ソードアート・オンライン 覇王と絶剣   作:高島 秋

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では!どうぞ!


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修羅場

キリト「やっ、病!?」

 

キヒロ「ま、当然の反応だな。それで、病名だが…"後天性免疫不全症候群"だ。名前ぐらいは聞いたことあるだろ?」

 

(聞いたことあるも何も…難病としてはかなり有名なやつじゃないか!2025年の今現在でさえ、特効薬が開発されておらず、尚且つこれといった治療法は確立されてない。それに完治することは不可能と言われていたはず…)

 

キヒロ「これは通称AIDSと呼ばれるものだ。感染経路としては輸血感染だった…手術するに当たって血が足りない状況だった。そんな時悠長にも検査なんかしていられるわけがなく、そのまま投与した…その結果、感染した。」

 

キリト「…こんな事は聞きたくはないんだが…どうやって、治したんだ?」

 

キヒロ「治療法としては骨髄移植だ。拒否反応が起きず、尚且つHIVウイルスに対抗できるものが必要だった。まずはそれを探すことから始め、そしてドナーが見つかった。それで完治したわけさ。」

 

(確か新聞にも載ってたな…世界初骨髄移植でAIDSが完治されたっ、てまさか!)

 

キリト「あの新聞のって、キヒロだったのか!」

 

キヒロ「まぁ、そうなるな。」

 

って言っても、それは"世間に対する報告"だ。

 

キリト「と、取り敢えず大丈夫なんだな?」

 

キヒロ「あぁ。問題ない。」

 

リーファ「お待たせ!モンスター出なかった?」

 

キヒロ「静かなもんだったぜ?キリト行っていいぞ。」

 

キリト「んじゃ、お先失礼。」

 

《その頃。現実世界では、新たな展開が起きていた。》

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

(倉橋先生に教えて貰ったところに来たけど…

 

これ本当に家?

 

大き過ぎない!?

 

え?だって横幅普通の家の5軒分、いやもうちょっとあるかも…にしても大きい…もんもなんか立派すぎるし…ボクのお家の軽く2、3倍あるんじゃないかな…とっ、取り敢えず…)

 

ピンポーン

 

?「はい?どなたでしょうか。」

 

木綿季「紺野木綿季と言います。お時間よろしいでしょうか?」

 

?「…!?しょ、少々お待ちください!」

 

(なんとか噛まずに言えた…緊張する…それにしてもなんだか慌ただしかったな〜)

 

 

?「旦那様!只今紺野木綿季さんが、お見えになりました!」

 

?「何!?直ちに応接室に通せ!〜〜も呼べ!」

 

?「畏まりました。」

 

(見定めさせて貰おう…紺野木綿季くん…と言っても、もう決まってはいるがな…)

 

 

?「お待たせ致しました。只今門を開けさせていただきます。」

 

木綿季「ありがとうございます。」

 

?「では、ご案内いたします。私の後を付いてきてください。」

 

木綿季「わかりました。」

 

(ここにいる人…まさか全員執事さん?ちょっと多くない?多分あの人は庭師でしょ?あの人は…なんだろ?)

 

?「申し遅れました。私澤入と申します。以後お見知り置き下さい。」

 

木綿季「ぼ…私は紺野木綿季です。」

 

澤入「慣れてる方で構いませんよ。旦那様もそのような事気にはしないので。」

 

木綿季「そうですか。」

 

(そんな事言われても…気にしちゃうよ…にしても広いなー。あれ全部外車だー!5台もある…こっちはフリースペースかな?ん?なんかよく空港で見かけるやつが…)

 

澤入「では、こちらのゲートをお通り下さい。」

 

木綿季「は、はい。」

 

(警備めっちゃ硬い…今気づいたけど、門にガードマンが居るんだけど…)

 

澤入「では、どうぞ。入って1つ部屋を行った先の左側に扉があります。それを通って行けば応接室でございます。」

 

木綿季「どうもありがとう。」

 

(き、緊張する…どんな人なんだろ…)

 

ガチャ

 

木綿季「し、失礼します。」

 

?「やぁ、よく来たね。私の名前は工藤裕忠だ。どうぞよろしく。」

 

木綿季「紺野木綿季と申します。よろしくお願いします。」

 

裕忠「まぁ、かけたまえ。しばらくしたら家内が来る。」

 

木綿季「失礼します。」

 

(この人がお父さんかな?)

 

?「お待たせしました。」

 

裕忠「妻の由里子だ。」

 

由里子「由里子と申します。よろしくお願しますね。」

 

木綿季「紺野木綿季と申します。よろしくお願いします。」

 

裕忠「さてと、見ての通り、私が継裕の父で妻が母だ。」

 

由里子「あなた、自己紹介はその程にして、本題に入りましょう。」

 

(本題?何のことだろ?)

