プワァー―……プシュー! ガコッ
新幹線から降りて、駅から出る彼ら。そこに目にしたのは高いビルに人波があふれて歩いている人たち、そしてその人波の中には学生が混じっている。
マンモス級の学園都市、通称珍等師学園に来たコナンたち一行。
正式には、小五郎と蘭、コナンとクリス。そして小嶋元太と吉田歩美と円谷光彦の少年探偵団と元黒の組織の宮野志保……ではなく、灰原哀。
そして蘭の友達でありお嬢様の鈴木園子と、蘭とコナンの知り合い……ではなくコナンになっている新一の知り合いの阿笠博士。そして少年探偵団の顧問で帝丹小学校でコナンたちの先生の小林澄子。
「ここが珍等師学園都市か、思った以上にすごい所だな」
小五郎はそう言いながらガイドブック『ぷるる』を出すと蘭は「そうね、学生が多いっていうのは聞いたけど、凄い人数だね」と答える。
「この珍等師学園都市は確かマンモス級で、ほかのとは違っていろんな設備に学校、そして警備兼風紀委員がいるって聞いているな」
「そう言えば、この学園から外に出るときは、許可書が必要で。ここから移動するのは徒歩以外に線路と道路、そして飛行があるって書いていたわ」
コナンと灰原はここの学園のことを言っていると、歩美が「あれ、なんで知っているの?」と答える。
すると2人は慌てながら「そ、それは……し新一兄ちゃんから聞いたんだ!」「わ、私は博士から聞いたわ」と戸惑いながらごまかすのであった。
「えっと、まずはここを観光する前に荷物を一旦ホテルに置くため、ここに移動する?」
蘭はこの学園のパンフレットを見ながら言うと小五郎は「おう、そうだな」と言うと「それじゃあ移動するぞ」と答える。
ここから移動するにはタクシーが必要なため、レンタカーはどこにあるか探し始める。すると。
「おーいおっさん。何を探しているのか分からないが相談してやるぞ」
女性の声がしたため何かと声がしたほうに向くと、15人ほど乗れる小型のバスがある。
その女性は、バスの運転手をしており。茶色のショートボブヘアーをしている。
「その様子だと、どうやらレンタカーを探している。でもどこにあるか分からない。この学園を知っている人はまずそういう行動をしない、でも転校・転勤してきた人なら猶更。だが後ろにいる複数の人数から計算した結果、どうやら刊行してきた人だな
それを聞いた途端、小五郎は「な、なんでそれを知っているんだ!?」と驚いている。
「まあ、送りたいところはどこだ? 今は初回キャンペーンでその場所まで無料で送ってやるぞ」
それを言ったとたん小五郎は「お、ちょうどいいな」と言うと同時に「それじゃあこの近くにあるホテルまで!」と答える。
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ホテルまで移動したコナンたちは、チェックインして荷物を置き、観光をする。
周りは見たこともない建物が多く、中には有名店が多く。100m歩くだけでも2時間以上はかかりそうだ。
「こんなにもあるんだ」
「さっすが珍等師学園ね、こんなにも発展しているのは初めて」
蘭は観光本を見ながら呟いていると園子はあきれながら歩いている、一方のコナンたちは。
「おお~、これがほっぺが落ちるほど旨いうな重か!?」
元太が匂いに誘われて、うな重の屋台へと行くので。光彦たちが後を追いかけた結果、この屋台へときたのであった。
「もう! 元太君ったら、うな重のにおいでここまで来たんですか!?」
「し、仕方ねえだろ。おいしそうなにおいだったし」
光彦は元太に叱っていると、歩美が「ねえみんな、あれはなに?」とあるものを見つける。それは。
『お困り、お悩み、お助けがあったら。この不思議探偵・奇跡にお任せあれ!』
「看板、ですね……」
「うん」
「見えないところにあるんだな」
光彦、歩美、元太はそれを見て答えると。コナンが「けっこう奥深い所に来たな」と言いながらあたりを見渡す。すると。
「あれ? ボクたち、どうしたんだい?」
青年の声がしたため、コナンたちは振り向くと。灰色の短髪をした背の高い青年が買い物袋を手にして彼らを見ていた。
「ここは君たちが来るところではない…観光だったらこっちのほうが良いよ?」
青年はそう言うと光彦が「あ、ごめんなさい」と謝ると彼は「いいよ別に」とほほ笑む。
「謝ることほど重大な事じゃないし、それに君たちはまだ小学生あたり。勇樹君だったら友達になりそうだ」
「勇樹君?」
青年の言葉に哀は反応すると、彼は「ああ、ごめん」と答える。
