コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『小さくて可愛い織斑一夏 編』第4話

 

 次の日、勇樹たちは楯無から「3階にある使われていない教室に来てね」言われたためみんなはそこに行き入ると、一夏たちを含む初めて見る生徒が数名いた。

 

「ようこそ、ってそれほどでもないね。さてと」

 

 楯無はそう言うと勇樹たちに向けてこう言うと、勇樹たちは「それもそうですよね」と答える。

 

「さて、彼女たちはあなたたちと初めて会う子たちだけど、この子たちはちょっとした生徒なの。それじゃあ自己紹介を」

 

 楯無が言うと生徒は自己紹介をし始める。

 

「私は布仏本音~、よろしく~」

 

「あたしは鳳乱音よ、鈴おねえちゃんの従姉なの!」

 

「ヴィシュヌ・イザ・ギャラクシーです、よろしくお願いします」

 

「ロランツィーネ・ローランディフィルネィだ、ほぅ、一夏以外にも手ごわいやつがいるのは初めて知るな」

 

「ファニール・コメット、妹のオニールとはアイドルで飛び級よ」

 

「お、オニール・コメット、姉のファニールとは双子だよ」

 

「ベルベット・ヘル……あまり深入りはしないで」

 

「クーリェ・ルククシェフカ……こ、このこは『ぷーちゃん』と『ルーちゃん』だよ…よ、よろしく……」

 

「グリフィン・レッドラム。お姉ちゃんに任せてね!」

 

「ダリル・ケイシーだ、オレを甘く見るなよ」

 

「フォルテ・サファイアっス、先輩とはちょっとしたあれっス!」

 

 それを聞いたみんなは、なるほどとジト目で見ながら首を上下に動かした。

 すると楯無は「じゃあ早速だけど、あなたたちにはあることをするわ」ととんでもない事を言い出した。それは。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「えっと、僕は太田陽だよ……なんでこんなことに?」

 

「オレも知りたいよ、なんでこの二人となんだ?」

 

「それはこちらが聞きたいですわ!」

 

「そうよ、なんでこの人となのよ!」

 

 太田と伊江の言葉にセシリアと鈴はムカッとした言葉を言うと太田が「ま、まあ落ち着いてください」と苦笑いで答える。

 すると伊江は「まぁ、元はと言えばあの会長だからな」とジト目であの時の言葉を思い出す。それは。

 

 

・・・・・・・・・数時間前・・・・・・・・・・・・

 

 

『勇樹たちと一夏たちを入れ替える?』

 

 生徒会長、更識楯無の言葉にみんなは驚くと、彼女は「正式には、みんなと仲良くするためによ」と補足する。

 

「でも、それだと生徒の目があるので大変なことになるのでは? それに織斑先生が」

 

 箒の言葉にみんなは首を上下に動かすと、彼女は「それは大丈夫」と言うと同時にこんなことを言い出す。

 

 

「織斑先生には事情を話したため、他の生徒はあまり立ち寄らないようにしたわ」

 

 

 それを聞いたみんなは「あんた、一体どんな権力をしたんだ!?」と心の中でそう思うが、本音と虚はそれを知っていたかのようにジト目で見る。

 

「それじゃああなたたちはこれで部屋は決めてね、違法行為をしたらお仕置きよ」

 

 楯無はそう言うと同時に、数十本の棒が入った缶を出した(古いけどね)。

 そしてみんなは棒を一本手にすると同時に、一斉に引いた。

 

 

・・・・・・・・・今に至る・・・・・・・・・

 

 太田と伊江は、セシリア・オルコットと鳳鈴音と一緒にいるのでった。

 今いる部屋はもちろん、寮ですけどね。

 

「で、オレたちはおぜう様とチビ中国と一緒にいるってことぶぎょっ!?」

 

 伊江が何かを言っている途中で、彼女の背中に向けて鈴が飛び膝蹴りを喰らわせた。

 

「誰がチビよ! こう見えて高校1年生よ!! あんたみたいなボサボサよりましよ!」

 

「ああっ、誰がボサボサだぁ!? これはオレの地毛だっての、もともとこうだからな!」

 

「ふぅん、それが地毛ねぇ。ふっる」

 

「ふっるって、おめえ!!」

 

 鈴と伊江の口喧嘩にセシリアと太田は「はぁ」とジト目で見ているのでった。

 すると太田は「あ、お話いいですか?」と言うと彼女は「ええ、かまいませんわ」と答える。

 

