コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

55 / 59
『オリジナルクロス大ストーリー』編 第2話 忘年会編 中編

「おいしいっ!! このもつ鍋、初めて食べるっ!」

「ほんとっ! 鍋もだけど、肉じゃがにとんかつにサバの味噌煮もだよーっ、なんでだろう?」

「フグの刺身もあることに驚きました、ハムハムっ」

「ここカレー、お肉が牛以外に鳥や豚があることに驚きましたっ! 野外ではありませんでしたけど、これはこれでいいですね!」

「ケーキもあることはうれしい」

 

 あんこうチーム基みほたちは、料理驚きながらも淡々と食べている。

 

「椅子と机がイギリス風、さすがですわね」

「紅茶専用のドリンクバーもあるのは、私も初めてです」

「しかし、どうやってこのようなものを集めたか、少し気になるね」

「はぁ、言われてみましたらそうですね」

「ま、ここまでもてなすってことは。相当感謝しているってことだな」

「そうですわっ! それじゃあわたくしは少し料理を持ってきますわー!!」

「お、おいっ! 全く、まぁ今はいいか」

 

 聖グロがいるところは、椅子と机がイギリス風で。紅茶型のドリンクバーが特設されている。

 ペコ同様、アッサムとニルギルもそれを見て驚いている。

 ローズヒップは席を立ちあがって料理をとりに行くのをルクリリは止めようとするが、紅茶はこぼしてしまうが、逆に平衡感覚が鋭くすぐれた一面があることを思い出して、いったん野放しにするのであった。

 

「ワーオッ! すごいわね!!」

「西部のバーテンダー風の椅子と机、なかなかだな」

「それよりもなんで西部なの? もっと近未来かと思ったのに」

「でも、アメリカと言ったら西武を思い出すってのもすごいよ!」

「そうだね、それにこのハンバーガーって肉厚でおいしいっ!!」

「ドリンクバーも種類豊富でフレンチフライとバーガーにつけるケチャップやマスタードなどが種類豊富って、サンダースにはなかなかないかもっ……!!」

「あ、このメダル。中がチョコレートだ。細かいところがあるよ」

 

 サンダースがいるところは、椅子と机がアメリカの西部風で。フレンチフライとバーガーにつけるソース類に専用の装置も取り付けている。

 ケイは、西部風に驚き。ナオミは冷静だが、アリサは「どうして西部」と言う風にジト目で見ている。

 

「さっすがだ!! ベネチアがモデルはすごいな!!」

「船の上に机とイスがあるのはレアっすね!!」

「固定しているから、揺れが少ないのはいいわね」

「よっしゃー、食べていくか!!」

「覚えてやるぞー!!」

「いただくぞー!!」

 

 アンチョビがいるところは、イギリスのベネチアとゴンドラがモデルとなった少し立派な船。

 アンチョビも、本場のゴンドラに喜び。ペパロニも豪華な椅子と机に目を光らせている。カルパッチョは大型の水槽の下に船を固定する太い柱があることに気づいている。

 

「うう、なんで雪なの。てかなんでかまくら!?」

「しかしプラウダが入るほどの大きなかまくらがあるのはすごいです」

「んだの、それにこの雪は解げねごどに驚いだよ(訳:そうですね、それにこの雪は解けないことに驚きましたよ)」

「んだな」

「ですが、かまくらの中がロシア風っていうのもすごいですね」

 

 カチューシャがいるところは、ロシアのクレムリン宮殿風のかまくらにいる。椅子と机もロシア風で豪華。

 カチューシャは不貞腐れながらも椅子に座っている。ノンナは周りを見ながら椅子に座って疑問を浮かんでいる。アリーナとニーナはノンナの言葉に同意するかのように答える。

 ノンナはかまくらの中がロシア風っというのに興味津々。

 

「すごい真面目と言ったほうがいいだろうか?」

「てか、自衛隊風じゃなくなんで音楽風なの!? 質問したいわ!!」

「確か、バッハとベートーヴェンなどと言った音楽家は、ドイツ出身ですって、聞いたことがあります」

「本当か!?」

 

 まほがいるところは、ドイツ風の机といすがあり。机はピアノがモデルとなっている。

 まほは興味津々で見ている。エリカはなんで音楽がモデルなのかイライラしているが、なぜかミュンヘンをいただいている。

 赤星は、ちょっとした豆知識をすると。コジマは反応する。

 

「おおっ、これは素晴らしい。まさに和であります!!」

「西隊長、この畳。よく見たら本物畳であります!!」

「こちらも、座布団に染めているのはどうやら藍色であります!!」

「赤飯、炊き込みご飯、銀飯がたくさんあります!!」

「これは、もはや天の市場ではありませんか!?」

 

 西がいるところは、日本を表すかのように和風になっている。

 床が畳で椅子が座布団になっていて、知波単の生徒らは大好評。ちなみに、銀飯は白米のことを言う。

 

「ソリがモデルって、少しメルヘンチックだね」

「そうかな。これが私たち載せきって少し狭いけど、個性があっていいと思うよ?」

「そうだねー、それに今にも動き出しそうだよ」

 

 ミカたちがいるところは、フィンランドで有名とされているサンタクロースが乗っているソリに座っている。

 少し狭いが、戦車と比べて少し広いため窮屈ではない。ちなみに机はちゃぶ台となっている。

 

「メグミたちも来てたんだ……むぅ」

「た、隊長! こ、これには深い事情がありまして!!」

「そ、そそうですよ!! 決して怪しいことは決してしていません!!」

「むしろ、私たち来ようかなーっと思ってきたのですよ!!」

 

 愛里寿は……現在ご機嫌斜めで、本当は一人で来るはずだったがメグミたちも後からついてきたことに怒っている。

 メグミらは隊長である愛里寿の怒りを鎮めるのに一生懸命であった。

 

 ここでだが少し大洗の生徒たちの行動も見てみよう。

 

「おお、これはおいしいねぇ。干し芋をスイーツに使うってなかなかないじゃん」

「干し芋のミルフィーユと干し芋の甘煮、干し芋サンドウィッチ。食べにくいじゃないか?」

「それでもおいしそうだよ桃ちゃん」

 生徒会は、杏の好物である干し芋を使った料理を食べている。本人は喜んでいる。

 それを見た桃は戸惑っている、柚子は訂正するかのように言っている。ちなみに、桃は『桃ちゃん』と言われるのに嫌がっているのか「桃ちゃん言うな!!」と突っ込まれた。

 

「これは、さすが勇樹さん!! この料理は絶品だ!!」

「キャプテン、そうですね!!」

「男で一つで作ったのは、意外ですね」

「こちらも頑張りましょう!!」

 

 バレー部は、キムチ鍋を真剣に食べているが。あまりの暑さに汗をかいている。

 佐々木はバレー部部長の典子に言うと、彼女は「そうだな、よーし。今度の冬に作るぞ!!」と決めるのであった。大丈夫だろうか?

 

「ふむ、これはおいしいな」

「イタリア料理にドイツ料理、高知と宮城の郷土料理がうまいな」

「ことわざで例えるなら、『鞍上人なく鞍下馬なし』だな」

「いや、ここは『快刀乱麻を断つ』だろ?」

「いやいや、そこは『自家薬籠中の物』ぜよ」

「それなら、『伝家の宝刀』だ」

 

 歴女チームは、名前にちなんで場所を世界にして。イタリア料理にドイツ料理、高知と宮城の郷土料理を持ってきている。

 勇樹の器用さに彼女たちは話していると、左衛門差が『伝家の宝刀』と言ったため、残りは『それだ!!』と答える。

 

「ねえねえ、このオムライスってもともと大きいのかな?」

「さらに配っていた状態だから結構すごいね!」

「お米も1から作ったとしたらすごーい!」

「おー、この旗よく見ると私たちのマークが描かれている!」

「ほんと桂里奈? あ、本当だ!!」

「ん……器用」

 

 1年生たちは、オムライスを食べていて。非常に好評。まだ幼さがあるのか懐かしい味なのか、気に入っている者がいる。

 桂里奈が見つけた旗には、ウサギさんチームがモデルとなったウサギのマークが描かれている。それを見た紗季は褒める。

 

「一応、私たちのはあるって勇樹さんから言われたけど……」

「白米に味噌汁、そして焼き鮭と漬物ね」

「なんでこれなのよ!?」

 

 風紀委員のそど子、ごも代、パゾ美はきちんとした場所で座っている。風紀委員と言うことを考えて用意したのだろうか。

 しかし、なぜか朝の朝食ですと言わんばかりの食べ物があったため、そど子はツッコミを入れる。

 

「へぇー、この器って確かソアラだね」

「こっちはフェラーリだ、凄いものだね」

「あ、この器だけど『自動車部の皆様に差し上げます』って書いている!」

「おおーっ、これはいいお土産じゃん!」

 

 自動車部のみんなは、歴代の車がモデルとなった器で食べており。その器は自動車部が使用しているトヨタ・ソアラに世界最速の車・フェラーリなどがモデルとなっている。

 この器が持ち帰ることにツチヤは言うと、自動車部のみんなは大喜び。

 

「おおっ、これは非常にうまいにゃ!」

「一緒に食べるのはおいしいけど…」

「こういうところで食べるのも、たまにはいいもも!!」

 

 ネトゲ部のみんなは、今まで会う機会がなかったが、戦車道がきっかけで最近会えるようになった。

 また、食事もなかなかなく。このような場所で食べるのはめったにないことに感動している。

 

「ふぅ、ここまでうまいのは楽しいが。飛鳥たちを誘えばよかったな」

「ほんとだな。焔たちもくれば『これで1週間は生きれるぞ!』と大喜びすると思う」

「だが、こんな量の料理をどこから?」

「そんなのは後回しだ!! さっさと食うぞ!!」

 

 ユウヤと紅蓮は、料理のおいしさに喜んでいるが。飛鳥たちを誘って来ればよかったと少し後悔している。

 シルバーはどこから作ってきたのか気にしているのか、料理を見ながらつぶやいているが。綺羅はそれを気にせずどんどん食べている。

 

「おいしいっ! これはすごいね!!」

「ええ、ほむまんもあることに驚きましたよ」

「チーズケーキもあるから、ことり、幸せぇー!」

「ラーメンのセルフもあるから、うれしいにゃー!!」

「ご飯もありますから幸せです!!」

「本当にすごいわ。この世界三大珍味も以外ね」

「ほんまやね、うちもうれしいで」

「ええ、本当ね希」

「この味を再現するとしたら、大変ね……むむむっ!」

 

