ソードアート・オンライン 覇王と絶剣   作:高島 秋

48 / 85
また期間空いてしまい申し訳ありません…
もう少しスパン短くできるよう頑張ります…!
では!どうぞ!


敗北

 

何とか銃の扱いに慣れてきた頃には決勝戦になっていた。決勝の相手はSterbun、スティーブン?変わった名前だという程度にしか思ってなかった。記憶として残ってたのは今回から参戦する新人という程度。姿形が分からないというのは不気味だが、苦戦することは無いと思われる。だが、後後それが全て間違っていたと知る羽目になる。

 

「Sterbunだっけ?どこにいるんだ〜?」

 

気配をまともに感じ取れない。こんな経験は初めてだ。人間生きてれば少なからず"気"を発して生きているもの。それが全く微塵も感じられない。決してゲームの中だからという理由ではない。今までもこの

"気"を感じ取ることで生き残ってきた。いよいよヤバい奴が出てきたのかもしれない。などと呑気に考えていたその時。それは突然に訪れた。身体が"麻痺"したのだ。銃声が全くしなかった。という事は敵が使っているのは俺のと同じ、"L115A3"か!全く警戒してなかった訳では無い。いや寧ろ決勝戦まで勝ち残ってくる相手だから今まで以上に集中していた。なのに気づかなかったのは…単純に俺が舐めていたのかそれとも、"対戦相手の技術"がずば抜けているかのどちらかだ。確かに、この世界でスナイパーライフルを使いこなすには心を無にしなくてはならない…だとしてもだ。初戦は人間。だから気を隠し切るなんて不可能だと俺は高を括っていた。いや舐めていたという表現が正しいのかもしれない…結果俺は電磁スタン弾を撃ち込まれ、電磁スタン弾!?

 

そこまで思考が至った時、目の前に現れた。いくら思考に没頭していたとはいえ目の前に来るまで気づかなかった、だと…

 

 

咄嗟に彼は口を開いた。そうやって心を保つしかなかった。

 

「お前は…誰だ…」

 

答えは以外にも早く返ってきた。

 

「貴様も、よく、知っている、はずだ。俺の、ことは。」

 

俺が、よく知っているだと…!?一体どういうことだ?

 

その時少しばかり見えたタトゥーを俺は見逃さなかった。いや視線を外せなかった。なんせそこに描かれていたのは、俺が壊滅させた殺人ギルド…ラフィン・コフィンのエンブレムが描かれていたのだから…

 

「懐かしいな、kihiro。俺はこの日を、どれだけ、待ちわびたか。貴様に、牢獄に、ぶち込まれた日から、幾何千何万と、腕を磨いて、きたんだ。貴様は、本当の、死の恐怖を、味わうことに、なるぞ。」

 

そう彼は言って、クククッと気味の悪い笑い声を浮かべながら消えていった。

 

結果だけを言えば奴がリザインしたせいで、俺の優勝だ。だが、普通に考えれば、俺の負けだ…いやそんなことを気にしている場合ではない。早くこのことを話さなくては…いや、話して何になる。そもそも話せることがほぼ無い。わかったのは名前だけ。なんせ、姿は見えなかったのだから…こんな圧倒的な敗北を味わうのは生まれて初めてだ…そうか、これが"負ける"か…

 

 

文京区にある自宅に帰ったら、鬼の形相をした嫁(気が早い)が仁王立ちしていた。最早その姿すら可愛いと思うのは病気かな?

そして今俺は土下座させられ説教中です…

 

「お義父さんから聞いたよ!?また危ない事に首を突っ込んでるって!昔からいつもいつもいつもいつもいつも!心配ばっかりかけて!少しはボクのことを考えてくれてもいいんじゃないの!?」

 

仰る通りで…何も言い返せない…だが、今回に至っては仕事だからなんとも言えない…おそらく親父はなんとか本質だけは話さないようにしたんだろうが…結果的にはそれで正しいのだろうが、これは結構きつい…

 

「罰はなにがいい?継裕〜?」

 

とても顔が怖いのですが…笑ってはいるけど怖いのですが!?

はて、どうしたら許してもらえるだろうか…はっ、これなら行けるか?

 

「次の休みの日、遊園地に行こう。それでどうだ?」

 

一瞬釣られそうになっちゃったけど、これだけで許してあげないもんね!で、でも遊園地には行きたい…

 

くっ、これだけでは足りないか…ならば最終手段!

 

「あと、3つまで何でも木綿季のいうことを聞く。」

 

最後まで口にした時、俺はこの選択は間違いだと悟った。だって木綿季の顔が笑顔で満ち溢れていたから。(悪い意味で)

 

「うん!それで手を打ってあげるよ!ささ!今日のこと話してもらえるかな〜?」

 

あっそれはもう強制なのね…

 

死を覚悟したkihiroでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よくやったわ。流石私が鍛えただけあるわ。」

 

「ふん、貴様なんぞに…」

 

「あら?何か言ったかしら?」

 

ふふふ。

 

 

せいぜい首を洗って待っているのね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が元王よ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度こそ、私が勝つわ。例えどんな手段を用いても、ね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

kihiroに忍び寄る影の手…果たして彼は打ち勝つことが出来るのか!?




短いですがお願いします!

今回初めてkihiroが負けました。そんな相手に決勝ラウンドではどう立ち向かうのか!

(*´∇`)ノ ではでは~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。