コラボストーリーシリーズ   作:水岸薫

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『閃乱カグラ 忍たちの生き様編』第七話ー前編

「えっと、佐介君ここで合っているかな?」

 

「わからないよ、でも彼女たちが通ったところはここだと思うよ飛鳥ちゃん」

 

 

 佐介たちは、トンネルの先を進んでいっているが思った以上に長く、カバンから絨毯型の道具『空飛ぶ絨毯』に乗って移動してる。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「これは長いですね、下手したら海底…いえ、地底に着きそうです」

 

「ああ、百合子の言ったとおりだ。これは非常に長いな」

 

 

 百合子とアレンも、あたりを見渡しながら進んでいると。彼女たちはあるところへと出た。

 それは空が赤く地面が荒れていて、月か太陽か判らないが空には何かが浮かんでいる。そして中央には巨大なツボが置いてあった。初めは何かとみんなは思っている。

 

「ツボだね…」

 

「ええ、ツボですね」

 

「なんでツボなのかな?」

 

「ああ、しかし大きなツボだ」

 

 4人がツボを見て呟いた瞬間、突然どこからか「ハハハハハッ! よくここまで来たなぁ!」と、聞き覚えがある声がした。

 そして、ツボの後ろから一人の少女が出てきた。それはブン・ボーグのボスである摸野沙市音である。

 

 

「沙市音! 貴様勇樹をどこにやったんだ!」

 

「勇樹君を返してください!!」

 

 

 アレンと百合子の言葉にッ彼女は「勇樹? あああいつか、返してやるよ」と言いながらスイッチを押した。

 それを聞いた2人はホッとすると同時に、ツボからある少年が現れた。それを見た4人は勇樹だと確信したが、普段の彼とは何かが違っている。

 それは、彼の背中に巨大なアンテナが2つ付いていて右手には棘付き鉄球左手には鋭いサーベル、そして首には紫色をした首輪をしている。

 

 

「ゆ、勇樹君だよね……?」

 

「ゆ、勇樹。どうしたんだ」

 

 

 2人は彼に向けて言うが、勇樹は反応せずその場で立ち止まっている。それを見た沙市音はこんなことを言い出した。

 

 

 

 

「反応しないのも当たり前だ、勇樹はちょいっとした道具を使ってこっちの支持に動くようにしたんだ。行けよ!!」

 

 

 

 

 そしてどこからかリモコンを出してレバーをガチャンっと動かした、すると勇樹の目が開く。だが彼の目は光を失った目をしている。

 すると勇樹が「わかりました……」と言うと同時に、右手の棘付き鉄球が離れるが中の鎖が出てきて百合子に向けて放った!!

 それを見たみんんはとっさによけるが、攻撃の衝撃で百合子が「きゃっ!!」と倒れる。そして、鉄球を自分の所の戻して百合子に向けて再び放つ。だが。

 

 

「っ! 目を覚ますんだ!」

 

 

 アレンは巻物を刀に変えて彼の攻撃を跳ね返す、勇樹はそれを華麗に受け取ると棘付き鉄球を元のところへと戻す。そして左手のサーベルから電気が流れるとアレンに向けて攻撃する。

 

 

「くっ!!」

 

 キンキンッ!! カンッ!!

 

 

 

 アレンは攻撃から守っているが、勇樹の動きが素早すぎるのか攻撃ができない。

 

 佐介と飛鳥は、勇樹を動かしている沙市音のコントロールが原因ではないかと思ったのか2人は『それを返して!!』と走っていくが、彼女は「そうはさせねえ!!」とボタンをポチっと押した、すると。

 

 

 

 バギバギッ!!

 

 

 地面から突然巨大な何かが現れると同時に、佐介と飛鳥をつかんだ!! 突然のことなので2人は『うわっ!!』と驚いた。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

「ふふふ、驚いたか? このメカは円が作った一種でな。お前たちを倒すために作った最終兵器、『ルネサンスメカ』だ!!」

 

 

 それと同時にアレンから「ああっ!!」と声がすると、刀が飛ばされてどこかに突き刺さる。

 そして勇樹は「これで決着がつく……」と呟くと、サーベルで彼女を切り裂こうとする……だが。

 

 

 

「伊江流忍法・叫音波・吹き飛ばし!!」

 

「福音流忍法・プリンパンチ!!」

 

 

 耳がおかしくなるほどの音と巨大なプリンが彼に当たると同時に、勇樹は向こうのツボへと当たった。それと同時に斑鳩達がやってきて、みんなを見つける。

 

