リアルがガガガガガガガガガガガガガガガガ…
って事で(どういう事…)
よろしくお願いします!
では!どうぞ!
続いての種目。それは二人三脚だ。2人ペアがどれだけ息を合わせられるかが勝負の鍵となるこの競技に出場するのは、リズ・テッチペア、藍子・和人ペア。そして、俺と木綿季ペアだ。正直なところ、負ける気が全くしない。厄介なのは和人ペアぐらいだと思われる。正直な話し、それ以外は相手にならないだろう。何故なら俺と木綿季が組んでいるからだ。練習でも他のペアの視察をしたりしたが、俺らのペアが圧倒的に速かった記憶しかない。と言うのも、俺と木綿季は息を合わせることに関してはほぼ完璧だったので、調整として歩幅を合わせたりするぐらいだったので、より密度の濃い練習を行うことが出来た。恐らくその点では和人らも同じだろうが、単純な運動能力的に問題は無いと思われる。ただ難点は、平均して和人明日奈率いる黒組は速いのだ。俺らの組は個人競技ということもあり、真ん中の順位を想定して組んでいるから、結果的には黒組に抜かれるかもしれんが、せめて俺らだけでも勝とうと心に決めた。木綿季もそのつもりのようで、勝とうね!っとやる気に満ちあふれている。さて、いよいよ俺らの番だ。好機、とも言うべきか和人ペアと同じレースになった。
「悪いけど、勝たせてもらうよ。」
先に宣戦布告された。和人と藍子の視線からは自信に満ち溢れているのを感じ取れる。だが、それについてはこちらも同じだ。和人の宣戦布告については木綿季が負けないからねっ!と答えてた。何故この子はこんなにも癒されるのか。動作一つ一つが最早天使過ぎて昇天してしまいそう。等というのは置いといて、
レースが始まった。たかが50メートル。だが、その短さは驚異でもある。1度離されたら抜くのが困難だからだ。だからこういう競争は先手必勝に限る。そう思って望んでいたのだが…和人ペアのまさかの奇策に度肝を抜かされた。確かに二人三脚だ。だが、走っているのは和人だけ。藍子は振り落とされないように和人にしがみついている。ルール的には問題は無いだろうが、あの和人が人目をはばからずあのような事をするとは、想定外だった。成程。だから練習に一切顔を出さなかったのかと感心した。だが、幾ら奇策を用いられても、これだけは負ける訳にはいかない。少々不本意だが、俺も和人と同じ作戦をとる事にする。木綿季の横腹を自分の方に寄せ、片足を浮かせたら猛然と走る。木綿季は驚いてはいたが何やら嬉しそうなのでこのまま走りきることにする。残り5メートル程で追いつき、最後の最後で抜き去ることに成功した。
ゴールした後に多少の時間を要した。俺達の方法を認めるか否かだ。結果はルールに明記してなかったという点で今回だけ得点を認めるとのこと。ただ、次からのレースは通常通りに行われることがアナウンスされた。ブーイングも覚悟していたのだが、待っていたのは黄色い歓声と悲鳴。それと羨ましいだの代われだのといった言葉が並んだ。他にも単純にすげーという賞賛の声も上がった。まぁそれも納得だ。なんせ人一人分抱えて走ったのだから。和人はゴール後死にそうだったが…
得点はこうなった。
赤組
260
青組
217
白組
229
黒組
254
黄色組
250
白組がかなり追い上げて来たことに少々驚いた。まさか二人三脚1位をもぎ取っていくとは。現時点では3番手だが、まだ得点差が大きい訳では無い。寧ろ予想していたよりいいかもしれない。さて、続いての競技は、綱引きだ。意外と綱引きは物理が関係しているっていっても、恐らくそんな事どの組も知っているだろうから結論力勝負になるだろう。今この場にエギルが居ればなぁなどと思いながら綱を引く、引く!引く!!ここで何故かムキになって体力を消費したことは内緒だ…リーグ戦の為、ある程度は試合をこなさなくてはならないのだが、順位が意外にもあっさりと決まっていき俺らは1位を手にすることが出来た。なんか取らされたような気もするが気のせいだと思いたい…結果はこうだ。
赤組
300
青組
237
白組
239
黒組
284
黄色組
300
遂に1位に躍り出ることが出来た。ただ同率なのは予想外だが…思っていたより赤組が強い。リズの闘志が皆に伝染しているのかもしれないが…
ここから一時間ほどお昼休憩なのだが、その時間は組関係なく多くの者が普段談話などをして過ごす友人の元へ散っていった。俺はというと、特に誰と食べるとか決めていなかったし、木綿季が2人で食べようとも言っていたので静かに過ごせる場所へと移動していった。
