戦羅「前回の東方仮面戦記は!」
レミリア「私の従者となった兎月戦羅に最初の試練が訪れた。咲夜の鬼のレッスン!立派なメイ……執事を目指すため厳しいレッスンが始まった!」
戦羅「始まってねぇよ!?お断りしましたよねキチンと!!後メイドって言い掛けなかった!?」
レミリア「仕事では厳しいがプライベートでは優しい咲夜!引きこもりだが本好きの知識欲で距離を縮めるパチェ!同じ従者として親しみの持ちやすい小悪魔!よく眠りがちだけど武術においては強い、武術の師匠美鈴!プリティーでキュートな最高の妹フラン!そして素晴らしきカリスマにして紅魔館の主私ことレミリア!果たして戦羅は彼女達との暮らしで一体誰を攻略するのか!」
戦羅「何か始めようとしてないか!?」
レミリア「それとも全員攻略という最難関を挑むのか!紅魔と一人の兎、始まるわよ!!」
戦羅「始まらないからな!?!?」
第9話 解き放たれる運命の鎖Ⅱ
-戦羅達が謎の女性を追いかけてる頃、紅魔館は
戦闘員s「イーー!!」
美鈴「何なんですかコイツらは…ッ!!」
いつもと変わらずに門番をしていた美鈴、何事もなく平和だと思っていた矢先に突如現れた特徴的な模様が施された全身黒いタイツのようなもの、ショッカー戦闘員達が大量に現れて紅魔館に向かって侵入していった。
勿論侵入を許すはずのない美鈴は武力で迎え撃つも数の多さに止めきれず侵入を許すことになってしまった。
美鈴「一人一人強くないとはいえ数が多すぎますよ!!」
殴る、蹴る、投げ飛ばすなど得意の武術で倒していくも数が多いためか減っている実感がないだろう……
そして遂には館の中へと足を踏み入れ、この紅魔館を侵略せんと駆け出す
「時は動き始める」
戦闘員s「イ?イーーーッ!?!?」
と同時に戦闘員達の頭上から大量のナイフが一斉に雨のように降り注ぎ、戦闘員達の足を止めていく。
咲夜「ここから先は通行止めです」
小悪魔「い、行かせませんよー!」
パチュリー「帰ってくれると無駄な体力使わずに済むのだけど……」
戦闘員達に立ちはだかるように咲夜、小悪魔、パチュリー、そして……
フラン「それでも来るのだったら!」
レミリア「貴方達を容赦なく倒すことになるわ、どうするかしら?」
吸血鬼の姉妹、レミリアとフラン達がいつでも戦闘出来るよう殺気を放ちながら構える。
その殺気に当てられた戦闘員達は気絶することは無いものの、思わず後ろへと後ずさってしまう。
怪人「怯えることはない!こちらには数があり、私がいる!ライダーでもない奴らなど相手にすらならない!!」
そう雄叫びの如く声を張り上げ、戦闘員を率いていたのは“仮面ライダーキバ”に登場するステンドグラスに似た体組織を持った怪人“ファンガイア”の一人、“ホースファンガイア”だ。
HF「その女どもは生かして捕らえろ!私の食事〔ライフエナジー〕にするのでな、分かったか!!」
戦闘員s「イーーッ!!!」
HF(ホースファンガイア)の渇とともに戦闘員達は一斉にフラン達を襲撃し始める。
HF「貴様の相手は私だ」
レミリア「馬の怪人との戦いってことかしらね、いいわ受けて立つわ!」
MS1「ッ!!」
MS2「ーーッ!!」
ビルド「ぐっ……!このままじゃ、キツいな……なら」
『ガトリング!』
ドリルクラッシャーで受け止めた後、直ぐ様蹴り飛ばして距離を取り、素早くタンクフルボトルを取り除き別のフルボトルを装填し、ハンドルを回し始める。
『Are you ready?~♪』
ビルド「よし、小傘!悪いけどこれを!」
小傘「えっ……わぁ!?」
ラビットガトリングのトライアルフォームへと姿を変えるとともに、手にしていたドリルクラッシャーと“タンクフルボトル”を投げ渡す。
