この話は勇樹たちの世界に佐介たちがやってきてしまった話です。
※本人からの許可は出ています。
※2 半蔵学院・焔紅蓮龍隊・月閃女学館・蛇女子学園以外の生徒のセリフはまだ覚えきれませんので、『この(キャラ名)のセリフは~』と、メッセージで教えてください。OTZ
東京都にある半蔵学院の忍び部屋、そこには佐介たちがある物を広げていた。
「うわぁ、これが勇樹さんの作った道具ですか」
佐介は、勇樹が元の世界に戻る前に渡した風呂敷を広げると、そこには見たこともない道具が山ほどあった。
初めて見るみんなは「うわぁ……」と驚いている。
「えっと、このうちわも勇樹君が発明したものかな……?」
「ですけど、うちわはだれでもできますし。それにこのロープに双眼鏡も」
飛鳥はうちわを手にしていると斑鳩は磁石を手にして答える。葛城は「そうか、そうとも言えないが」と藍色のゴム手袋を手にして伸ばしている。
それを見た風魔は「うちわにしては、嘘くさいっすねー」とジト目で見て答えるが、相馬は「そうか、オレは気にしないけどな」と答える。
すると、雲雀が「ねえ、これはなんだろう」とあるものを出した。
それは、スイッチが4つと電球らしきものが付いた不思議な道具。
それを見た柳生は「なんだ、それ?」と頭を傾げる。初めて見る雲雀は「なんだろう?」とスイッチをカチカチッといじっている。すると。
カコッ カコンッ カチッ
機械から何かの音がして電球がチカチカと光始めた。
「あれ、この機械から光が―」
雲雀が何かを言い続けようとした途端。
機械からあふれる光がどんどん大きくなっていき、みんなは光に包まれた。
そして光が消えると、佐介たちの姿は消えていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キンッキンッキンッキンッ!! ガンガンガンッ!!
ここは珍等師学園都市の中にある探偵事務所『奇跡』、その地下に勇樹が何かを作っている。
それは大きな象の姿をしたメカだが、体にはコードが付いていて象の頭には4本のアンテナと2本のレバーが付いている。
「えっと、これを取り付けてエネルギーが安定すれば」
勇樹は、画面を見ながらコントロールを操縦している。そして画面に映し出しているデジタルタイマーのカウントが『99%』になろうとしている。
「やったー、ついに完成するぞー!!」
勇樹はワーイと両手を上にあげて喜んだ。その時。
ピガァアアアッ!!!
「な、なんだ!?」
突然象型のメカの上から光が輝きだしたため、勇樹は何かと驚いた次の瞬間。
『『『『『『うわああああっ!!???』』』』』』
ドンガラガッシャアアアアンッ!!!
「ノワアアッ!! お、オレのメカがっ!!」
何者かがメカの頭に当たると、メカはばらばらに壊れてしまった。それを見た勇樹は真っ青になって急いでメカに向けて走っていると、ある人物が出てきた。
「ぷはぁッ! 助かりましたぁ…」
「あれ、さ、佐介さん?!」
佐介が現れたことに勇樹は驚くと、扉がプシューと開くと太田たちが中に入ってきた。
「勇樹君、どうしたの」
「とんでもない音が……あり?」
「佐介君に飛鳥さん、それにあなたたちは」
太田、伊江、佐々木はそれらを見ていると、佐介が「あははははっ……はぁ」とため息をする。のであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「原因はどうやら、この発明品『タイム・ボンバー 半往復型』のようだ」
メカの山から佐介たちを助けた太田たちは、みんなを連れて多目的室へと移動してここに来た原因を判明した。
その原因は、勇樹の発明品の一つ『タイム・ボンバー 半往復型』だと判明した。
「そっか、ひばりが動かしたスイッチって。もしかしてそれを?」
「うん、どうやら雲雀さんが動かした結果、偶然オレたちの世界に行くコードを入力したんだよ」
それを聞いた柳生は「それでか」と納得した。ただ。
「いくら友達だとは言え、勇樹離れすぎないか?」
葛城の言う通り、彼女あっちがいる席から勇樹が座っている席までは約10メートルほど離れている。
それを聞いた百合子は「こ、こうでもしないと。勇樹君落ち着かないのです」と苦笑いで答える。
すると、太田は「あれ?」とある事に気づいた。
「人数が少ないような気がするけど……?」
それを聞いたみんなは。周りを見ると、確かに、数名少なくなっている。
すると、総司は「もしかして、ここの中を歩き回ってるのでは?」と答えた瞬間、勇樹が「それは大変っ!!」と顔を青ざめた。
そして彼は「変な所をいじってくれないで~!!!」と言いながら部屋から出ていくのであった。それを見た斑鳩達は「はて?」と首をかしげる。
「いったい何が、『変な所をいじってくれないで』でしょうか?」