 μ'sたちも料理を食べていて、メンバー全員で食べるのは久しぶりでいつもより輝いている。

 ただ、にこは味を覚えるのに必死である。

 

「うわぁっ! 私の旅館で作る料理と同じだ!!」

「うん、そうだね千歌ちゃん!」

「でもどうやってこれを作ったのか気になる」

「ふふふ、この堕天使ヨハネ。この天界をいざ!!」

「善子ちゃん、うるさいずら」

「おいしいね、お姉ちゃん!」

「ええ、本当においしいですわね」

「さすがだね、これは」

「うーん、さっすが勇樹ね!! マリーにはまねできないわ!」

 

 Aqoursたちも料理を食べていて、メンバー全員で食べるのは久しぶりでいつもより輝いている。

 ただ、にこは味を覚えるのに必死である。

 

「さすが勇樹です、これはおいしいですね」

「む、ヘイトよりおいしい」

「これは少し、嫉妬しちゃうなーボク」

「怒るな、ここで騒ぐとややこしい」

「ああそうだ、ここで騒いだらややこしいからな……にしてもうめぇな」

「ん、本格的だから少し間違えそうだな」

「え、ええっ!? そ、そうかなぁ?」

 

 JJのメンバーも、勇樹の料理を食べて少し褒めるが、根っから悪人。

 悪口は多少いうが、意外な一面を見せる。

 

「ん、本当ね。これってどうやって作ったのか気になるわ」

「そうだな、彼の腕前はプロ並みだな」

「いやプロと言うより五つ星じゃないかな?」

「それだよ! 料理の教官も驚きだと思うほどだね!!」

「姉さまったら……もう」

 

 A-RISEとsaint snowも、勇樹の料理を食べると褒めたり驚いたりしている。

 正直レストランに出してもおかしくなほどだというほどと言っている者もいる。

 

「おおーっ!! すごい量のエビでゲソ!!」

「こりゃ驚いた。あいつこういう一面があるんだな」

「すごいわね、アルバイトをしていた結果なのかしら?」

「うん、千鶴姉ちゃんと同じ腕前だね!」

「す、すごいです」

 

 れもんと南風のみんなも、料理を食べていて。イカ娘の好物である大量のエビが用意されている。

 アルバイトの結果であろうか、思った以上に料理が用意されている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「さて、そろそろだな」

 

 ココアは何かを図っていたのか勇樹に「それじゃあ、やる?」と言うと彼は「そうですね」とマイクを手にする。

 

 

 

『全員、ちゅーもーく!!』

 

 

 

 勇樹の言葉にみんなは反応して、ステージの方へと向く。

 

「さて、皆さんが盛り上がっているところでですが。今回はちょっとした定番の者を用意しました!! 少々お待ちください!!!」

 

 勇樹はそう言いながらステージから降りると、何かを探すかのようにガサゴソと音がする。

 

 

「みぽりん、定番って何だろうね?」

「うーん、勇樹さんが考えることだから少しわからないかも」

「あいつ、どんなものを出すんだ?」

「結構やばいものだったりして?」

「それはもしかしたら、ガチャじゃないかな!」

「どこが定番ですか、穂乃果」

「あ、わかった!! ゲーム大会かも!」

「千歌ちゃん、何のゲームなのか言わないと」

「ふむ……これは分かりませんね」

「私もだ、彼は何を出すんだ?」

「もしかして、釣りとかでゲソ」

「そんなもん、用意するわけ……ありそうだな」

 

 

 みんなはなにかとザワザワしていると。勇樹が「あ、あった!」と大型の何かをステージへと出した。それは……。

 

 

 

 

「『ビンゴマシーン』!!」

 

 大型の画面が付いた装置・ビンゴマシーンを出してきた。

 あまりの大きさに、一部からは「でかっ!」と驚くものがいた。

 

「そんじゃー、ここからは勇樹ちゃんではなく。太田ちゃんと暗山ちゃんが説明するって」

「わかりました。そんじゃあ、お願いな」

 

 ココアの言葉に勇樹は言うと、太田と暗山が現れて「わかりました」と答える。

 

「ルールは簡単、今から皆様にビンゴカードを配りますので、この装置から出る言葉を理解して1列そろえるだけです!」

「今回は、ウルトラスーパーすぎる景品を用意したから、みんな。用意しろよー!!!」

 

 太田と暗山の言葉に、みんなは『『『おおおおおぉおぉぉおおおーーーーーー!!』』』と完成を沸き起こらせる。しかし……。

 

 

「ちょっと待ってください、陽が『この装置から出る言葉』と言いましたが、それはいったいどういう意味ですか?」

 

 

 海未がそう言うと、みんなは「そう言えば……」と冷静に考え込む。

 すると勇樹が「あ、ここからは私が説明します」と言い始めた。

 

「この装置はビンゴマシーンですが、ただのビンゴマシーンではありません。設定した場所であれば数字であれば何でもビンゴの要素になる道具なんです」

「ほぅ、つまり予測不能型の装置と言ったほうがいいですか?」

 

 イーブルが言うと勇樹は「そうですね、簡単に言えばそう言うことになります」と答える。

 

「そんじゃあ、カードを配りまーす。ポチっと」

 

 太田はそう言いながらスイッチを押すと、ステージから四角い形をした戦車が出てきて、何かを発射された。

 そのなにかは、みんなの前に行くと形を変えて、ビンゴシートに変身した。

 

「ふむ、これは少し面白そうだな」

「運と言ったも、当たるかどうかは分かりませんわね」

「面白そうじゃない、私もやってみるわ!!」

「よーし、これは何としても当てて見せる!!」

「プラウダが負けるわけにはいかないわ!!」

「いざ、知波単の名に懸けて!!」

「ふふっ、やってみよう」

「っ、緊張しそう」

「頑張るでゲソ! みほ!」

「え、うん。イカ娘ちゃん、そうだね」

「何が当たるのかなぁ?」

「気になっちゃいます!」

「景品か、まぁ当てるだけ当ててみるか」

「ふふ、受けてみましょう」

 

 みんなのやる気に、太田は「それじゃあ、配り終わったみたいですし。早速ビンゴ開始だー!!」と同時に、スイッチを押すと。画面にある文字が映し出される。それは……。

 

 

『現在の時刻、ただし分の部分がビンゴの番号』

 

 

 それを見た瞬間、勇樹は「えっと時間は」と確認し始める。

 

「現在の時刻だが、8時43分。43だ。」

 

 勇樹がそう言うと、一部から「あ、あった!」と反応がしてきた。

 

 

「出先がいいわね」

「ふふん、これくらい余裕よ!」

「あ、私もあった」

「む、私もだ」

「見つけたー!」

「えっと…あ、あったわね」

「はっけーんっと」

「おお、見つけたぜよ」

「私もだおりょう」

「お、あのガキンチョのおかげだ」

「あったにゃー!」

「あ、凜ちゃん。私もあった!」

「見つけたずら!」

「へっ、あたしも見つけたっと」

 

 ダージリン、カチューシャ、愛里寿、麻子、桂里奈、エリカ、杏、おりょうと左衛門佐、綺羅に凛と花陽、花丸とオウフルは見つけた。だが。

 

「ふむ、初めに見つけるのはなかなかないから仕方ないな」

「Oh、NO……難しそうね」

「ありゃ、あたらねーべ」

「あーなかったぁ、ミカは?」

「私もなかったよ」

「むむむっ! これはインチキか!?」

「桃ちゃん、考えすぎだよ」

「西隊長! 福田外しました!!」

「何ッ!? あ、私もだ」

「ったく、なんで外すんだ」

「なかったわね」

「せやな絵里ち」

「堕天使は、決してくじけない!!」

「あ、外れた」

「ううっ……なんで外れるですかぁ……あうっ」

 

 まほ、ケイ、アリーナ、アキ、ミカ、モモと柚子、福田と西、ユウヤ、絵里と希、善子、聖羅、デッドは外れてショックしている者がいる。

 

「穂乃果はどうでしたか? 私は当たりましたが」

「うーん、まだなんだ」

「そうですか。千歌は当たったようです」

「え、そうなの!?」

 

 穂乃果は43がないか探していると、海未からの報告に反応する彼女。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「じゃあ、次行くぜー!!」

 伊江が言うと同時に、スイッチを押すと。画面にある文字が映し出される。それは……。

 

 

 

 

『ウサギさんチームの平均身長、ただし下2桁で』

 

 

 それを見たウサギさんチームは「えっと確か」と考え込む。

 

「確か、私は151センチほどあったね。あゆみは?」

「160センチ、紗季は?」

「……150……」

「桂里奈は145ー! 優季は?」

「145だよー、あやは?」

「えっと、150だよ」

「それじゃあ、これらを足して6で割ると……約150㎝になるね」

 

 梓がそう言うと、優季が「それじゃあ」と言い始めた。

 

 

「私たちは50センチだねー」

 

 

 そう言うと、先ほど同様。一部から「あ、あった!」と反応がしてきた。

 

 

「あ、ありましたわー!」

「あ、あったわ!!」

「っと、こっちもだな」

「こっちもあったっす!!」

「あったべー!」

「む、あった」

「キャプテン見つかりました!!」

「でかしたぞ近藤!! あ、私もあった」

「あったー!」

「桂里奈凄い!! あ、私もあった」

「あったにゃ、これはいいことありそう」

「私もだっちゃ!」

「っと、次はあった」

「あ、あったわー! にこもあったわ!!!」

「すごいやんにこっち、あ。うちもあった」

「ありましたわ」

「おお、ボクもあった」

 

 ローズヒップ、アリサとナオミ、ペパロニ、ニーナ、まほ、近藤と磯部、桂里奈とあゆみ、ぴよたん、ユウヤ、にこと希、ダイヤとヘイトは見つけた。だが。

 

「はずれですか、はぁ」

「外れった。心配になってきたぞ……」

「む、当たりませんでしたね」

「当たりませんでした」

「あー、だめだぁ当たらないよ」

「あ、あった……あ、外れでした」

「うわぁ! 外れた!」

「外したわ、でもまだチャンスはある。落ち着きましょ」

「外れた、早くイカの人よりも先に手に入れないと!」

「外れたずらぁ…あう」

「あたりなし、ふぅ。これは難しいですね」

「むぅ、外れだ」

「あたりなし……あらら」

「外れか、まぁ少し落ち着こう」

 

 オレンジペコ、アンチョビ、クラーラ、パゾ美、ミッコ、池田、ツチヤ、千鶴、渚、花丸、英玲奈、シルバー、キルは外れてショックしている者がいる。

 

「千歌ちゃんはどう? 私は当たったけど」

「うーん、まだなんだ」

「そうなんだ。穂乃果さんは当たったよ」

「え、本当!?」

 

 千歌は50がないか探していると、曜からの報告に反応する彼女。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 ここからは少し時間がかかるため、ダイジェストに解説しよう↓

 

3:漢数字が入った名前は何名?