『Ten!Twenty!Thirty!』
そしてビルドは直ぐにホークガトリンガーを取り出しては中央のリボルマガジンを三回転させて、MS達に向かって撃ち始める。
MS1・2「「ッ!?」」
ビルド「セコい気もするけどそんなの気にせずにと!」
MSの周りを移動しながら撃ち続けて、MS達はスライスマッシャーで防御して動けずにいた。
小傘「お、落とさなくて良かった…!何でフルボトルも渡したんだr…………あっ」
ビルドとMS達を見てみると、ビルドが周りを移動したことによりMS達が小傘に背を向けている形になっていた。
小傘「……そういうことで良いんだよね戦羅、
それならえっと、確かこうしてフルボトルを振ってここに入れて!」
『Ready go!』
ドリルクラッシャーをガンモードへと組み替えた後、タンクフルボトルを振って装填口に入れ両手で構えてMS2の背後を狙い定める。
小傘「後はこれで……お願い!!」
『ボルテックブレイク!』
戦車の砲弾の如く、力強く放たれた蒼き一撃はMS2の背後に命中し爆散する。
小傘「あいたっ!?」
MS1「ッ!?」
ビルド「ナイス小傘!!」
反動で尻餅を付いた小傘に礼を言いながらホークガトリンガーの弾を補充し、MS1を狙い撃つ。
そして撃ち続けながらハンドルを再び回し始める。
『Readygo!』
ビルド「勝利の法則は整った!」
MSが撃たれて動けない状態を狙い、地面を踏み込み一瞬でMSに接近し、上へと蹴りあげた。
『ボルテックアタック!』
ビルド「ハアァァァァッ!!!」
MS1「ーーーッ!?!?」
左手でアッパーカットを放つと同時にガトリングのグローブ表面の特殊火薬により、爆破による強烈な一撃を決めた!
ビルド「ふぅ……!エンプティを向けて……よし!ありがとう、小傘のお陰で勝てたよ」
小傘「えへへ…♪どういたしまして!」
エンプティボトルで成分を吸い出すとMSは消えていき、それを確認した後小傘の方へと向かい礼を言った。
ビルド「さて、残りはブラッドスタークだったか」
スターク「忘れられて無くて安心したぜ、そしてお見事ってところか。ベストマッチではなくトライアルフォームで倒す辺りは考えたってところか?」
変身を解くことなく、ブラッドスタークの方を向いて警戒する。
スターク「おっと、警戒されてるねー。俺は見たかったものも見れたしここで撤退させてもらう」
ビルド「俺としては聞きたいことが沢山あるんだけどな」
そう言うとともにホークガトリンガーをブラッドスタークに向けていつでも撃つ構えをしている。
だが向けられてもなお、余裕な態度でいた。
スターク「怖い怖い、そんな兎月戦羅に良いことを教えてやろう」
ビルド「良いこと?」
スターク「あぁ、今ディメンションショッカーが紅魔館を襲っている」
ビルド「なっ!?」
小傘「嘘!?」
スターク「本当だ、嘘だと思うなら行ってみな。俺は止めないが……どうする?」
ビルド「くっ…………小傘戻ろう!」
小傘「う、うん!」
二人は直ぐ様紅魔館の方へと走り、戻っていく。
その様子を追うことや追撃することなく見送っていったブラッドスターク。
スターク「羨ましいねー……。さて、後はアイツに任せて報告しにいくか」
トランスチームガンで自身を煙のようなもので包み込むとともにそこにはもう誰もいなくなった。
戦羅達が戦闘してる間もレミリア達紅魔館組はショッカー戦闘員達の相手をしていた。
戦闘員一人一人の戦闘力は大したものでない上に紅魔館組は手加減なく倒していくものの、数が多いためか少し苦戦していた。
そしてレミリアは……
レミリア「ハァァァ…「イーーッ!!」ッ!?くっ、邪魔よ!!」
HF「隙ありだ!!」
