紫苑たちはイギリスの都市・ロンドンへといるが、彼がどこにいるかわからずみんなは今近くの喫茶店で休憩している。
「これだけ探してもいないって、どこにいるのでしょうか?」
「そうですね、特徴があるとはいえ。探すのは大変です」
紫苑と雪泉は紅茶を飲みながら言うが、福音たちは・・・・。
「おお~、これは今限定のゲームじゃん!! どこにあったんだ?!」
「小森ちゃん、ここはさっき通った駅の近くに売っていたんだよ。今度行く」
「おお、それはいいな美野里。ボクとってもほしかったんだ!」
「うわぁ、福音ちんかわいい。美野里ちんより肌柔らかそうだね」
「そうかなぁ? ふくね、自分の肌触っていないからわからないよ?」
「そうでもないよ。雲雀ちんに春香ちんの肌は柔らかいけど、福音ちんの肌はとっても柔らかいよ」
「そうだね、ひばりも柳生ちゃんからほっぺが柔らかいと聞いているけど福音ちゃんはとっても柔らかいよ。ねえ春香さん」
「そうね、どうしたらその柔らかい肌ができるのか不思議ね」
なんと言うほど、ものすごく暇な奴らが怠けているのであった。
「はぁ、頭が痛そうになります。なんでわたくしたちがこの二人と一緒に・・・」
「ははは、でもにぎやかでいいと思うよ」
悩む雪泉に紫苑は苦笑いで話していると、突然どこからか「あ、あのぅ。ちょっといいですか?」と声がしたため。2人は何かと振り向くと、双味がなぜか涙目で2人を見ていた。しかも近くにいたため。
「きゃあ(うわぁ)!!」
驚くのも当たり前である(そりゃ誰だって驚くよ)。
「いつの間に・・・あなたは確か。飛鳥さんの道具を奪った!!」
「は、はい・・・・僕です。返しますよちゃんと」
「え? そ、そうですか? (雪泉、これは一体)」
「なぜですか? (ええ、何か嫌な予感がします)」
双味の言葉に紫苑は不信感が出てきたのは、彼女は雪泉にアイコンタクトすると彼女はそれを返した。その瞬間。
バギィッ!!! と突然地面が割れると同時に大きな穴ができ始めた!!
「な、これは??!」
「あなた、一体何をする気ですか!!?」
「うう・・・・あ、あんたたちの武器を返してほしかったら、ぼ。僕と戦えっ!!」
双味がそう言った瞬間、C型のハンドが出てきて彼女をつかむと同時に穴の中へと入って行った。
それを見た雪泉は「急いで追いましょう!」と福音たちに言おうとすると、ある人物と出会った。それは・・・・。
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「双味、これでいいのか!? あたしなんか違うような気がするけど」
「う、うーん。筆子ちゃんがこういう風にしてって言ったから一応やっているよ」
双味は、白井と一緒に穴掘り機メカ・『モグロコモーション』で逃げているが、白井はその逃げる通路が書かれている紙と通信機を手にしている。
「でも、これは行けると思うな。今回こそは勝ってやる!!」
「う、うん・・・・僕もだよ!」
二人はそう言いながらレバーを動かして穴を掘っている。だが。
バキッ!!
「へ?」
「え?」
二人は何の音かあたりを見渡しているとある物を見かけた。それはごく単純。
水であった。
「でぇええええ!!!!???」
「ひゃぁあああ!!!!???」
二人は驚きながらメカは水の中に飛び込んでいった。
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「しっかり捕まって!!!
