二度目の偽りの仮面   作:エスト瓶

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隠密衆達の逆鱗は言わなくてもハクさん関係です。もし、傷でも着ければ来世まで呪われます


隠密衆の逆鱗 上

「これで終わりか!よくも私(我)の大事な人を侮辱したな!」

 

「この屑達を速やかに燃やすのです」

 

「おやおや、これで終わりですか?僕達の主人にした仕打ちはこんなものではありませんよね?」

 

「ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!ユルサナイ!」

 

周りに倒れ伏す男達を無視しハクは動かない体でただ目の前で行われてる一方的な暴力を振るう自分の家族とも言える仲間達をぼんやりと見つめていた

 

ああ、何でこんな事になったんだ。自分はただお前達を守りたかったたげなのに………

 

事の始まりは数刻前の事だった。何時も通りハクはクオン達から頼まれる仕事をこなしていた。だけど最近何やら帝都では悪い噂が良く耳に入っていた

 

噂の内容は人拐い関係だった、何でも拐われた者は他の国に売られるらしい

 

「ハク、しばらくは絶対に外に出ちゃダメかな」

 

「はぁ、何でだ?」

 

「何ででもかな!絶対に外に出ちゃダメかな!」

 

それだけ伝えるとクオンは部屋を出ていった。首を傾げながらもクオンの指示に従おうかと思ったが墨が無い事に気が付き、上着を来て墨を買う為に出掛けることにした

 

「まあ、こんな昼間からは大丈夫かな」

 

少しの不安が残ったが墨が無くては仕事が出来ないのも仕方ないので買いに行くことにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で不安に思う時って的確に当たるんだろうな

 

そんな思考が過る中、動かない体でこの事態を引き起こした者達を必死に睨み付ける

 

「この男はそれなりに言い値段がするにゃもよ」

 

ぶよぶよとした体に変な口調をした男が牢屋越しにそんな事を言っていた

 

(クソ、何か薬を使われたのか頭がボーッとして動かん)

 

「それとこの男の周りにも金になりそうな女も居たから捕まえるにゃも」

 

(何だと?)

 

男の声にボーッとしていた思考が一気に覚醒していく感じが分かった。更に先程まで動かなかった体に力を入れる

 

「一応この男の物は取っておくにゃもよ」

 

「はっ」

 

男の指示に兵士が牢屋には居るのを確認し、自分に触れると同時に兵士の腰に差してある小刀を引き抜き、そのまま兵士の首に突き刺しそれを気にする事も無くハクは兵士から刀を奪い腰に差す

 

「悪いが其方達を彼奴等に会わす事は出来ぬのでな」

 

「にゃ、にゃも!?」

 

「ここで貴殿等には消えてもらう」

 

「こ、こいつを殺すにゃも!」

 

男の指示に兵士達は槍やら刀でハクに襲い掛かるがハクは何の迷いも無く兵士達を斬り伏せていく。まるで長らく刀を扱っていたかの様に刀を振るっていく

 

「さあ、残るは貴殿だけだデコポンポ!」

 

刀を構え直すが突然の目眩と激痛ににハクは片膝をついてしまう。何事かと自身の体を確認すると肩に深々と矢が突き刺さっていた

 

「こ、これは痺れ矢か」

 

刀を杖の代わりに立っているが意識が朦朧として立つことは出来ない

 

「お、驚かせるにゃもよ!お前は一番キツイ牢獄に入れてやるにゃも!」

 

残っていた兵士に指示を出し、ハクに近寄ってくる

 

(皆、すままぬ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私のハクに何をしてるかなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 




このハクさんは記憶も体も初期化してますが隠密衆や親しい者が危機に陥れば本能的にハクトル化して仲間達を守ります。勿論身体スペックは初期化してるので以前よりはかなりスペックは落ちてますが
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