  1名(アンチョビの本名は、安斎千代美)

 

4:眼鏡をしている人物は何名?

  9名(福田、大野あや、武部沙織、河島桃、猫田、おりょう、ルミ、根倉、紗倉清美)

 

5:あだ名で呼ぶことがある人は?

  43名(自動車部とネトゲ部、ローズヒップとオレンジペコ、ダージリンとアッサムとルクリリ、ニルギル。ケイ、ナオミとアリサ、福田、池田、細見と玉田と寺本と名倉、ノンナ、クラーラ、カチューシャ、アリーナとニーナ。バミューダトリオとミカとアキとアッコ、アンツィオ高の生徒、そしてシンディーと風紀委員)。

 

6:姉妹、もしくは兄弟がいるの人はいるか?

  25名(西住、相沢家、アンチョビ、河島桃、武部沙織、磯部典子、近藤妙子、河島忍、澤梓、山郷あゆみ、大野あや、小山柚子、園みどり子、金春希美、ナカジマ、スズキ、ホシノ、ダージリンとアッサム、ケイ、ナオミ、逸見エリカ、高坂穂乃果、絢瀬絵里、高海千歌、黒澤、鹿角)

 

7:今夜の最低気温は?

  18℃

 

8:勇樹の体重

  81キログラム(当時16歳)

 

9:Aqoursの最長ー最低の身長の差

  11センチ(小原鞠莉(163)-国木田花丸(152))

 

10:千鶴さんが料理をした時の時間

  2秒(ちなみに作ったのは、チャーハン、カレー、から揚げ定食、かき氷のメロンであった)

 

11:大洗が優勝したのは、第何回?

  63(公式認定です)

 

 と、このように何度もやった結果、当たった者がいれば外れるものがいた。そして…。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『カール自砲臼砲が完成されたのは、19何年?』

 

 文字が浮かび上がったため、秋山が「1937年ですね」と言うと。みんなは「37」を探し始めた。そして……。

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ビンゴだっ!!」

 

 

 

 

 

 栄子が、ビンゴ画面のマスが斜めに揃ったため『ビンゴ』と言うと、みんなが「ええっ!?」と驚きの反応をする。

 

 

「おー、さすが栄子ちゃんねー。勇樹ちゃん」

「はい、喜んで!!」

 

 

 ココアはそう言うと勇樹は栄子をステージへと連れてきた。

 

 

「さーて、初めのビンゴが揃ったのは相沢栄子ちゃんだけど。正直どう?」

「えっ? そ、そうだなぁ。初めてビンゴをとったのは少しうれしいな、ほんと、うれしいよ」

 

 ココアは栄子の話を聞いていると、千鶴は「すごい運ね」と言葉を漏らす、それを聞いたたけるは「そうだね、千鶴お姉ちゃん」と答える。

 

「そんじゃあ、栄子ちゃんはこの機械を」

 

 ココアはそう言いながらステージにある巨大な自動販売機型の装置に向けて言うと、彼女は「って、いくら何でも」と汗をだらだらと流し始めた。

 すると勇樹が現れて「違いますよ」と言い始める。

 

 

「この装置は、『欲しいもの販売機』と言う機械でして。この機械についているレバーを動かせば、その人にとって非常に欲しいものが出てくる道具なんです」

 

 

 それを聞いた栄子は「本当か?」と言うと彼は平常心を保ちながら「本当です」と答える。

 

 

「んー、まあ何が出るか分からないが。やってみるか」

 

 

 栄子はそう言いながら、自販機についているレバーを動かすと。自販機は『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開くとある物が出てきた。それは。

 

 

 

「えっと、何だこの植木鉢は?」

 

 

 栄子が手にしているのは、植木鉢に小さな木(品種は紅葉)が付いた道具で。植木鉢には赤と緑のライトとスイッチが付いている。

 

 

「お、なかなかすごいものが出たね。それ結構いいものだよ」

「え、いいものっ!?」

 

 

 勇樹の言葉に栄子は目を丸くして驚く。

 

 

「そ、この道具は『正じ木』と言って……って、話すより実際にやるか」

 

 

 勇樹はそう言うと「おーいイカ娘、こっちに来て―」と言うとイカ娘は「わかったでゲソ」とステージへとくる。

 

「さて、試しにだけど……今日はバイトしたか?」

「ん? バイトはちゃんとしたでゲソ」

「んー、確かにそうだな」

 

 勇樹の質問に、イカ娘と栄子は答えると。彼は「まあ、普通はそうだね。でもそれが嘘だったら?」と言うと、千鶴が「それもそうね」と答える。

 

 

「そこで、この道具に向けて。先ほどのことを言ってみて」

 

 

 勇樹はそう言うと、栄子は「あ、ああ。わかった」と言いながら、植木鉢をイカ娘に向ける。

 

「そしたら、スイッチを押して。さっき俺が言ったことをこの機械に言う」

「ん? なんでそれを?」

 

 栄子は渋々と、スイッチを押して「イカ娘はバイトをしたか」と言う。すると。

 

 

 シュシュシュシュッ!!

 

 

「な、なんでゲソ!?」

「げっ! 葉っぱが緑色になった!!」

 

 突然、紅葉が緑色になる。それをみた勇樹は「あ、正直だね」と答える。

 

「このように、葉っぱが緑色になると。正直に答えているってことになる」

 

 それを聞いた千鶴は「じゃあ、嘘をついていたら?」と言うと「そうですね」と言い始める。

 

 

「それじゃあ、イカ娘。千鶴に変なことしていなかったか?」

 

 

 勇樹はそう言いながらスイッチを押すと。今度は……。

 

 

 シュシュシュシュッ……。

 

 

「おわっ!! 枯れた?!」

 

 今度は紅葉が赤色に変身した。それを見て勇樹は「うん、大丈夫だ」と答える。

 

 

「このように、紅葉は赤色になって。相手は嘘をついていることになります」

 

 

 勇樹の言葉に栄子は「お、そう言う事か」と何か思いついたのか、イカ娘に見えないようにニヤリと何か考えた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「まだ景品はあるからねー、それじゃあ次行こう!」

 

 ココアはそう言うと、画面にはあるものが映し出される。

 

 

『以外だがお金持ちの人は?』

 

 

 それを見たみんなは「あ、そう言えば」と驚きの反応をする。

 

 

「わたくしも、実家は確か。お金持ちではありませんが、稼働をしていました」

「私も、パパが医療をしているからわかるわ」

「わたくしとルビィもですわね、たしか小原さんも」

「そうね、学園長もしているわ」

「ふむ、私とみほもそうだな」

「私も……みほさんと同じ」

「斑鳩もそうだったな」

「あ、叢もだ」

 

 華、真姫、ダイヤとルビィ、鞠莉、まほとみほ、愛里寿、ユウヤとシルバーがそう言うと。太田が「えっと合計は10人だね」と数える。

 

 

「勇樹君、10だよ」

「あ、ありがとう勇樹。10か……誰か当たった人はいないか?」

 

 勇樹がそう言うと、ある人物が「あ」と声を出す。それは……。

 

 

「あ、あたったにゃー!!」

「おっし、こっちもだ!」

「あ、あたった……あたったー!!!」

 

 

 なんと、次に当たったのは大洗の戦車道をしている『ねこにゃー』基『猫田』と、南風の店長とJJの『デッド・アルベリータ』が当たった!

 

 

「おお、なんと3名も当たったんだ。すごいじゃん」

「それで勇樹君。3人をここに移動させますか?」

 

 

 ココアは感心するかのように言っていると、百合子が心配そうに勇樹に小声で言ってきた。すると勇樹は。

 

 

 

「それは大丈夫、こんな時にあろうかと……『それじゃあ、1度に多くビンゴが揃った人は。そこの画面に手を触れてください』」

 

 

 勇樹はそう言うと、3人は「どういう意味だ」と思いながら画面に手を触れる。すると。

 

 

 ガダガダガダッ!!

 

 突然自販機が上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開くと、3つ物が出てきて当たった人物に向けて発射して、受け取られる。

 そして、自販機から出てきた物。それは。

 

 

「だ、ダンベル?」

「む、招き猫?」

「目覚まし時計……なんだろう?」

 

 

 ねこにゃーにはダンベル、南風の店長は招き猫、デッドは目覚まし時計を手に入れた。

 

「おー、ねこにゃーさんはすごいレアな物ですね。それは『ダンベル型充電器』ですよ。

 

 勇樹はねこにゃーが持っている道具、ダンベル型充電器を言うと。彼女は「え、えっと。どういう?」と戸惑っている。

 

「ダンベル型充電器は、動かせば中についている小型の充電発生装置が作動して、電気をため始めることが出来る最新の装置です」

「な、なるほど。しかしそれは数百回やっても十分か一時間ほどしか持たないじゃ?」

「それは大丈夫! その中には最新の装置が付いていて、わずか10分程度でも1時間分の電気が充電されるようになっています」

 

 勇樹の説明を聞いたねこにゃーは「おおお。そ、それはすごい!」と感動する。

 

「これさえあれば、ぴよたん殿とももがー殿と一緒に永遠に…感謝するにゃー!!」

「すごいもも!!」

「これは永久に使える発明品だちゃ!!」

 

 猫にゃー以外に、ぴよたんとももがーも。勇樹の発明品に感謝することになっている。

 

 

「それはいいが、少年。この道具は何だ?」

 

 南風の店長は、招き猫を見せると。勇樹は「あ、それですか」と言いながら説明をし始める。

 

「それは『カムカムキャットマシン』と言いまして、人口密度基、人を呼ぶことが出来る装置です」

「ふむ、それはいいな。しかしこれは制限があるじゃないか?」

「まあ、そうですえ、この道具は範囲は100mから500m以内、時間は8時間しか持ちませんが。福を呼ぶこともできる装置であり、中には人数設定することが出来ます」

 

 勇樹の話を聞いた店長は「ふむ」と考え込む。そして。

 

 

「まぁ、ライバル店には負けるが。少し使ってみるか。どうなるか気になるしな」

「どうなるって……まあ、少しだけなら正直うれしいです」

 

 店長の言葉に勇樹は苦笑いで答える。あと、少しでもうれしいんだ。

 

 

「ね、ねえ勇樹。私が受け取ったこの目覚まし時計は、なに?」

 

 デッドは目覚まし時計を勇樹に向けて言うと、彼は「あ、それは」と鈍い反応をしながらも、説明し始めた。

 

 

「それは『大音量型・目覚まし時計』と言って、設定した時間帯にすると。目覚まし時計が発動する道具です」

「なんだ、普通じゃん。ま、現時刻の1分後に設定してっと」

 

 サスペクトはデッドから目覚まし時計を取ると、時間を設定してどれくらいの音か確認する。

 それを見た勇樹は「ば、馬鹿ッ!! やめろ!!」と慌てるが、時すでに遅し。長針が設定した時刻に合わさった瞬間。

 

 

 

 

 

 ジリリリリリリリリリリッ!!!!

