「それで?ムネチカ殿が直々に某にお会いに来るとは何事か?」
オシュトル邸にやって来たムネチカとハクはオシュトルが居るであろう執務室に向かう途中にハクはネコネに捕まり、神大文字を教えることになってしまった。ムネチカはそんな二人を見送ってから執務室に向かった
で仕事をこなしているオシュトルにムネチカは冷えきった眼差しでオシュトルを見つめる
「貴殿に1つ聞きたいことがあるのだが、構わぬか?」
「何か?」
政務の手を止め、ムネチカに視線を向ける
「貴殿はハク殿に求婚を求めたそうな。事実か?」
「事実だ、某はハク殿を心より愛している。例え誰が相手であろうが某は諦めぬ」
「…そうか」
部屋全体にピリピリとした空気が流れ始めた。少しでも動けばお互いの得物をとって争うことになる
そもそも何故ここまでムネチカもオシュトルもハクに拘るのか、それはハクに問題があった。ハクの隣に居ると何処までも安心し心地が良すぎた、身分に関係無く彼は平等に接するので更に彼の側から離れられなくなってしまう
現にハクは白楼閣の中でも他のお客と親しくなり、子供達には大人気になっていた。その結果リピーターが増えたので女将は嬉しい限りであった
そしてこの二人も例外では無かった。オシュトルは唯一無二の親友としてハクに焚き付けられ、ムネチカはオシュトルとしてあり続けたハクの側で戦った時から隣で戦う時の心地良さにムネチカは焚かれた
ハクと共に居る者達は最終的にこう考えた「ハクを独り占めすればずっとこの心地好さが味わえる」と考えに至った
暫し睨み合った二人は視線を外し、何事も無かったかの様にオシュトルは政務に戻り、ムネチカは茶を啜る
「ムネチカ?そろそ戻らないとクオンに小言言われるから戻るぞ」
「ふむ、そうであったか」
「オシュトルも仕事の邪魔して悪かったな。今度酒盛りしような」
「承知」
オシュトル邸を後にしたハクを白楼閣を送り届けてからムネチカも戻ることにした
自分の部屋に入り、政務をこなしながらムネチカは1つの考えに至った
今の小生には八柱将の義務よりもあの男の側で盾になる方がとても心地よかった
「……前の時には感じなかったこの思いは………」
これが逆行により起きた現象なのか、それとも今まで気付かなかっただけなのか、それは今のムネチカには分からない事だった
「今度は貴殿を塩にはさせぬ。絶対に!」
例えこの身が朽ちてでもハク殿のだけは絶対に守って見せるぞ。だから、死んでくれるなよハク殿
女オリ主(そこまで重要ではない)書くかどうか悩んでるんですよね。出てきてもそこまで重要なポジションではないのであんまり関係ないのですが。勿論、神様転生ではありません。うたわれ世界の住人です