戦姫絶唱シンフォギア 孤独な槍を纏いし者(修正中)   作:漣華

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バレンタインスペシャル回です。(大遅刻です)
今回声優ネタが出て参ります。一部、関係ない方が関係ないことをほざきますが。


SP編
SP編 ハ、ハッピ~♡バレンタイ~ン!


「ハ、ハッピ~♡バレンタイ~ン!デース。」

 

最後の語尾以外は切歌がすっごい大人っぽい声音でそんなことを言ってきた。

間近で聞いていた調は切歌の大人ボイスに何故か鼻血を出す。

 

「急にどうしたんだ?頭でも狂ったか?」

「…分かんないデスけどなんか思わず言っちゃったデス。でも私は間違った事は言ってないと思うデスよ!」

 

まぁ、確かに。

だって今日、バレンタインデーだし。別に間違った事は言ってないね。

 

『解説:しかし本当は朝からチョコ作りをし、きちんとハートの型に入れて誰に渡そうか迷っている響であった!』

「「ブフォッ!?ゲホッ!ゲホッ!」」

「ちょっ、クリス大丈夫!?」

「おい翼!どうしたんだよ!」

 

急に吹き出したポンコツ剣士とおバガンマン。

 

「…だ、大丈夫だ。ちょっと幻覚が見えてしまってな。」

「一体何だったんだよあれ。」

 

訳の分からない事を言っているこの二人。一体何が見えたのだか。

と思っていると廊下からドタドタと慌ただしい足音が聞こえ部屋のドアが開かれてそこにいたのは身丈に合ってない白衣を着た幼女、櫻井了子がいた。

ちなみにほんのたまに大人に戻るときもあるが。

 

「皆、大変よ!」

 

 

 

「本人の意思とは関係なくその本人には見えないけど解説として他人に見えちゃうっていう現象が起こってるの!」

 

………………は?

 

「…何、それ。」

「な、なるほど。では先程のあれは立花の心の…」

 

…え、ちょっと待って。いまなんて?え?私の心の?

 

「そ、それってどういう?」

「…いや、あたしらには悪気はねぇんだ。だけどな…その~見えちゃったんだよ。」

「み、見えたって…何が?」

「「その~立花(お前)が朝から頑張ってハート形のチョコ作って誰に渡そうか、迷ってるのを」」

 

………………死のう。

 

「まてぇぇぇ!!!早まるな立花!まつのだぁぁぁぁ!!」

「はなせぇぇぇぇ!死なせろぉぉ!私はもう生きて居られない!こんな屈辱を受けて生きていくくらいなら死んだ方がマシだぁぁぁ!!」

 

止めるな!私は、私はもういきてなんていられないんだ!

今世紀最大の辱めを受けて生きてなんて!いられないんだぁぁぁぁ!!

 

「ぬぅ!こうなったらすまん立花!」

――ガスッ!

「私以外のセイバっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、櫻井女児。事の経緯を伺おう。」

「いや、ちょっと待ってよ!いまこいつ何言おうとしてた!?なんかサラッと声優が違うこと言おうとしてなかったか!?」

 

すっごいメタい発言をしているクリスちゃんの言葉は無視されて櫻井女児は溜め息をついてどうしてこんなことになったのか話し始めた。

 

「それがよく分かってないのよ。私も今さっき気が付いた訳で。…ほんとにはた迷惑よね。隠したいことがあってもこの解説のおかげで隠すことすら不可能なんだから。」

『解説:せっかく手作りのチョコを源十郎に渡そうとしたのに、と思う了子であった。』

 

もはやこんな真面目なシーンですらこの解説のせいで空気が台無しとなる。

そして了子の頭の上に出た解説により装者達は苦笑いをした。一人を覗いて。

 

「あわ、あわわわわわわ!も、ももももももももうしわけありませぇぇぇぇん!!!」

「切ちゃん!?」

「切歌!?一体どうしたの!?」

 

急に慌てふためき土下座をし出した切歌。そんな切歌の動きに鼻血を出しながらも驚く調と普通に驚くだけのマリア。

ちなみにセレナと奏と未来は何かを悟ったのか関わろうとしない上にそそくさとどこかへと去って行った。

 

「ほんとにほんとにすいません!!私がこの子にほんの少しだけ宿ったせいで皆様に御迷惑をおかしてしまいましたぁぁ!!」

 

