コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『小さくて可愛い織斑一夏 編』第2話

「なに、空を飛んでいたらここに来て落ちたってことか?」

 

 勇樹たちは空き教室へと連れて行き千冬から、どうしてここに来たのか話をしている。もちろん、それを聞いた彼女は驚きながらも疑問を持っている。

 

「話しがたいが、お前たちが乗ってきたあの機械はどうやらそこにいる勇樹が作ったんだな」

 

 それを聞いた彼は「はい」と答える。

 ちなみに、あのメカの部品は倉庫だと思われるところへと移動して保存している。後で修理するようだ。

 

「あの、千冬さん」

 

「む、なんだ?」

 

「じ、実はですけど。そ、そのい、いいISスーツと言うのは何ですか。私たちにも話を」

 

 勇樹の言葉を聞いたみんなは「それだ!」と答えると千冬は「そうだな」と反応する。

 

「わかった、それは話すとしよう。だが今は夜だからそれは次の日にする」

 

 それを聞いたみんなは「わーい!」と大喜びするが、紫のロングヘアの彼女は何か気付いたのか「あら」とこんなことを言い出す。

 

「そう言えば、私たちの部屋はあるかしら?」

 

 それを聞いた瞬間みんなは「あ……」と目を点すると同時に顔が青ざめる。だが勇樹は「心配ご無用」と言うと同時にこう答える。

 

 

 

 

「この発明家である石川勇樹をなめんなよ! 丁度メカバードの部品があるからいいメカが出来るぞ!」

 

 

 

 

 突然の言葉に千冬は「は?」と呆れて答える。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 キンコンカンコンキンコンカンコン、ジジジジジッジジジッ、ギュィイイイイイン!!!

 

 ガガガガッ! ガガガガッ! ウィイイイン ガコンッ!!

 

 

 倉庫内だと思われるところで、勇樹は道具の部品をトンテンカンと作っていき改造している。

 ただ、姿は鳥であるが、部品だと思われる機械を取り付けている。

 

「ねえ、勇樹君。まだですか?」

 

「もう少しだ。しかしすごいな。壊れているところはあるがすぐに直せるな」

 

 少年は勇樹に向けて言うと、部品だと思われるのを付けた結果。「完成だ」と答える。

 そこには、いつの間にか直っているメカバードであった。

 

「おおっ、さすがです勇樹君!!」

 

「わずかな時間で直せたな!」

 

 少年少女は喜んでいると勇樹は「そんじゃ寝るか」と言いながらスイッチを押すと、胴体から扉と梯子が出てきた。

 そして勇樹たちはそこに乗り込むと、扉はしまって梯子はしまうのであった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 次の日、勇樹たちは突然千冬に呼ばれたためみんなは急いで教室へと行くと、そこには少年少女が7人いる。

 

「え、えっと。あなたたちは昨日の……」

 

「ああ、昨日会ったが名前がまだだったな。私の名前は篠ノ之箒だ」

 

「わたくしはセシリア・オルコットですわ」

 

「あたしは凰鈴音よ」

 

「僕はシャルロット・デュノアだよ」

 

「私はラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

「私は更識楯無よ」

 

「わ、私はお姉ちゃんの妹の更識簪…そして」

 

「僕が織斑一夏だよ」

 

 

 

 

『『『『そうかそうか理解しました‥‥‥‥て、男子!?』』』』

 

 

 初めは見間違え果と思ったみんなだが、一かを見てみんなは驚く。

 だが、改めて考えてみると一夏の身長は165センチほどある。それに対して勇樹の身長は……。

 

「い、一夏さんより小さい……」

 

 彼を見て勇樹は青ざめるとそれを見ていた千冬たちは「ぷっ」と笑ってしまう、一夏は何のことかわからず頭を傾げる。

 

「そ、そう言えば勇樹君。僕たちも紹介したら!?」

 

「お、おうそうだな」

 

 少年の言葉に勇樹は答えると紹介するのであった。

 

「オレの名前は石川勇樹」

 

「僕は太田陽」

 

「オレは暗山伊江だ」

 

「私は佐々木桜よ」

 

「ボクは中二小森だ」

 

「僕は美樹幹子だよ」

 

「わ、私は百合子・ビューティーです」

 

「私はシャーロック・アレン」

 

「ふくねは祝福音!」

 