「セシリア・オルコットって、確かオルコット社の令嬢ですか?」

 

「ええ、わたくしセシリア・オルコットはイギリスで有名な名門貴族ですわ!」

 

「おおっ、それはすごいですね! 僕よりすごいかも」

 

「そう言えば太田さんは一体?」

 

「僕? 僕は太陽会社の社長の息子でね、医療に工場に空港などと言った企業をしているんだ」

 

「まぁ、それはすごいですわね!」

 

 先ほどの2人とは違い、仲が良く円満な話になっている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「ほぅ、つまり嫁を狙っているのか連華は?」

 

「嫁? そっちではないが私は違う嫁を狙っている」

 

 

 ラウラ・ボーデヴィッヒと極道連華は睨んでいる………写真を出しながら。

 

 

「それにしても。同じ人工生命体なのに年齢が違うな、どうしてだ?」

 

「僅かな差で出来たからだ、そのため私たちが後輩だが年齢は勇樹が年下になっている」

 

「なるほど……で、一夏を見てどう思った?」

 

「ふむ、どうというより勇樹と似ているな。違いはあまりないし可愛い所は似ているな」

 

「なるほど、そこが似ているのか」

 

 もう何を言っているのか分からないが、今は一夏と勇樹の話をしている。

 一方、シャルロットは美樹幹子と話をしている。

 

「それで、4年ほど旅をしていたの?」

 

「ああ、4年もの間僕はいろんなところを旅して、日本のここに戻ったよ」

 

「すごいね。でも、辛くはなかった? 僕は……」

 

「あー、言わなくてもいいよ。君は本当に悪くないから」

 

「そう言って僕の胸を触らないで!? 先行ったのはうそ!?」

 

「あはは、ごめんね。それにしてもおっぱい大きいね」

 

「もう、それは言わないで!」

 

 初めは冒険の話になっていたが。途中から変な話になっている。

 聞かなかったことにしよう。

 まあ、あそこのサイズは幹子よりシャルロットの方がやや大きいが。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ええっ、それじゃあ簪さんは一夏君に惚れているっすか!?」

 

「ほっ……! 惚れているけど、す、すすすす……」

 

 更識簪は極道霊華の言葉に顔を真っ赤にし、あたふたと慌てている。

 それを見た更識楯無と佐々木桜はにやにやと笑い「面白くなって来たわ」と揃えて言うのであった。

 

「す、好きだけど……わ、私はまだ恋愛の、け、経験が……」

 

「ありゃーそうっすか、それでしたらこの極道妹基霊華が恋愛の知識を教えるっす!」

 

 霊華の言葉を聞いた楯無は「な、なんですって!?」と反応をするが、桜は「あら、それはいいわね」と反応する。

 

「ほ、本当霊華?!」

 

「ういっす、うちが嘘をつくことはありませんよ!」

 

「ちょっと待って、それ本当に落ちるの?!」

 

「およ、そう言う楯無さんはもしかして……一夏さんのこと好きっすか~?」

 

「そ、そんなことないわよ! ただ、私は一夏君を驚かそうとしているだけで。れ、恋愛は。その」

 

「あら、そう言っている割には顔が赤いわよ?」

 

 楯無の慌てっぷりに佐々木は微笑みながら言うと、簪は「お姉ちゃん……」とジト目で見るのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「なるほどー、つまりお前は鈴の従姉か」

 

「ええ、でも鈴お姉ちゃんよりあたしの方が上だけどね!」

 

 乱音の言葉に小森は「そうか」とジト目で見てみる、彼女にはわからないが、鈴より若干あそこが上なので、鈴がややムカッとする人物。

 

「そいやー、お前は何か得意料理はあるか? 従姉だから何か得意なのはあるかと思ったが」

 

「あるわよ、炒飯だけど食べる?」

 

 小森の質問に乱音は答えると同時に料理器具を出すと、彼女は「おお、それはありがたい!」と目を光らせる。

 

 

………数十分後………

 

 

「はい、鳳乱音特製の炒飯の完成!!」

 

 そう言って彼女は2つの炒飯を机に置くと、横に寝ころんでいた小森は「おおっ!」と立ち上がると、机に瞬間移動した。

 

「お、おいしそう……もう食べていいか?!」

 

