」

 

 絵里と希は写真を見ながら呟いていると、突然「ああ、ちょっと失礼」とどこかで聞いた声がした。

 

 声は男性だが幼さが残っていて優しい口調をしている。それを聞いた真姫は「この声って……」と何か気付いたのかパッと通路を見てみると。顔なじみで一度会った少年と再会した。

 

 

「ひ、陽君…?」

 

「ま、真っちゃん…?」

 

 

 それを聞いた穂乃果は「え、陽君!?」と驚くと、みんなは通路側を見てみるが。そこには誰もいなく、真姫は目を丸くして固まっているだけだった。

 真姫はどうやら突然のことで戸惑うどころか、体がまるで人形のように固まってしまったようだ。すぐに目を覚ましたけど。しかし穂乃果は……。

 

「真姫ちゃんが言っていた『陽君』って、もしかして…!!」

 

 すると穂乃果はツバサに『少し外します!』と言うと同時にある場所へと向かっていく。

 それを見た凜は「穂乃果ちゃん!?」と、目を丸くして言うが、彼女はそれが聞こえていないのかドンドン策へと行くのであった。

 

 

side:奇跡

 

「ええ、μsにあったんか!?」

 

 太田の言葉に伊江は驚き、勇樹は「でもなんでだ?」と疑問に思いながらかつ丼を食べている。

 

「うん、真っちゃ……じゃなくて、真姫さん以外に穂乃果さんたちが乗っていたよ。それに……」

 

 太田が話をしていると、突然どこから「あれ、陽君!?」と聞き覚えの声がしてきた。勇樹はそれに反応し通路側を見てみる。

 

 

「ほ、穂乃果さん!? なんでここに!?」

 

「ゆ、勇樹君。それは私も聞きたいよ!!」

 

 突然の再開に勇樹は驚いていると、再び「あれ穂乃果ちゃん!?」と初めて聞いた声がする。

 穂乃果と勇樹は声がしたほうに向くと、穂乃果と同じ色をした少女がいたが髪型が違っていた。それを見た彼女は「え、千歌ちゃん!?」と反応するが、彼は「え、ええ!?」とどういう意味か分からず混乱してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

「みんな、大阪に向けて移動しているの?」

 

 穂乃果たちと千歌たちは、勇樹がいるところへと移動して訳を話していると、彼らもどうやら大阪に移動するようだ。

 

「そうなんだ、まあ俺たちは建設用車が盗まれてしまったんだ。現場周辺に落ちていたカードを調べてみた結果、大阪のUSJだとわかったんだ。千歌さんはどうして大阪に?」

 

「私たちは宝石が盗まれて、現場周辺に不審な人がいたんだ。そしたら関西の人だとわかったよ」

 

 それを聞いたみんなは「なるほどなるほど」と理解したのか、顔を上下に動かした。

 

 そして約2時間後、勇樹たちは新大阪駅に着くと彼らはある場所へと言った、それは2010年代に完成したあべのハルカス前にいたある刑事が3人いた。

 1人は20代の青年風男子で、もう1人は50代の中年男性、最後の1人は30代の若い女性。

 

「お待ちしました、わしは大阪県警の増田隆一刑事です。こちらは私の同僚の狐色九尾刑事です」

 

 増田刑事と狐色刑事にあったみんなは「よろしくお願いします」と挨拶すると、彼らも「こちらこそ」と挨拶をする。

 

「では早速大阪府警察本部に向かいたいところですが……今はみなさんの荷物をどこかに置きましょう」

 

 葛城警部は彼らを見て言うと、みんなは初め何かと思ったがよく見るとみんなはボストンバックを背負っていることに気づき「そ、そうだね」と一斉に頷いた。

 みんなはいったん、阿部野橋へと移動しそこにあるあべのハルカス内にあるホテル『大阪マリオネット都ホテル』へと移動した。

 みんなはここで一旦ホテルの客室を取って荷物を置き、必要最低限のものを手にし、葛城警部がいるところへと移動して目的の大阪府警察本部へと移動した。

 

 大阪府警察本部に着いたみんなは、葛城警部にある話をしたところ。彼は「なるほど、こちらも同じだな」とある事件を話し始めた。

 

「実はその事件ですがわしらと同じ事件がありまして、上本町では銀行で阿倍野では建設用の車、そして難波では宝石店が狙われたんだ」

 

 それを聞いた太田は「あれ、この事件……」と何かに気付いたのか、メモ帳を出して東京静岡、そして珍等師学園で起きた事件と比べ始めた。

 どうやら、大阪で起きた事件は、東京静岡、そして珍等師学園で起きた事件似ている。

 幸い、大阪で起きた事件の犯人は逮捕したが。車やお金、そして宝石が無かったため犯人にどこにやったが聞いたが、犯人は黙秘していることが分かった。

 

「もしかして、私たちのところと大阪で起きたこの事件って」

「とんでもない大事件の前触れ!?」

「ああ、そうだな穂乃果、千歌」

 

 そう言うと穂乃果と千歌、そして勇樹はみんなに向けて「それじゃあ、μ,s&Aqours&奇跡の捜査開始だ!」と言うと、みんなは。

 

 

 

 

『『『『『おおおおおおーーーーーー!!!』』』』』

 

 

 

 声を揃えて反応するのであった。

 


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