 

 

 

 

 まるで大音量で音楽を聴いている、もしくは1度に花火を見ていたときに音が激しすぎる。または、大人数が黒板で爪を立てて一気にひっかく音に近い高い音と大音量が会場に響いた。

 

「ぎゃあああっ!! み、耳があっ!!!」

「頭が痛いにゃー!!!」

「うわっ! メガネがって耳がっ!!」

 

 会場にいたみんなもあまりの音にみんなは耳を抑えるのに必死。勇樹は「用意して正解だった!!」とカバンからリモコンを出してスイッチを押すと、目覚まし時計は止まったのであった。

 

「ふぅ…まあこのように音が響くから気をつけてな」

 

 それを聞いたデッドは「わ、わかった」とあまたを動かすと、サスペクトに「……後でお仕置き」と冷たい目つきで彼をにらみつける。

 それを見たサスペクトは「お、お手柔らかに……」と汗をかきながら土下座をするのであった。

 

 

※ちなみに、大野のメガネは勇樹が修理し。陶器やコップ類は割れていなかった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「それじゃあ、ビンゴの続きをしよう!!」

 

 ココアはそう言いながらスイッチを押すと、画面にはある文字が映し出される。

 

 

『ダージリンが言う格言を。オレンジペコではなく祝福音がやったら。何秒かかるか?』

 

 それを見た中、ダージリンは「あら、それは気になりますわね」と面白い反応をする。

 

「私の格言を答える人は、だれか少し気になりますわね」

「私じゃなく、福音さんがやるのですか……少し心配です」

 

 ペコはそう言いながらステージにいる福音を見ていると、ダージリンが「では早速」とある格言を言い出す。

 

 

 

「こんな格言を知っている? 『人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である』」

 

 

 

 それを言った瞬間、百合子が「タイマー開始!」とストップウォッチで時間を図り始める。福音は「うーん、誰だろう?」と考え始めた。

 

 

「確か……フランスだっけ? えっとジャンヌダルク……じゃない、シャルルマーニュじゃない……だとしたら、誰だろう?」

 

 

 真剣に考えている福音にみんなは「(お願い、〇〇秒にして)」と真剣に願っている参加者。

 すると福音は「そうだ、あれだー!」と何か思い出したのか、ある偉人を言い出した。それは。

 

「人生と言う試合で最も重要なのは、休憩時間の得点であるを言ったのは、ナポレオンだー!!」

 

 

 それを聞いたダージリンは「正解」と言ったため、百合子が「停止、タイムは!」とストップウォッチを見て時間を言った。

 

 

 

 

「時間は、32秒丁度、32秒丁度です!!」

 

 

 

 32と言ったため、みんなは「32はどこだ?!」と急いで確認すると、ある人物が「あ」と声を出す。それは……。

 

 

 

「ビンゴだ。横にそろったぞ」

「び、ビンゴです! 当たりましたー!!」

「凛もビンゴにゃー!!」

「やっと、このカチューシャが当たったわ!! ビンゴよ!」

 

 

 

 麻子、妙子、凛、カチューシャが揃い、勇樹は「お、揃った?」と反応する。

 

「会長、あなたからもお願いします」

「わかったよ、じゃあ揃ったものは。勇樹ちゃんがさっき行った通りに画面に触れてねー」

 

 ココアが言うと、麻子たちは画面に触れると自販機が『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開き、4人にある物が放たれて手に入れる。それは。

 

 

「枕?」

「えっと、バレーボール?」

「カップ麺?」

「何、このカメラ?」

 

 

 麻子は枕、妙子はバレーボール、凜にはカップ麺。そしてカチューシャはカメラを受け取っている。

 それを見た勇樹は「それじゃあ、前回同様、説明します」と言いながら、道具の説明をする。

 

 

「まず麻子さんが受け取ったその枕ですが。これは『枕型睡眠圧縮装置』と言いまして、低血圧・ナルコレプシー・ショートスリーパーなどと言った睡眠障害などを解決するために作った最新の道具です」

 

 

 難しい用語で言ったため、みんなは「なんだそれ?」と頭を傾ける。

 

「麻子知っている? 低血圧は分かるけど、ナルコレプシーっていう言葉」

「確か、一種の睡眠障害で、日中に突然、耐え難い眠気に襲われると聞いたことがある」

 

 麻子の説明に沙織は「そうなんだ」と反応する。

 

「勇樹、それじゃあこの道具はわずかな睡眠から長い睡眠を解消することが出来るのか?」

「まあそうですね、一種の医療器具型の道具ですから、原因から解決法を教えてくれます」

 

 それを聞いた麻子は「そうか、それだったら安心できる」とつぶやく、帰ったら早速使うようだ。

 

 

「それじゃあ、私はバレーボールですが。なんですか?」

「あ、それは『スパルタロボット・バレーボールバージョン』です」

 

 妙子の質問に勇樹は答えていると、典子が「それは本当ですか?!」と反応する。

 

「典子さん、本当です。バレー部のために訓練ロボットです。スパルタなので訓練機能が搭載しています」

 

 勇樹はそう言うと、典子を含むバレー部は「やったー!!」と大喜び。

 

「キャプテン! これで私たちは!!」

「ああ、バレー部復活も目の前かもしれない!!」

「よーし、帰ったらやりましょう!!」

「賛成です!!」

 

 張り切るバレー部に桃は「余計なことを」と勇樹をにらみつけるが、本人は悪気はない。

 

 

「ねえ、勇樹君。それじゃあ凜が手にしているこのカップ麺は?」

「そのカップ麺は、『インスタントカップラーメンメーカー』と言ってね。好きな具材を入れてスイッチを押すだけで自動でカップ麺が出てくるのです」

 

 それを聞いた凜は「それ本当?」と言いながら、試しに起動してみることに。

 

「凜ちゃん、それだったらこのコーンとチャーシューを入れてみたらどうかな?」

「あ、それいいねかよちん!」

 

 花陽の提案に凜は賛成すると、それを機械に入れてスイッチを入れる。

 すると、カップラーメンメーカーは『プシュー!』と蒸気を出しながら作り始め数分後、ふたが開くと中には『コーンとチャーシューの濃厚豚骨ラーメン』が出来上がっていた。

 

「わぁっ、凄いにゃー!!」

「それ、一度に入れるのは10品までだけど。コンピューターと電子機器が自動で食材にある味を計算して作り上げるのです」

 

 勇樹がそう言うと凜は「ありがとう勇樹君、大事にするね!」と喜ぶのであった。相当気に入ったようだ。

 

 

「ねえ、このカメラは何よ?」

 

 カチューシャは不機嫌そうにカメラを手にして言ってきた。よく見ると、カメラにはお菓子のパーツが付いている。

 

「あ、それは『菓子カメラ』と言う最新の道具です」

 

 勇樹がそう言うと、プラウダの生徒らは「菓子カメラ?」と一斉に答える。

 

「えっと原理を説明しますと、例えば雲の成分を綿菓子と同じ成分にしてやるかのように、カメラがフラッシュするとフラッシュが自動的に綿菓子と同じ成分と含んでいない成分を調べて、その含んでいない成分を入れるようにしてくれるようになっています」

 

 長い説明にみんなは頭からハテナマークを浮かばせていたため、勇樹が「まあ、実際にやってみましょう」とカバンからコップを出してカチューシャがいるところまで走っていく。

 

「じゃあカチューシャさん、早速ですが。このコップをとってください」

 

 勇樹がそう言うとカチューシャは「入れなくてもわかっているわよ!」とカメラをコップに向けて標準する。

 そして、カメラのスイッチを押すと『パシャッ!』と写真を撮る音とフラッシュがあたりを照らした。

 

「……何も変わらないじゃない」

 

 コップをとったカチューシャは不満そうに言うと、勇樹が「すぐに変わっていますよ」と苦笑いで答える。

 それと同時にコップを手にすると、カバンからトンカチを出し始める。

 

「な、何をするの!?」

 

 カチューシャはおびえながら言うと、そのまま勇樹はハンマーである物に向けて振り下ろした。それはなんと……。

 

 

 

 バガッ!!

 

 

 

 

 なんと勇樹がハンマーで振り下ろしたものは、先ほど菓子カメラで撮ったコップであった!!

 コップは氷のように砕けると、まるで石ころのように様々な大きさであたりに散らばる。

 

「な、なにをするのよ!! もう、怖かったわよ……」

 

 カチューシャはそう言っていると、ニーナが何かに気づいたのか「これは」とガラスの破片を手にして数秒後。それを口に放り込む。

 それを見たアリーナは「ニーナ?!」と驚くと、ニーナはある事を言い出す。

 

「甘え、こぃはガラスじゃなぐアメさ変わってらよカチューシャ様(訳:甘い、これはガラスじゃなくアメに変わっていますよカチューシャ様)!!」

 

 それを聞いたみんなは「えええっ!?」と驚きの反応をする。

 

「私も試しに…っつ! 本当に甘いですね」

「私も……甘っ!!」

「んだんだ!」

「甘いべ!」

 

 ガラス風のアメを食べていく光景を見たカチューシャは「ちょっと! 私も食べさせなさいよ!」と言っていると勇樹は「あ、説明がまだあります」と説明し始める。

 

「このカメラで撮った本物はこのカメラで保存して、戻したいときは赤色のスイッチを押します。するとインスタント用紙が出てきて、お湯をかけるだけで戻るようになっています」

 

 それを聞いたカチューシャは「あら、それは便利ね。ありがとう、ユウキ-シャ!!」とお礼を言う。

 

「どうもどうも……ユウキ-シャって誰?」

 

 途中、勇樹はカチューシャから与えられたあだ名に戸惑う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「それじゃあ、ビンゴの続きをしよう!!」

 

 ココアはそう言いながらスイッチを押すと、画面にはある文字が映し出される。

 

 

『自動車部が好きな車で、何年ごろはやったの?』

 

 

 それを見た瞬間、ナカジマは「あーそうだねぇ」と考え込む。

 

