戦姫絶唱シンフォギア 孤独な槍を纏いし者(修正中)   作:漣華

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現在本編の話の内容をちょくちょく変えております。ちなみにこの話は私のミスで消してしまったので再投稿。大きく変えているのは二話くらいからですので。よかったら読んでみて下さい


SP編 クリスマスでの一大事

フロンティア事変の件も落ち着き何気ない平和な日々が送られていたある日、私と奏姉、セレナは突如本部に呼ばれた。緊急事態かと焦って本部に来た私たちはとうとつにこう告げられた。

 

「今日は皆でクリスマスパーティーをするぞ!」

「「「は?」」」

 

クリスマス…パーティー?焦って来てみればそんなことを言われた私達はすぐさまその場を方向転換、司令室を後にしようとした。するとタイミング良くマリアと翼さんが入ってきて同じような事を言われたのだがすんなりと受け入れた。

 

「クリスマスパーティーね。いいじゃない、やりましょう。」

「姉さん本気!?」

「こういう行事は意欲的に参加していかなければ。」

「おい翼!?」

 

ふたりの言ったことにセレナと奏姉はツッコむがこう返された。

 

「「セレナ(奏)は私とクリスマス過ごすのは嫌?」」

「「そんなわけないじゃない(ねぇじゃねぇか)!」」

 

はい、二人脱落。私は堕とされた二人を置いて歩みだそうとしたとき、またもや乱入者。今度はクリスと未来と切歌と調だ。この四人、どうやら事前に報告がされていたらしくテンションが高かった。特に切歌、どうやら別のことでテンションが高いらしい。

 

「あれ?響、どこ行くの?」

「ああ、帰る。ちょっと用事があるから。」

「ええ!?響、帰えっちゃうデスか?」

「そんな、私達と一緒にクリスマスパーティーやろうよ。」

「お前、まさか妹分をかなしま…すいません。」

 

クリスの言葉にいち早く反応したのは奏姉とセレナ。鈍感な人でも感じ取れるくらいの殺気を放っていたからクリスは言葉を途中で止め謝った。私は悲しむふたりの頭を撫でて了解を得た。私にはとある役目があるのである。まあ、マリアとセレナにはバレているようだがあの二人なら大丈夫だろう…多分。私は司令室を後にしてとある場所へとむかった。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

今日は待ちに待ったクリスマス!皆と楽しくパーティーをするデス。でも響が何か用事があるとか言ってパーティーには参加出来ないらしいデス。その事に私は少し残念だった。

 

「切ちゃん、仕方ないよ。響だって一緒に楽しみたかったハズだよ。」

「分かってる、分かってるデスけど。」

 

私はそれでも久々に響と食事が出来ると楽しみにしていた。だからその分ショックが大きいのだ。

 

「切歌、あの子だって一番可愛がってたあなたと一緒に今日という日を過ごしたかったと思うわ。だけど、あの子には大切な仕事があるのよ。」

「大切な…仕事?」

「ええ、大切な仕事よ。だからあの子の分も楽しんであげましょう?」

「分かったデス!響の分も私が楽しむデス!!」

 

私はマリア達の励ましでようやく元気を取り戻した。そして丁度のタイミングでクリスマスパーティーの準備も終わった。

 

「それじゃあ、乾杯の音頭をとらせていただきます天羽奏です。え~」

「いいから早くするデス!お腹がグーグーヘリンコファイヤーデース!」

「だーわかった、分かった。それじゃあ皆!メリークリスマス!後、乾杯!」

「「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」」

 

奏さんの乾杯の合図で楽しいクリスマスパーティーが始まった。私は即座に料理の方へと向かい、渡されたお皿に大量の料理を載せて食べ始めた。

 

「んん~!おいひいデース!ほっぺがおひちゃうデース!」

「切ちゃん、頬張りすぎ。後、もうちょっとゆっくり食べなきゃ。」

「んっ!んん!」

「いわんこっちゃない。はい水」

「んっ!んっ!ぷは!ありがとうデス。」

 

調からもらった水を飲み私は再び食事にがっついた。そんな中こころのなかでは響も来れば良かったのにと思っていた。

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

「へっくしゅん!誰か噂してるのかな?」

「ほら、さぼらない。私もクリスマスパーティー行きたかったのに全く。」

「ごめんって。でこれ?」

「そうそう、全くもう急にこんな要望してくるなんてね。あなたも優しくなったわね。」

「…/////ッ!いいだろ別に。」

「ふふ。」

 

やっぱり私はこの女嫌いだ。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

クリスマスパーティーも終わり皆静かに寝静まった深夜、家の屋根を飛び交う影が一つ、その背には大きな袋が背負われていた。影は軽快に屋根から屋根へと飛び交いそしてとある一室でとまった。