顔を上げた切歌。しかしその目は普段の色ではなく赤に近い紫色をしていた上に声は最初にいきなり出した大人ボイスとなっていた。

だが、何故か誰も警戒はすることはなかった。というよりは出来なかったのだ。

それもそうだ。涙目でいまにも泣きそうな顔では誰も警戒なんぞ出来るはずがないだろう。

 

「これはあなたが起こしたの?というより、あなたは一体何者なの?」

「えっと、実はですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということなんですよ。」

『いや、さっぱり分からん。』

「はぁ~これだからこの子達は…つまりはあなたはサーヴァントと呼ばれる存在の魔術師、キャスターで何の因果か魂が少しだけ似ているこの子に乗り移っちゃったって訳ね。」

「その通りです。そしてこの解説…泰山解説祭は私の力で制御が効かないんです。」

 

一人を除いては全く話を理解していない装者達とは違い唯一話を理解し状況が理解できた櫻井女児の言葉で頷くキャスターと名乗った人物。

 

「はぁ…元に戻る方法が分からない以上、私達は何も出来ないし。困ったわね~。一体どうしたらいいの「はっ!寝てない!寝て…寝てた!!」うるさいわね!」

 

チョコの事を知られたショックかいつものキャラを盛大に崩壊させている響が目覚めと共にそんなことを言って了子に怒られる。

了子は起きた響に事情を説明し、状況を把握させる。

 

「なるほど…つまりはそのあんたの力、泰山解説祭とかいう面白可笑しい力でこんな事になっていると…うん、是非もないネ☆!」

「あなた…バラされたショックで可笑しくなってないかしら?」

 

もはや多大なキャラ崩壊してしまっている響はヤケになり自分から地雷原に突撃していっていた。

その事に切歌(キャスター)はまたもや謝り始めたのだった。

 

「と、とりあえず…このキャスター?さんが来たのは何か原因があるかも知れないし、もしかしたら変えることが出来るかも知れない。」

「そ、そうだな。これ以上、立花のような犠牲者を出さない為にも。」

「……犠牲者とは何だ犠牲者とは。私は一体何の犠牲になったと言うんだ。」

 

と、死んだ魚のような目でそう言う響だが誰もが思った。あ、こいつもう駄目だわ…と。

 

「うぅ、すいません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、オッサンの指示とはいえ何で私だけこいつとなんだ!しかも…」

「好き(挨拶)!というわけでバレンタインに捧げるのは私です!」

「あ、うん。」

 

白い角が生えた水色の髪の女の子が黒髪の男に自身にリボンを巻いて(全裸で)プレゼントは私です!とか言ってたり

 

「今日はバレンタインだそうですね。というわけで、これを。か、勘違いしないでくださいね!あくまで義理!そう義理なんですから!」

『解説:と言いつつも実は本命で正直なところ、受け取って貰えるか心配な邪ンヌであった。』

「ふふっ、ありがとう。大事に食べるよ。」

「え、ええ!まぁ、受け取るのが当たり前でしょうね!ええ、そうでしょうとも!!」

『解説:と言いながら受け取って貰えて超嬉しい邪ンヌであった。』

 

と、今度は太股から丸見えな服を着た色白白髪の女が自分と近いくらいの年のオレンジ髪の子にチョコを上げていた。

しかし、この解説は本当に厄介だ。特に自分では制御出来ないというのが一番。

 

「あぁ!!またやってしまいました!すいません!!すいません!!」

「…まぁ私には関係ないから別に責めないよ。」

 

とりあえず邪ンヌと言われていた人の悶絶する声が聞こえるが無視しておこう。

 

「それにしてもここはいい町ですね。皆、笑顔に包まれていて。」

「そう…だな。」

 

切歌(キャスター)の言葉に私は少しだけ口篭もる。いまは平和で皆も笑っているがこの町でも毎日、誰かが死んでいた時期があった。

しかもその原因が私だった時も。

 

「私がいるカルデアという場所もそれはそれは楽しい所で、私以外のサーヴァントが結構いるんですよ。皆さん、個性豊かでもう毎日が楽しい場所ですよ!」

「そう…なのか。私が育った場所とは大違いだな。」

「あ!すいません、あなたの気持ちも考えずこんなことを申してしまって。」

「…いいよ。気にはしてない。もう慣れたさ。」

 

私の沈んだ表情をみてか切歌(キャスター)がまた謝る。

 

