ホリさんや、ちょっと待とうか   作:無名宴

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続き。
遊戯王なのにデュエルはない。

これは自己満足作品です。過度な期待をしないでください。


その二

 

 

「みつかんないな~」

 

デュエルアカデミアにあるラーイエロー寮の一室。

そこで持ってきておいたちゃぶ台にぐてーっと体を預ける。

 

おなかに抱えてるアバたんがぐにゃりと歪んだが本人(?)は特に気にすることなく

されるがままなので問題なんじゃないかな?

 

「あの超トラブルメーカー(十代)と関わり合いにならずに済むのは助かるけど、

 場違い感がすごい」

 

デュエルが弱いため結構周りの目が痛い。

 

そんなことを呟くと慰めるかのようにハモさんが頬にすり寄ってくる。

正直すごく癒されます。

 

ちらりと横目で部屋の中を見るとドレさんとラビっちが腕相撲をしてるし、

やたらと広くされた一室(ホリさんが一瞬でやってくれました)の天井付近では

ウリちゃんとイレさんがスピードレースを繰り広げていたりする。

 

 

 

んで肝心のホリさんはというと、部屋のほぼ中央付近でゾクさんと千年戦争を

していたりする。

 

『んぐぐぐぐ……!!』

『んぎぎぎぎ……!!』

 

正直これも見なかったことにして寝たいんだけどだめかな?

 

 

 

 

 

 

 

だめだよね。

 

「みんな~ ちょっと手伝って~」

 

遊んでいた皆を呼んだ理由?

 

当然全弾ブッパですが何か?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゾクさんゾクさん、なにしにきたの」

 

むにーっとアバたんをこねたり引っ張ったりして癒されながら

ゾクさん(当然無傷)に聞いてみる。

 

『いやなに。これ、ぬしの知り合いか?』

 

ズボッと自分の影に手を入れたかと思えば、引っ張り出したのはがたいのいい変なおっさん。

 

「誰? ホリさん知ってる?」

 

『私も知らないですね』

 

どうやらホリさん(こっちも当然無傷)も知らないらしい。

 

『この付近で突然精霊会に来たのだが』

「この付近って範囲が広すぎるんだけど」

 

ゾクさんがいうこの付近とはこの孤島全域だったりするため、特定するのは難しい。

というよりやりたくない。

 

「まぁ、あってもおかしくないかな。ただでさえハモさんたちの影響で精霊の力が強いし、

 人間の一人や二人行ってもおかしくないんじゃないかな?」 

 

『でもこれ、なんか変なの憑いてますよ』

 

「え?」

 

まだ厄介なことになった。

 

『とりあえず出してみるか』

 

お願いですやめてください。今日はもう疲れることはお腹一杯です。

その二人が変な術をがたいのいい男(まあ、不審者だろうね)に怪しげな術をかける。

 

『我を呼ぶは貴様…… あ、すみません』

 

出てきたのはいかにも悪魔といった感じ(とはいってもデーさんとは結構違うかな?)の

精霊だった。

ただその精霊が初めは腕を組んで見下ろそうとしてたんだけど、

周りを見ると即正座をしながら小さくなった。

 

この悪魔さん(ジェノサイドキングデーモンというらしい)の

説明だと、この不審者さんは自称闇のデュエリストらしく

デュエルで負けたから贄代わりに連れ込んだらしい。

 

「自称ってことは実際違うんだよね?」

 

『あ、はい。この男は何の力も持ってません。ただ、偶然に偶然が重なりすぎたせいで

 闇のゲームになっただけです』

 

聞く限りだと、

【いわくつきの場所】で【闇のゲームを自称】し【精霊付き】と【デュエル】して

無駄にたまったエナジーがハモさんたちのあふれる【精霊の力】と偶然結びついた結果、

闇のゲームになっちゃった、とのこと。

 

「なにやってんのあのトラブルメーカー!」

 

間違いなく精霊付きは十代である。こんな面倒なことを引き起こすのは奴しかいない。

 

「で、本当にどうしようか」

 

『なんかいい感じに精神壊れてますし、洗脳したほうが早いですね』

 

『そ・れ・だ!』

 

「ちょっと待ってやめて~! キースさんの二の舞になるから~!」 

 

物騒なことを言うホリさんとそれに同調するゾクさん。

 

ちなみにキースさんというのはどこからともなくホリさんが拾ってきて(なぜか水浸しだったけど)

ちょっと精神的にイッていたため止める間もなくホリさんが洗脳した人で、

今は実家のボディーガードをしている結構気のいいおっちゃんである。

 

『ボディーガードと言ったら大男でしょ』

『まったくだ』

 

当然の如くこの二人を止めることができず、このおっさんは専用のボディーガードとして

生まれ変わることとなった。(本当にごめん、名も知らぬおっさん)

 

 

 

 

因みに、悪魔さんにこの時のこと後で聞いてみたんだけど

 

『え、何このメンバー。あ、儂死んだ』

 

と、思ったらしい。

 

考えてみればそうだよね。

 

 




常にこんなノリです。続くかどうかは不明。
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