3年SIDE
穂乃果たちと離れた希たちは、中弐が「なあ、回転寿司があるけど面白いのか?」と言ってきたため、希たちはこだわり回転ずしの『まぐろ人』へと行く。
「おお、これが回転寿司か」
中弐が見たのは、お寿司がレーンの上に載って回転する光景。それを見て感動したのか、目を光らせている。
「せっかくだから、少し食べる? この後予定はあるけど大丈夫のようだし」
佐々木の言葉に中弐は「本当か?」と反応する。
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「えっと、中弐は回転ずし初めてだから大体のマナーは知っている?」
席に座ったみんなはさっそく注文すると、絵里は中弐に向けてマナーを言うと彼女は「大体は知っているぞー」と言いながらレーンの上にある寿司を皿ごと取って自分のところまで移動して食べる。
「しかし、結構開いているな。開店して10分なのに」
伊江はあたりを見ながら言うと、寿司の店員は「閑古鳥が鳴くようなことを言わないでくださいよ」と苦笑いで答える。
すると鞠莉は「でも、これだと貸し切り状態に見えるね」と笑いながらトロサーモンを食べる。
「貸し切りか……それもいいわね」
佐々木はそう言いながら食べていると、ガラガラっと扉が開いて「いらっしゃいませ」と声がする。
入っていきたのは緑色のパーカーをした青年で、近くの席に座った。丁度希からみて店の奥で斜め側に座った。
「店員さん、ちょっといいか?」
青年は店員に向けて言うと店員は「はいなんでしょう?」と答える。
「揚げ餃子とコーラはあるか?」
それを聞いたダイヤは「こ、コーラ!?」と驚いて反応する。すると青年は「んだよ、おかしいのか?」と言うと彼女は「い、いえ」と言いながらお茶を一杯飲む。
それを見た青年は「ふん」と反応し、店員に「あとガリをくれ」と言うと店員は「わかりました」と答える。
「お寿司にコーラって愛称良いですの?」
「うーん、コーラと寿司って相性抜群って聞いたな」
中弐の言葉を聞いたダイヤは「そ、そうですね」と答える。
すると青年は「ねえ、店員さん。トイレはどこだ?」と言うと店員は「トイレなら奥にありますけど」と言うと青年は「そっか、あんがと」と言いながらトイレに入っていく。
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数分後、次に入ってきたのはサラリーマンで、青年の前、ちょうど希の隣に座った。
「店員さん、すみませんがこのタコポン酢とだし巻きオムレツは今日もありますか?」
サラリーマンの質問に店員は「ええ、ありますよ」と言うとサラリーマンは「それじゃあそれを」と言うと、寿司を選び始める。
「あら、ここってオムレツなのね」
佐々木がそう言うとにこは「ええ、しかも普通のと納豆が入っているのがあるわよ」と言いながら鉄火薪を食べる。
メニューを見たダイヤは「あら、このお店抹茶パフェがありますわ」と言うと伊江が「マジか。オレも食ってみようかな」と言うのであった。
すると次に入ってきたのは、OLでその人は「ここにするか」と言いながら入ってきた。
彼女が座ったのは希のちょうど後ろで、彼女はカバンを隣に置くとスマホをいじり始め「店員さんいつものをお願い」と言う。
だが店員は「え、いつものって?」戸惑うと、彼女は苛立ちを表すかのように「いつも乗ったらいつものよ!」と怒鳴る。だが、店員を見て「あら?」と何かに気づいたようだ。
「ねえ、いつもの店員は?」
彼女の言葉に店員は「ああ、それが事故でここにいないのです」と言うと彼女は「そう、だったら仕方ないわね」と理解した。
「じゃあ本日の刺身とビールに粗汁をお願い」
彼女はそう言うと店員は「わかりました」と言いながら調理場へと戻っていく。
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「おお、あと30分もしたらそろそろ予約した時間になるな」
「それじゃあ会計を済ませるわ」
中弐は時計を見て言うと佐々木は財布を出して会計に行こうとした瞬間。
ガララララッ! と、扉を乱暴に開ける音がしたためみんなは「なんだ?」と一斉に向くと、若い女性が「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ」と意気をすると同時にこう叫んだ。
「だれよ、私の財布を盗んだのは。ここにいるのは分かっているわよ!」
それを聞いた途端、ダイヤは「ちょっと、あなた。何を言っていますの?!」と言い出す。
すると女性はスマホを出してピピピッと何かを入力している。それを見た中弐は「もしかして」とある場所を見ると女性は店員に向けて「トイレはどこ?!」と言いだす。
店員は「と、トイレならあちらに」と言うと女性はトイレに向けて走っていき扉を開けて入る。
ダイヤたちは一体何が起きたのか分からず、じっと見ていると『あった!』と声がした。だが数秒後『ない!』と声がすると同時に扉を開けてこう言いだした。
「いったい誰よ、私の財布をトイレのごみ箱に入れたのは!?」
それを聞いた絵里は「ど、どういう意味?」と言うと女性は「あら、あなたたちは?」と言ってきたため希は「うちらは探偵のμ`sとAqursに奇跡なんやで」と答える。
女性は「あら、ちょうどよかったわ」とこう言い始める。
「さっきこのデパートでスリにあってね、バックに入れていたこの財布を!」
そう言って彼女は長い財布を希に見せる。柄は豹柄でだれが見ても目立つ模様だ。
にこは「ちょっと待って、なんでここにあるってわかったの?」と言うと中弐は「GPS、その財布に仕込んでいるんだろ?」と言うと彼女は「あら、よくわかったね」と答える。
「先ほど、あんたのスマホを見た時にいじっているから。あの指の行動を見るとどう見ても探し物、画面を見ているってことはどこにあるか探しているって証拠だよ」
すると女性は「え、ええそうよ」と答えると、ダイヤは「それにしてもどうしてここに捨てたのですの?」と小声で伊江に言うが、彼女は「オレが知るかよ」とジト目で答える。