そして、勇樹と百合子、南と高山と小海は事件の捜査をしていると、第2の事件が起きた。
「えっ、何、殺人」
「ここでも発生したんですか!?」
「全くだ…」
「場所はどこだ」
「金沢市の浅野川大橋の河川敷だな」
「金沢市の浅野川大橋は…ここから近いですね」
「よし」
南と高山、勇樹と百合子は、第2の殺人現場である浅野川大橋へ向かった。
「南主任、高山君」
「小海の来てたのか」
「はい」
そう言っていると、1人の警官が高山達に声を掛けた。
「ご苦労様です…そちらの学生は?」
「今回事件の協力者の勇樹と百合子だ。話は上から伝えておいた」
高山はそう言うと、勇樹たちは「よろしくお願いします」と頭を下げる。
現場には、被害者がナイフで刺されて死んでいた。
「被害者の身元は」
「被害者は東京の針尾精児さん、30歳です」
「なるほど…それで凶器これか」
「凶器はどうやらこのナイフだな」
「ナイフ、意外と身近な物で殺害しましたね」
「そうだな、ま。犯人の指紋はついていないが、逆に凶器が発見しただけでも手掛かりがわかるかもな」
勇樹はそう言いながら、凶器が入った袋を見る。
そして、金沢の殺人はすぐに特捜班に報告した。
「針尾精児……わかった、早速調査してみる。南達は引き続き捜査を続けてくれ」
「わかりました」
「勇樹は、百合子と一緒に」
「先ほどの事件と関係があるか少し調べてみる。百合子さんは」
「針生さんのことも調べます!」
百合子と勇樹はそう言うと、桜井と水野は被害者の針尾について調べることにした。
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一方、南と小海、アレンと幹子と福音は金沢駅内で聞き込みをした。
「えっ、金沢から特急に乗った」
「ええ、恐らく」
「特急に乗ったってことは…時間とか分かりますか?」
幹子はそう言うと小海は「それなら」と手帳を出す。
「金沢から12時43分発の特急「かがやき7号」に乗るのを確認しました」
「そうか、南主任と小海さんは富山へ向かってください」
「僕たちも行こう、アレンは福音と」
「わかった」
「わかりました」
そして、12時57分発の青森行特急「白鳥」に乗り富山へ向かった。
「どうします、南主任」
「よし、富山県警にも協力しておこう」
「もうすぐ着きますね」
富山駅に到着したのは13時38分、南と小海と幹子は下車した。
「よし、富山に着いた」
「あっ、富山県警の人が来ているわ」
富山駅に迎えに来ていたのは富山県警捜査一課の柚木刑事と捜査主任の三船警部補が待っていた。