「実はですね、私がいるカルデアは本当はそんな楽しい場所ではないはずなんです。」

「どういう意味?」

「カルデアは…マスター達は自分達の身を犠牲にして人類の歴史を守る戦いをしているんです。その戦いは最悪自分の命を落とす危険だってあります。だけど、マスター達はそれでも自分達よりも人類史を守るために戦っている。だから私達はサーヴァントはそんなマスター達の身を守り絶対に死なせないように彼らと共に戦っている。でもまぁ、それでも駄目なときがありますけどね。」

「駄目な時…そのマスターはどうすんの?」

 

この時、私はそのマスターと自分を重ねていたのかも知れない。そんなことが無意味なのは分かっている。だけどどうしても聞かなければならない。そう私は思った。

 

「そうですね…あの人は笑いますね。」

「笑…う?」

「ええ、私も共に人類史を守っていて何度もそんな時がありました。そんな時、彼は決まって笑うんですよ。そしてこう言うんです。「大丈夫、だからまだ諦めるな」と。」

 

この時私はさっきまでの自分を馬鹿だと思った。だって私は絶対、そんな考えには至れない。すぐに諦めて、投げ出して、最後には逃げる。

これまでもそうしてきたし、きっとこれからもそうするだろう。だから私は、そんな私とは違う彼女達のマスターと一緒にしたのが愚かだとそう思った。

 

「そっか。いいな…あんたらのマスターは。私とは、大違いだよ。…………………なぁ、キャスター…さん。」

「は、はい!」

「最後まで支えてやんなよ。そんないいマスター、二度と出会いかもしんないからさ!」

「っ!……もちろんですよ!」

 

最後にいい笑顔で切歌(キャスター)はそう返事をした。

私は、その笑顔に小さく微笑んだ。そして心に決める。もう二度とバレンタインにチョコを作ってハート形にはしないと。

 




私が考えたこのSSのビッキーのサーヴァントとしての能力。

クラス:アヴェンジャー
HP最大12,380
ATK最大11,368
真名:立花響
筋力:EX
耐久:C
敏捷:EX
魔力:E
幸運:E
宝具:A++
属性:中立・悪
筋力と敏捷がEXと高いのは生前規格外の怪力で敵を殴り倒し尚且つこちらも規格外の速度で敵に襲い掛かっていたためだがその代わり耐久(主に精神面)を犠牲にしている。脳筋なため「魔力?そんなの要らないよ。どんな敵も殴り倒せばそれで終わるし」とのこと。幸運は恐らくその人生のせいである。属性は「何事にも中立の立場だし、今までやってきたことが悪い事ばっかだから悪なんじゃない?」だそうです。

宝具《猛り狂い破壊する絶拳(アブソリュートデストラクション)
コマンド:バスター
効果:宝具威力アップ&敵単体に超強力な無敵貫通攻撃&五ターンの間自身に狂化と防御力低下を付与

彼女の復讐が形となった絶拳。その餌食となった者は原型など残して貰えるなどと思わない方がいい。だがこれが終わった後は激しい自責の念で彼女が滅茶苦茶自身を責めてしまう。マスターはとりあえず慰めてあげると良い。
口上は「まだだ…まだ足りない!もっと、もっともっともっともっともっともっともっともっともっと!私に力を寄こせ!ガングニール!この拳が全てを破壊するまで!!猛り狂い破壊する絶拳(アブソリュートデストラクション)!あぁ、これ後で死ぬ(精神的に)やつだわ。」

スキル:破壊の衝動 B
効果:自身の攻撃力とバスター効果の上昇、防御力とHP減少を付与
スキル2:撃槍ガングニール
効果:自身のNPを上昇、宝具威力アップ、自身に2ターンガッツ効果を付与
スキル3:この手で守れる物は全て守る!
効果:自身にタゲ集中状態、1ターンカウンター効果、カウンター威力アップを付与

とにかくもう脳筋。とりあえず1ターン耐えたら攻撃してきた敵はボッコボッコにされる。

召喚「サーヴァント、クラスはアヴェンジャーだよ。…へ~あんたが聞いてたマスターか。まぁ、私に関わってもいいことないけど…とりあえず戦闘になったらこの身を犠牲にしてでも守ってあげるからその…期待してろよ!!」

とあまりにもツンデレとかいう物が分かっていないただの女の子である。何度でも言おう…た!だ!の!女の子である。

とりあえず変なこと書いてごめんなさい!!だけどどうしても書きたかったんです!感想お待ちしてます!
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