§2 「まずいこと」
暗い。くらい。
ここはどこだ?なにがあったんだ?
寝ているのか?だったら起きなきゃ…
「はっ…!」
見慣れない部屋。寝慣れないベッドに横たわっている。
「ん…?」
何もない真っ暗ななぞのばしょが怖くて無理やり目を覚ましたというのに結局なぞのばしょに来てしまった。しかも妙にリアルだからたちが悪い。
時計を見ると深夜も4時をとうに過ぎ、もうすぐ5時になろうとしていた。85歳にもなると朝早くに目が覚めてしまう。なんか二度寝する気にもならない。
まあもうすぐ5時だし、デイリーしっかりやって、あと終わってないあ号でもやりますかー。もう日曜日だし、さすがにやらんとなぁ…
こんこんこん。
ノック音がする。なんだ、こんな時間に…って、はっ…!?
そういえば、どこか見慣れない場所に連れてこられてたんだった。いや、これも夢なのか…?というか、何夢の中でさえ艦これしようとしてるんだ俺は…完全に病気だろこれ。あーもう…
こんこんこん。
そうだったノック音がしてたんだった。どうしよう、これって応えた方が良いのかな?寝たふりをしていた方が良いのかな?もうわかんないわかんない…レトぺディア…は夢の中だから無いのか。ってか夢なのになに真剣に考えてんだ俺は。こういう時はだな、落ち着いてグリーンダカラを数えて…
こんこんこんこんこん。
あああああああああああああああああああああああもうだめだあああああ
がちゃっ。
「提督〜?もう入っちゃうよ〜?って、何やってんの?」
頭をかかえ、天を仰いでいると、聞き覚えのある声がした。まさか…
「ん〜?何?私の顔何か変?まー良いけどさ〜。」
間違いない。この女性は…
「あ、あ、あ、ああああなたは…!」
「ん?ほんとにどうしたの?あ、もしかして寝ぼけてるの?まあボケてるのはいつものことか。おじいちゃん、私はねー?…」
なんかすっごい舐められてるが、まさか本当に…
「私は重雷装巡洋艦の、スーパー北上様だよぉ?」
「おぉぁあぁああ!?(占守を出した時の声)」
「あ、ついに人間やめちゃいましたねー。かわいそうに、せめて私の魚雷で...」
「いやいや、まってまってまって!?」
割とフランクな感じで殺されそうになったので必死で制止する。
「わー、焦っちゃってかわいー(棒)。ささ、冗談だからさっさと執務始めちゃうよー?」
主導権を握られっぱなしな気がする...
ん?執務?
「あのー、もしかして執務って...?」
「んー?ほんとにどうしちゃったの?おじいちゃん、執務は昨日もやったでしょ?」
ほんとにやってないんだけどなぁ...あ、北上さん両手に魚雷が...
「そ、そうだったなあはははは」
「そーそー。分かればいいんだよー。さ、執務室行きますよー。」
まずいことになったな...何度か目覚めようとしてるのに目覚められないし、かといって現実でもなさそうだし...どうしよう、執務なんて何したらいいのか...
とりあえず北上さんのあとについて行こうとすると、着替えてこいと魚雷で殴られる。
白い提督服をなんとか着ていくと、シャツのボタンをかけ違っているとまた魚雷で殴られる。
服を着るだけで2回殴られてしまった。痛い。重い。危ない。
「ほんっと提督なんにもできないねー。今度からガバしたらこれで殴るからねー?」
「ひええ」
さっき殴られたのは先端が赤い魚雷だったが、北上さんが今持っているのは先端が黒いやつ...危ない。
「まずいことになったな...」
「んー?どしたー?」
「ひええ」
まずいことになったな...
北上さんは愛ゆえに殴るのです。
ここの北上さんはKカップ(自称)です。乳が邪魔でカットインをミスるそうです。
海水浴なんかに行くと大きな水着とともに登場します。あれ、なんかその水着分厚くn...
ごちん☆