レミリア「しまっ、きゃあぁぁ!?」
戦闘員達の妨害もあって押されていた。
HFも無傷とまでは行かないがレミリアに比べると大したダメージも受けていないようだ。
そのレミリアは所々服が斬れたところから血を流したりなど傷がかなり目立つだろう。
HF「フフフ、そろそろチェックメイトか?」
レミリア「っ…!あら、まだ決着はついてないわよ…!」
そう笑みを浮かべながらグングニルをHFに向ける。
しかしこのままでは勝算が低いことは彼女自身理解していた。
レミリア「(戦羅達がいない中でどう勝利するか……1対1なら勝機はあるのでしょうけど大人数は流石に不利だわ…!何か手は……!)」
いつでも対応できるよう構えながら思考していると、ふとあることを思い付き、自身のポケットからあるものを取り出す。
レミリア「(この状況を翻す方法があるのなら……これかしらね、使えるかは分からないけど…!)」
HF「ほう?何を取り出すか思えばただの小さなボトルか、それで何が出来る!」
レミリア「さぁ?私にも分からないけど……案外予想外の運命が待ってるかも知れないわよ」
握ったキバのレジェンドライダーフルボトルを小さく振るい、成分を活性化させていく。
HF「ふん、そんな運命など待っていない!」
レミリア「どうかしらね!」
体細胞から作り出した剣を振るい、衝撃刃をレミリアに向けて放たれ、対応するようグングニルを投げて相殺とともに爆散する。
レミリア「くぅ……っ!?」
爆散により腕で目を伏せるとともにレミリアの意識が途切れるかのように目の前が真っ暗になる。
レミリア「…………っ?ここは…」
違和感を感じて目を覚ますとそこは紅魔館内ではなく、いつの間にか見知らぬ家の中にいた。
レミリア「紅魔館ではない、誰かの家かしら?……あの馬の怪人の能力にしてはおかしいわね」
周りを見渡すと、木造の家だと分かり、上へと続く階段があるのを確認出来る。
ここが何処か見渡していると…
『~♪』
レミリア「上からは……“バイオリンの音”?」
上の階からバイオリンの音が聴こえて、気になったのかレミリアは慎重に上の階へと上っていく。
『~♪』
???「……」
レミリア「あの男性が弾いていたのね…」
上の階に辿り着くとそこには一人の男性がバイオリンを弾いていた。
そのバイオリンの腕前は素晴らしく、思わず先程戦闘していたレミリアも聴き惚れてしまう程であった。
男性「ふぅ……」
レミリア「見事な腕前ね、いい音楽で思わず聴き惚れてしまったわ」
男性「ありがとうございます」
バイオリンの演奏が終わり、レミリアは声を掛けて男性の腕前に誉めていた。
男性はいたことに気付いていたのか、驚く様子もなく礼を言い、バイオリンを丁寧に置いていく。
レミリア「それで貴方に聞きたいことがあるのだけど」
男性「ここが何処か、どうなってしまったかですね」
レミリア「理解が早くて助かるわ、それでその答えは?」
レミリアは警戒は怠ることなく、男性を見詰める。
男性「すみませんが長く話す時間はないので、簡潔に言いますと……ここに呼び寄せたのは貴女の持っているものです。心辺りはあるはずかと」
レミリア「私が持っているもの?………もしかしてこれのことかしら?」
もしやと思い、手に持っていたキバのレジェンドライダーフルボトルを見詰めた。
男性「はい、それにより貴女はここに引き寄せられたと思います」
レミリア「このフルボトルに……」
男性「貴女に一つ、貴女は何のために戦いますか?」
レミリア「私が何のためにかですって?」
その問いを聞かれ、一瞬考えるもすぐに
レミリア「主として力を示す為……なのもあるけど信頼してくれる従者や親友、妹を守りたいからかしらね…………言っていて恥ずかしいわね///」