「言われてみたら何が好きなんだろう?」

「やっぱここは世界三大レースですべて優勝したグラハム・ヒルが乗っていたレースカーかな?」

「いやここは、何でも乗りこなせた天才、ジム・クラークかな?」

「いや、コンピューターと言われたニキ・ラウダだよ!」

 

 

 自動車部がやんややんやと言っていたため、杏は「時間かかりそうだねぇ」と苦笑いする。

 

 

 そして数分後、ナカジマが「決まりました」と言い始めた。

 

 

「好きな車はヘネシーヴェノムGT です!」

 

 

 それを聞いた前田美鈴は「確かそれは2014年ごろだね」と答えると、伊江が「じゃあ14だな」とあっさりと言う。

 そして、続いて当たったのは。彼らであった。

 

 

 

「おっしゃー!! ビンゴっす!!」

「玉田!! 開いたマスが揃いました!!」

 

 

 次に当たったのは、アンツィオ高校のペパロニと知波単の玉田であった。

 

 

 

「おー当たったんだ、じゃあ今度は……」

「私がやろう、それじゃあ揃ったものは。勇樹がさっき行った通りに画面に触れてくれ」

 

 勇樹の代わりに、今度はアレンは言うと、ペパロニと玉田は画面に触れると自販機が『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開き、2人にある物が放たれて手に入れる。それは。

 

「うわでっか!! 何すかこれ?」

「ピンクの箱……なんでありましょうか?」

 

 

 ペパロニには大型の自動販売機、玉田は『No-gyo- Setto』と書かれたピンク色の箱を手に入れた。

 

「じゃあ説明しよう。ペパロニが当たったのは『食材セット販売機』と言う自動販売機で、作りたいモノを言いながらお金を入れてスイッチを押すだけで、必要な食材が出てくる道具です」

「え、なんだ。これ無料じゃないっすねぇ。ぶー」

 

 勇樹の説明にペパロニは頬を膨らませて不満を言っているが、勇樹は「しかし」と説明をし始める。

 

「この道具に使用するお金は低コストなので10円を入れるだけで充分です、さらにセットなので一度にたくさん出てくるようになっています」

 

 それを聞いたペパロニは「本当っすか?」と疑っている。それを見たアンチョビは「それなら、試してみるか」とポケットから財布を出して、試しに10円を入れてみた。すると。

 

 

 

 ガビギビビビビイイイッ!!!

 

 

 

 突然販売機が動き、煙突が『ピーッ!!』と鳴ると、『チーンッ!!』と音鳴り響く。そして扉が開くと同時にあるものが出てきた。

 それは緑色の包まれた大きな風呂敷。

 

「おわっ!! な、なんだ!?」

「っと、これは……」

 

 驚くアンチョビにペパロニは恐る恐る風呂敷をほどいて開けてみると、そこに入っていたのは。

 

 

 イタリアでしか売っていない高級パスタの麺とトマトにチーズ、さらには日本で売っている最高級の卵が入っていた。

 

 

「うわっ、姐さん。これすごい高級な物ですよ!!」

「何ッ!? それは本当か!!」

 

 ペパロニの驚きにアンチョビは反応すると、カルパッチョが「本当ですね」と答える。

 

「おおっ!! これはすごいな、これらが10円でだったら非常に素晴らしい!!」

 

 アンチョビはそう言うと、ペパロニは「サンキューっす!!」と勇樹に言うと、彼は「どういたしまして」と答えるのであった。

 

 

「勇樹殿、この『ノーギョーセッテ』とは、いったい何でありますか?」

 

 続いては、玉田がピンク色の箱を見せると勇樹は「あ、これ?」と説明をし始める。

 

「これは『農業セット』と言って。時間がかかる農業作業をわずか1日から1週間程度で出来上がるんだ」

「そ、そうでありますか」

 

 勇樹の説明に、玉田は驚くかのように言うと。西は「ちょっと待ってください!」とある事を言い出す。

 

「これじゃあ苦労が泡になるのではありませんか!? いくらそちらの技術が素晴らしくてもおかしいです!!」

「そ、そうであります!!」

「反論するであります!!」

 

 西の言葉に、福田と池田はそう言うと勇樹は冷静に「まぁまぁ」とみんなを落ち着かせるかのように言い始める。

 

「これは楽にしてくれることもありますが、実際の天気に季節・そして機構などを再現したり。その農業の人にとっての害虫も含んでいるのです」

 

 それを聞いた西は「そ、そうか」と理解する。

 

「なお、これは米以外に野菜に菌で育てる納豆に味噌にチーズなどと言った難しい菌類なども含んでいます」

 

 それを聞いた福田は「おおっ! これはいい道具でありますね!!」と反応する。

 

「なお、これは店員5名以上じゃないと使用できませんので、ご注意を」

 

 勇樹の説明に、玉田は「そうでありますか。ありがとうございます!!」と感謝する。

 当の本人は「そこまで感謝されなくても」と苦笑いする。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「それじゃあ、ビンゴの続きをしよう!!」

 

 ココアはそう言いながらスイッチを押すと、画面にはある文字が映し出される。

 

 

『伊江がパンチングマシンで出した力は?』

 

 

 それを見た瞬間、伊江は「お、それならちょっと待っとけよ」と言いながら、ステージに『パンチングマシン』を持ってきた。

 

「会長、これにパンチをしてオレが出した力で数字をビンゴの一つにするんですよね?」

「そーだよー。まあちゃっちゃとやってー」

 

 会長の言葉に伊江は「よっしゃ!! やってみるか!」と起動してパンチングマシンをやり始める。

 

 

「そんじゃあ、いっくかああっ!!」

 

 バッガアアアアアッ!!

 

 伊江は勢いよく機械にパンチすると、カウンターが2桁を超えて3桁、4桁と徐々に上げていき。停止した時には6桁になっていた。

 

 

『結果、今回のパンチ力……153224㎏』

 

 

「「「「「「ブーーーーッ!!!」」」」」」

 

 

 意外な結果を見たみんなは、あちこちから噴き出して騒然となっている。

 

 

「えっと……会長、この場合は?」

「んー、そうだねぇ。ウーロン。どうする?」

「ハイ、この場合ハ。最後の2桁が優先だと思いマス」

 

 

 ウーロンの言葉に、ココアは「それじゃー24!」と言うと、続いてに当たったのは彼らで合った。

 

 

「あ、やったー!! 当たったよ!!」

「あ、沙織さんが当たりました!!」

 

 みほの言葉に伊江は「お、今度は沙織か!」と反応して、

 

「さーて、ビンゴが揃った武部沙織。正直どうだ?」

「えっ? もー、そんな事岩根いでよー! そうだなぇ、麻子の次に当たったからなんというか。ビンゴをとったのはうれしいなぁ」

 

 伊江は沙織の話を聞いていると勇樹が「さあ沙織さん! 早速これを!」と欲しいもの販売機を出すと、彼女は「よーし、やってみるか!」は言いながら、自販機についているレバーを動かす。

 すると自販機は『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開くとある物が出てきた。それは。

 

 

「えっとハート型のポーチ……て、ナニコレ?」

 

 

 ハート型をしたポーチを見た彼女は、頭にハテナマークを浮かべていると。百合子がやってきて「これは私が説明します!」と説明をし始める。

 

「これは『流行性・モテカワJKメイクセット』と言いまして、最近流行しているメイクセットを出すことが出来る道具です!!」

「えっ、てことは何でもそろっているってこと。それすごいじゃん!!」

 

 沙織は驚いていると百合子が「そうなんです!」と答える。

 

「時代設定装置もついているので、過去の流行っていたメイクも取り出すことが出来ます!!」

「わぁ、それいいね!!」

「はい、凄いですよ!!」

 

 百合子と沙織はそう言っていると、伊江が「はい次があるからー」と言いながら沙織を元の席に戻す。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「それじゃあ、ビンゴの続きをしよう!!」

 

 ココアはそう言いながらスイッチを押すと、画面にはある文字が映し出される。

 

 

『太田が持てる戦車の数』

 

 

 それを見た瞬間、太田は「んー、言われてみたら気になるね」と気にっているかのように考え始める。

 

「え、もしかして本物の戦車なの?」

「いや、それはさすがにないでしょ」

「いくら何でも私は無理でゲソ」

「あたりめーだ」

「いや、あいつが持ち上げるとしたらあり得るな」

 

 それを見たアズミ、真姫、イカ娘、栄子、ユウヤはそう言っていると。太田が「じゃあ勇樹君」と言うと勇樹は「了解」と言いながらレバーを引いた。

 すると、戦車がアームで持って来ると。太田がそれをバーベルで持つかのように「よっと」と持つのであった。

 

「あ、副隊長。あれは私たちの戦車では!?」

「えっ、それって本当!?」

「おいアリサ、あれって確かお前のじゃないか?」

「え、ああっ!! な、なんで!?」

「あー、あの戦車、私たちのー!」

「「「「あああっ、本当だ!!!」」」」

「ナカジマ、あの戦車ってまさか」

「ん? あ、私たちの!!」

 

 なんと戦車は黒森峰のティーガーⅡとサンダースのM4A1シャーマン 76mm砲搭載型に、ウサギさんチームのM3中戦車リーとポルシェティーガーVK4501が太田は持ち上げようとしている!!

