コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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 虚無の魔術師さんの『閃乱カグラ ケイオス・ブラッド』とのコラボ作品です、許可はもらいました。


『閃乱カグラ ケイオス・ブラッド』編
『閃乱カグラ ケイオス・ブラッド編』プロローグ


『超空間異常化?』

 

 勇樹の言葉にみんなは驚くと彼は「そう」と答える。

「最近、その超空間異常化が多く見られてね。まだ原因は分からないんだ」

 それを聞いた太田は「それじゃあもう超空間での移動はできないの?」と言うと彼は「いや、そうでもないよ」と答える。

「超空間と言ってもあくまで場所移動だけで、時空間には影響がないよ」

「それじゃあ、私たちが時空移動することもできるってことですか?」

 百合子の言葉に勇樹は「はい、そうですよ百合子さん」と答える。

「そう言えば、最近ブン・ボーグのおかしな行動がないね」

 佐々木の言葉に太田は「言われてみればそうですね」と言うと勇樹も「そうですね」と答える。

「あの敵がやることだから心配する所がありますが、おとなしいところがあるので心配ありませんよ」

「そーだな、大人しいということは暴れることがないから安心だ」

「うんうん、そうだね!」

 中弐の言葉に福音は答えると、百合子は「そ、そこまで大人しくしないと思うけど」と苦笑いで答える。

「そう言えば勇樹君、最近ダーク何とかという変わった現象があったよ?」

「ダーク何とか……何それ?」

 太田の言葉に勇樹は目を丸くして質問すると、百合子が「月の光を糧とする人型次元兵器です」と解説する。

「私が調べた話によりますと、どうやら遥か昔に、世界を浄化するために作られた。月のエネルギーを吸収して活動を行い、目の前の生命を殲滅しようとするのですよ」

「なるほど、月の力を利用した装置なんだ」

「でも、そうしてそれが超空間と関係があるんだ?」

 勇樹の質問に百合子が「それはですね」と解説しようとした。その時。

 

『超空間に異常発生、超空間に異常発生。謎の人物が6名こちらに向かっています』

 

「なんですって!! 勇樹君!」

「はい、皆さん!」

 佐々木の言葉に勇樹は答えると、太田たちは武器を構えて超空間の出入り口である装置まで行くと、装置は突然起動して超空間の一種・時空間が見え始めた。

「もしかして勇樹君、ブン・ボーグのみなさんですか?」

「まだ分からないぞ、もしかしたらタイムマシンで落ちてしまってここにたどり着いた者かもしれないぞ」

 百合子が心配そうに言うと中弐が理論を言う、そしてそれを聞いた幹子は「そうだね、慎重に見てみよう」と答える。その瞬間。

 

 

ジ…ジジジジッ

 

ビリビリビリッ!!!

 

ガンガラガッシャーン!!!

 

 

「うわああっ!!?」

 

 突然装置から煙と電気が出てきて爆発すると同時に、その時空間から6つの何かが勇樹に当たって壁を突き破った。

 それを見た太田たちは「勇樹君!?」と驚いて壁が抜けたところまで急いで行く。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「お、重い……いったいなんだ?」

 彼がいるところは、メカの部品や資材がたくさんあるガラクタ室にいる。

 しかし石川勇樹は現在、何かに押し潰されているので身動きはあまりとれない。出来るだけ手を動かしてみることにすると。

 

 むにゅうっ

 

「ぶ、ぶぐっ。なんだ……?!」

 勇樹の頭に乗っかる重いもの。だがそれはとっても柔らかくまるで水風船のように柔らかいがなぜか温かさが残っている。

 一体何かと彼は見上げると、そこにあったのは。

「ぼぼぶっ!?」

 それを見た彼は顔を真っ赤にして、瞬時にそこか出ると後ろに下がり、電柱に抱きしめた。

 彼が握ったもの、それは黒髪のポニーテールをした一人の少女。彼はその少女の胸を思いっきり鷲掴みをしたのだ。

「ど、どどど、どうなっているんだ!?」

 突然の事態に彼は理解しようとしても混乱してしまい、あたふたしている。

 すると、彼は何かに気づいたのかある想定を考える。それは。

「待てよ、これはもしや超空間吸い込み現象じゃないか?」

 それに気づいたのか、紙とペンを懐から出して何かを書き出す。

 するとガラクタ品からガラガラッと崩れると同時に、5人の誰かが出てきた。

 勇樹は音に気づいたのか「なんだろう」と振り向いて数秒後……。

 

「ヴぉ言えrノアp路gじゃおんぽrgじゃおん@じぇおrgぽsじぇお!!!!!」

 

 姿を見た彼は顔を青くすると同時に天井に飛んでパイプに捕まる。

 それを見た者はジト目で見ている。すると。

 

 バガアアッ!!!!

 

「勇樹君、大丈夫ですか!?」

 突然扉が内側から外れると同時に太田たちが駆け込んできた。勇樹は「だ、大丈夫だよぉ」と弱気な声で反応する。

 すると黒髪の前髪がぱっつんとした者が「待ってください!」と言い出す。

「ここはいったいどこですか、そしてあなたたちはいったい誰ですか?」

 それを聞いた勇樹たちは「え?」と目を丸くした。記憶喪失かどこから来た異人の可能性が高い。

 ここまで来るのにタイムマシンが必要だが、それがない。タイムマシンがない=記憶喪失の可能性は低い、だとしたら異人……そう、つまり。

 

「勇樹君、これって他の世界から来た人たちじゃない?」

「ああ、オレも今そう思ったよ」

 

 そう、この時勇樹たちは影のシノビと異能使い達と出会う。そしてこの後、とんでもない事件の幕開けだと知らずに。

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