初めて書いた。
禁欲生活増進プログラムとして書いてます。
「フシュルルルルルゥゥウ」
筋肉界のBIG3に深く感謝をしながら私は筋トレに取り組む。
自分を叱咤激励しながら、ともすれば自分に酔っているような、しかし油断せず正しいフォームで確実に負荷を体にかけていく。息を止めず、規則正しく、吸って、吐く。
あぁたまらない、筋肉が美痙攣を繰り返している。筋肥大トレーニングを心ゆくまで堪能する。
もちろん、美しい肉体の為に全身くまなく鍛える。チキンレッグは許されない。
脈動する鼓動は取り入れた酸素を急げ急げと供給する。
たまらん、たまらんぞぉぉ!
やはり禁欲×筋トレは最高だぁ!
筋トレ終え、ストレッチをしてたら落ち着いてきた。冷静に自分の状況を振り返ろう。
私は選ばれてしまった人間だ。ISを動かせてしまった人間だ。
あれやこれやとしてる内にIS学園とかいう所に入学する事になったらしい人間だ。
IS学園とかいうなんか花園に行き、ハーレムを築いてみたいとも思う。しかし、この両肩に乗った期待は世の中の男子の希望となるものだ。
ただ鼻の下伸ばすだけの3年間は送りたくない。心身共に充実した学園生活を送りたい。
というかやはりあれだ、ハーレムとか鈍感野郎かイケメンか、それかプロのジャグラー以外に回せやしない。後ろから誰かに刺されて終いだ。
女子と仲良くなり、1人の女性とお付き合いし、幸せな学園生活がいいな。
その為にはまずは、この覚悟の表れとして
私は、禁欲生活を、してみせる!!!
鼻の下を伸ばしたりなんかしないんだから!
キモいな今の…
〜時は流れて〜
やってきました入学式!禁欲生活は順調快調、エロを断ち、筋トレと勉強に明け暮れ、友と語らい、また会おうと言って別れ、このバルクアップした胸は期待と少しの不安に満ち満ちている。
やたら長く感じる廊下は早まる鼓動が錯覚させているのか。
落ち着け、大丈夫だ、ナイスガイを目指して邁進した日々は無駄ではない。今の私なら上手く女子達ともやって行けるさ。
友も言っていた、構えず、カッコつけず、いつも通りの君がナイスガイさと。
さあ!たどり着いたぞ1ーA!!
この扉の先には噂に名高いIS学園女子高生!
世の秀才天才選りすぐりと聞く。しっかりと失礼の無いように、しかしいつも通りの自分で行こう。
そして私は扉を開けた。。。。
扉を開け、まず感じたのは嗅覚だった。
甘く、魅力的な匂い。
次に視覚が、私の脳みそに情報を送る。
右も左もキュートで可愛い女の子。
、、、魔羅に、
魔羅に響くわ!
いけないこのままだと私は理性を保てないっ…!!
あぁ、あたまがまっしろに「お、お前!もしかして面手美男麗か!?」そ、その声は?!
その声は間違いなく男子であり、私の禁欲生活を守ってくれた恩人であり、
もう1人の選ばれてしまった男であった。
「君が織斑一夏くんかい?」
私はこの男に深く感謝をしつつそう尋ねた。
「おうそうだ!そういうお前は面手美男麗(メンズビオレ)だな!これから男2人だが仲良くやってこうぜ!!」
展開がはやいっ!しかし悪くない話だ!男1人とか辛いしな。
不安に漬け込み優しく絆す、この男、慣れてやがるよ!
モテるなこの男!なんかハーレム築けそうだよこの男!
一夜城のペースで築けそうだよ!
早くも友達1人出来そうで私のテンションは上がりまくりである。
「そうともさ!私がビオレだ!ありがとう!君は我が体内の数億の命の恩人だ!こちらこそ是非、友達なってくれ!」
一夏は快活な笑顔で了承してくれた。
もう!ほんと大好き一夏!
「そうなんだービオレは広背筋が好きなんだ〜」
「そうなんだよ、やはり男たるもの大きい背中でありたいからね!そういう布仏さんも素晴らしい素質を秘めているよ。」
「そうかな〜ありがとう〜」
好きなお菓子トークからダイエットトーク、更に栄養やお肌の話をしてたら筋肉の話に行き着いていた。
そんな隣の席の布仏本音さんとのほほんと喋っていたら、見た様子新人さんな先生?が入室してきた。
「はい!皆さんこんにちは!「はい!こんにちは!」ありがとうございますビオレ君!私は副担任の山田真耶です。よろしくお願いしますね。」
「よろしくお願いします!」
私は高校入学に当たって一つ決めたことがある。
周りがどうとか気にせず、相手から送られた言葉にはしっかり返そうと。そして仲良くなろうと。
山田先生の笑顔を見て私は幸せになりました。
その後は自己紹介タイムに入った。皆の名前を覚えようと躍起になっていた所で一夏の番が来た。
しかし、緊張で強張った一夏の喉はぎこちない自己紹介を述べた。
まあ緊張するよねと思った。
その時、上腕の筋肉が我が友一夏の危機を告げた。
我が友を守らねば!
そう思った瞬間に一夏を庇うように右腕が煌めいた。
バシイィィィン!!!
響く音は我が友を守れた誇りの音だと錯覚する。
何奴っと思えばそれは一夏の姉様の織斑先生であった。
「何故庇う?」、織斑先生は尋ねた。
「私の筋肉が、友を守らんとしました。一夏が緊張して上手く自己紹介出来なかったからといって叩くのは些かやり過ぎでは?」
流石にやり過ぎでしょ。可哀想だよ。
必死に目から頼む分かってくれビームを送ったら織斑先生は分かってくれたのか教卓へ戻った。
そして巡ってきた私の番、緊張するがもう私には一夏と布仏さんという友がいる。
心強く、自信を持って私は口を開いた。
「こんにちは!面手美男麗です。2人目の男性操縦者です。焦らず皆さんとは仲良くなりたいです。よろしくお願いします!」
暖かい拍手がきた。そして女子全員がこちらを見てるのに気づき、私の脳みそがドーパミンを分泌し出した。
解説
BIG3…スクワット、ベンチプレス、デットリフトのこと。カッコいいけど素人が調子乗ると怪我をするので入念な準備と予習を。
美痙攣…こんな言葉は多分ない。筋トレ後の筋肉のピクピクのこと。オーバーワークには気をつけましょう。筋トレ後のストレッチも入念に。
禁欲×筋トレ…検索したらいいこといっぱい書いてあった(上辺の知識)
我が友…主人公の友達。いい奴。好きな筋肉は腸骨筋。腸骨筋は少しエロいと思う。
面手美男麗…メンズビオレと読む。モテることより良い男を目指そうとしている。ただ偶に股間が邪魔する。だからか性格がよく分からない。
筋肉と理性が9割を占めるのが彼の目標。
惚れっぽい。
広背筋…逆三角形を作りたいならまずはここだと思う。広い背中はカッコいい。
ドーパミン…あまり詳しくないので解説できません。