 

「ちょ、大丈夫!?」

「え、何が出すか?」

「何がって、それは危険よ!!」

「姉貴の言うとおりだ、中止しろっ!!」

「大丈夫ですよ。これぐらいの重さは僕は慣れていますよ」

「いや、わたくしでさえこれは無理ですわ!!」

「いや、やめろよ」

「ふむ、部品を使ってやるのか? それはそれですごいな」

「隊長、それはやめてください!!」

「オウフル、あなたならこれくらい」

「いや、1両ならともかく4両は……ムズカシイデス」

 

 真姫を初めてみんなは慌ててやめようとするが、太田はそれを無視するかのように勇樹に向けて「それじゃあ開始して」と言うと彼は「OK」とスイッチを押すと、戦車は一気に太田におろした。

 みんなは「見てられない!」と一斉に目をつぶったが、なぜか崩れる音はせず、無音ばかり響いた。

 不審に思い、みんなはそっと目を開けてみると。そこで見かけたのは……。

 

 

「っと、少し重いね」

 

 

 バランスを保ちながら太田が戦車を持っていた。それを見たみんなはポカーンと彼を見ていた。

 

 

『太田、あとどれくらいだ?』

「そうだね、CV33が3台が限界かな?」

『そっか、それじゃあ』

 

 

 勇樹はCV33を持ってこようとするが、アマレットたちが「ちょっと待ったー!!」と一斉に彼を抑える。

 

「いくら何でもやりすぎっす!!」

「そうだそうだ!!」

「な、7台でお願いします!!」

 

 それを聞いた勇樹は「あ、わかった」と驚きながら戦車を太田から話して元の場所へと置く。

 

「じゃ、じゃあ。合計は7台か」

 

 ココアはそう言うと、続いてに当たったのは。彼らであった。

 

「あ、ビンゴだー!!」

「しゃあっ、ついにビンゴしたぞ!!」

「あ、ビンゴしたっ。ビンゴよ!」

「あ、お先に失礼しますダージリン様。ビンゴしました」

「ふふ、ビンゴだ」

 

 最多の人数がビンゴした。ちなみに当たったのは、ツチヤと紅蓮、saint snowの鹿角聖良とオレンジペコ、そしてA-RISEの統堂英玲奈の5名。

 

「太田、それじゃあお願いな」

「OK勇樹君、じゃあ揃ったものは。勇樹君がさっき行った通りに画面に触れてください」

 

 太田が言うと、ツチヤたちは画面に触れると自販機が『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開き、5人にある物が放たれて手に入れる。それは。

 

 

「ん、ドライバー?」

「眼鏡とスプレー……だな」

「雪だるまだね、可愛いっ」

「ティーポットとカップですね……これはいったい?」

「リモコン、どういう意味だ?」

 

 ツチヤはドライバーが4本、紅蓮はゴーグル型のメガネと『毒消しスプレー』と書かれたスプレーと雪だるま型の人形にティーポットとカップ、そして手のひらサイズのリモコンで合った。

 

「さて、この道具の説明は勇樹が話しますが、少し多いので私、百合子・ビューティーとシャーロック・アレンさんが説明します!」

「さて、早速やるか」

 

 アレンはそう言うと、道具の説明をし始める。

 ちなみに、勇樹はオレンジペコ、百合子はツチヤと聖良、アレンは統堂と紅蓮のところへと行く。

 

 

「さて、ツチヤさんが手にしているのは『車用万能修理機能搭載改造ドライバーマシン』と言いまして、これを使うとどんなものでも修理したり改造したりすることが出来るドライバー型の機械です」

 

 それを聞いたツチヤは「へぇー、凄いねぇ」とドライバーを見ているとホシノが「でも、ドライバーだけじゃない?」と百合子に質問するが、彼女は「そうでもありませんよ」と説明の続きをし始める。

 

「この道具はドライバー以外にドリルにトンカチに溶接にドライバーなどと言った工具が搭載しているのです!!」

「え、それってすごいじゃん!!」

 

 百合子の言葉を聞いたスズキはそう言うと、彼女は「そうですよ!」と答える。

 

「さらにこの道具は大きさは関係なく修理することが出来る。これは車用に制作したのです!!」

「お、私たちにぴったりじゃん!」

 

 ナカジマがそう言うと百合子は「それでは、ご自由にー」と離れるのであった。

 

 

「さて、紅蓮が持っているのは『野草探査グラスと毒消しスプレー』と言う道具だ」

「へぇ、この道具がか。役に立つのか?」

 

 アレンは紅蓮が手にしている道具を説明していると、彼は「使い方は簡単か」と言い始める。

 

「まぁ簡単だ、グラスはかけるだけで毒以外は鮮明に見えて。毒消しスプレーはどんな毒でも解毒することが出来る一種の解毒剤だ」

「解毒剤? 大丈夫かそれは?」

「大丈夫だ、勇樹が開発した最新の『ドクナクシバナ』と言う最新の花のエキスを利用して作ったからな」

 

 それを聞いた紅蓮は「焔たち気いるのか」と思いながらカバンに入れていく。

 

「ちなみに、野草探査グラスは。モドキと言った似た植物やキノコなどを探すこともできて。中には貴重な野草類が見つかるかもしれん」

「本当か!? それはラッキーじゃん!」

 

 アレンの話を聞いた紅蓮は、喜ぶと「早速焔たちに知らせよう!」と張り切るのであった。大丈夫か?

 

 

「さて、オレンジペコさんが手に入れたのは『チーポットと温カップ』と言う最新の道具です」

 

 勇樹はオレンジペコが手にしている道具を言うと、彼女は「この道具は、どういう意味ですか?」と質問してきた。

 

「簡単に言うと、珍味の紅茶を作り出してくれるポット型の道具で、お湯を入れて10分待てば、味わったことのない紅茶を作り出してくれるんです」

「はぁ」

 

 勇樹の説明に彼女は目を丸くしていると、アッサムは「可能でしょうか」とつぶやいた。

 

「あ、ちなみに。どんな紅茶かは、ポットについている赤スイッチを押せばレシピと紅茶の葉や詳しい材料を教えてくれます」

「それじゃあ、このカップは?」

「温カップは、紅茶を注ぐための専用のカップで。紅茶がいれるまで一定の温度で温めてくれるため、おいしい紅茶を味わえることが出来ます」

 

 それを聞いたニルギルは「すごいものがありますね」とアッサムに言うと彼女は「そうですね」と同意する。

 

「ちなみに、これは実際に買うと30万円もする本格高級型で、今回は聖グロのためにオリジナルデザインにしたんだ」

「そうですか……さ、30万!?」

 

 値段を聞いたペコは驚くと、勇樹は「ん、そうだけど?」と言うと彼女は「しゃ、シャレになりませんね」と思いながら道具を机に置く。

 

「あ、壊れても自動修復機能が搭載しているから安心してね、じゃあなー」

 

 勇樹はそう言いながらその場から去ったため、ペコは道具を見て「どうすればいいですか」とダージリンに向けるが、彼女は顔を青くしながら立ちすくむのであった。

 

 

「聖良さんがあてたのは、雪ダルマ型ガードロボット『スノー・ダルマン』です」

「へぇ、これがガードロボットなんだ」

 

 百合子は、聖良が手に入れた雪ダルマ型メカ『スノー・ダルマン』の説明をし始めた。

 

「この道具は、小さな姿をしていますが。水分を大量に含めば含むほど大型の巨人に変身するようになっていきます!」

「要するに、ガードマンになれるってこと?」

「そうです、強力な力も発揮できるので安心です!」

「それはいいね!!」

 

 聖良と百合子の話に理亜は「私も欲しい」と言う目つきで見ている。

 

「あ、あとこれはスペアが付いていますので安心を!」

「本当!?」

 

 百合子の言葉に理亜は反応すると、勇樹が「本当だよー」と答える。てか。聞こえるんだ。

 

「起動方法は簡単、雪中に1時間ほど置いておけばすぐに起動します!」

「ありがとう! じゃあ理亜と一緒に大切にするよ。ね、理亜」

「はい姉さま!!」

 

 聖良は理亜に向けて言うよ、彼女は喜んで答える。

 

 

「さて、最後は英玲奈が手に入れた道具だが。それは『逆探知リモコン』と言って、登録している探知機であれば探すことが出来る道具だ」

「ほう、これはすごいな」

 

 最後は、統堂があてたリモコン型の探知機『逆探知リモコン』を説明している。

 

「半径100mから1キロ以内であれば、機械から発生する電波を逆探知して、相手はどこにいるか調べたり。何を使っているか調べることが出来るんだ」

「警察にも許可が下りるほどか?」

「ああ、安心するほどの機能が付いているから安心しろ」

 

 アレンの言葉を聞いた英玲奈は「なるほど」と理解する。

 

「エネルギーは単3電池4つで起動して、継続時間は最長20時間も持つんだ。防塵・防水が付いているから簡単には壊せないぞ」

 

 アレンはそう言うと、英玲奈は「彼の技術はすごいな」と感心するのであった。

 

「また、これは電話機能が搭載しているから。私用かプライベートのどちらでも使えるぞ」

「ふむ、そんな機能があるのか。驚いたな」

 

 アレンの意外な言葉に、英玲奈は驚く。今後、携帯はこれを使うのではないかと思う。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「そんじゃあ、ビンゴの続きをしようか。時間がないから次で最後ねー」

 

 ココアはそう言いながらスイッチを押すと、画面にはある文字が映し出される。

 

 

『栄子の苦手な英語を本物の外国人が聞いたら何秒で勘違いするか。ただし、100を超えたら99より下になる』

 

 それを見た栄子は「あ、あたし?!」と意外なことに驚くのであった。

 

 

「栄子でゲソか……あいつはもうだめでゲソ」

「え、どれくらいダメなの?」

「すべてだめでゲソ、外国人が聞いたら誤解を生むでゲソ」

 

 それをイカ娘の話を聞いた百合子は「どういう意味?」と思いながら頭を傾げる。

 

「ふむ、栄子の英語はどれくらいか少し気になるな。かまわないか?」

 

 そう言うのは、外国人であるシャーロック・アレン。彼女は日本語でしゃべっているが、実は外国人で。日本語以外にフランス語に中国語、そしてロシア語をすらすらと話せる。

 

「会場のみんなにはあらかじめ、この『ほんやく団子』を食べてくださーい」

 

 勇樹はそう言いながら、みんなに団子を配っていく。

 

「ふむ、どこからどう見ても普通の団子だな」

 

「そうですね」

「しかし、これが翻訳するとしたら。意外だな」

 

 西と華、そしてナオミはそう言いながら団子を食べていく。もちろん、会場みんな以外に勇樹たちも食べるのであった。

 

「それじゃあ話をするか」

 

 アレンはそう言いながら、英語を話し始めた。

 

 

 

※ここからは、英語と同時に日本語を入れていきます。

 

 

 

「By the way, Eiko, why are you getting along with the squid girl(訳:ところで栄子、お前はどうしてイカ娘と仲がいいんだ)?」

「え、ええっ!?」

 

 いきなり英語で話してきたため、彼女は驚いているが、冷静に考え始める。

 

「(えっと、確かケイからは『なんとかがーる』って言っていたから……こうかな?)」

 

 栄子は数秒後アレンに向けてこう言った。

 

「の、ノウノウ! す、スプリットガール、アンドウ、マイ、イズ、フレンドリー!(訳:No know! Peace, Split Girl, Ando, My, Is, Friendly!)」

 

 ※ちなみに外国人には「知らない!ピース、スプリットガール、アンドウ、マイ、イズ、フレンドリー」と聞こえている。

 それを聞いたアレンは、「ふむ」と黙り込む。

 

「(少し難しかったか? 彼女は英語が苦手って言っていたな……そうだ、これならどうだ?)」

 

 何か思いついたのか、アレンは再び栄子に向けてこう言った。

 

「Tell me what food is recommended at the sea house "Remon"(訳:海の家『れもん』で、おすすめの食べ物は何か教えてくれ)」

 

 それを聞いた栄子は「ん、フード?」と考え始めた。

 

「(待てよ、今フードって言ったな。そして最後はシーハウスレモンって言ったから……あ、これは分かった!)」

 

 栄子は自信気になっているのか、アレンに向けてこう言った。

 

イッツダ、チャイニーズヌードル!!(Ittsuda, Chinese noodles!)

