朝目が覚めると妙齢の美女が自分を挟んで眠っていた。しかも何故か全裸で眠っているのだ、こんなものをクオン達に見つかれば想像する事すら恐ろしい
そもそも何故自分はこの二人と寝ているのか?記憶を遡ってみるとある事を思い出した
それは昨日の事だった、クオンに頼まれていた買い物をネコネと一緒に終えて部屋に戻るとこの美人双子が待ち構えていたのだ。それから二人に流されるままに酒盛をして、気が付けば眠ってしまったのだ
昨日の事が鮮明に思いだし、顔を真っ青になりながら布団から出ようと体を動かそうとするが動けなかった。両手両足が双子により拘束されているので抜け出せなかった
「ハク?昨日はずっと部屋から出てこなかったけど大丈夫?部屋入るね」
「ま、待てクオン!」
襖越しにクオンを制止させる
「ん?どうかしたの?」
「えっと、今着替えてるから入られると困る」
「あ、そうなんだ。ごめんね?」
「いや、大丈夫だ。それでクオンがここに来るって事は朝食か?」
「うん、ルルティエが出来たって」
「分かった。すぐに行くから先に行っていてくれ」
「ん、主様………」
「………幸せ」
寝惚けているのかモゾモゾと双子がハクの顔や体をペタペタと触りながらハクを抱き締める
「ん、くっ!」
「ん?ハク大丈夫?」
「あ、ああ大丈夫だ。気にしないでくれ」
「そう?分かったかな。ハクも早く来るんだよ?」
「あ、ああ」
そう言い残してクオンが遠ざかるのが分かると肺に溜まった酸素を吐き出した
「別にバレても問題ない」
「この際ですから、皆さんにバレた方が今後の障害が減ります」
「もし、これがバレたら自分が大変な事になるからやめてくれ」
主に頭への負担が半端ないからな
「それで?アンタ達は誰なんだ?」
「私達は鎖の巫」
「そして主様の忠実なる肉人形」
「おはようからお休みまで」
「常に一緒です」
「自分はお前達の主になった覚えは無いのだが?」
「心配無用」
「既に私達は主の物ですから」
二人は自身の腹に手をやると同時に何処か誇らしげに
「流石主様」
「私達を1回で物にしてくれました」
「既成事実万歳」
「媚薬と精力剤は偉大」
「ああああああああああ!!」
双子の言葉を聞きハクは膝から崩れ落ちた。何故自分はこの二人を抱いたのだ!何処かこの二人が誰かに似ているせいなのだろうが今のハクには関係無かった
「それでは私達は御母様に報告を」
「これで主様は私達の………ふふ」
双子は一瞬で衣服を着て何処かに消えてしまった。絶望しているハクに更なる追い討ちを掛けるかの様に不運は続いた
「おにーさん、さっきの話どう言うことぇ?」
「ア、アトゥイ!?」
声をする方に視線を向ければ何時の間にか部屋に入ってきていたアトゥイにハクは驚くが当のアトゥイは瞳から光を無くしている状態だった
「まさかおにーさんがあの子達を抱くなんて………」
「い、いや!話を!」
「クオンはんに知らせようかぇ?」
ニッコリと微笑むアトゥイにハクは怖すぎて直視できなかった
「さ、お話をしようぇ、おにーさん♪」
手に持っている酒瓶を持ちながらアトゥイがにじり寄りながらハクを追い詰める
その後あまりにも遅いのでクオンとルルティエがハクを迎えに行くとアトゥイに脱がされているハクを発見しバトルに持ち込んだがそれはまた別のお話
「流石は主様」
「私達が作った媚薬も精力剤も本能的に回避なさるとは」
「次は絶対に既成事実を作る」
「ですがあのお三方が確実に邪魔をします」
「なら、バレない様にするだけ」
「ふふ、そうね」
出来るだけ1日1話投稿したいです!