コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『小さくて可愛い織斑一夏 編』第3話

 ガンッ!! ゴロッガンッ!!!

 

 空から降って来た舞い降りてきた正体、それは色が付いた鉄球が5つが舞い降りてきた。

 いや、舞い降りてきたというより落ちてきたと言った方が正しい。

 

「な、なんだこの球は…!?」

 

 それを見た千冬は、突然現れた球に驚いている。いや、これを見たいる生徒たちも「なんだろう」と疑問に思いながら見ている。

 そして球の中で一番色が多い色から頭のハッチが開くと、そこから勇樹が現れた。

 

「どうですか? オレが作った最新のメカは!」

 

 勇樹の言葉を聞いたみんなは「え、それが彼が作ったメカ!?」と目を丸くして驚く。

 それを聞いた勇樹は「うんうん、いい反応だ」と喜んでいる。だが一夏は。

 

「それが勇樹君が作ったメカ、なんだかかわいい色しているね」

 

 彼の言葉を聞いた勇樹は「え、そうなの?」と意外な反応を見せる。

 

「ま、まあな。このメカはオレが開発した最新のメカ&新機能が付いているんだよ」

 

「おおー、それは見てみたい!」

 

「よっしゃ、それじゃあ見せてやるぞ!!」

 

 勇樹はそう言いながらメカに乗り込んでいくが、一夏を除くみんなは「いったいどういう意味?」と思いながら彼が乗ってきたメカを再び見る。

 

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 すると、突然球がゴトゴトッと動くとそれらは空中で浮き合体し始めた。だが、その合体する球はおかしな順番で、頭だと思われる物から青色、黄色と水色、青色、黄色と水色へと合体していく。

 そして、合体が終わるとそれは地面に着陸すると、頭からスピーカーが出てきて勇樹がこんなことを言う。

 

 

【挿絵表示】

 

 

『どうだ、これがオレが開発した最新変身イモムシメカ・ガランゴロボであーる!!』

 

 それを聞いたみんなは「それがメカ?!」と目を丸くして答える。だが太田たちは「なるほどなるほど」と何かを理解して首を上下に動かす。

 

「えっと、千冬さん。そろそろいいですか?」

 

「ん、ああそうだな」

 

 太田の言葉に千冬は答える、そして。

 

 

『それでは、試合を開始してください』

 

 試合開始のブザーが鳴ると同時に、勇樹の乗っているメカ『ガランゴロボ』は突然一夏に向けて体当たりをしようと突然走ってきた!

 だが一夏は「それっと」よけるとガランゴロボは壁にぶつかる。幸いそこは誰にも座っていなかったためけが人はいなかったが、ガランゴロボの顔には真っ赤に晴れていたそうだ。

 

『いでででっ、だけどオレはくじけないぞ!』

 

 そう言うとガランゴロボは向きを変えると同時に、口からピコピコハンマーを出して一夏に攻撃する、だが。

 

「それっ!!」

 

 スパッ!

 

 目にも見えない速さで動き、鶴来でハンマーの棒を真っ二つに切った。

 それを見た勇樹は「嘘!?」と目を丸くして驚いている、だが。

 

『ふふふ、ここでいいだろう。このメカの最大の変身をっ!!』

 

 突然変なことを言うためみんなは一体どういう意味? と首を傾げる。すると。

 

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 ガゴゴッ!! ガゴンッ!!

 

 突然胴体が外れると同時に2色の球は顔と合体し残りの1色は顔と2色の球に合体した、すると。

 

 ガゴンッガゴンッ!! ガションッ!!!

 

 足が出てきて手が出てきて、そして背中から大きな羽が出てきて姿は変形する。

 それを見た太田たちはおろか、生徒たちは「あわわわっ」と驚きながら後ろへと下がっている。

 そして、メカの変形が終わったのか、両手がガションッと動くと中から声がする。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

『どうだっ!! これが変形型のガランゴロボ・ロボットモードだ!!』

 

 

 

 それを見たみんなは「それが変形した姿!?」と驚く。

 太田たちは「まあ、そんなのかと思いました」とジト目で見ているが、百合子は「さすがですすごいです勇樹君!!」と大喜び。

 

「ではいくぞっ!!」

 

 勇樹はそう言うとメカは突然手を伸ばして一夏を捕まえようとするが、彼はひょいッと避けて攻撃をかわすが、メカは再び攻撃をしようとパンチをする。その時。

 

 ゴガシャアアッ!!!

