二度目の偽りの仮面   作:エスト瓶

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最近は新しい小説を1話書いては消すのを繰り返しています。息抜きに何か他の作品の小説を書くのも良いかもですね


ハクさんのほのぼの日常

最近は色々あったせいでゆっくり出来なかったが今日は珍しく仕事も無いし、特にこれと言った用事も無いのでゆっくり出来る。普段ならクオンかネコネが仕事を持ってくるが今日は特に無いらしいので部屋でゴロゴロする事に

 

「おや、今日はお暇そうですね。ハクさん」

 

「今日はクオン達から何も頼まれてないからな」

 

部屋でゴロゴロしているとオウギがひょっこりと現れ、何時も通りの何処か楽しそうな表情を浮かべている彼にハクは小さい溜め息を吐いた

 

この男は普段は何を考えているのか分からんし気が付けば何時も自分の部屋に居座る事も多い、普段は姉最優先だがたまに自分の方にも付いてくる事がある

 

「オウギはこれから用事か?」

 

「はい。オシュトルさんの所に少し」

 

「気を付けて行くんだぞ?」

 

「分かっていますよ」

 

会話が終わると音も無く目の前から消えて再び部屋に静けさが戻った。普段は誰かしらやって来るのだが今は誰も居ないので本当に静かだ。余りにも静かなせいで眠気が襲ってきた。眠気に任せて瞼を閉じ、眠りの世界に入っていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は■■の好きな料理を作って上げるわ」

 

「本当に!?」

 

これは夢か。目の前で起こっている事にハクは冷静に考えながら目の前の親子を見つめる

 

「お父さんは今日も遅いからお母さんとお兄ちゃんと■■の三人ね」

寂しそうに笑う母親に子供は首をブンブンと横に振りながら必死に母親に気を使っていた

 

「■■は本当に優しい子ね♪お母さんは嬉しいわ」

 

何と言うか目の前の幸せな光景は微笑ましいが何でか分からないがその光景に心を締め付けられる。この親子が最後にどう言った結末を迎えるのかハクは何となく分かっていた

 

その後も親子の光景を眺めていたが徐々に視界がボヤけていくのが分かった。どうやら目覚める時間が来たようだ

 

「あ、目が覚めたかな?」

 

目を覚ますと何故か自分はクオンに膝枕をされて眠っていた。ゆっくりと優しく撫でるクオンの手に何処か懐かしさを感じるが悪くはない

 

「良い夢でも見た?幸せそうな顔をしてたかな」

 

「……さあな。多分良い夢だったと思う存分」

 

所詮は夢なのだ。どんなに良い夢でも何時かは覚めてしまう、だから自分は余り夢の内容を思い出さないようにしている。それが良い夢でも悪夢でもな

 

「そう言えばルルティエが新しい甘味を作ってくれたらしいから一緒に食べに行かない?」

 

「ああ、そうだな。丁度小腹も減ったしな」

 

起き上がり、体をポキポキと鳴らしながら廊下に出て食堂に向かう事にした




ハクさんの両親のお話はその内しましょうかね
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