「うん、こっちも終わったから食べよう」

 

 小森は乱音に言うと彼女は調理器具をしまって椅子に座る。そして。

 

 

「じゃあ、いただききまーす!」

 

「いただきます」

 

 

 珍しく平和な食事をするのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ほう、ロランは箒を含む100人の恋人がいるんだ」

 

「ああ、しかし箒だけは私を拒んでばかりでどうしてか分からないんだ」

 

 アレンはロランよ一緒に部屋にいる、どうやら恋バナ(?)をしているようだ。

 

「それもそうだ、放棄には一夏と言う幼馴染がいて。いくら箒に告白しても無理だ」

 

「ふむ、確かにそうだな。しかし箒以外愛があるのは……」

 

 悩んでいるロランの姿に、アレンは「それだったら」とある提案を出す。それは。

 

「吊り橋効果をするんだ」

 

 アレンの言葉にロランは「吊り橋効果?」と反応する。

 

「ああ、例えばオバケが出ているが、明るく花畑の場所と暗くて屋敷にいる場所だとしたら暗い方が怖がる、それに風が出ている吊り橋にいると近くの人と付きそう校化があると聞いたことがある」

 

 それを聞いたロランは「それは素晴らしい!」と目を光らせる。

 

「では、その吊り橋効果はいつするんだ!?」

 

「まあ落ち着け、すぐやっても硬化はすぐに発動しない。そこは少し待っておくことだ」

 

「そうだな、それじゃあ」

 

「ああ、そうだな」

 

 何か不思議な関係が出来たアレンとロランであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「わぁ、かわいいぬいぐるみ! 名前は?」

 

「ぶ、ぶーちゃん……そしてこっちはルーちゃん」

 

「おお、ルーちゃんか。かわいいね!」

 

 福音は、ベルベットとクーリェと一緒にいる、彼女は現在クーリェと一緒に遊んでいる。

 

「どうだ、ふくねクッキー作ってきたけど食べる?」

 

「く、クッキー? だべるよ……」

 

「私もいいかしら?」

 

 福音とクーリェの話にベルベットが入ってきた、それに福音は「いいよ、みんなで食べたらおいしいよ!」と言う。途中でベルベットから鼻血が出たのは気のせいにしておこう。

 

 

 

「じゃーん、クマのぶーちゃんクッキー!」

 

「わぁ…!」

 

「まぁ!」

 

 クッキーを見た2人は驚いた、なんとクマのぶーちゃんの顔をしたクッキーが袋に入っている。

 

「まだたくさんあるから遠慮しないでね!」

 

「ありがとう!」

 

 福音のクッキーにクーリェは喜んでいる、ベルベットはにこにこと笑いながらベットに倒れるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「なるほど、あなたは子供たちを守ることが出来るのですか、すばらしいです!」

 

「お、なかなかいい子と言うね」

 

 京子は、グリフィン・レッドラムと一緒にいるが、何かの話に同意できたのか。京子の目がキラキラと輝いている。

 

「小さな子供たちを守って未来を作り出す、そして自分の身を犠牲するのは見たことありません! さすがグリフィン・レッドラムさんっ!!!」

 

 それを聞いた彼女は照れながら「そ、そんなことないよもう」と答える。すると彼女は「そうだ」とこんなことを言う。

 

「夜ご飯は何がいい? お姉ちゃん、何でも作ってあげるよ?」

 

 それを聞いた京子は「そうですね、それでしたらハンバーグでいいですか?」と言うと彼女はニコッと笑うと「OK、いいよ!」と調理し始める。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「はぁ、なんでこのチビっ娘たちと一緒なんだ?」

 

「チビっ娘たちじゃないわよ!」

 

「私たち。アイドルをやっているって紹介したけど……?」

 

 モスキートは双子のオニールとファニールと一緒にいる、彼女は何が不満なのかジト目で外を見ている。

 

「そもそも、私はアイドルを知らないから興味はあまりない、逆に私は勇樹は興味あるけど」

 

「勇樹? ああ、さっき一緒にいたあの少年?」

 

「なんだか、お兄ちゃんと似ていてかわいいね」

 

 オニールの言葉にモスキートは反応して「おおっ」とこんなことを言う。

 

「もしかして、お前たちって一夏の義理の妹たちか? お義兄ちゃんって言うし」

 

 それを聞いた2人は『ブーッ!!!』と飲んでいた水を吐き出す。

 