「私は極道連華だ、でこっちが」

 

「極道霊華っす!!」

 

「わたくしは七星奈々です」

 

「私は奈々様の護衛兼教育係の羽衣天女です」

 

「私はモスキート・文」

 

「そしてわたくしは薩摩京子です!!」

 

 みんな自己紹介をすると勇樹が「それにしても」と箒たちを見ると彼は突然顔を真っ赤にすると百合子の後ろに隠れる。

 

「む、どうしたんだ?」

 

 千冬は何かと思い、彼を見てみると太田が「あ、あの!」と慌ててこう解説する。

 

 

「勇樹君は、女性が苦手で。箒さんみたいな体系がいい人は苦手なんだよっ!」

 

 

 それを聞いた瞬間、箒たちは「なんだと」と体を真っ白となって崩れるが、鈴音だけは「やったー!」となぜか喜んでいる。

 すると伊江は「そいやー」と何か気付いたのか、一夏を見るとこんなことを言い出す。

 

 

「一夏と勇樹が戦ったらどっちが強いんだ?」

 

 

 それを聞いた箒たちは「はぁ?」とにらみつけられる。それを見た太田たちは「ひぃっ」と怯えるが、アレンと連華と霊華、奈々と文と福音は頭に?マークを浮かばせるのであった。

 すると千冬が「おまえたち、落ち着け」となだめる。

 

「このままだとらちが明かない、特にそこに勇樹をどうにかしなければ……」

 

 千冬はそう言いながら勇樹を見ると、彼はまだ百合子に抱きながら怯えている。すると一夏が「そうだ」とこんなことを言い出す。

 

 

 

「勇樹君、僕と勝負しない?」

 

 

 

 それを聞いたみんなは「へ!?」と目を丸くして驚いている。千冬本人も「何を言い出すんだ」と目を丸くしている。

 

「あ、あんたそれ本気!? 相手は名前を名乗っただけの変な奴よ!!」

 

「うん、でも相手を見た目で判断するより実力で試したほうが早いと思うよ」

 

 それを聞いた勇樹は「ふむふむ、なるほど」と何かを理解する。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 そして、みんなで話し合った結果、このような条件を出した。

 

条件1:織斑一夏と石川勇樹による一本勝負。

    勇樹は一夏のシールドエネルギーがエンプシーするか、一夏は勇樹のメカを壊すかで勝負は決まる。

条件2:相手に危害を加えず、最低限の怪我(例えば頭にたんこぶが出来るほど)で済むように。

条件3:勇樹が作るメカの資金は、どこにでもあるガラクタ品で。

条件4:開催は明日行うこと、それまでに用意をしておく。

 

 

「それが、この戦いの条件です」

 

 それを聞いた勇樹は「うん、わかった」と言いながらカバンから工具箱を出す。

 勇樹の前には、学園のごみであろうか、壊れたテレビに動かなくなった時計やモーターが外れて動けない扇風機などがばらまかれている。

 その山に勇樹はカチャカチャと何かを作り出している。

 

「でも勇樹君、このガラクタ品で何ができるの?」

 

 太田は心配しているのか勇樹に向けて言うと彼は「まあ、落ち着けよ」と言いながらガキッと何かを付ける。

 それと同時に、勇樹は太田たちに向けて、こう言う。

 

 

「対戦相手の織斑一夏を、うわっと驚かせるメカを作るからな」

 

 

 それを聞いたみんなは「いったいなんだろう」と思いながらも、勇樹のメカを作る手伝いをする。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 そして、次の日。アリーナには多くの女子が集まっている、旗を持ってきている子を見るとそこには『負けるな、織斑君!』と大きな字で描かれている。

 太田たちは千冬先生と一緒に専用の部屋にいる、だが勇樹はいない。どうやら対戦相手を倒すメカにいるかもしれない。

 

 

 

「それにしても、勇樹君まだかなぁ?」

 

 

 

 先にアリーナに出場した一夏は、あたりを見渡すが。まだ勇樹が作ったメカは愚か本人が現れていない。

 女子たちは一体何があったのだろう? と疑問に思いながらも相手を待つこと数分後……すると突然。

 

 

 

 ゴゴゴゴゴ…………!!!!

 

 

 

 突然風が吹き始め、空から何かが舞い降りてきた。それは。

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