ソードアート・オンライン 覇王と絶剣   作:高島 秋

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亀更新で申し訳ありません…どうにも苦手で…

遅くなりましたが、

では!どうぞ!


いざアルンへ

〜スイルベーン〜

 

ユイ「着きました、父上。」

 

キヒロ「うーん、いいところだな!」

 

(なんでこの2人普通にいられてんだよ…てかここ、"他種族の領地"だろ?大丈夫なのか?)

 

?「あっ、やっと来たー!」

 

キヒロ「悪い悪い、ちょっと準備があってな。えぇっと、名前はリーファだっけ?」

 

リーファ「はい!えーとキヒロさんですよね?ってことはそっちがお兄ちゃんってことかー。で、その子もしかしてナビゲーションピクシー!?」

 

キヒロ「そ、って事で世界樹まで案内頼めるかな?」

 

リーファ「りょーかいです!では行きましょう!」

 

キリト「…なんかやけに張り切ってるな…」

 

?「待て、リーファ。どこに行くつもりだ。」

 

うわまじか…なんか厄介事になりそうだ…

 

《そこに立っていた男は、シルフにしてはずば抜けた背丈に、荒削りだが男っぽく整った顔。この外見を手に入れるためには、かなりの幸運か、かなりの投資が必要だったと思われる。体をややあっの銀のアーマーに包み、腰には大ぶりのブロードソード。額に幅広の銀のバンドを巻き、波打つ濃緑の髪を肩の下まで垂らしている。男の名前はシグルド。ここ数週間リーファが行動を共にしているパーティーの前衛だ。シグルドはシルフ最強剣士の座をいつもリーファと争う剛の者で、また同時に、主流派閥に関わるのを忌避しているリーファと違って政治的にも実力者だ。現在のシルフ領主はサクヤだが、彼は彼女の側近としても名を馳せる、言わば超アクティブ・プレイヤーである。その恐るべきプレイ時間に裏打ちされた各種スキル数値とレア装備はとてもリーファの及ぶところではなく、シグルドとのデュエルはいつも、いかにして彼の頑強な防御を打ち砕くかというしんどい戦いになる。実力者としては申し分はない。だが、人間誰にも一つや二つ欠点がある。彼の場合は性格に難があった。やや独占的で、束縛を嫌うものからしたら辟易とする場面が多々ある。》

 

シグルド「パーティーを抜けるつもりなのか?」

 

リーファ「うん、まぁね。貯金もだいぶ出来たし、少しのんびりしようと思って。」

 

シグルド「勝手だな。他のメンバーに迷惑がかかると思わなかったのか?」

 

(えぇー!?勧誘してきた時束縛は御免だとしっかり伝えてあったはずなのに…)

 

シグルド「お前は俺のパーティーの一員として既に名が通っている。そのお前が理由もなく抜けて他のパーティーに入ったりすれば、こちらの顔に泥を塗られることになる。」

 

リーファ「…………」

 

(まさかレコンの言う通りだったなんてね…結局、現実世界と何ら変わらないということか…)

 

キリト「仲間はアイテムじゃないぜ。」

 

さっすがキリト!いいこと言うぜ!さてどう切り抜けるかな?

 

シグルド「……なんだと……」

 

キリト「他のプレイヤーを、あんたの大事な剣や鎧みたいに、装備欄にロックしておく事は出来ないって言ったのさ。」

 

うんうんその通りだね〜でもこいつ絶対納得しないだろうな…てかキリトのやつ、ちょっと怒ってね?

 

シグルド「き、貴様っ!!」

 

(お兄ちゃん…)

 

シグルド「屑漁りのスプリガン風情がつけあがるな!リーファ、お前もこんなやつの相手をしてるんじゃない!どうせ領地を追放されたレネゲイドだろうが!」

 

リーファ「失礼な事言わないで!キリト君は、私の新しいパートナーよ!ついでだけどこの人もね!」

 

ん?今ついでって言ったよね?…泣きそう…

 

シグルド「………領地を捨てる気なのか………」

 

リーファ「えぇ、そうよ。あたし、ここを出るわ。」

 

ってええ!?いきなり剣抜くか普通!?ここSAOより危険なんじゃ…

 

キリト「斬りたければ斬ればいい。ただしデュエルでだ。俺が勝ったらリーファを自由にさせてくれ。」

 

男らしすぎて惚れちまうぜキリト!!!