 

裕忠「あぁ、そうだな。話としては、君がうちの息子と交際しているという前提で進めるが構わないかね?」

 

木綿季「はい。継裕さんとは正式にお付き合いさせて頂いております。」

 

(まさかとは思ったけど…やっぱりこの話が来るか…そうだよね…こんだけ大きいお家に住んでいるんだから当然と言えば当然だね。)

 

由里子「貴方は継裕のことをどこまでご存知ですか?」

 

(あまり無いけど、こればっかりは仕方ない…)

 

木綿季「姉がいると、言うことと病気を患っているということです。」

 

由里子「なるほどね…貴方は継裕のことを聞いても、後悔はしないと誓えますか?」

 

(この話しぶり…"相当なことを話す"に違いない…)

 

裕忠「これはあまり外には漏らしたくない事なのでな…守れないとなったらやむを得ないという事も頭に入れといてくれ…」

 

(やむを得ない…ボク達を"消す"ということかな?例えそうだとしても…)

 

木綿季「例えどんなことを聞いても、ボクは継裕と一生を共に生きていけたらなと思います。」

 

(これが、ボクの覚悟!)

 

裕忠「…」

 

(この子なら…安心だ…)

 

由里子「…うんうん。」

 

(この子なら…)

 

裕忠「合格だ…」

 

(えっ?)

 

裕忠「君を継裕の交際相手として認めよう。」

 

(なんて言ったってあの紺野家のご令嬢だからな。文句はない…よく見つけたと思った程だ。あぁ、そう言えば、)

 

木綿季「あっ、ありがとうございます!!!」

 

裕忠「にしても大きくなったな〜」

 

木綿季「え?」

 

裕忠「覚えてはいないだろうが、君は私の病院で生まれたんだよ。まさかこのような事が起きとるとはな。」

 

(この子、どこかで聞いたことあると思えば…私としたことが。)

 

由里子「小さい頃はよく、うちの病院で息子と遊んでいたのですよ。」

 

(……全然記憶にない…これって不味い?どうしよう…)

 

裕忠「本当は今会わせてやりたいのだが、今少し忙しくてな。」

 

木綿季「いえ、ボクが無理に来たのが行けないので。貴重なお時間を使わせていただき、ありがとうございました。」

 

由里子「いえいえ、またいつでもいらっしゃい。貴方なら大歓迎よ。あっ、そうそう。」

 

(この子なら、教えてもいいかしら?)

 

《そう言って母は木綿季にこう耳打ちした。》

 

由里子「継裕の好物の料理、教えて差し上げましょうか?」

 

木綿季「是非!教えてください!!」

 

由里子「あらあら、うふふ。いいわ、付いていらっしゃい。という事なのでこの子借りますわよ。」

 

裕忠「あぁ、構わん。木綿季くんには我が家のことを沢山知ってもらいたいのでな。」

 

(なんか、認められたって言うのですっごく幸せな気分だ。)

 

 

?「お父さん。」

 

裕忠「ん?どうした。葵。」

 

葵「あの子はSAO内でもよく継裕の事を精神面から救ってたわ。何度も言ったと思うけど。」

 

裕忠「あぁ、私もあの子と話してそれが確信に変わったよ。本当はもう少し見定めるつもりだったのだが、その必要を感じなくなった。本当にいい子だ…」

 

葵「珍しくべた褒めね。そんなに気に入ったの?」

 

裕忠「うむ。あの子なら、継裕も心を開いてくれそうだ。元はと言えば私のせいなんだがね…その点に関しては悪かったと思う…」

 

葵「本当よ。いくら何でもHIVウイルスを投与するのは不味かったでしょ。」

 

裕忠「まぁ結果的にいえば、抗体も作れたし、問題は無い…ということにはできないか…」

 

葵「あのねぇ、あれのせいで無菌室にまで入って、メディキュボイド使う羽目になったんでしょ?もうしないでよね?」

 

裕忠「あぁ、もうしない。そう、約束したしな…」

 

(木綿季くん…うちの息子を頼んだぞ…)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

キリト「お待たせ。次キヒロどうぞ。」

 

キヒロ「あぁ。んじゃ、頼んだわ。」

 

 

継裕「ふぅ。さっさと風呂入って飯食べるか。」

 

 

次回、再開!!!乞うご期待!笑




短いですが、上げましたー!

多分勘のいい皆さんなら分かってはいたかな?というのもあります笑

ALOあんまり進んでないけど大丈夫かな?笑

(*´∇`)ノ ではでは~
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