一方、佐々木たちは。途中で相馬たちとあったため。彼らは穴掘りメカ『ホリホリ・ロコモーション』で、彼女たちが通ったと思われる穴を通っている。
操縦は、佐々木と紫音、春香と相馬の4名がやっている。
「ほ、本当にこっちで会っているんですか?!」
「大丈夫よ。福音ちゃんが双味に発信機入りの小型機を付けたって言ったから、その後を追えば・・!!」
紫苑の質問に佐々木は答えながら操縦をしている、すると福音が「あ、前に水が!!」と言ってきたため、彼女はレバーを引いて急ブレーキをした。
みんなは何があったのか前を見てみると、穴の先には川が流れていた。発進が移っている画面を見てみると、確かに双味たちはこの川の中にいることがわかる。
みんなはもしかしてと思ったのか、佐々木に聞いてみると。彼女は「もちろん」と言いながらレバーを動かすと。ホルホル・ロコモーションは、川の中に入っていく。
「うわっ!!」
「すごい振動ね・・・!」
雲雀、未来は驚きながらも椅子にしっかり座っていると佐々木が「もちろんよ、勇樹君作ったメカだから壊れないわ」と言いながら動かしている。
すると、突然メカの前に巨大なハンドが現れて・・・・!?
「ちょっと何よあれ」
「しまった。みんな、捕まって!!!」
未来が驚くと、佐々木は急いでレバーとボタンを動かした。するとメカは突然上昇すると、ハンドはそれを追うかのように伸びていく。
「桜さん。あのハンドはいったい何ですか?!」
「あたしたちも説明して!!」
「話すと長いわ、とにかく今は逃げるが優先!!!」
雪泉と四季は桜に言うが、彼女は急いでレバーを動かしているのに精いっぱいのようだ。
そして、メカが川から出て地上に着くと同時に。双味と白井が乗っている彼女たちのメカ・モグロコモーションも出てきた。
「ああ!! あのメカは」
「やっぱりそうね、こっちの番よ!!」
佐々木はそう言いながらレバーを動かすが、ホリホリ・ロコモーションはうんともすんとも言わない。
「な、なあ・・・これってもしかして・・・・」
「・・・・こ、故障だね」
中弐と美樹がそう言った瞬間、画面が『故障』と出てきたため、美樹が「修理するしかない!」と言いながら工具を出すと、早速修理をした。すると。
「・・・雪泉さん。紫苑さん借りますよ!」
「ええ?!」
「ちょ、桜さん?!」
突然、桜は突然紫苑を連れてメカから出る。それを見た福音は。
「あ、桜ちゃん待って! 相馬君、急いでいこう!」
「はえ?! なんでおれなんだ。てか気軽に言うのは初めてかもしれねえ!?」
「そ、相馬!?」
相馬と雅緋も驚きながらも、彼女と一緒にメカから出る。
どうやら桜は紫苑と、福音は相馬と一緒にあのメカが修理し終える間に、ブン・ボーグのメカを足止めしようとしているようだ。
相馬と紫音は武器がない事なので、バギーに積んでいる鎖鎌とやりをを出して彼に渡した。
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「紫苑さん、相手はどのように攻撃してくるかわからないため。身長に行きましょう!」
「はい、わかりました!」
「相馬君。福音たちはあのメカを壊すことにしよう!」
「ておい、さっき桜言ったこと忘れたのかよ!?」
4人は武器を手にすると、突然メカが煙突から無数の爆弾が出てくると同時に、彼らに向けて攻撃を仕掛けて来た。
「来たわ、行くわよ!! 桜流忍法・『秋ノ紅葉』!!!」
桜は刀を銅切りするかのようにすると、爆弾は紅葉のように真っ二つに切れると爆発するのであった。
「おお! 今のは・・・?!」
「桜ちゃんが作った業だよ! 福音も負けないぞー!!」
福音は突然走ると、相馬は「おい!!」と言うが、彼女はそれを聞かずにどんどん走っていく。
そして、ドリルから無数のミサイルが放たれていく!! それを狙っていたのか、彼女は。
「よーし、いっくぞう! 福音流忍法・『ホイップビーム』!!」
福音が小さなごてを出すと、突然ごて先がホース上に変わると同時にそこから穂一日クリームが出てきてドリルを別方向へと飛ばして爆発した。
それを見た相馬は「ウソだろ・・・・?!」と目を丸くするのであった。福音は「わーい! 成功だー!」と喜んでいる。
しかし突然メカから無数のC型のマジックハンドが出てきて彼女たちをつかんだ!!?