 

リーファ「ちょっ、キリト君!?正気!?シグルドはシルフ随一の実力者だよ!?」

 

キヒロ「なーに心配するな。キリトが間違いなく勝つよ。」

 

シグルド「……ふん、いいだろう……勝てるものなら勝ってみろ。」

 

キリト「おっけー、んじゃ、申請するわ。」

 

あーあ始まっちゃったよ。シグルドだっけ?ご愁傷様です。

 

シグルド「(ふん、スプリガンがどこまで出来るか…いい機会だ…精々足掻いてくれ…)」

 

 

《結果、キリトの圧勝だった。SAOで培った反応速度は相変わらずのようでシグルドの攻撃は何一つ当たりはしなかった。途中からキリトは避けることに飽きたのだろうか、ただ一度のパリィをし、そこから一気に連撃を決め、勝負ありという感じになった。そのあまりの剣の華麗さに周りのシルフから喝采を浴びていた。まるで演舞のような剣だったという。》

 

キヒロ「武器破壊(アームブラスト)すればよかったのに、」

 

キリト「うーん、なんかそれじゃ物足りないなと思ったからな。と言うより身内のあの姿を見てアームブラストだけで済ますのは俺的に許せなかった。」

 

なんて家族思いのやつだよ。まぁ俺もこの位は家族思いのはず!………だよな?

 

リーファ「こっちの世界で鍛えた剣が向こうにまで影響してたんだね〜」笑

 

キリト「そ、そーなんだよ、あはは…」

 

シグルド「……今回は見逃してやる……リーファ、戻ってきたくなった時のために、土下座よ練習をしておくんだな…」

 

いやする必要ないだろ…って早く行かないとな。

 

キヒロ「そろそろ行こうぜ、2人とも。」

 

キリ リー「「りょーかい!」」

 

 

キリト「なぁ、またアレ使えないのか?」

 

キヒロ「人が多すぎる。目立つから禁止だ。」

 

キリト「ちぇ、あれ使えば一瞬なのに…」

 

リーファ「なんの話?」

 

キリト「転移の話さ、そういやなんで使えたんだ?この世界には無いだろ?」

 

キヒロ「簡単な話さ、基幹プログラムやグラフィック形式が完全に同一なんだ、SAOと。まぁ簡単に言うとサーバーのコピーだな。」

 

(確かに1から作るよりコストの削減にもなるから至極当然の話だよな…)

 

リーファ「えぇ!?それ大丈夫なの!?」

 

キヒロ「無論リーファが心配するようなことは起きないよ。ナーヴギア出ない限りはね。」

 

リーファ「よ、よかったー。ん?お兄ちゃん買ったっけ?アミュスフィア。」

 

キリト「え、あ、あぁ。買ったんだよ。うん、買った。」

 

キヒロ「…ったく。」

 

(あっ、キヒロにバレちまった…)

 

リーファ「取り敢えずあの森は抜けたいね〜、そこまで頑張ろー!」

 

キヒロ「んじゃナビ頼んだ。ユイ、プレイヤー及びモンスターの反応あったらよろしく。」

 

ユイ「了解しました。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

?「またこれを被っているのか。継裕。まぁ何も心配はしてないが…"あいつ"を探してもらいたいというのに、この調子では当分先だな…」

 

?「お館様、"まだ見つからないか"と催促がきています。」

 

?「わかっている。ではこう言っておけ……"残るは1人"と…」

 

?「!?本当にそれでよろしいんですか…」

 

?「ああ…今はそれで凌ぐしかない…」

 

?「わかりました…そう伝えておきます。あと奥様から伝言があります。」

 

?「なんだ、継裕の新しい恋人についてか?」

 

?「左様にございます。1度私達2人で見に行きましょうとのこと。」

 

?「そうだな、日にちを決め次第伝えろと言っておけ。」

 

?「かしこまりました。私からは以上です。他になにかお伝えすることはありますか?」

 

?「…そうだな…菊岡に連絡を。恐らくこれに、あいつは感づいて捜査してる。こちらの手助けも必要だろう。」

 

?「わかりました。早急に連絡いたします。では失礼致します。」

 

?「うむ。」

 

バタン

 

《子と親は切っても切れない縁がある。考えていること。行動する力。解決力。あらゆるところで似てくる。いやこの親子の場合は"似せている"という方が正しいのかもしれない。その頃の木綿季はと言うと。》

 

木綿季「うーんいい天気!なんだけどなぁ…これで姉ちゃんも居れば言うことなしなのに…あっ!キヒロに連絡しなきゃ!………番号がわからない………」

 

?「元気そうですね木綿季君。」

 

木綿季「うん!今日退院だからね!今までありがとうございました!倉橋先生!」

 

