後言い遅れたけど精霊使いの剣舞のアニメ化が決定。やったね。
「レ・さ・・・・レン様」
レンが目を開けるとそこにはクレア・ルージュの姿があった。
「大丈夫ですか、レン様」
「ん・・・大丈夫だからそんな大声出さないで」
「す、すみませんでした」
起き上がったレンは状況確認をする。周囲にあの剣精霊からおらず、どうしたのかと聞こうとしたがふと右手に目がいった。そこには二本の剣の交差する紋章が刻まれていた。
「これは・・・精霊刻印か?なぜ右手に・・・ん?」
「レン様?」
しかしクレアの存在に忘れるほど彼は混乱していた。
「(ちょっと待て、なんで彼女以外の精霊刻印があるんだ。俺は彼女としか契約していないぞ)・・・っ!彼女の刻印は!?」
いそいで左手の精霊刻印、彼女とのつながりを確認し彼は安堵の声をあげる。
「よかった。・・・それじゃあこの刻印はいったい」
「覚えてないんですか?レン様はあの封印精霊と契約したんですよ」
そこでクレアの存在を思いだし、急いで口調を元に戻す。
「封印精霊と契約、わたしが?」
「はい」
それがきっかけになったのかレンは今までの出来事を思い出してきた。
「(たしかグレイワースに依頼されて封印精霊を確認しようとしたら先に戦闘が起こっていた。戦闘をしていたのは目の前の彼女でそれを助けるために介入した。で彼女は逃げられたけど討伐する火力が足りなくてどうしよか悩んでたら彼女がまだいて剣精霊が彼女に襲いかかってそれから・・・)」
出来事を順に思い出していきながらなぜレンの右手に精霊刻印が刻まれているのかに思い至った。
「(・・・そっか、彼女を助けるためにあの剣精霊と契約したのか。)」
彼女との約束を破ってしまったことに罪悪感を覚えながら彼は聞いた。
「なぜあの剣精霊と戦っていたか教えてくれるかしら」
「そ、それは・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・わかりました」
「(勝った)」
レンの無言の圧力に負け、クレアは理由を話し出した。
昨日の模擬戦でレンと戦えなかったからチームを組む機会を失ってしまったこと。
そしてどうすればレンとチームが組めるかを考えたこと。その結果強い精霊と契約すればレンがチームを組んでくれると思いここの封印精霊の話を知っていたので契約しようとした。精霊の解放はできたが契約には失敗し、やられそうになったらレンに助けてもらったことを話した。
「・・・なんでまだあの場所にいたのか聞いてもいい?」
「一度いわれた通りに離れたんですけど心配になって・・・」
クレアの答えにレンは嘆息した。
「・・・さていろいろいたいことはありますが、まずは」
パチン!
レンの平手打ちがクレアに炸裂した。
「え?」
「あなたは自分が何をしたのかわかっているの。どんな精霊かもわからずに危険な封印精霊と契約しようとするなんて、私が来なかったらあなたあの精霊に殺されていたのかもしれないのよ!」
レンの叱責にクレアは何とか反論しようとする。
「あ、あの」
「なに?」
「どんな精霊が封印されていたのかはわかっていました」
「・・・一応どんな精霊か聞きましょうか」
「・・・嘘だと思いますけど
それを聞いてレンはクレアの行動に対して余計に怒った。
「あきれた・・・そんな高位の精霊わかっていて契約しようとしたの?まあ
「・・・すみません」
「それにあなたのせいでしたくもない精霊契約を私はする羽目になった」
「えっ?」
レンのその言葉にクレアは驚いた。
「どうしてですか!たしかにレン様の契約精霊は強力ですけど闇精霊ですよ。聖精霊使いには相性が悪いじゃないですか!なのになんで・・・」
そのクレアの言葉にレンは怒りを通り越して呆れたらしくクレアに諭すように言う。
「たしかに強力な精霊と契約できたら強くなるかもしれないわよ。それだけ強力な
だったら、とクレアが言いつのるがレンはかまわず続ける。
「だとしても私は契約なんてしたくはなかった。精霊使いわね、精霊と信頼関係を結んでちゃんと修練すればいくらでも強くなれるものよ。それを強い精霊と契約すれば強くなれるなんて学院で何を学んできたのかしら」
「それは・・・」
レンの言葉に落ち込んだクレアにレンはさらに追い打ちをかける。
それにいくら精霊が強くても契約した本人が使いこなせなければただの宝の持ち腐れよ」
「・・・あっ!」
「気付いたようね。
「・・・で」
「できる、と言おうとしているならそれは精霊剣舞祭をなめているわよ。国内でもっとも優れていると国に判断された精霊使いが参加するのが精霊剣舞祭。それを今からたかだか数ヶ月で身につけた技術で勝てると思っているのなら思い上がりも甚だしいわ」
レンの言葉にどんどん項垂れていくクレア。レンはそこにさらに追撃を加える。
