コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『Detective group μ’s』編 第七話 『3年による事件(整理編)』

 

「でも、誰が擦ったのか分かるの? ここの店にいるのは分かるけど?」

 

 果南は女性に向けて言うと彼女は「それは大丈夫よ!」と彼女の目に親指を見せる。そこには絆創膏をしているがガーゼをしている部分を見るとわずかに赤いしみが出来ている。

 

「ば、絆創膏(ばんそうこう)……?」

 

 伊江は目を丸くして言うと彼女は「林檎を切っていたらちょっと指を切ってね。この絆創膏をしてもにじむほど」と言い始める。

 

「だから、もしかしたらこの中の誰かの袖にその後が付いていると思うわ!」

 

 そう言うと青年は「仕方ねえな」と袖を見せる、それに続いてサラリーマンにOLも袖を見せると、血の跡が無かった。代わりに水の湿った跡が付いている。

 

「どういう意味だ!?」

 

 それを見た中弐は驚くと絵里が「血を消したのね」と冷静に言う。女性も「ど、どういう意味!?」と驚愕している。

 すると伊江は「あーこれはちょっとやばいかも」と呟くと、ダイヤが「もしかして」と何かを考え始めると、こんなことを言い出す。

 

「みなさん、突然ですがこのお店を出ることを禁じます。もちろん不審な行動をしていけません!」

 

 それを聞いた青年は「はあ、ふざけんなよ!」と席から立ち上げるが、伊江が「お兄さん」と青年に向けてこう言いだす。

 

 

「ここで暴れたら暴行罪。物を破壊したら器物損壊罪。また警官が来て暴行したら公務執行妨害となるぞ。それでもいいのか?」

 

 

 伊江の言葉に青年は一瞬ひるむが「ま、まあ。少しぐらいなら付き合ってやるよ」と席に着く。

 

 すると、今度はサラリーマンが「あ、あのすみませんが電話はいいですか?」と携帯を出して言うとダイヤが「あら、どうしてですの?」と言うとサラリーマンはこう言いだす。

 

 

「実はこの後妻との話がありますが、時間に厳しい人で」

 

 

 それを聞いた途端、鞠莉は「その妻の名前はいったい誰?」と言うとサラリーマンは「か、香理ですが」と言うと鞠莉は携帯を奪って電話をし始める、もちろんサラリーマンは「ちょ!」と反応するが、彼女は無反応のまま電話をする。

 

 

「あ、香理ですーか? ワターシはこの店の小原もいいまして、この電話の持ち主なんですが。どうやら忘れてしまいまして。今そちらの会社に向かっているおもーいまして、今店員が急いで持ち主を探し始めたのです。もしかしたら電話なしだと大変なことになるのデハ?」

 

 

 鞠莉はそう言うと電話のスピーカーから『そ、それは仕方ないわね、すまないが主人がいたらすぐに電話を下さい』と香理の声がする。

 

「ハーイ! 見つけたらすぐにそちらに電話しまーす!」

 

 彼女はそう言うと電源を切って「これで安心ですよ」と電話をサラリーマン、源に返す。彼は「は、はぁありがとうございます」と答える。

 

 そしてOLは「私はこの茶番に付き合わせてもいいけど、13時までには終わらせてね」とスマホを再びいじり始める。

 すると佐々木は「あら、あなたそう言えば会社の人だけど、どうしたの?」と質問すると彼女はこう答える。

 

「ああ、実はちょっと残業があってね、時間を気にしないでやっていたら朝になってね。部長に出したら『今日は帰ってもいいぞ』と言ったからここで食べてから家で寝ようとしたの」

 

 それを聞いた佐々木は「あら、でもどうしてここに」と言うと彼女は「御気に入りの店で、いつもこれを食べているの」と答える。

 

 すると中弐は「ところでなんだが、お前の名前と頼んだもの言ってくれないか?」と言ったため、3人は何かと思いながらも、彼女の質問に答える。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「オレは笹倉(ささくら)(はじめ)、友達と近くの映画に行く前に少し寿司でも食うかとここに来たんだ。頼んだのは、揚げ餃子とコーラに赤エビにエンガワにイカとタコを頼んだな」

 

「わ、私は(はら)辰雄(たつお)です、午後出勤なので昼ご飯はここに。頼んだのはタコポン酢と出し巻きオムレツに中トロに赤身に帆立にアナゴです」

 

「私は襟咲(えりさき)真央(まお)よ、さっき言った通り帰る前にここで食べてから家に行く予定なのよ。頼んだのは本日の刺身とビールと粗汁に〆サバにアジにカニミソよ」

 

 それを聞いた中弐はメモをしながら「ん、ありがと」と答える。

 

 するとダイヤは「中弐さん、申し訳ありませんがお先に失礼」突然の言葉に彼女は「え?」と頭にはてなマークを浮かばせると同時に、彼女はこう言いだした。

 

 

「この事件の犯人、わたくしは分かりましたわ!!」

 

 

 それを聞いた途端、みんなは「ええっ!?」と驚く。

 

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