ですが!
想像してたものが消えてしまう前に書かないとっ!
と思いまして…(今までもこうして何回か消えてる…)
折角まとまったので先にこちらを出しました!
では!どうぞ!
第63話 奇妙な出来事
これは夏休み期間中に起きたある出来事である。
「なぁ、キヒロ。最近妙なバグ多くなってきてないか?」
こう指摘するのはキリト。確かにキリトの言う通り、ここ最近妙なバグが増えてきているのは事実だ。例であげるとするなら、未実装のアイテムだったり、見慣れないスキルがあったり(しかもこれは取得不可能で文字化けでよく読めない)、兎も角全体としたら微々たるものだが、ゲームとしては致命的になりかねないバグが相次いでいるのだ。しかもそれ自体はここ一週間続いているのでそろそろ運営から何かしらお知らせがあってもいいものだと思われるのだが…
そんな時、運営からお知らせが来た。大体的なアップデート予告するからと全ユーザーにログインするように勧めてきた。これが、またあれが始まる前兆だとは微塵にも思わなかった。
「ようこそっ!新しき世界へ!」
これが悪夢の始まりだった。
空1面、血のような赤色に塗りつぶされる。アインクラッドの空を埋めつくしたのはへキサゴナルパターンだ。それらの表面にはWarning、そしてSystem Announcementという文字列が交互に並んでいる。これは、あの日、もう4年近くも前のこととなる、2022年11月6日。世界初のVRMMO-RPG、ソードアート・オンライン正式サービス開始初日の午後5時30分、1万人のプレイヤーは街の広場に強制転移させられ、直後、真紅の六角形が空を埋めたのだ。結局、あれを脱出するのに2年もかかったのだ。まさか、あれが繰り返されるのかと、そういう、心境だった。
今回は前回と違い、1箇所に集められるとのことは無かった。ただ、それ以外はあの頃と全くもって同じだった。顔を始め、体型なども現実のものへも変わっていったのだ。そして、ルール説明だとし、ぬけぬけと説明し始めた女の口調を、俺はどこかで聞いたことがあるような気がした。いや、明らかに加工した声だったので女だったかも怪しいが。
説明された内容は甚だ信じ難い。ただ、上空に映し出された現実世界の様子が全てを物語っていた。
告知された内容はこうだ。
・ALOに既存している魔法とは別のものを追加すること。
・アインクラッドを第100層まで攻略すること。
・この世界で死んだら現実世界でも死ぬこと。
・今までの小さいバクはこの前兆であったこと。
内容はこの4つだったが、全プレイヤーを驚愕させるのにはあまりにも充分すぎた。しかしどのようにしてアミュスフィアで脳へダメージを与えられるようにしたのか。それについてもすぐ説明がなされた。その方法とは、サーバーから直接、高出力マイクロウェーブを放出するというかなり大胆な方法だった。勿論リミッターが発動するはずだが、それを解除すること自体はそう難しくない。そして、サーバーから直接送れる理由がもう1つ。それはこの世界は加速している、という事だ。つまり、UWと何ら変わりはない。つまり敵は何処からか盗み出したのだ。加速世界の実現方法を。
ここまでの事を聞かされ、たどり着いた答えは1つしかない。敵は間違いなくアルバらだということ。目的は未だに分からないが、分かるのはそう遠くない未来だろう。
一頻りの説明が終わったのか。バイバーい等といかにも場違いな声のトーンで話す声が聞こえなくなったと思ったら空は真紅から透き通るような青色へと変わっていった。
まず確認しなければならないのは、追加された魔法やアイテムについて調べることだ。魔法の方はどうやら発動条件が今までのと完全に違うことだ。基本的には何ら変わりはない。ただ、人によって魔力量が違うという事だ。これはキリトのと見比べたので間違いはないだろう。そしてもう1つ。これはあくまで推測だが、この世界に現存する粒子、つまり空間リソースが魔法の威力に大きく関わるだろうということだ。これはUWの加速能力を利用しているからという希望的観測からもたらされた結論だが、もしこれが可能なのだとしたらかなり戦闘には有利に動くはずだ。物は試し、だ。早速やってみることにする。
「えぇと、ハルハール・インフィガール!(灼熱の双掌)」
推定射程5メートル、威力は目の前にあった木が焼けるほど。これは単純に自身が持ちうる魔力を使っての話だ。って事で、空間リソースを利用するというものを試してみたら、推測が正しかったことを証明出来た。射程、威力ともに2倍以上になったのだ。しかも魔力消費量も先程より抑えられている。早速ユウキ達と合流して、これを伝えようと意見が合致したのだがここで更に事件が起きる。なんと、
飛べないのだ。
羽が完全に消滅しているらしい。恐らく、これすらも魔法で補っていくしかないのだろう。キリトはコツを掴んだのかスイスイ飛んで行った。ここに来てUWの経験が生きているのだろう。確か心意とか言うやつだ。思いの外空間リソースの使い勝手が良かったので、これならアインクラッド攻略も昔よりは早く終わるかななどといった希望をもてた。今の最前線は46層。しかもリセットされた形跡は無いので案外すぐ脱出出来るかもななんて思っていたのは間違いだと、気付かされることとなる。
「くそっ!まさか、こうくるとは!」
まさか、UWの技術がこう悪用される日が来るとは誰が思っただろうか。それもこんなにも早く。思えば我々は奴らを甘く見ていたかもしれない。公安によって厳重に管理されたイージス艦の保安官も獄中にて毒殺された時から、いや、もっと前から対策を念に練っておく必要があった。こんなにも大体的に来るとは全く持って予想してなかった訳では無い。ただその可能性は低いだろうと見ていた。それ故に何も手を打たなかったのが我々の対処が遅れている原因だ。敵は我々のことをよく把握している。人材の適材適所が正しく行われ、ある程度の犠牲も厭わない。操作の甲斐あってか、組織における順位ずけや役職はハッキリしてきたが詳細は未だ不明の部分が多い。対して、こちらの陣容は割れているようにも思える。この状況下で敵を見つけ出し、捕縛するのは簡単ではないがやり遂げなければ報われない者も数多いはずだ。だからという訳では無いが、ここを終着点にするつもりで戦っていこうと思う。父として息子には負けられないしな。
これで、私が戦う準備は整った。今の状況では戦っても楽しくは無いだろうから、もう少し待つことにしようかしらね…?ふふふ…
争いは争いを呼ぶと言うように、戦いも戦いを呼ぶのだろう。そしてそれは互いの信念が強ければ強いほど、激しさを増す。その先にあるのは……………
破滅のみ…
それを覆すことは、出来るのか…
Is it the hell of heaven that has stirred up those who experienced war again?
まぁ序章としてはいい感じ?(と思いたい…)
色々設定はこれから進めながら詰めていくつもりです!
SAO見たんですけど(唐突)ベルクーリいい声やなぁ。
勝手な妄想なんですけど、継裕の父親の声を諏訪部順一さんで
自分は再生してました笑
皆さんはどうですか?もし宜しければ教えてくれると嬉しい!
(*´∇`)ノシ ではでは~