さてクオンの紹介でこの白楼閣と言う旅館に泊まる事になったがここは他の旅館よりも5割も高いらしい。試しにクオンに聞いてみたが
「うん、ここはお母じゃなくて!お姉様が女将だから安く泊まれるから安心かな」
との事らしい、こんな帝都でも立派な旅館を建てられると言う事は結構良い身分なのかもしれないな、その事に対して聞いてみると
「うん。家のお父様は5人の女性と結婚してるかな。その一人の内の女性が私のお母様かな」
「あ、別に気にしなくて良いかな!皆仲が良いしお母様は病弱だけど他のお母様達が助けてくれるから」
何と言って良いのか他人の家庭事情に自分が口を出すのは悪いのだが、一言その父親に言いたい。「強く生きろ」それだけはどうしても言いたかったのだ
「はぁ、帝都に来てから数日たったが未だに外に出れんとは……」
ウコンと別れてから数日たったが未だに外に出してもらえない。最初は普通に一人でぶらぶらと出掛けようとしたがクオンに見つかり頭に尻尾を巻き付けられながら部屋に戻された、次に部屋を抜け出してみると今度はルルティエに見つかり最終的にはネコネにすら見つかる始末だった
クオン達が帝都で買ってきてくれた串焼きや本なんかで時間を潰せたが流石に数日も過ぎれば飽きる
「流石に何日も部屋の中に居るのもキツいし、クオンに頼んでみるか」
今までは黙って出掛けようとしたのが悪かったので今度は出掛けることを誰かに言って出掛けよう!
そして次の日になりクオンに頼んでみると
「流石に何日も部屋の中に閉じ込めるのは可哀想だったね。それじゃあ今からネコネとルルティエを連れて帝都を観光しようか!」
「本当か!?」
この際誰が同伴しても構わない!自分は外に出たいのだ
「それじゃあルルティエ達を呼んでくるから少し待っててね」
クオンが出てから少しするとネコネとルルティエがやって来て出掛ける準備を進められた。準備と言っても特にこれと言った事は無いのだが
「それじゃあ行こうかな!」
「ちょっと待て!」
クオンの声に被せる様に自分が待ったを掛ける
「ん?どうかした?」
「何で自分はこんな状態なのだ?」
今の自分の格好は左腕にクオンが抱き付き、右腕にネコネが抱き付き、それを見て微笑んでいるルルティエに周りからの視線がチクチクと刺さる
「?何も可笑しな事は無いかな?」
「いや!変だろ!」
「ハクさんは何を言ってるのです?何も変じゃないですよ」
「そうですよハク様、何も変じゃありません。あ、それとクオン様後で変わってくださいね」
「うぅ~分かったかな」
結局自分の意見を聞き入れる事は無かった。そして周りの(男衆)からの視線がハクに物凄く集まっていた
よし、帝都に着いた!後は好き勝手に書いてやる!クオンさん達は原作の様にオシュトルの隠密集になる事を拒んでいるので隠密集にはなりません。ただしウコンがハクに泣き付いてくるので時々隠密集の仕事もする程度です。ハク様可愛い!
早く双子や義賊姉弟や狂い姫や胃を痛める子やお父さんと娘を呼ばなくては!
自分に自重は無いのだ!好き勝手に書いてやる!