 

「飛鳥さん佐介さん、大丈夫ですか!?」

 

「一体何があったんだ!!」

 

「佐介、これはなんだ!?」

 

 

 斑鳩、焔、光牙は何があってどうしてこうなったか聞いてみると飛鳥と佐助が「みんな、実は!!」と言おうとするが、地面から突然無数のマジックハンドが出てきてみんなを捕まえる。

 

 

「うわっ、なんだ!?」

 

「か、体が動きませんっ!!」

 

「迂闊だっ……!!」

 

 

 みんなは突然の事態に驚いている。そして勇樹が立ち上がると同時に沙市音はこんなことを言い出した。

 

 

「ふふふ、今回こそは勝ってやる。このツボ型ブラックホールバキュームで2度と出てこないようにしてやる!!」

 

 

 それを聞いたみんなは「なんですって!?」と驚く、そして沙市音は「勇樹、あいつらの足どめをしろっ!!」と支持すると彼は「わかりました……」と言うと同時に、太田たちに向けて攻撃をする。

 

 

「うわっ!! 勇樹君どうした!?」

 

「な、なんだ!?」

 

 突然の事態に太田たちは驚いていると、佐介が「首輪です、あの人から動かしている操縦機と首輪で勇樹さんは操られています!!」と彼らに叫ぶ。

 それを聞いた佐々木は「それで勇樹君は私たちの言葉を……」と呟くと、勇樹は背中のアンテナを起動して、今日ろくな電磁波を放った。太田たちはとっさによけて攻撃をかわすが、どうやって勇樹を戻すことが切るのかみんなは考えている。そして……。

 

 

 

「起動オン!!」

 

 

 

 沙市音がコントロールのスイッチを押した瞬間、突然ツボから何か音がすると同時に吸い込み始めた。どうやらブラックホールバキュームが起動したらしい。

 それを見た彼女は「今だな」とレバーを引いた。するとマジックハンド動くと同時に、彼女たちはブラックホールバキュームに吸い込まれた!!

 

 

『うわあああ!!』

 

 

『きゃあああ!!』

 

 

 

 ブラックホールに吸い込まれたみんなを見た沙市音は「ありゃ、ガチで勝っちまった……」と、目を丸くして驚く。それと同時に上空から「さすがですわ沙市音様!!」と円たちがやってきた。

 

 

「これであとは勇樹さんたちを倒せば、わたくしたちの勝ちですわ!!!」

 

 

「ん? そう言えばそうだな…、よし勇樹さっさとあいつらを倒すんだ!!」

 

 

 沙市音はそう言いながら操縦機を動かすと、勇樹は「わかりました……」と言いながら棘付き鉄球を出すと、太田たちを捕まえた!!

 

 

「うわっ、勇樹君!?」

 

「くそっあいつら勇樹を利用して…!!!」

 

 太田と中弐はそう言うが、勇樹は「終わりだ…」と言うと同時に彼らをブラックホールバキュームに投げ込んだ。だが。

 

 

 

「怒りましたッ!!!」

 

 

 

 すると百合子が鎖から勢いよく出ると、勇樹に強烈な蹴りをくらう。それを喰らった彼は「ググッ!!」と呻くが、太田たちはツボに入ってしまった。

 だが幸い彼らたちはツボのふちに捕まっているため、中に入っていない。

 そして百合子は「もう怒りました、操っている勇樹君はいつもの勇樹君ではありません!!」と言うとか、彼をつかんでツボのところまで走ると……その中に飛び込んだ。

 

 

「ええっ!?」

 

 

 突然の行動に太田たちは驚き、ブン・ボーグのメンバーは「何!?」と目を丸くしてみている。すると、太田たちのつかんでいたツボのふちが壊れると同時に、彼らもツボの中へと落ちていく。

 そして、みんなは穴の中に入っていった。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「ありゃ、今回はあっさり勝っちまったな…」

 

「そうですわね」

 

「ああ、でもあたしたちが勝ったからいいじゃない?」

 

「僕もだ、さっさと行くぞ」

 

 双味の言葉に、白井は「それいいわね」と言いながらみんなは行こうとした。その瞬間。

 

 

 

 

 

 

 ビリビリッ、バギギギギッ!!!!!

 

 

 

 

 

 突然、ツボの中から無数の雷と光が出てきたのを彼女たちは驚き、沙市音は「な、なんだ!?」と急いで確認してみる。

 すると、ツボの中からある人たちが出てきた。それは………。

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