「な、なに?!」
「うわっ!!」
「ひゃぁ!」
「しまった!!」
彼らは突然なのか、驚いているとメカから『ふふん!』と声がしてきた。
『これで、あたしたちの勝利ね。双味、やるわよ!!』
『う、うん・・・わかったよ!』
双味はそう言うと同時にスイッチを押そうとした。だが・・・
「秘伝忍法・黒返し!!」
「秘伝忍法・急発進、235系!!」
「秘伝忍法・爆裂突込み!!!」
「秘伝忍法・飛彗パンチ!!」
黒い刀の筋、235系の電車、銀色の何かと強烈なパンチにより、メカにぶつかると彼らをつかんでいたハンドは壊れたのであった。
「っ!」
「よっと」
「ふぎゃっ!」
「ふっ」
桜たちは無事に着陸すると、彼らは何かとあたりを見渡しているとホリホリ・ロコモーションから『桜君、みんn。メカの修理ができたよ!」と言ってきたため、彼らは急いでメカに乗り込んだ。
メカに乗り込むと、コックピットには。
「桜さん、紫苑。大丈夫ですか? この機械の操縦はわたくしたちがやっておきます!」
「相馬、福音。あんたたちやるじゃない! ここから先は両備に任してよ!!」
雪泉と両備は、メカの操縦席についているレバーを握ると。メカは起動したのかエンジン音が響いた。
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モグロコモーションがホリホリ・ロコモーションに向くと同時に、両備が「これでも食らいなさい!」とボタンを押した、するとドリルが開くと同時にそこから無数のミカンが出てきた。
「え、これが攻撃なの??}
ミカンを見た両備は目を丸くしてみていると、福音が説明書を見ながら「ううん、これは冷凍ミカン攻撃って書いているよ」と言ったとたん、ミカンがメカに当たると同時に爆発するのであった。
「うわっ、すごいじゃない・・・・だったらこれでどうかしたら!!」
両備はさらにボタンを押そうとするが、巨大なドリルが出てきて両備達に体当たりしてきた! ガギンッ!! と音がすると同時に内部は大きく揺れた。
「きゃっ、なにすんのよこのバカ!!」
両備は椅子から落ちるもののすぐ座ろうとするが、突然外から。
「あ、あの・・・すみませんが中に入れてくれませんか・・・??」
「私も私も~!」
「何があったかわからへんけど、わしもや」
「そうっすよ!」
と、4人の声がしたため。みんなは「?」と頭に?マークを浮かばせながら急いで扉を明かせると、4人の少女が中に入ると「あ、ありがとうございます!!」「ふぃ~、滑り込みセーフかな・・・?」「すまへんな」「どうもっす!」とあいさつをする。
突然なため、みんなは何かと思いなgら目を丸くするのであった。
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「は、初めて。私は、遠野天狗ノ忍衆のゆ、夕焼です!」
「私は、県立志野塚工業高校の元親だよ~!」
「わしはA.R.C.Angelsの鴉や!! よろしゅうな!!!」
「オレは元親と同じく県立志野塚工業高校の飛彗っす! よろしくっす!!」
それを聞いた瞬間、桜は「あらあら」と小さくつぶやくが、みんなは何が何だかわからず目を丸くしている。
すると、目の前から『おらおらいくよー!!!』と声がするため、みんなはバッと振り向くと。モグロコモーションがこちらに向かってきている!