男性「とても大切な人達なんですね」
レミリア「えぇ、一緒に戦い……一緒の時間を過ごしてきた私の掛け替えのない“家族”と言っても過言ではないわ。まぁ……本人達に言うには恥ずかしいし、からかわれそうだから言う気はないのだけど///」
男性「ふふ…」
照れながらも出した答えに男性は満足したのか微笑んでいた。
レミリア「ごほん……それでこの問いに何か意味があるのかしら?」
男性「はい、貴女の答えを聞けたお陰で僕も決心しました……貴女に力を貸します」
レミリア「貴方が力を?」
男性「はい、貴女なら任せても大丈夫と判断した結果なので……きっと貴女の、家族を守るための力になってくれます」
レミリア「……そう、まだ良く分かってないけど力を貸してくれるなら有り難く受け取るわ」
男性から力を貸してくれると言われ、戸惑いもあるがレミリアは拒否することなく受け入れることにした。
初めて会った男性だが、不思議とレミリアは男性を信頼出来る人と思っていた。
そう感じているとレミリアの体が粒子へとなり、少しずつ消えていく……どうやら元の場所へと戻っていくとレミリアは感じ取れただろう。
男性「そろそろ時間ですね」
レミリア「そうね、そうだ貴方の名前は?私はレミリア・スカーレットよ」
男性「レミリアさんですね、僕の名前は
“紅渡”です」
レミリア「っ……あれは夢?」
HF「防いだようだが武器も消えた、後は捕らえてライフエナジーを頂くだけだ」
目を開けるとそこは戦っていた紅魔館内で、時間も全く経ってもいなかった。
先程の出来事を夢だと思ってしまう程であったが……
レミリア「いや、夢じゃないわね……」
手にしていたキバのレジェンドライダーフルボトルを見詰めると、先程と違い紅く光っていた。
レミリア「……力を貸してもらうわよ、紅渡」
そう言い、フルボトルを振っていくと粒子が出始めてレミリアを包み込んでいく。
そして粒子が流出し終わるとともにフルボトルは手から消えていた。
HF「ほう、望みのボトルとやらも消えたようだが」
レミリア「……ふふ、それはどうかしらね」
HF「ふん、その余裕な表情はどうせ大したことではあるまい!」
HFはレミリアへと向かって突進を放たれていくが、そのレミリアは避けることなく立ち止まっていた。
HF「ふっ……ッ!?」
レミリア「……来たわね」
レミリアへと真っ直ぐ放たれた突進は突如飛んできた小さな何かに阻止され、軽く後退ってしまう。
そしてこのタイミングで急いで駆け付けた戦羅ことビルドがショッカー戦闘員を吹き飛ばしながら紅魔館やって来た。
ビルド「遅くなったレミリア………なっ!?」
レミリアを見たビルドは思わず驚きの声をあげてしまった。
怪我の惨状や敵の多さではなく、正確にはレミリアの近くに飛んでいる“コウモリのようなもの”を目撃し、驚いていた。
???「よっ!お前がレミリアだな!」
レミリア「えぇ、そうよ。早速貴方の力を貸してもらうわよ
“キバット”!」
キバット「あぁキバッていくぜ!ガブッ!」
『~♪』
どこからか現れた“キバットバットⅢ世”を手にして、左手にキバットのアクティブファングを突き立ててアクティブフォースを注入し、魔皇力を活性化させる。
そしてレミリアの顔にステンドグラス状の模様が浮かび上がるとともに“キバックル”が腰にへと出現する。
そしてキバットを前に翳して、“彼女の運命を解き放つ一言を叫ぶ”
レミリア「変身!」
『~~♪』
ビルド「嘘だろ……レミリアが“キバに変身”するなんて!?」
キバックルにキバットを収め、次いで出現した鎧を身に纏い姿を変える。
今ここにレミリア・スカーレットが“仮面ライダーキバ”へと変身を遂げた!
