では!どうぞ!
今の最前線は第74層。遂にここまで来た。今のところ俺の体は大丈夫そうだな。このペースでいけばなんとか持ちそうだ。さてと、今日はユウキと一緒に攻略しに行く日だ。本当なら二人でいく予定だったのだがアスナも来るということで少し不機嫌なユウキさん…怖いです…
ユウキ「アスナ呼んだの…?」
キヒロ「いや?明日私も行くからとしかきてないぞ?俺は何も知らん。」
ユウキ「まっいっか。」
怖いです…
シュゥワアァン。
なんか飛んで来たぞ…
アスナ「どっどいてー!」
たっく…危ないから受け止めてやるか…
キヒロ「よっと。」
俺はこの時失態を犯したことに気づいた、いや気づいてしまった…まだユウキにすらしていない"お姫様抱っこ"をしてしまったのだ。なんということだ…隣から黒いオーラを感じる…
ユウキ「きーひーろー?」
アスナ「あっありがとう、キヒロ君。」/////
天使が堕天使になりそうだ…アスナ照れないでくれ、反応に困る…
ユウキ「後でボクにもしてよね!」
必ずします。てかさせてください!
ユウキ「きっ聞こえてるよ!」/////
これは、両手に花という状況だな。待てそれのちのちやばい事に…
?「アスナ様。さぁ、本部に戻りましょう。」
いずれ一人選ばなければいけないってもう決めたことだろ俺!
アスナ「なっなんであなた朝から私の家の前にいるのよ!」
ん?今聞いてはいけないことが聞こえたような?
?「私の仕事はアスナ様も護衛です。それは家の監視も含まれるかと…」
いやいや、ただの変態じゃないか…てかストーカー?犯罪だな…
アスナ「ふっ含まれないわよ!」
?「さぁ、本部に戻りましょう。」
なんと強情なやつだ…
キヒロ「悪いな。お前のところの副団長さんは今日は俺が借りてるんでな。」
?「なっ!」
アスナ「キヒロ君。」/////
少しやりすぎた…殺気が凄い…
キヒロ「てなわけで帰っていいぞ?安心しろ。護衛はちゃんとするから。」
?「キッ貴様のような雑魚プレイヤーにアスナ様の護衛が務まるものか!」
こいつ俺を知らないの?そこそこ有名なつもりだったんだが…いやそうでもないみたいだ。周りの奴らはそれ相応の反応してるしな。
アスナ「貴方より全然役に立ちますわ。クラディール。」
クラディール「そんな訳ありません!私の方が務まるに決まってる!貴様!私と勝負だ!」
めんどくさいけど、これは仕方ないな…はぁ。気分ガタ落ちだぜ…
キヒロ「啖呵切ったからにはそれ相応の実力があるんだよな?」
クラディール「貴様よりはあるわ!」
あっさいですか。じゃー申請を受けてっと。
カウントが始まって5秒経過。相変わらず長いな…えぇと、武器は両手剣か。あっ、もう雰囲気でわかる…刀抜くまでもないな…
向こうが先に出たか。あの構えはアバラッシュだっけ?確か両手剣の中でもそこそこ強いやつだったかな?
何勝ち誇ったような顔してんだこいつ…軌道は丸見えだし、遅いし。
やっぱ抜く価値無かったな…
振り下ろしてきた"手"を俺は下から上に思い切り振り上げ、武器ごと吹っ飛ばす。案の定武器は飛び敵は丸腰でしかも硬直モード…蹴りで充分…
ドカッ!
あっやっべ、飛ばしすぎた…まぁ少し雑魚呼ばわりされてムカついたから丁度いいや…
クラディール「くっ、きっ貴様!何をした!」
キヒロ「武器を飛ばして蹴っただけだが?」
クラディール「そんなことできるわけないだろ!」
キヒロ「お前みたいのを"井の中の蛙"って言うんだな…哀れで可哀想だなお前…」
クラディール「なっなんだと!」
キヒロ「言っとくけど何回やっても同じだ。お前は俺に勝てないよ…雑魚があまり調子に乗るな…」
クラディール「なっなんだと!貴様より遥かに」
アスナ「クラディール、今日で貴方の護衛役は解任します。指示が出るまで本部にて待機。これは命令です。」
どんだけ嫌だったんだよ…
クラディール「くっ…転移、アルゲード…」
ふぅ。やっと終わったな…これから攻略だってのに体力持つかな…
アスナ「さてと、行きましょ!キヒロ君。」
富士山やばいわ。
ユウキ「キヒロ〜!何デレデレしてるのー!」
キヒロ「いや決してそんなことは!早く行くぞ!」
ユウキ アスナ「「まっまちなさーい!」」
全力で行こ…
短いですが区切りがいいのでここまで!
(*´∇`)ノ ではでは~