案の定、先約はおらず、他愛もない会話をしながらお昼を堪能し始めることにした。ちなみにお弁当は、木綿季お手製の愛情たっぷり弁当らしい。お弁当をしっかりと味わい、美味しかったよと言ったらありがと!と、とても美しい笑顔で返された。俺はお弁当以上にこの笑顔でかなり充電が完了した。暫く寄り添って寝ていたらいつの間にか午後の競技が始まる時間になっていた。午後の部最初の競技は、借り物競争だ。これはある意味定番と言えば定番だ。多くの中高であるようにも思われるが、内容はイマイチという声が多い。それもそうだ。色恋沙汰のようなものは駄目という学校が多いというのがあるからだ。だが、この学校は違う。金銭面を除いた運営面及び内容は、生徒の自主性に任されている為、そのような内容がある事はある程度想定済み。これを機にカップルが増えるのか否か。個人的には誰か告白してめでたしっていうのを観たい。中々他人のそのような場面を見れることは無いし、見ていて面白そうだ。これに出るのはテッチ、シリカ、タルケン、木綿季だ。個人的にテッチとタルケンが出るのはかなり意外だった。(因みに木綿季も意外だと思ったらしい。)
気になる最初のお題は、眼鏡を掛けている人だった。これは真っ先にタルケンを連れていった人が1着だった。もっとはっちゃけるものだと勝手に思っていたが、思っていたより普通だった。
続いてのお題は、ポニーテールの子だ。藍子がひっそりといたことに気づいたのは明日奈を連れてゴールした後だった。あれポニーテールでいいのか?も思ったが、どうやら問題ないらしい。
3問目は団長法被を着ている人。組の子が真っ赤な表情のまま取り逃げの様に去っていったのは何故だろうか。
4問目は剣道部。部員自体は20名程いるが知っている人いるか?と思ったが、以外にも早く終わった。因みに俺はテッチに連れていかれ1位を献上した。
5問目が可愛い人。
6問目がかっこいい人。
7問目が先生。
8問目が彼氏いる人。
9問目が彼女いる人。
などと続き、いよいよ最終問題。中々の問題がここまで続いたらいよいよあれしか無いだろうなと思った。そしてそれは現実となる。気になるのは木綿季は兎も角、タルケンとシリカが残っていることだ。果たしてどうなるのか…?
10問目、好きな人。
等とコールされた瞬間。場が一気に湧いた。最も木綿季がすぐ様俺の元へ走ってきた時はだよね笑等という空気が漂ったのは言うまでもない。俺は藍子とかの方へ行かれたらどうしようかなど、恥ずかしいことを考えたものだとゴールへ向かいながら心の中で反省した。ただ、反省しながらもあぁ、俺は木綿季が好きなのだと心の底から思った。この笑顔を懸命に守りたいと、思った。
さて、気になるのはあの二人だが、思ってたより直ぐに行動に移してた。シリカはジュンの元へ、タルケンはノリの元へ。それぞれ向かっていき、無事?という表現は変だろうか。だが、仲間内でカップルが出来るのは悪い気がしないなと思った。俺的にノリやジュンのあんな表情を見たのは初めてだったので新鮮に感じ、また1つ仲間のことを知れたなと嬉しく感じた。木綿季に至ってはずっとニコニコしていて嬉しいというのがビンビン伝わってくる。あとから聞いた話なのだが、それぞれ4人から相談を受けていた木綿季的には絶対成功すると思っていたらしい。俺が一切相談受けていないことはそういう事なのだと勝手に判断し勝手に凹んだ。
こうして波乱の借り物競争が終わったのだがここでの結果はこうなった。
赤組
350
青組
277
白組
259
黒組
294
黄色組
330
少し離されたがまだ許容範囲。まぁ赤組が1位を取っていくのは予想外でもあった。だが、それもあの様子を見ればわかる。1組だけ、熱さが違う…なんと言うかそのまんま"赤"を表しているのだ。そう燃えているとはこの事だとばかりに。さて次は障害物競走だろうと思い準備に向かおうと思ったがコールされた競技は別だった。
コールされたのは組対抗リレーだった。予想通りの点数配分だった為てっきり最後だと思っていた。だが、確かに誰も最後とは言っていないということを思い出した。となると障害物競走がリレーを上回る競技だということになるのだろう。まさか最後のやつが盛り上がらないなんて事は無いだろうからな…となるとその内容はかなり気になるが、この周りの雰囲気的にそんな暇は無さそうだ。それもそうだ。どの組もここにかけていると言っても過言では無いだろうからだ。得点は盛り上がり度を表すのだと顕著に現れている。さて、そろそろ向かうことにしよう。
案の定、見たことあるメンツが揃った。何があってこんなにも揃うのか…しかもアンカーである俺には女顔のあいつがいた。晒されている素肌からそこそこ鍛えてきたようだが負ける気はしない。ただ和人に繋ぐまでの人選がえぐい。こちらより速いように感じる。木綿季が女子2位だったとは聞いたが、1位のやつが向こうにいるのだ。しかも木綿季と同じ走順。つまりアンカーの前だ。