HF「キバだと……!?いいや、キバだとしても今の私は負けない!!」
キバ「さぁ行くわよ!」
キバット『おう!ぶちかましてやれ!』
HFは剣を構えて突撃し、キバの身体を斬り裂かんとばかりに力強く振るう。
キバ「…ッ!」
HF「ぐうぅ!?」
だがキバに届く前に鋭く素早い拳がHFの胴体に振り抜かれ、HFは思わず後ろへと軽く後退る。
その隙を逃すことなく、鋭い拳の一撃を何度もHFに叩き込む。
HF「ぐおぉぉぉッ!?あぐぅ…っ!お、お前たちもやれッ!!」
戦闘員s「イ、イーーッ!!」
キバ「もはや貴方達では……ッ!!」
一斉に戦闘員達がキバに向かっていくも、カウンターによる回転蹴りで戦闘員達を蹴り飛ばしていく。
キバ「私の足下にすら及ばないわ」
HF「隙ありだッ!!」
HFは一瞬でも出来た隙を見計らい、剣でキバの胴体を突き刺す。
HF「私の勝ち……だっ!?」
キバット「じゃんねんれひた(残念でした)~!」
キバ「あら、何か言ったかしら!!」
HF「がっ……はっ!?」
しかしキバットに剣を受け止められ、それにより動きを封じた隙に、キバの重い蹴りで外の方まで吹き飛ばしていく。
そして飛ばされたHFの方へと歩いて近づきながらベルト腰にある一つのフエッスルを取り出す。
キバ「紅魔館の主による判決を下すわ」
『ウェイクアップ!』
キバ「有罪よ」
キバットにウェイクアップフエッスルを吹かせると、先程まで明るかった空が一転して三日月の夜へと変化した。
そしてキバの右脚の“カテナ”が解除され、空高く飛び上がる。
キバ「ハアァーーーーッ!!」
キバの必殺技“ダークネスムーンブレイク”がHFに向けて放れる。
HF 「ぐぅ、うおぉぉぉぉおおおっっ!?!!?」
剣で防御するも耐えることなど出来る筈もなく、地面に叩き付けられるように命中しHFがガラスのように砕け散っていく。
そして必殺技の影響かキバの存在を現さんとばかりに大きなキバの紋章が地面に刻まれていた。
キバ「ふぅ……」
ビルド「レミリアにキバが……何故「ギャオォォォーーーー!!」っ!?こ、この雄叫びは……ッ!?」
雄叫びがした空の方を見ると、動く生きた城“キャッスルドラン”が出現し、キバが倒したHFの魂を喰らう。
ビルド「キャッスルドランまでいるのかよ…ッ!?」
喰らった後は満足したのかキャッスルドランは空へと駆けて去っていった。
ビルド「……残った戦闘員達は去っていてこれで終わりか。レミリア」
キバ「分かっているわ、私も話したいことがあるけど……ここではなく中でしましょう」
???「レミリア・スカーレット、仮面ライダーキバに覚醒……」
紅魔館から離れた場所から白髪の女性がパソコンにデータを入力しながら小さく呟いた。
???「例のフルボトル使用により覚醒…………だけどただ普通に覚醒した感じでは…なし……。キバの性能は……今のところ変わりなし………キャッスルドランも確認…」
慣れた手つきでデータを入力し終えると、パタンッとパソコンを閉じてその場から立ち上がる。
???「残り17の平成ライダー……彼女等の覚醒を見守りつつ………覚醒したもの達の成長も記録しなければならない………“あの方”の指示とはいえ……大変………。交代しながら……見守るしかない…」
小言しながらコンバットナイフのような武器と“Z”と描かれたUSBメモリに似たものを取り出して、メモリを起動させる。
『ZONE!』
???「縁があれば……何処かで会おう…………幻想卿の仮面ライダー…」
『ZONE MAXIMUM DRIVE!』
紅魔館の方に目線をやり小さく呟いた後、その場から消えていった。
to be continue……
次回の東方仮面戦記は!
紅魔館の戦いを終え、キバの力を手にしたレミリアとの会話!
その事実に驚きながらも紅魔館を旅立ち、永遠亭を向かうため慧音のいる寺子屋に向かう!
第10話 『うさ耳っていい文明だよね』
戦羅「生うさ耳をもふもふしたい……」