「ちちち、違いわよ! 私たちはあああ、あの一夏の、い、いいい、妹じゃ!」

 

「そ、それにお兄ちゃんは私が付けている、あ、あだ名みたいなものだよ……ゴニョゴニョ」

 

 それを聞いたモスキートは「そっか」と言うと「何か作るが何がいいんだ?」と言うと2人は。

 

「あ、あなたが好きなのを。私たちはあなたの手料理食べたことないし」

 

「そ、そうだね。それじゃあお願いします」

 

 それを聞いた彼女は「わかった」と言いながら料理をする。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「おお、百合子先輩は髪を編むの上手いっすね!」

 

「えへへ、そう言ってくれると私、うれしいな」

 

 百合子はフォルテ・サファイアとダリル・ケイシーと一緒にいる。彼女は今フォルテ・サファイアの三つ編みを編んでいるが、思った以上に上手でサファイアは喜んでいる。

 それを見たダリルはジト目でにらみつけている、背中からオーラがあふれていて『こいつ、私の恋人を奪う気か?』と。

 

「あ、そうだ! ダリルちゃん、今日は一緒にお風呂に入る? 中を深めるために」

 

「ほう、オレと一緒にお風呂か……はぁ!? 風呂に!?」

 

 それを聞いたダリルは驚いていると、サファイアは「マジすか!?」と驚いている。

 

「だって、サファイアちゃんだけだとダメかなーと思って、それにダリルちゃんだけ仲間外れはいやだし。今日は二人と一緒に仲良くしようかなーと思って」

 

「いやいやいや、ちょっと待て! オレはまだ!」

 

「言い訳無用です! そんなことをする子はお仕置きしますよー!」

 

 百合子はそう言いながらダリルを猫の様に持ち上げると、そのまま風呂の中に入っていく。入る前に百合子はサファイアに「あ、サファイアちゃんは後から入ってきてね?」と言うと彼女は「う、うす」と答えるのであった。

 

 

………数分後………

 

 

 灰の様に真っ白となったダリルは、目を回しながら「お、オレの青春が……」と小さくつぶやいている。

 それを見たサファイアは「先輩、大丈夫すか?」と言うと彼女は「あ、ああ」大丈夫だと小さく答える。

 

「今夜はおうどんでいいかな? 何かリクエストはない?」

 

「あ、ありません! だ、大丈夫です!」

 

「う、うちも同じっすよ!」

 

 百合子の質問にダリルとサファイアは慌てて答えると、彼女は「あ、そうですか。わかりましたー」と答えるとそのまま料理をするのであった。

 

 この時、ダリルとサファイアは『何だか分からないが、絶対に怒らせてはいけないオーラが出ている』と確信した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「勇樹君って、発明家っていうけど先ほどのロボット以外に何か作れるの?」

 

「作れないってことはないけど、今の部品で作れるのは少し難しいよ」

 

 勇樹は織斑一夏と篠ノ之箒と一緒にいる。一夏は勇気が作ったあの時のメカが気になったのか質問すると彼は答える。

 それを聞いた勇樹は「でも何でそれを?」と言うと一夏はこう答える。

 

「千冬お姉ちゃんの友達だけど、ISを作ったりしている束お姉ちゃんがいて。その時勇樹君と同じメカを作ったことに気づいたんだ」

 

「なるほど、でも構造にレベルは違うけどいいのか?」

 

「うん、もしかしたら息が合うかもしれないよ」

 

 それを聞いた勇樹は「それもそうだな」と答える。

 すると箒は「ところで、献立は何にするんだ?」と勇樹に向けて言うと彼は「そうだな」とある事を言う。

 

「それじゃあサバの味噌煮はいいかな? 魚料理でオレは好きだし」

 

「そうだな、一夏はいいか?」

 

「僕もそれでいいよ、箒ちゃんは?」

 

「私も構わない、それじゃあ作ってくる」

 

 一夏と勇樹の答えに箒は料理をするのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 次の日……勇樹はメカを修理にしに行くため朝からジャンボバードのところへと行き、修理をしていったが。

 

「あれ、扉が開いている……」

 

 扉が開いていることに気づき、彼はそっとそこから覗いてみる。

 そこにいたのは、紫色のロングヘアをした女性だが後ろ姿で顔は見えない。その代わり服装は水色に近い青色と白色のワンピースをしていて頭にウサギ耳をした女性がいる。そして。

 

「ラウラ? いや、何かが違うような」

 

 銀色のロングヘアだがラウラとは違って大人しい雰囲気オーラがあふれている。

 

「念のためだ、これを」

 

 勇樹は腰にしているウエストポーチの中から、閃光手榴弾を出してピンを外して倉庫に投げた。

 その数秒後、倉庫内からバァッ!! とおおん紀直人と同時に眩い光が放たれる。勇樹は被害の巻き添えにならないように黒色のサングラスと音を遮断するヘッドフォンをして中に入る。だが。

 

 

 シュッ……ガッ!!