「僕たちのリーダー、いわゆる頭脳でね。発明家でもあるんだよ」
「頭脳…天才発明家…?」
青年の言葉にコナンは考え込む。何か気になる言葉があるようだ。
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「えっと、眼鏡の少年君。君はこの子供たちのお友達かな?」
青年はコナンにに向て言うと、コナンは「うん、そうだよ」と答える。
「僕たちは、蘭姉ちゃんが当てた懸賞でここに来たんだけど。僕たちは始めてくるところだから迷子になったんだ」
コナンの話を聞いた青年は「なるほど、それでなんだ」と理解する。すると。
「おーい太田、何しているんだ?」
「あ、伊江」
伊江と呼ばれた金色のショートツインテールをした少女がやってきた。それに反応した青年基太田は、彼女の方に振り向く。
「子供たち…太田、お前もしかしてお前の親戚の子か?」
「し、親戚?! 親戚じゃないよ!? ま、迷子だから!!」
伊江の言葉に太田は顔を真っ赤にして照れると、彼女は「冗談だぜ冗談だ」と笑われた。
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「この子たちは観光のに来た子たちでね。初めて来るところだから迷子になったんだ」
「なるほど、迷子か…ま、確かにここは慣れている人でも迷うところだから仕方ねえな」
霊性を取り戻した太田は、伊江に話をしたところ。彼女は納得してカバンから地図を出した。
「この先に近いとしたら…お、『第1学園型スクールストリート』があったな」
「第1学園型スクールストリート…あそこなら安全だね。じゃあ電話を」
太田はそう言うと、携帯電話を出して誰かに電話を入れようとした途端。光彦が「あの」と言い始めた。
「電話でしたら僕たちも持っていますが」
「そうなんだ、小学生だからまだかと思っていたんだけど。安心したよ」
光彦の言葉に太田は安心すると、コナンが「ねえお兄さん」と言い始める。
「いったいいつから僕たちのことを小学生ってわかったの?」
コナンの言葉に太田は「そうだね」と考え込んで数秒、彼は「しいて言うならば」と答える。
「言葉使いと性格からして小学生の可能性があるのと、雑誌に乗っていたからね」
太田はそう言いながら形態をいじると、ニュース系のアプリには『東京都米花町、帝丹小学校。少年探偵団特集』と書かれていた。
「ある程度は乗っているかわ知っていたけど。年齢と名前しか載っていなかったからもしかしてと思ってね」
それを聞いたコナンは「それでなんだ」と納得する。
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第1学園型スクールストリート付近に、白色の四角い形をした車両がたたずんでいた。
その付近にはおかっぱの青年が例の白色の車両の修理をしていた。
「勇樹君どうですか? まだエンジンの調子が悪そうですが」
「そうですね…あ、油が切れている。これじゃあ調子が悪いわけだ」
勇樹と呼ばれた青年は、油さしを取り出して注入する。
背が高く水色の三つ編みの女性は、タオルを出すと、勇樹はそれを手にして顔をぬぐう。
「何とか修理できました、ですが」
「あー…痛いこと分かりますよ」
勇樹の言葉に女性は苦い反応をすると、後から「すごい車」と声がした。
彼女は何かと思って振り向くと、毛利蘭と鈴木園子が車を見て驚いていた。
「この車、初めて見るね…園子知っている?」
「いや、アタシも初めて見る…これって」
2人の言葉に、彼女は「あの…」とそっと出てきたため、2人は声がしたほうに向くと。
「きゃあっ!!」
「ひゃっ!!」
突然現れた人物に驚き、蘭と園子は後ろに引き下がる。女性も彼女たちに連れて驚く。
「あ、ごごご。ごめんなさい!! 初めて見る人で車に興味あったのかと思いまして!!」
「い、いえこちらこそ突然で!!」
女性と蘭はお互い謝っていると、青年が「どうしたんですか百合子さん」と車から現れる。
「あ、勇樹君」
「え、勇樹君?」
百合子と呼ばれた女性は、勇樹に向けて反応すると。蘭が彼を見ていったため、勇樹は「ん?」と反応する。
「オレに何か…?」
「あ、いえ。もしかして園子が言っていた発明家って」
「そう言えば『珍等師学園都市で、天才発明家、石川勇樹が今噂になっているが。一体誰だろう』てパパが言っていたから誰かと思っていたけど…まさか!」
園子の言葉に勇樹は「あー、そこまで有名なのか」と苦笑いする。