「しまった! こうなったらこっちも」
両備は画面を見ながら慌てるが操縦席に座ってコントロールしようとすると、元親が「おお、新型の汽車ですか!? それだったら私にお任せください!!」と言うと、中弐と桜は「それはなんだ!?」「ワタシにも聞かせてもいいかしら?」と答えると、彼女はこう言った。
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モグロコモーションのドリルが回ると同時に、ホリホリ・ロコモーションは180度右に回ると同時に逃げていく。それを見た白井は『待ちなさいよ!!』と声がすると同時に、メカは彼らの後を追いかけ始めた。
するとホリホリ・ロコモーションの後方から四角い穴が開くと同時に、そこから線路が出てきた。白井と双味は何かと思いながら彼らを追っているが・・・。
『今よ、元親さん!!』
桜は突然叫ぶと、元親は「分かりました~!」と答えると同時に笛を吹いた、すると。
『えー、間もなくクラス390、クラス390が突撃しまーす!!』
すると、突然クラス390が出てくると同時にメカ大突撃!! そして、モグロコモーションはそのまま回転して壁に大激突!!
「やったぁ!!」
『よっしゃ! これであいつらも動かないはずだぞ!!』
『ええそうね、でも油断大敵よ!!』
元親と中弐は喜ぶが桜は真剣な表情をする。彼女の言う通り、モグロコモーションが立ち上がると同時にこちらに向かって再び体当たりをしてきた!
『よくもやったわね、これでも食らいなさい!!!』
『は、反撃ですぅ!!』
そしてメカはホリホリ・ロコモーションに向けてドリル攻撃をくらおうとするが、桜はそれを狙っていたのか「今よ!!!」と叫ぶと突然メカから3人の少女が出てきた!
その瞬間、百合子は「右京さん、左京さん、美苺さんに黒母衣さん今がチャンスですよ!!」と叫ぶと、4人がメカから飛び出た。
「よっしゃ、わしの根性みせたるで!!」
「元親、いくっすよ!!」
「うん。、わかったよ!!」
「オレたちをなめんなよッ!!」
そして、鴉は変わった形をしたギターを構え、飛彗は背中に付いている手裏剣を持ち、元親は笛を吹くとサラ・ジドンズ号が出てきて、夕焼は刀を構えると同時にメカに向けてこう放った。
「秘伝忍法・浪速の黄金叩き!!!」
「秘伝忍法・第手裏剣投げ!!!」
「秘伝忍法・特急蒸気機関車アタック!!」
「秘伝忍法・闇を切る黒き大鳥!!」
強力なギターによる打撃と巨大な手裏剣、さら・ジドンズの体当たりに二刀流によるクロスカッターがメカに瞬間、メカから煙が出てくると同時に中から『ちょ、ちょっと何よ今の!!?』『ど、どうなっている?!』と白井と双味の声がすると同時に、メカは。
チュドーン、チュドーン!! バゴーン!! と大爆発するのであった。
すると、メカの中から雪泉たちの武器が出てきたため、彼女たちは「ああ!! 私たちの!!」と言ってきたため、百合子が「任せてください!」と急いで焔たちの武器を手にすると。ペキンリョーリメカに戻っていく。
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「うーん、このガキンちょ見てへんな」
「私もです、この子見たことないよ」
「わ、私も同じです・・・・」
「オレも元親と同館っす」
桜たちは勇樹を見ていないか鴉、元親、夕焼、飛彗に聞いてみたところ、彼女たちはどうやら見ていないとを言ったため4人は「そうですか・・・」と落ち込んだ。
しかし鴉はは何か思い出したのか「せや、確かあのメカやけど。わし出てきた島なら見たことあるで」と言ったため、幹子は「それは本当か?!」と勢いよく近づけると、鴉は引きつりながらも「せ、せや。わしちゃんと見たで」と答えた。
「やった!! 桜くん、早速みんなに電話してブン・ボーグがいるところは鴉が見たって!!!」
「ええ、わかったわ!!」
桜は通信機でみんなにそれを伝えると、彼女たちも急いでバギーに乗り込んでその場所へと飛んでいくのであった。
そして物語は終盤へと迎えようとしているのであった。