 

 それを聞いた瞬間、アレンを含む会場のみんなは「「「「「「ブーーーーッ!!!」」」」」」と、再び噴き出して騒然する。

 

※彼女はラーメンと言いたかったですが、『Chinese noodles』ではなくこの場合は『ramen』の方が正しいです。

 

 もちろんアレンは、それを聞いた瞬間、顔を真っ赤にして「WHAT!?」と驚く。

 

「E, Eiko! What you are saying is naked Chinese recommended(訳:え、栄子! お前が、言っているのは、裸の中国人がおすすめなのか)!?」

 

 それを聞いた栄子は「は?」と疑問に思う。

 

「(え、そりゃそうだろ? だってラーメンは誰でも知っているだろうし。そう言えばなんでアレンさんは顔を赤くしているんだ?)」

 

 栄子は疑問に思いながらも、アレンと話をしていく。

 

「い、いえぁ。イッツア、チャイニーズヌードルイズ、ワールドキーワードアンドインスタント(訳:No, no. Itza, Chinese Noodles, World Keywords and Instant)」

 

 それを聞いたアレンは「WHY!?」と驚く。

 会場のみんなも、唖然するものがいれば驚くものがいたり、中には笑っている者がいる。

 

「ヒィーッヒィーッ!!」

「ま、麻子。大丈夫!?」

「あははッ、これは傑作ね!!」

「笑えないような気がするが」

「何よあれ、言葉のキャッチボールが下手じゃない!!」

「そうだな、カチューシャさん」

「まさか栄子殿がそこまで下手だとは……不覚!!」

「自分も同じであります、西隊長殿!」

「ばらばらやん」

「それ言えるわ希」

「Oh……NO」

「鞠莉、ちょっとおかしいよ」

「下手だな」

「ああ、下手だ」

「百合子さん……あなたもしかして」

「うん、気を失いそうです」

 

 会場のみんなは混乱になっていて、もう破滅的。

 勇樹は「これはもうだめだ!!」と思ったのか、カバンから何かないか探していると、カバンからタイマーが出てきたため。勇樹は「あ、これだ」と急いでメガホンを出した。

 

 

 

『時間!! これ以上続けると危険だからしゅうりょー!!!!』

 

 

 

 勇樹の言葉に、みんなは「ほっ」と安心する。

 

 

「ふぅ……I'm sorry Yuki, this has happened(すまない勇樹、こんなことになってしまって)

「いえ、こちらこそ申し訳ありません。まさかこんな事態になるとは知りませんでしたので(訳:No, this is sorry. I didn't know that this would happen)」

 

 アレンは謝るが勇樹もこんなことになるとは知らずにやったため謝っている。

 それを見たみんなは「おおー」と一斉に驚く。特に栄子は一番驚いた。

 

「(え、なんであいつがすらすらと!? 女性と運動が苦手なのはわかったがなんであいつは自アレンさんと。いやその前にあいつ普通に英語喋れたよな!?)」

 

 本人は混乱していた。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「え、えっと記録は……1分40秒だから、40!」

 

 勇樹はタイマーを見ながら言うと、最後に当たったのは。彼らであった。

 

「あ、当たったよー勇樹おにいちゃん!」

「あ、俺もビンゴだ」

「やっと当たったわ!」

「わ、私もビンゴ……ビンゴ!!」

「私もだ、ビンゴ」

「フフッそのようだな」

「あ、当たったー!!」

 

 最後にビンゴしたには、たけるにユウヤと園みどり子、大学選抜の島田愛里寿と黒森峰の西住まほ、そしてサンダースのナオミと継続のミッコの計7名。

 

「それじゃあ皆さん、画面に触れてください!!」

 

 勇樹が言うと、たけるたちは画面に触れると自販機が『ガダガダガダッ!!』と上下左右に動いて数秒後、取り出し口だと思われる場所が開き、7人にある物が放たれて手に入れる。それは。

 

 

「うわぁ、これなんだろう?」

「っと、なんだこの扉?」

「瓶? 何か入っているけどこれは?」

「わぁっ、これは!!」

「カメラとなんだこれは?」

「テープ? いったい何だこれは?」

「うわぁ、家だぁ……って、なんで平面図!?」

 

 たけるはラジコンのコントロールとアンテナ、ユウヤはふすま型の扉、園みどり子は何かチップ見たなのがはいった瓶と、愛里寿は『ボコミュージアム生涯パスポート』と書かれたカードと、まほはカメラと大型の機械がセットと、ナオミはセロハン……ではなく7色の虹が縞模様になっているテープ、そしてミッコは平面図の姿をした家で、なぜかバルブが付いている。

 

「お、これはいいね。それじゃあ道具の説明するよ」

 

 勇樹はそう言いながら道具の説明をし始める。

 

「たける君があてたそのリモコンとアンテナは『なんでもアンテナと操縦機』と言って、動かすものであればなんでも操縦できるよ」

「へぇー、なんでも?」

「そ、動くものであればなんでもだよ」

 

 勇樹の話を聞いたたけるは「それじゃあ」とあたりを見渡すと、ユルトラマンの人形があったため「あれでも?」と言うと彼は「行けるよ」と答える。

 試しにアンテナをユルトラマンにつけて、コントロールを動かしてみるすると。

 

 クイッ

 

「あ、動いた!」

 

 ユルトラマンの足が動いたためたけるは喜んでいると、勇樹は「空は飛ぶこともできるよ」とこっそり教える。

 たけるは「ほんと?」と言うと彼は「ほんと、ちょっと貸してみて」とコントロールを手にして動かすと、ユルトラマンは低空飛行だが空を飛んでいる。

 

「力は通常の3倍で空は低空飛行だが飛べる、そしてコルクの球だったら跳ね返して豆電球程度の光線を放つことが出来るよ」

「すごいすごい!! ありがとう!!」

「ふふん、どうも。あ、コントロール返すよ」

 

 勇樹はそう言いながらコントロールを返すと、たけるは「わーい!」と大喜び。

 

 

「さてユウヤさんはですが、これは『四次元訓練場』と言いまして、ふすま型をしたからくり屋敷風の訓練施設です」

「訓練施設? それなら飛鳥たちがいるところと同じじゃないか?」

 

 ユウヤはそう言うと、勇樹は「まぁ、飛鳥さんと同じシステムがあると思いますが」と言いながらカバンからある本を出した。

 その本には『取扱説明書』と書かれていた。

 

「この屋敷には、自分に合った訓練内容、時間、場所などをこの装置に読み込ませておけば、自動でその書いた内容通りにしてくれるってことになります」

「なるほど、これは便利だな……実際に役立てるか?」

「正直そこまでは分かりませんが、改装中に使うか難しいもしくは苦手な訓練として使うならば行けます」

 

 ユウヤと勇樹は、こそこそと話をしていたためみんなは「何をしているだろう?」と頭を傾げている。

 それを見た百合子は「いいなぁ」とジト目で見ているのであった。

 

 

「それで、そど子さん基みどり子さんは。『世話焼機』と言う機械で。この玉が小型のコンピューターが搭載しているので本人の代わりになれます」

「へぇ、それじゃあ私の分身もできるの?」

 

 緑子は珍しく、勇樹の発明品に興味があるのか瓶の中をのぞいている。

 

「さらに言いますと、これは動かない物につけるだけで使用可能なので。ロープや警棒にぬいぐるみなどと言ったものにつけるだけでもOKですよ!!」

「あ、それはいいわね。とくに冷泉さんはね!!」

 

 そど子は勇樹の言葉を聞いて何か気づいたのか、麻子を見ると彼女は「どういうことだ?」と頭を傾げる。

 沙織派に中に気づいたのか「麻子」と、何かを伝えるかのようにこういった。

 

「麻子、勇樹さんがもらった蛙の道具。動かない物につけるだけ使用可能っていったんだよ!」

「それがどうした……まさか!?」

 

 沙織の言葉に麻子は気づいたのか、突然青ざめる。

 そう、もしかしたら緑子は遅刻常習者の麻子を捕まえるために使うのではないかと。それを見た彼女は、まるで薄着で吹雪にいるかのように震え始めた。

 

 

「愛里寿さんはボコミュージアムの生涯パスポートです」

「やった!!」

 

 それを聞いた愛里寿は、子供のように目を光らせている。

 

「これで、何度もボコミュージアムに行ける!!」

「そうそう。あ、ちなみにだけどそれ実は中にあるものが入ってるよ」

 

 勇樹の言葉に、彼女は「何?」と言いながら開けてみると。そこ入っていたのは……。

 

 

「え、スペア?」

 

 

 意外なことに、スペアのパスポートが入っていた。

 

「このパスポートだけど、実はスペアが入っていて。よかったら友達と一緒に行っておいで」

 

 意外な展開に、愛里寿はボー然としているが。実は心は非常に喜んでいる。

 その後、スペアはボコ仲間であるみほに渡す愛里寿であった。

 

 

「まほさんはすごいものですよ、これは『プラモ製造セット』と言いまして。そのカメラで撮ったものを専用の機械で大きさを決めると、自動でプラモを作ってくれるんです」

「ふむ、これはそう言う機能があるのか」

 

 まほはそう言いながらカメラを見ると、エリカが「試しに何をとりましょうか」と言ってきたため。彼女は「そうだな」と悩んでいる。

 

「あ、そうだ。まずは試しにですが、マウスの写真を…っと」

 

 勇樹はそう言いながらカバンから『重戦車・マウス』の写真を取り出した。

 そして勇樹は「カメラ借ります」と言うと、まほは「わかった」とカメラを渡した。

 

「ちょっと、いくら何でも写真からプラモ化は出来ないでしょう!」

「いえ、この道具は絵や写真に実物からでも自動でプラモを作ることが出来る便利な機能搭載が付いていますから」

 

 エリカの言葉に勇樹はそう言いながら写真を『パシャッ!!』と写真を撮る。

 そして大型の機械から出ているコードをカメラに接続して、画面をいじり始めた。

 

「大きさは、この写真の大体5倍でいいだろ」

「え、5倍ですか!?」

「大丈夫ですか!?」

 

 勇樹は画面をいじりながら言っていると、赤星と小島が驚いて言うと。本人は「大丈夫です」と答える。

 