 

「まずは一人目っと。」

 

そう、影の正体は響である。しかも彼女が身に纏っているのはクリスマス型のガングニールである。了子に無理を言って改良してもらったのだった。そして何故こんなことをしているのかというとサンタのまねごとだ。昔はナスターシャに無理を言って買ってきて貰っていたプレゼントを寝ている切歌と調の枕元に置くだけだったが今回は本格的にやってみようということでやっているらしい。しかもプレゼントをあげる人達も増え、完全にサンタクロースである。響は一番怪しまれにくい未来とクリスの部屋へと訪れた。仲良くくっつき合っている二人の枕元にこっそりとプレゼントを置き入ってきたベランダからもう一度外へでた。次はマリア、翼、セレナ、奏と順にまわっていき最後に切歌と調の元へと訪れた。

 

「これで最後っと。よし、後はバレずに抜け出すのみ。」

 

同じように枕元にプレゼントを置きその場を去ろうとしたその時だった。

 

「サンタ…さん?」

「!?」

 

後ろからこえをかけられた。その正体は寝ぼけた切歌である。どうやら何か感じ取ったらしく目を覚ましてしまったようだった。

 

「(やばい、これはまじでやばい。)」

「サンタデスか?ほんとのほんとにサンタデス?」

 

切歌はしつこく聞いてきた。響はあることに気がつく。ここは窓際、ならば月の明かりで顔は見えない。そして、こんなこともあろうかとこのガングニールにはある物を搭載してもらっていた。それは

 

「はっはっ、バレてしまっては仕方がない。いかにも私はサンタクロースだ。メリークリスマス、暁切歌ちゃん。」

 

振り返り喋り出した響の声は全く別の声となっていた。切歌は感動して目を輝かせていた。

 

「すごいデス!本物のサンタさんデス!」

「おっと、切歌ちゃん静かに。隣の調ちゃんが起きてしまうよ?」

「そうデスね。こんなに幸せそうに寝てる調を起こすのは少し可哀想デスね。」

「それでいいんだ。キミは良い子だ。きっと分かってくれると思っていたよ。」

「はいデス!」

 

響を本当のサンタと信じてしまった切歌はよりいっそう目を輝かせた。響はそんな切歌にあることを伝えた。

 

「そういえば、切歌ちゃんに伝えたいことがあった。」

「デス?」

「響ちゃんが謝っていたよ。今日はごめんって。」

「響がデスか?」

「あの子は切歌ちゃんが一緒にクリスマスパーティーを楽しむことを楽しみにしていた事を知っていた。それが出来なかった事をあの子は申し訳なかったと言っていたよ。」

「そう…デスか。」

 

切歌はその顔を少し暗くした。響はその様子を見てこう言った。

 

「切歌ちゃん、響ちゃんの事をきらいになったかい?」

「そ、そんなわけないデス!響はいっつも私に優しくしてくれて励ましてくれて私は響の事がだいすきデス!」

「そうか。それでいいんだ。これからも響ちゃんの事をすきでいるんだよ?」

「はいデス!」

「さて、私はこれで失礼しようかな。他の子供達にもプレゼントを渡さなければ行けないからね。」

「サンタさん、会えて嬉しかったデス!」

「では、メリークリスマス。いい夢を見るんだよ?」

 

響はそう言ってベランダから飛び降りた。切歌はそれを追ってベランダの下を見たがすでにそこには響の姿はなかった。

 

「プレゼントありがとうデス。響サンタさん。」

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

次の日、朝起きるといつも以上に家が騒がしかった。

 

「まじかよ!!プレゼントがあるし!」

「良かったじゃない奏。」

「おまえもだろセレナ。」

 

二人の嬉しがる声が聞こえ私は内心嬉しかった。

 

「ニャア~。」

「悪かったな、お前にはプレゼントをあげられなくて。」

「ニャア~。」

 

チビが撫でていた私の手から離れ私の枕元へと向かった。私はチビを追うとそこにはチビの分と私の分のプレゼントが置かれてあった。私は誰が置いたのか分からずセレナや奏姉とは考えにくかった。そしてプレゼントに挟んであるカードを見て私は確信した。

 

「なるほどな。メリークリスマス、サンタさん。」

 

そこにはメリークリスマスと書かれ私に対して感謝の言葉が記されていた。私はここで改めてサンタは実在するのだと思った。

 

 

 

 

ちなみに結局切歌はあの時の事を分かっていたようだが私がサンタであることを最後まで隠し通してくれ私が全員にプレゼントを配ったと言うことは未来永劫バレることはなかったとさ。

 

 




ありがとうございました!
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