 

 

「おわっ!?」

 

 後ろから誰かに倒されて、腕を押さえられてしまい身動きが取れない。あの時には確かに2人しかいなかった。

 

「おい、お前たちはいったい誰だ!?」

 

 勇樹は声を出すと、彼の前から「およ?」と声がすると同時にこんなことを言い出す。

 

「おやおや、もしかして君って箒ちゃんが例の少年君?」

 

「ほ、箒ちゃん?」

 

 のんきな言葉に彼は驚くが、その前に「箒ちゃん」という名前に彼は目を丸くすると、彼女は言い続ける。

 

「ハロハロ―、私は篠ノ之束。箒ちゃんの姉でちーちゃんとは幼馴染だよ?」

 

「篠ノ之……あれ、もしかして!?」

 

「うんうん、わかったらうれしいよ!」

 

「そ、それはいいですが………あの私は?」

 

「お、おーそうだったね。くーちゃん」

 

 くーちゃんと言う人は、束の指示に「わかりました」と言うと勇樹は解放される。すると、彼女以外に8名の女性と1名の男性がいる。

 

「あれ、お前たち!!」

 

「げっ、勇樹!? なんでここにいるんだ!?」

 

「いや、それはオレもこういいますけど……」

 

 その中に、勇樹の元敵で今は仲間である新・ブンボーグがなぜかいる。

 勇樹は「束さん、彼女たちは!?」と言うと金パルでサソリのようなISをした女性が「こっちが説明するわ」と言い出す。

 

「彼女たちは数日前に知り合ってね、行方知らずということでもないし怪しい人じゃないしね」

 

「(いや、十分怪しい者だけどね)」

 

「それに、オータムやMを倒すほどの力があることに驚いたわ。それでいったん仲間が見つかるまでここに」

 

「それでですか……ん、オータムとM?」

 

 勇樹はあたりを見渡すと、蜘蛛女のISをした女性がいることに気づいた。

 

「でも沙市音、どやってここに来たんだ? 地球は地球だけど時代が違うけど?」

 

「ISと言う学校があることが本に乗っていたんだ。それでもしかしたらお前たちがいるのでは? と思ってここに来たんだ」

 

 それを聞いた勇樹は納得したのか「なるほど」と理解した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「Mは留守をするようにしてね、今はここにはいないのよ」

 

「その間は俺たちはここにきて勇樹がいると思うところへと探していたら、ここにメカがあってな。ここまで来たわけを調べていたらこうなったわけだ」

 

 サソリのISの女性、スコールと沙市音の言葉に勇樹は「なるほど」と理解すると、倉庫の外から「勇樹くーん、どうしましたか?」と声がした。

 それを聞いた新ブン・ボーグは「げっ!!?」と突然顔を青ざめた、束たちは一体何かと頭を傾ける。

 

「や、やばっ! おい円」

 

「わかりましたわ! スコールさん、ちょっと失礼しますわ!」

 

「オータムも少し付き合ってくれ! ちょっとだ!」

 

「え、えっと束ちゃんとクロエさんも! こっちに」

 

 突然の行動に、彼女たちは戸惑うが。メカの中に隠れることになった。それを見た勇樹は「トラウマになっているな」と呟いている。

 

「あ、勇樹君どうしましたか?」

 

「いや、実は……ちょっとした知り合いがいたがもう帰ってしまったんだ」

 

 勇樹の言葉に百合子は「あらーそうですか? 仕方ありませんね」と答えて「急いできてくださいよー?」という。

 その言葉に勇樹は「わかりましたー」と部屋から出る。それと同時に沙市音たちは倉庫から出てその場から離れる。

 

 

 

 この時、沙市音たちは危険な状況に巻き込まれることとは知らずに。

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