ソードアート・オンライン 覇王と絶剣   作:高島 秋

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SAOを読んで、俺だったらこう言いたい!ってことがあったり、
主人公(キリト)が羨ましくて…って言うのだったり…

皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので
感想等よろしくお願いします!


第1章 SAO編
第1話 SAO攻略開始!?


(これはゲームであっても、遊びではない。)

 

(たしかに彼…茅場晶彦は俺との会話でそう答えた。だが、実際にデスゲームと化すと恐怖を覚えた。自分は死んでしまうのではないかと…現実に残してきたものはもう無い。あちらの世界ではやりたいことは全てやったように思える。勉強だってした。彼女もいた。…あっ…それが心残りだな…置いていってしまった事が…だが…悔やんでも過去は変えられない。今の自分の状況を正しく理解し、行動することだ。俺が…いま…すべきこと…それは

…強くなること。そして1秒でも速く。このデスゲームをクリアすること。)

こうして俺はこの世界でのキヒロは強くなることを決めた。

 

そうして1ヶ月がたった頃にはLvは28になっていた。筋力要求値は大幅に余っていたのでアニールブレードをもう一本取りに行くことにした。

 

1時間ほど狩りをしていると、近くにプレイヤーの反応があった。MAPを見た訳では無いが、長年培ってきた経験に基づき数は1人と断定。それは男性プレイヤーだと推測。足音。歩く幅。呼吸。これらに基づいた推測なので間違えるということは無いだろう。だが気になっていたことがある。この時間になってくるのは誰なのか。今は午前2時。普通のプレイヤーはまず間違いなく寝ている。となると残るは攻略組。だが、そんな奴がこの時期に。この時間にここに来る必要が無い…これは戦闘用意していた方がいいかもしれない。そのように判断したキヒロだったが、現れたのは中世的な顔立ち。ぶっちゃけると女顔の男がそこにはいた。よく見るとそいつが背に背負ってる武器は…アニールブレードだ。なら尚更おかしい。俺が疑問に思ってるのが悟られたのか先に口を開いたのは女顔の方だった。

 

?「あんたがキヒロか?」

 

いきなり名前を当てられて正直驚いた。なんせ俺はこいつと1度もあったことがない。声は…聞いたことあるかもしれない…でもそんなレベルだ。向こうが俺のこと知る手立てがない。何故だ…

 

?「鼠から聞いたんだよ。とてつもないハイプレイヤーがいるってな。」

 

鼠…なに人の個人情報まで喋ってんだよ。しかも俺がハイプレイヤー?冗談にも程がある。ただ黙々とレベリングをしてたら勝手になってた。ただそれだけだ。

 

?「名乗るのが遅くなってすまない。俺の名前はキリト。よろしく。」

 

キヒロ「鼠に何を聞いたか知ら無いが、強くないぞ。」

 

キリト「俺のレベルは18。キヒロは?」

 

えっ?聞き間違いか?こいついま18って言ったのか?28の間違いじゃないよな?って言うかこれ答えないといけない空気じゃん…何なのこいつコミュ力高いな…さしずめβテスターってところか?顔から余裕の色が見え見えだぞ。よし、上げてやったから落とさせてもらう。

 

キヒロ「俺は28だが?」

 

端的に言うと引かれてた。何そんなにおかしい数字?こんなものじゃないの?むしろこいつが低いもんだと思ってたんだが…どうやら違うみたいだな…

 

キリト「そのレベルがあるなら是非!ボス攻略に参加してくれ!」

 

は?いやいや待て待て。ようは勧誘ってことか!?俺なんかが?いやでも。何でこいつこんなに真剣な顔してんだ?

 

キヒロ「そのボス攻略に出て俺にメリットはあるのか?」

 

キリト「このデスゲームから開放されるのが前より早くなる。としか言えない。あとレアアイテムが貰えたりとかするぐらいだな。でもキヒロは安全マージンも十分すぎるほど取れてるし、死ぬ心配はない。」

 

キヒロ「あのさ…安全マージンって?」

 

キリト「………………」

 

えっなに俺変な事言った?どうして日本人はこうなの?なんで固まるの?俺単純に質問しただけだよね?やっぱアメリカの方が住みやすい…

 

キリト「今までどうやって生き残ってきたんだ?」

 

キヒロ「失礼なやつだな…わからないものは分からないんだ。答えろ。」

 

キリト「簡単に言うとある程度のレベル差があれば死なないってことかな?まぁこの世界じゃそうはいかないけど。」

 

キヒロ「なるほどな。それで1層はどのくらいだ?」

 

キリト「層+10と言われてるよ。」

 

俺はここで初めて、自分のレベルの数値がおかしいことに気づいた。最近レベルが上がりづらいと思ってたのはこのことだったのか。だとすると上に行かないと無理じゃん。もっと早く教えろよこいつ。

 

キヒロ「勧誘しに来た理由はわかった。そして俺が参加するメリットも出来た。」

 

キリト「ありがとな。では今日の12時半。トールバーナの噴水の前に集合な?」

 

キヒロ「了解した。」

 

さてさて、久しぶりに面白くなってきたな。

 

そして次の日。俺はキリトに言われた待ち合わせ場所に来たわけだが、なかなか人がいることに驚いた。リーダーはあの青髪みたいだな。ん?キリト…何女連れてんだよ…ちょっとからかってやるか…

 

キヒロ「よっ」

 

ぽん

 

キリト「うわぁぁぁあああ!!!」

 

?「びくっ!」

 

キヒロ「驚き過ぎだキリト。」

 

キリト「お前気配無さすぎだろ!全然わかんなかったぞ!」

 

つい昔の癖が出てしまったみたいだ。

 

キヒロ「悪いな。してそちらの女性は?」

 

キリト「よく女だってわかったな…」

 

?「…」

 

キヒロ「そういうの見分けるのは得意なほうだからな。」

 

最もこれに限らずなんだがな。

 

キリト「そうか。じゃーこっちに来てくれ。」

 

キリトに言われるがままについて行ったらあの好青年のところに連れていかれた。紹介でもすんのか?

 

キリト「紹介するよ。彼はディアベル。こっちはキヒロ。」

 

ディアベル「よろしく!今日のボス攻略絶対勝とうな!」

 

キヒロ「あぁ。必ずな。」

 

こうして自己紹介も済んだところで、俺たちは迷宮区に向かった。




まだまだ文才及び量が足りないですね…そこは反省です。
変なところがあったら遠慮なく言ってください!
あと更新はそこまで早くはないほうですがそこはご了承ください。
ただまだ始まったばかりですので、
そこそこ更新はしていけると思います。
自分で書いていてもどのようにたどり着くか全く予想できませんが(笑)
これからもよろしくお願いします!

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