「さらにあなたはもう精霊と契約しているわよね。じゃあ二重契約という形になるけど二重契約は二つの精霊刻印が相互に干渉しあって非常に不安定な状態よ。並の精霊使いじゃ制御するのに手一杯で
「・・・」
「そんなことまず不可能よ。私でも無理だしあのグレイワースでも厳しいでしょうね」
クレアは順を追って説明されるたびに今回の行動がいかに無謀で無計画なものか思い知らされた。そのクレアはその場にへたり込んで顔をうつむかせていた。そしてレンから決定的な一言が放たれる。
「それと強力な精霊と契約しているだけで私がチームを組むと思われるとは心外ね。私はちゃんとした精霊使いと組みたいわ。今のあなたでは論外ね」
「っ!」
耐えきれなくなったのか、クレアは立ち上がってうわあぁぁああああん、と泣きながらその場から駆けだしてしまった。
「(あたし、レン様に嫌われてしまった。こんなんじゃもう絶対にレン様とチームを組んでもらえない。それじゃあもう姉様ともうは・・・)」
泣きながら駆け去ったクレアをみてレンは若干後悔していた。
「(やっちまった。いくら彼女との約束を破ってしまったといっても名前も知らない少女を泣かせてしまった。そのうえ自分で決めたことなのに八つ当たりをして・・・彼女に言ったことは間違ってないつもりだけどもうちょっと言い方ってもんがあっただろ。・・・最低だな、俺)」
そしてレンは学院への帰路についたのだった。
シャ「シャオと」
レ「レンの」
シャレ「「なぜなに剣舞祭」」
シャ「今回はあたし、クイナ帝国
レ「レン・アッシュベルでお送りするわ」
シャ「レンは前回も出ていたよな。たしかややこしかったからカゼハヤ・カミトって男に譲ったんだっけ?」
※シャオはレンの正体がカミトであることを知りません。
レ「え、ええ、その通りよ」
シャ「それにしても今回はずいぶん怒ってたな。あそこまで切れるとはさすがに思ってなかったぞ」
レ「あれはやっぱり彼女との約束を破ってしまったから私も頭に血が上っていたのよ。だから頭が冷えたら後悔していたでしょ」
シャ「そうだな。でもクレアの言っていることも間違いではないだろ?そりゃあクレアは考えなしだったけどやっぱり強い精霊使いは強力な精霊と契約してるんだしさ」
レ「その通りだけどやっぱりただ強い、ってだけで次々と精霊と契約するのは嫌なのよ」
シャ「ま、そこは個人の感覚ってわけだな。あとレンって意外と男口調なんだな」
レ「・・・え?」
シャ「最後なんてもろ男口調じゃん」
レ「そ、それは・・・」
シャ「まああたしはどっちのレンも好きだけどな」
レ「シャオ・・・」
シャ「じゃあコーナー行ってみよう」
レ「質問コーナーは今回は何もなかったのでお休みね。なので『嘘八百な次回予告』のコーナー」
シャ「ではなく『突っ込まれなかったネタ』コーナー」
レ「このコーナーは文字通り、突っ込まれなかったネタを紹介するコーナーよ」
シャ「第一回はこの『なぜなに剣舞祭』のタイトルに対する元ネタだ」
レ「このコーナーはアニメ『機動戦艦ナデシコ』に出てくる『なぜなにナデシコ』からとられているわ」
シャ「作者はスパロボWで初めて知ったそうだ。その後you-tubeで全話見て元祖『なぜなにナデシコ』を見たわけだな」
レ「でも見たのは中学生の時だからコーナーのノリとかは忘れててこんな感じでやることになったの」
シャ「当初はこんなコーナーやるつもりはなかったから下調べとかなにもしていなくてな、だからもし元ネタと雰囲気が全然違っていたらすまん。もしそうならホントにタイトルだけの元ネタになるな」
レ「このコーナーをやり始めた理由も後書きで何を書けばいいのかわからなかったから、という理由よ」
シャ「このコーナーだけで1時間くらいかけて書いているからこのコーナーを始めなければもう少しはやく投稿できていたんだがな」
レ「こんなコーナーをやらずにはやく投稿しろ、っていう人がいたら許してね」
シャ「こんなもんか。では第一回『突っ込まれなかったネタ』コーナーを終了する」
レ「じゃあ次のコーナーに行きたいけど今回はこれで終了よ」
シャ「『嘘八百な次回予告』のコーナーは今回はお休みだ」
レ「理由は作者の中で次にどんな話を書くか決まっていないからよ」
シャ「構想自体はあるんだがな。どの順番でやるか迷っているらしい」
レ「嘘八百な、ってついてるから別にいいじゃないと思うかもしれないけど作者的には嫌らしいわ」
シャ「だからもしかしたら明日に投稿できないかもしれない」
レ「もしそうなったらごめんなさい。その場合は土曜には絶対に投稿するつもりなので許してください」
シャ「では今回の『なぜなに剣舞祭』はあたし、シャオ・フーと」
レ「レン・アッシュベルでお送りしました」
シャレ「「感想待ってます」」