 

『な、なんだ今の音!?』

「か、雷!?」

 

 突然何かが落ちる音がしたため勇樹と一夏は何かと音がしたほうへと向く、そこには。

 

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『フウジ~ン!!』

 

『ライジ~ン!!』

 

 なんと風神メカと雷神メカがこの世界にやって来た。太田たちは「あ、あれはブン・ボーグ!?」と驚く。

 だが勇樹はなにかに気づいたのか「あれ?」とこんな疑問を抱く。

 

 

「確かあのメカはブン・ボーグだけど今は……」

 

 

 勇樹はどうやら今は解散しているはずだと考えていると、風神メカは『フウジ~ン!』と戦火のプロペラを回転させると突然大型の竜巻を起こして一夏に向けて放った!

 それを見た一夏は「うわっ!」とよけて竜巻を避けるが、今度は雷神メカが『ライジ~ン!』と太鼓をドンドンッ!! と叩いて雷を発生する。

 太田は「千冬さん、これは非常に危険です!」と呼びかけると彼女は「わかった!」と答える。だが。

 

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 カチッ、カチッ。

 

「む、なんだ?」

 

 千冬はスイッチを押して警報を出そうとするが、何度押しても警報が鳴らない。

 それを見たアレンは「すまない、そこ借りるぞ」と言うと、ポケットからドライバーを出してカチャカチャとふたを外す。

 

「あ、アレンちゃん。何している?」

「ちょっとした推測だ。もし私の推測が正しければ、ここに何かが潜んでいるはずだ」

 

 アレンはそう言いながらカチャカチャと何かをいじっている。すると。

 

 

 ドガアアッ!!!

 

 

 突然大きな音がしたため、みんなは何だとアリーナを見ると、風神メカが一夏を捕まえようとしたため勇樹が乗っているガランゴロボがそれを守っている。

 それを見た箒達は「一夏!!」と叫んでいる。だが外からの映像音声は見えたり聞こえたりするが、中から声や映像を映し出すことはできない。

 一夏は勇樹と一緒にメカを押し返そうとしているのか、メカのアームをつかんで押している。だが、後ろから雷神メカが現れて一夏を捕まえようとしている。

 

 それを見た太田は「仕方ない、千冬さん。すみません!」と言うと同時にリュックから輪っかを出して壁につけた瞬間、大きな穴が出来て彼らはそこから出て勇樹の乗っているメカまで走って、足から乗り込んだ。

 

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「お、太田!? いったいどうしたんだ!?」

 

 突然現れた太田たちに勇樹は驚いていると、彼は「今は説明するより操縦が先、そして一夏さんを守って!」と言った来た。

 それを聞いた彼は「わ、わかった!」と言いながら操縦機をカチャカチャと動かして一夏をつかんでメカの中に入れる。

 

「よーし、それじゃあオレたちの反撃…じゃなくて一夏を守るぞ!!」

 

 それを聞いたみんなは「おおー!!」と答える。そして勇樹は「それっ!」とレバーを引くと、風神メカを持ち上げて雷神メカにぶつける(まぁ、バックドロップと考えたらわかりやすいね)。

 そして風神メカと雷神メカを放り投げると、口から大型のドリルを出してメカのおなかをついた。その瞬間。

 

 

 ドガァアアアアッ!! バガアアッ!!! チュドォオオオンッ!!!!

 

 メカは爆発してどこかへと飛んでいくのであった。勇樹たちは「やったぁああ!」と喜んでメカを着陸して一夏を降ろす。

 

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 結果、試合は中止になったが織斑一夏を助けてくれたため、仮生徒となった(勇樹たち曰く、「生徒であるがあくまでほかの世界から来た可能性があるため仮としてほしい」と言ったため)。

 そして彼ら専用の寮の部屋へと案内し、例のメカバードの修理をするのであった。

 だが、この時勇樹たちはまだ知っていなかった。

 

 

 

 ある組織がとんでもないことを企んでいることも知らずに。

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