コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『Detective group μ’s』編 第七話 『3年による事件(解決編)』

 

「は、犯人が解ったって。ダイヤちゃん、いったい誰や?」

 

 希はダイヤに向けて言うと彼女は「まあまあ、落ち着いてくださいまし」と言いながら解説をし始める。

 

「この事件のカギですが、袖に付いたはずの血が消えたこと。持ち物は見てませんが消えるような薬品はありませんし予備の服が入っているのはありません。でしたらこの回転寿司にある物を使って血を消しましたの!」

 

 そう言うと鞠莉は「whta、それは何?」と言うとダイヤはこういった。

 

 

「ショウガですわ! ショウガは血の匂いとシミを消す作用がありますから生姜焼きに使う豚肉も使われていますわ!」

 

 

 そう言うと絵里は「それでショウガを使っているのね」と言うと伊江は「ちょっと待てよ、そいつって確か!」と何かに気づいたのかダイヤに言うと彼女は「ええ、そうですわ」とこう答える。

 

 

「回転寿司でショウガを使っているのはガリ、そしてガリを多めに頼んだ人が犯人。それはガリを多めに頼んだ笠倉さん。あなたが犯人ですわ!!!」

 

 

 ダイヤはそう言いながら笹倉に指をさすと、彼は「はぁっ!?」と驚く。

 そしてダイヤは「財布を盗んだのは良かったものの、模様がばれやすいことに気づいたあなたは、トイレに捨てて言ったので。その人はあなたしかいませんわよ!!」と言う。

 だが、佐々木は何かに気づいたのか「あら、でもおかしいわよ」とこんなことを言い出す。

 

「もしそれが本当だとしたら、ショウガって確か色があるから袖に色が付くのではない?」

 

 それを言うとみんなは笠倉の袖を見ると、色はついていない。それを見たダイヤは「あ、あら?」と体から汗を拭きだし始めて顔を青ざめ始める。

 だが、中弐は「ん、待てよ……」と何かに気づいたのか注文した品の内容を再び見たとたん。「そうかそうか」と言い始める。

 

「悪いけどダイヤ、この事件の真犯人が分かったぞ」

 

 それを聞いたダイヤは「ど、どういう意味ですの!?」と言うと彼女はこう答え始める。

 

 

「ダイヤが言った血を消すのは間違っていない。だけどな、ショウガ以外にある物があんだよ」

 

 それを聞いた絵里は「なに、そのなる物って?」と言うと彼女はこう答える。

 

 

「大根だ、大根は血を消すタンパク質を分解するプロテアーゼという酵素があるんだ」

 

 

 するとにこは「ちょっと待って、寿司にそんなのはないけど」と言いながらメニューを見るが中弐は「ああ、ここにはな」と答える。

 

 

「だが、備え付けだったらどうするんだ? 例えば、出し巻きオムレツについている大根おろしとか」

 

 

 すると伊江は「も、もしかして犯人って!! とある人物を見た。それは。

 

 

 

 

 

 

「そう、犯人は源辰雄。あんただよ!!」

 

 

 

 

 

 

 すると果南は「でも、ここに来たのはたまたまじゃない? それにメニューを見てそう思ったからそれにしたのだと思うけど」と言う。

 だが中弐は「いや、その人は注文の時、『今日もありますか?』って言ったんだ。あれは前に店に来て出し巻きオムレツを頼んだ時に卸が付いているとわかっている証拠だ」と解説すると、鞠莉は「そう言えば」とこんなことを言い出す。

 

「ここに財布を持ってきてトイレに捨てるのは、素人がやることね。財布の中にGPSが入っていることも知らずにここまでやって来るのは予想外ね」

 

 それを聞いたみんなは「そ、そうなんだ」と反応する。

 

「なのに、なんでここまできて袖に付いた血をふき取ったのか、分かるか?」

 

 中弐の言葉にみんなは考える。

 

「ん~、急なことが発生したから?」

 

「もしくは、急いでやらないと行かへんから?」

 

 絵里と希は予想すると、佐々木は「なるほどね」と何か理解したのかこう言いだす。

 

「この後、そこに血が付いたらまずい用事があるからね」

 

 それを聞いたダイヤは「ど、どういう意味ですの!?」と反応すると、佐々木は解説し始める。

 

 

「笹倉さんは友達と映画を見に行く、襟咲さんは家に帰って寝る。これは袖口に血がついてもなんも支障がない。でも源さんはどうかしら?」

 

 

 佐々木さんの言葉に果南は「別に、支障はないと思うけど?」と言うとにこは何かに気づいたのか「そうか、仕事ね!」と言い出す。

 

「源さんはこの後大事な仕事があるかもしれないから、その時袖口を見た時に疑問に思うからね!」

 

 そう言うと佐々木は「その通り」とニコッとほほ笑む。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「でも、証拠はどこに……?」

 

 果南は源さんを見て言うのも当たり前、袖口に着いた血はふき取ってしまい。財布はトイレのごみ箱に捨てられている。

 すると、伊江は「それならあるぜ」とこんなことを言い出す。

 

「源のお兄さん。ここで質問だがこの財布には何が入っているのか知っているか?」

 

 彼女の質問に源は「い、いや。初めてだから知らないが」と言うと彼女は質問し続ける。

 

「財布の中にある小銭は何があるか知っているか?」

 

「中を見るのは失礼だぞ!」

 

「そっか、それじゃあこの財布はどこで買ったか知っているか?」

 

「知っているも何も、それは蛇の皮で出来た財布だろ!」

 

「何の蛇か知っているのか?」

 

「私をなめないでくれ、それはニシキヘビの皮だ!!」

 

 

 すると、笹倉は何かに気づいたのか「ちょっとおっさん」とこんなことを言い出す。

 

 

「なんでその皮が蛇の皮からできているって知っているんだ? それに種類まで」

 

 

 それを聞いた源は「え、あの……」と焦り始めると、伊江はこう言った。

 

 

「それは簡単だ、あんたが財布が外国から作ったことが分かり、その中に入っていたのはまだ日本円にしていないお金だってな」

 

 

 それを聞いた途端、店員は「ほ、本当ですか?!」と女性に言うと彼女は「え、ええ。ちょうど日本に帰って少し寄ったらこうなったのよ」と答える。

 

 それを聞いた鞠莉は「でもどうしてあれが外国産なの? アプリで買ったとしか言えないけど」というと、中弐は「皮の品質さ」と言い始める。

 

 

「あの皮はまだ未使用で指紋はついていない、しかもよく見ると『american』と小さな文字が書かれている。あれは外国で買った証拠だ」

 

 それを聞いた鞠莉は「なるほどね」と納得する。

 

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 すると、源は椅子に座るかのように倒れる。

 

「やけど、動機はなんやろ? 現金を変えるとしてもおかしいし」

 

 希は財布を見ながら言うと、彼は「借金返済」と言い始める。

 

「今私は今お金に困っていて、それを知りながらも私の妻は浪費癖が悪く。それで私は……あああ」

 

 それを聞いた伊江は「なるほどね」と納得する。

 

 数分後、中弐からの通報により警察がやってきて源は連れて行かれた。

 ただ、彼の表情は半分安心した表情で連れていかれた。

 

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