倉橋「うん。木綿季君がここまでリハビリをよく頑張ったからですよ。普通の人の何倍も早いですからね。」

 

木綿季「ボク昔からよく外で動いていたからかもね!あっ、先生〜キヒロって子知ってますか?」

 

倉橋「!?ゆ、木綿季君!その名前どこで!?」

 

木綿季「ふぇ?SAOの中でだよ?どうして?」

 

倉橋「…いや、なんでもありません…ついこの間まで担当していたというだけなんで…つい…」

 

木綿季「今どこ!教えて!」

 

倉橋「い、今は家にいると思いますよ。家の場所はここです。」

 

木綿季「ありがとう!先生!」

 

倉橋「えぇ、気をつけてくださいね。」

 

木綿季「はぁーい!」(何に気をつけるんだろ?)

 

《まだ木綿季は知らなかった…いや他の人よりは遥かに知っている。だが、彼が隠していたことはそれだけでは無かった。彼女は彼の両親の事は、何も知らなかった。そして継裕の事についても…彼女は全てを知りどう答えるか…》

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

リーファ「うーん、なーんでお兄ちゃんはヒット&ヒットなのよ!ヒールしてるこっちの身にもなってよ!」

 

(って言ってもあんまりHPが減ってないから無駄な心配かも…)

 

キリト「す、すまない。」

 

キヒロ「うっひょー空飛ぶの楽し過ぎる!」

 

リー キリ「「あなたは(お前は)もっと貢献して!(貢献しろ!)」」

 

キヒロ「えっ、だって俺の出る幕ないし…」

 

キリト「じゃー次からキヒロonlyな!!」

 

キヒロ「なっ!」

 

リーファ「にしても、もう少し回避を意識してほしいけどね。近接型と遠距離型混合パーティーが相手だったら間違いなく魔法で狙い打たれるわよ…」

 

キリト「それって避けるの不可能?」

 

リーファ「不可能じゃないのもあるけどホーミング性のいいのや範囲のやつは無理ね。」

 

キリト「ぐぬぬ、覚えること多いな…」

 

 

《数秒後ある人物がとんでもないことを言い出した。》

 

 

キヒロ「斬ればいいんじゃないのか?」

 

《キヒロである。当然絶句する場面だが…》

 

リーファ「…………」

 

(何ていう発想してるのよ…)

 

キリト「あーなるほど、斬れば話は早いしな。」

 

(えぇぇぇ!!!!?何話に乗ってんの!)

 

《この男は違った。》

 

キヒロ「ってことで斬り方教えてくれ。」

 

リーファ「んな無茶言うなー!!!!」

 

《派手にぶん殴られたキヒロでありました。

 

そしていよいよ空の旅を終え、ここから先は洞窟超となる。》

 

リーファ「じゃーここでローテアウトしよっか。」

 

キリト「ろ、ろーて?」

 

キヒロ「交代でログアウト休憩することだよ。」

 

リーファ「そそ、中立地帯だから、即堕ちできない。だからかわりばんこに落ちて、残った人が空っぽのアバターを守るのよ。」

 

キリト「なるほど、了解。スグからどうぞ。」

 

リーファ「ありがとー!じゃ20分程よろしく!」

 

 

キヒロ「暇だな…」

 

キリト「だな…かと言ってデュエルして無駄にHP減らしたら怒られそうだし…」

 

キヒロ「何かすることないかな〜あっ、質問タイムにしよう。さぁどんどんこい!」

 

キリト「きゅ、急だな…んとじゃぁ、お前のことについて聞かせてくれ。」

 

(その瞬間身悶える感覚があった。今も寒気がする…なんと言うか聞くなみたいな雰囲気を放っているように感じた。顔を見ると別に普通なんだけどな…)

 

キヒロ「どーしてもって言うならひとつだけ教えるよ。」

 

キリト「ひ、1つだけかぁ〜…んじゃ、身体のこと…教えてくれるよな?」

 

キヒロ「…………」

 

(やっぱり、これだけは今までもはぐらかされてきたからなぁ…厳しいか…)

 

キヒロ「それでいいんだな?」

 

キリト「え?あぁ。それで頼む。」

 

キヒロ「まぁ、向こうで散々心配させたって言うのもあるしな…

 

俺の身体は昔、病に犯されていた…」

 

《キヒロが語るあの2年間のこと。果たして彼は一体なんの病に!?》

 

 




オリジナル結構書けたかな?

次回!キヒロのある意味最大の謎が暴かれる?!

ぜひ読んでくださいね〜!

(*´∇`)ノ ではでは~
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