先頭には明日奈やリズ等の姿もあり、ある意味オールスターだななどと思っていたら、スタートの合図のピストルが火を吹いた。
まず先頭に躍り出たのは明日奈。流石閃光と言われていただけのことはある。その明日奈は3位らしいから木綿季はあれよりも速いのか等と驚いていたら次走に襷が渡る。言い忘れていたが、このリレーではバトンではなく襷だ。次走でノリがぐんぐん追いついて行き、トップとの差はほぼ無くなった。この時点でトップは黒組だ。因みに黄色は4位。3走目でタルケンとテッチが出てきたのだが、驚いたことにあのタルケンが物凄い形相で走っているのである。まぁ可愛い恋人にいい所を見せたいのは分かるがそのペースで走って持つのだろうか等と思っていたらもう4走目。ここでジュンが登場。うん、ショタイケとはこの事を言うのだろう。なんかいい具合にmatchしているからか黄色い声援が飛ぶ。遠くからシリカの応援が聴こえたのか、スピードが上がったのは男ながらカッコイイなと思った。恋人のために頑張る。素晴らしい青春だ。さていよいよ後半戦だ。5走目にてトップについたのは黒組だった。それもそのはず。走っているのは藍子なのだ。明日奈には僅かながら劣るもののほぼ同等の速さを持っているのである。これにより7走目まで1位を取っていくのは必然でもある。遂に木綿季らに回ってきた。些か緊張した顔持ちなのは気の所為だろうか?無理もないか。相手は女子1位なのだから。体格は最早女子では無いが…
襷を受け取り走り始めようという時悲劇が起きた。木綿季がコケてしまったのだ。その間に抜かされていき、5位になった。つまりビリだ。ただ、ここでめげないのが木綿季のいい所。泣きそうな表情になりながらも、いやあれは泣いてるかもなと思いながら回ってきたので、渡すギリギリのところで貰う。木綿季にできるだけ負担を掛けないように…
「ごめん、継裕…」
何言ってんだかこいつは。走るのは俺だぞ?
「任せろ、木綿季!」
そう言い残し、俺は走り始めた。当初はこんな予定ではなかった。予定としては2位通過で襷を受け取り程々のスピードで和人を抜き去って1位のつもりだった。ただ、トップとの差は約25メートルほど。幸いなことに男子は200メートルだ。いける。そう思ったら自然と足が動いた。この瞬間俺は風になれたような気がした。自然と笑みが零れる。普段は出せない多少の本気を出せるから。若しかしたら俺はこういう展開を臨んでいたのかもしれないなどと思いながら、ただひたすらに走った。あっという間に4位のやつを抜き、3位、2位となっていた。残すは20メートル。和人は5メートル前。
3、2、1。
抜き去ったのはほんとギリギリだったが、勝ちは勝ちだ。俺ら黄色組は見事にリレーで1位を取った。感想は、少し疲れた、かな?
自陣に戻り仲間に揉みくちゃにされたのはまぁ言わなくても分かるよな?中には化け物を見るような目のやつもいたが…まぁ恐らく非公式記録ながら代表並の速さで走ってしまったからな等と勝手に解決し、木綿季の元へ向かう。
「おつかれ、木綿季…」
案の定木綿季は泣いていた。1人で…
「ごめぇん…」
俺は出来るだけ優しく木綿季を慰めた。いやよくやった方だと俺は思う。このリレーに1番力を込めていたのは木綿季だ。それに加え周りからの重圧。期待。これを背負うには16のまだ小さい女の子にはきついものだろう。そんな役を押し付けてしまった俺が全て悪い。木綿季をあの配置にしたのは自分だ。説得には色々使ったが、本当の理由は単に俺が木綿季から襷を受け取りたかったからだ。他の女子から受け取るなんて考えられなかった。だが、俺のその自己満が木綿季を追い詰めた。結果的には勝ったが、和人らの方が戦略的には上をいっていた。だからこそ、ただ勝つだけでは…
「継裕はさ」
「ボクから…受け取りたかったんでしょ?」
一瞬の沈黙。木綿季には隠しきれないなと思いながら告げる。
「あぁ。俺の自己満のせいで木綿季を傷つけた…すまな」
「うぅん!ボクも継裕に襷渡したかったからそれは違うよ!」
そうか。それもそうか。木綿季だって普通の女の子。普通に恋人らしいことをしたいのも事実あったのだろう。だが、俺が最初にか掛けてしまった戦略的に中々言い出しづらい空気を作ってしまったのかも知れない。俺もまだまだだなと思いながら木綿季をそっと抱きしめ、おつかれともう一度告げた。
「だんちょー15分の休憩らしいーでーす。」
団員に見られているとは知らずに…
久しぶり過ぎて色々ヤヴァイかも…(語彙力どした)
最近、感想を貰えて色々浮き足立ってしまっております。w
感想お待ちしてます!
(いっぱいください!あっ、評価もよろしくぅ!)
(*´∇`)ノシ ではでは~