「この機械は、大きさの計算と作る時間はかかるが、再現度は高く。付属の部品を使えば、実際に動くことが出来ますよ」

 

 勇樹はそう言っていると、取り出し口が開くとそこから『重戦車・マウス 20分の1』が出てきた。

 

「これでプラモが出来上がります。あ、道具とかはこの機械から出てきますから安心してください」

 

 それを見たまほは「ふむ、そういう機能があるんだ」と小さくつぶやく。

 何か考えているようだ。

 

 

「ナオミさんは申し訳ありませんでしたが、バブルテープガムを手に入れることはできませんでした」

 

 勇樹は悲しそうに謝るが、ナオミは「気にしないでくれ」と答える。

 

「その代わり、ナオミさんには『テープガム』と食べるテープをあげます」

「食べるテープ?」

 

 それを聞いたナオミは、赤色のテープを引っ張ってカッターで切り。それを食べてみた。

 

「……ん、確かにうまいな」

 

 ナオミはそう言うと、みんなは「えええっ!?」と驚きの反応をする。

 

「赤色はイチゴか、甘酸っぱくていいな」

「それじゃあ、この緑色は……ハムッ……って、メロンじゃん!!」

「この黄色って……ンムッ……すっぱっ! レモンね」

 

 ナオミはイチゴ味のテープを食べていると、アリサはメロン味、ケイはレモン味のテープガムを食べている。

 

「今この世界で人気菓子の一種で、今持っているのですと10種類ぐらいはあります」

「そうか、それはうれしい」

 

 勇樹の言葉にナオミはフッと息を吐く。

 

 

「最後はミッコさんですが、『キャンピングハウス』と言う手持ちハウスです」

「へぇ、凄いじゃん!」

 

 勇樹の話を聞いたミッコは感心した反応をする。

 

「これはその名の通り家型の手持ち道具で、重さは500グラムもあります」

「おお、それってすごいじゃん!」

 

 ミッコは目を光らせていると、アキが「でも」とこんなことを言い出す。

 

「これって薄い紙だよね。どうやって私たちが入れるようにするの?」

「そうだね、薄いにもほどがあるよ」

 

 それを言った途端、ミッコは医師のように固まって「そ、そうだね」と答える。しかし勇樹は「それは大丈夫です」と話を続ける。

 

「このバルブをいじっておけば……その前に」

 

 勇樹は何か思い出したのか、ミッコに「ステージに来てください」と言うと彼女は「わかったー」と言いながら道具を持ってやってくる。

 

「これを置いて、バルブを動かせばっと!!」

 

 勇樹はそう言いながら、バルブを勢いよく回した。すると。

 

 ムクムクムクッ!!! ボンッ!!

 

 

「おおっ!?」

 

 

 紙になった家は突然膨らんでいき、気づいたときには大きないっけなんに変身していた!

 

 

「このようにすれば、大体は住めます。折りたたむときは外についているバルブを動かせばいいですよ」

「へぇー、そんなのあるんだ」

「また、これには冷暖房に水道電気ガスがすべて備えていまして、家電も最新式。食べ物は1週間分ありますよ」

 

 それを聞いたミカたちは「本当!?」と意外な反応をする。それを聞いた勇樹は、驚きながらも「ほ、本当です」と答える。

 

「やったー!! これなら継続に戻れるぞ!!」

「さっすがミッコ!!」

「やるじゃないか」

 

 ミッコのお手柄に、アキト美香は褒めるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「さて、ビンゴゲームはここまでー!!」

 

 ココア会長の言葉にみんなは「えええー」と声をそろえて言ってきた。

 

「と、言いたいところだが。実は勇樹ちゃん。もう一つ面白ーいものを開発したんだよ」

「ん、面白いもの?」

 

 ココアの言葉に、伊江は「どういう意味だ?」と反応する。

 

「勇樹ちゃん、説明をおねがーい」

「わかりました会長」

 

 勇樹はそう言うと「そのもう一つは、これだあ!!」とステージからあるものを出した。それは……。

 

 

 

「『スーパーすごろくワールド』!!」

 

 

 面積が軽自動車1台分の大きさをしたジオラマと、4つのバッチと12個のサイコロと画面がセットとなった道具が置いてあった。

 




 書いていましたら、文字オーバーしてしまうのではないかと思いまして、3つに分けることになりました。申し訳ございません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回登場した道具は、こちら↓
ビンゴマシーン
 数字であれば何でもビンゴの要素になる道具、専用のカードには0~200まである。
 時間は60~90分で、景品は本人が用意しないといけない。

正じ木
 紅葉の葉が変色するのを利用して作った植物型の道具、相手に

欲しいもの販売機
 この機械についているレバーを動かせば、その人にとって非常に欲しいものが出てくる道具。タブレットからでも使用可能。

ダンベル型充電器
 ダンベルの形をした道具で、この中には充電器が搭載している。
 古そうに見えるが、実はこの中には動かすと充電するようになっていて、動かせば動かすほど充電されるようになっている。
 ダンベル以外にも鉄アレイ型に縄跳び型と言った種類がたくさんある。

カムカムキャットマシン
 招き猫型をした人口密度基、人を呼ぶことが出来る装置。
 この道具が使える範囲は100mから500m以内、時間は8時間しか持たない
 また、これは福を呼ぶこともできる装置であり、中には人数設定することが出来る。

大音量型・目覚まし時計
 設定した時間帯にすると。目覚まし時計が発動する道具だが。非常に高い音とうるさいを賭を放つのでご注意を。

枕型睡眠圧縮装置
 低血圧・ナルコレプシー・ショートスリーパーなどと言った睡眠障害などを解決するために作った最新の道具で。何が原因か調べてくれたり検査するなどと言った医療器具が備わっている。

スパルタロボット・バレーボールバージョン
 バレーボールように作った訓練ロボット。スパルタ型。
 情熱に答えて作った道具で、丸型だが結構頑丈に加工している。

インスタントカップラーメンメーカー
 好きな具材を入れてスイッチを押すだけで自動でカップ麺が出てくる便利な道具。
 一度に入れるのは10品までだが、コンピューターと電子機器が自動で食材にある味を計算して作り上げるようになっている。

菓子カメラ
 このカメラで撮った物はお菓子になってくれる道具、原理は非常にややこしい。
 また、本物はこのカメラで保存して、戻したいときは赤色のスイッチを押しすとインスタント用紙が出てきて、お湯をかけるだけで元に戻る。

食材セット販売機
 作りたいモノを言いながらお金を入れてスイッチを押すだけで、必要な食材が出てくる。
 お金は低コストなので10円を入れるだけで充分、セットなので一度にたくさん出てくるようになっている。

お菓子メーカー
 お菓子の材料を入れて何を作りたいか言うだけで、自動で作ってくれる道具。
 時間は10分と掛かるが、プロ以上の極上のお菓子を作り出してくれる。

食材セット販売機
 作りたいモノを言いながらお金を入れてスイッチを押すだけで、必要な食材が出てくる。
 お金は低コストなので10円を入れるだけで充分、セットなので一度にたくさん出てくるようになっている。

農業セット
 1時間で農業をすることが出来る最新の道具が揃っており、米にみそやキノコなどと言った種類が10種類もそろっている。

流行性・モテカワJKメイクセット
 ハート型のポーチの中には、最近流行しているメイクセットを出すことが出来る道具。
 時代設定装置もついているので、過去の流行っていたメイクも取り出すことが出来る。

車用万能修理機能搭載改造ドライバーマシン
 どんなものでも修理したり改造したりすることが出来るドライバー型の機械で、ドリルにトンカチに溶接にドライバーなどと言った工具が搭載している。
 さらにこの機械は大きさは関係なく修理することが出来る。これは車用に制作した。

野草探査グラスと毒消しスプレー
 グラスはかけるだけで毒以外は鮮明に見えて。毒消しスプレーはどんな毒でも解毒することが出来る一種の解毒剤。
 解毒剤には、勇樹が開発した最新の『ドクナクシバナ』と言う最新の花のエキスを利用して作っている。
 ちなみに、野草探査グラスは。モドキと言った似た植物やキノコなどを探すこともできて。中には貴重な野草類が見つかる可能性がある。

チーポットと温カップ
 珍味の紅茶を作り出してくれるポットで、お湯を入れて10分待てば、味わったことのない紅茶を作り出してくれる。
 どんな紅茶かは、赤スイッチを押せばレシピと紅茶の葉や詳しい材料を教えてくれる。
 温カップは、一定の温度で温めてくれるため、おいしい紅茶を味わえることが出来る。

スノー・ダルマン
 小さな雪だるまの姿をしているが。水分を大量に含めば含むほど大型の巨人に変身するようになっている。スペアもある。

逆探知リモコン
 登録している探知機であれば探すことが出来る道具。
 半径100mから1キロ以内であれば、機械から発生する電波を逆探知して、相手はどこにいるか調べたり。何を使っているか調べることが出来る。警察特許。
 エネルギーは単3電池4つで起動して、継続時間は最長20時間も持つだ。防塵・防水が付いているから簡単には壊れない。

なんでもアンテナと操縦機
 アンテナと操縦機がセットとなった道具では動かすものであればなんでも操縦できる。
 『力は通常の3倍で空は低空飛行だが飛べる、そしてコルクの球だったら跳ね返して豆電球程度の光線を放つことが出来るよ』と勇樹は言っている。

四次元訓練場
 ふすま型の扉をした道具で、からくり屋敷風の訓練所。
 自分に合った訓練内容、時間、場所などをこの装置に読み込ませておけば、自動でその書いた内容通りにしてくれる。

世話焼機
 どんなことでも世話をしてくれる小型の玉型の道具で、動かない物につけるだけで使用可能。
 玉が小型のコンピューターが搭載しているので本人の代わりになれる。

ボコパスポート
 パスポート製造機で製造して作り上げた特性のパスで、生涯型なので何度使っても無料(お金はかかったが(泣))。スペア付き。

プラモ製造セット
 カメラで撮ったものを専用の機械で大きさを決めると、自動でプラモを作ってくれる。
 絵や写真に実物からでも自動でプラモを作ることが出来る便利な機能搭載。
 作るのは時間かかるが、付属の部品を使えば、動くことが出来る。

テープガム
 マスキングテープがモデルで、色にはいろんな味がある。
 勇樹たちの世界では人気菓子。ガムの一種(ちなみに赤はイチゴ、緑はメロンで黄はレモン)。

キャンピングハウス
 家型の手持ち道具で、重さは500グラム。
 冷暖房に水道電気ガスがすべて備えている最新の道具。大きくするときは屋根に付いているバルブを動かせば十分。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。