佐介は勇樹の行動に答えると、伊江が「まあ、ついてくれば分かるぞ」と言って彼女たちは部屋から出ていく。それを見たみんなは「いったいどういう意味?」と思いながらも、彼女たちの後を付いて行く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「おおお……これが彼の……!!」
そう言うのは、アークエンジェルのドラムの橘。彼女がある物を見て興奮している。それは。
ガランゴロにモグドン、クラブ・マリンにキコリンメカにねじ巻きピエロメカなどと言ったメカが10体ほど置かれている倉庫にいる。
そして、橘は懐からカメラを出すとパシャパシャとメカを取り始めた。
「すごい、これが彼が作った……!!」
橘はさらに興奮しカメラで撮っていると、扉が開く音がした。それを聞いた彼女は何かと振り向くと、椿を含むアークエンジェルのメンバーが入ってきた。
「あれ、みんなどうしてここに?」
「あんたが行くところは大体は分かるわよ」
「せやせや、まず思い出させるのはここしかあらへんからな」
「そうそう、橘は機械が好きだからねー」
「そうだね右京」
それを聞いた橘は「そ、そうだね」と顔を赤くすると、その場から離れる。
そしてカメラにはメカの写真がたくさん載っているのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ここが訓練室か、思った以上に広いな」
光牙は看板に書かれたとおりに進んでいると、訓練室と言う部屋に入った。しかし肝心の中は暗く奥までは見えない、ただ足音が良く響くため結構広いと言うのは分かっている。
「しかし、暗いな……電機は確かここの壁に……」
光牙は壁に手を当ててスイッチを探していると、カチッと音が響くと同時に部屋に灯りがともされる。
そして、彼が目にしたものは。
ピラニアが泳いでいるプール、天井に鋭い針が無数に取りつけられている部屋、ランニングマシーンの後ろに大きなハンマーが付いているなどと言ったとんでもない物が揃っていた。
「な、なんだこれは!?」
これを見た光牙は驚いている、彼は元蛇女の生徒で過酷な訓練をしているが、このような装置や生物が揃っているのは初めて知るのであった。
さらに、よく見たらわからないがノコギリに赤い液体が付いている。それを見たとたん彼はこう確信した。
「ここは……あれとか出ているのか」
そう思うと彼は恐怖以上に怖い物が浮かんできたため、この部屋から出てそっと扉を閉めるのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これがあの方の部屋……」
そう言うのは、楯薪ロールが特徴の女子生徒『胡蝶』であった。
彼女は都立薄桜女学院の生徒であり風紀委員会の風紀三皇女の桜の君、才色兼備の努力家である。
彼女が見ている先は、『勇樹の部屋』と描かれた分厚い鉄の扉に立っている。
「ふっ、どうせあの方のことですから。きっとお部屋と言うより汚部屋だと思いますわ」
彼女はそう言いながら扉を開けると、そこで目にしたのは。
宝石のように輝くきれいになっている床と天井と壁、雪の様に鮮やかな布団、まるで太陽がそばにあるかのように明るい蛍光灯。
本棚は右肩上がりの様に並んでいて、メカの設計図があると思われる箱は宝箱に入れているが一枚だけ出かけている。
それを見た彼女は「な、なぁ…!?」と驚いている。
すると廊下から「胡蝶様!」と神咲たちがやって来た。
もちろん、神咲たちは勇樹の部屋を見て驚くのであった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「だぁ……まったくみんなあっちこっちに行ってもう大変だよ」
勇樹はそう言いながらみんあを集めると、福音が「そうだね」とジト目で見るのであった。
だが、百合子は「でも勇樹君」とある事を言い出す。
「皆さん学生ですから、きっとここに軟禁されると」
それを聞いた勇樹は「あー、それもそうでしたね……」と悩み始める。それを聞いた太田は「そうだ!」とある事を言い出す。
「勇樹君のが学校で一緒にするのはどうかな? 風紀委員もいるし要らなくなった専用の倉庫もたくさんあるかもしれません!!!」
それを聞いた勇樹たちは「それだ!!」と声を合わせて同意する。
だが、佐介は「あ、でも」とこう言った。
「僕たちがこちらの世界に来たことにありますよ、もしここの生徒じゃないとわかったら」
それを聞いた途端、太田は「心配ご無用です」と、カバンを持ってきた。
そして、カバンを置くと、蓋が開いて中からカメラとキーボードと画面が3つ出てきた。
「この『即席生徒手帳製造機』で皆さんの生徒手帳を作ります! そして名前はこっちが改良しておきます!!」
それを聞いた佐介と飛鳥は頭から?マークを浮かばせるが、光牙と焔に紫苑と雪泉に相馬と雅緋は「なるほど」と納得する。
そして太田は飛鳥たちを撮影して、全員分の生徒手帳を製作したのであった。