禁欲生活の果ての果てに   作:歌舞伎揚げ

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書いてる間はノリノリなのですが投稿した次の日は謎の後悔に包まれますが慣れました!応援の声って偉大!


作者の禁欲生活と主人公はリンクしています

後、作者のIS知識はリアルタイムで観てた一期のみです。


第2話

自己紹介も終え、授業間の休み時間に一夏と今後の自分達の立ち振る舞い、予定を立てようと話をしていたら御御足の速筋が見事な、大和撫子然とした黒髪少女がやって来た。鋭い目つきでこちらを一瞥しつつやって来た。

何故か背筋がゾクリとしました。背筋のゾクリがもう一声したら危なかったよ…

 

「少し一夏を借りてもいいか?」

と聞いて来たのでどうぞどうぞと渡した。一夏は少女の名前、ほーきさんを呼びながら後を追って出て行ったとさ。

しかし、その瞬発力に溢れた下半身と相違ないファーストコンタクトの速さだ。恐らく最初に一夏に話しかけた女性なのでは?

 

出て行った2人の扉を眺めてたら、今度は下半身を露出しない丈長めなスカートに黒のストッキング、なんかえれぇ事になってる金髪。

…あれは貴族だ!しかも多分イギリス人。

ということは、紅茶とですわ!の国!!貴族の話題についていけるか心配だなぁ。

こちらは筋肉と日本語しかわかんねぇ…

というかそもそも自分を構成する要素が女子高生向けではない事に今気づいた。こんなことなら乳液とか付けまつ毛の勉強をするべきだった!!

こちらの1人反省会など露知らない女性は私の前で止まった。

 

「よろしくて?」

「はいよろしいです。任せてください、どんなお願いですか?浅学な身ですが精一杯力を貸します。女性との会話のイロハも知らない自分ですが何を手伝えば?知ってる女の子っぽい言葉はヒアルロン酸とDHCの自分ですが懸命に与えられた質問に答えてみせます。任せてください。」

「あの、そんなに緊張する必要はありませんわよ?」

「ノーブスオブリージェと言って手袋を顔面に投げつけに来たのではなく?」

「そんなことする訳ないでしょう!」

「え、しないの?なんてお優しい人なんだ。セシリア-オルコットさんは気品と美しさと余裕があってもうパーフェクト ヒューマンでは?!」

「お褒めの言葉は嬉しいのですがあなたの人間評価の採点が甘すぎでしてよ…」

セシリアさん(名前で呼んでいいって言ってくれた)はとっても良い人だった。

惚れそうでした。

 

 

 

 

 

 

山田先生の授業は人に分かって欲しいという感じが伝わり、こちらも頑張ろうと思えるような授業だ。多分、才能もあるけど努力の人なのだろう。そんな懸命さを感じる、後落ち着いてない。

しかしこの机は落ち着かない、近未来的というかなんというか。あのコストパフォーマンスが全てと言わんばかりの木製の机が欲しい…

後山田先生の授業を見てたら自分も落ち着かなくなってきた。あぁ目の毒だ、だけど懸命な指導から目をそらすわけには…

逃れる様に辺りを見回すと一夏も落ち着いてない。なんか教科書を忙しなくめくる典型的なわからん坊やな様子である。落ち着かないの大三角形が教室に出来上がっていた。

席が遠いので教えてあげる事も出来ずにいたら山田先生が気づいたらしく質問した。

一夏は何も分からないと答えた。

私は隣ののほほんさん(一夏がそう呼んでた)と一緒にこりゃ大変だ音頭を踊った。

「「こりゃ大変だ〜こりゃ大変だ〜」」

「そこ、五月蝿い」

丈夫な出席簿で頭を叩かれました。これは仕方ないと思った。

 

 

 

 

 

 

「クラス代表を決める」

 

織斑先生はホームルームの時間にそう言った。

「一夏がやるべきだと私は思います、一夏のコミュニケーション力なら上手くやれると思います。会って間もないですが一夏は尊敬に値する友達ですから、」

 

そうだよ!みたいな賛同の声がそこら彼処から湧く。まだ互いをそんなに知らない仲で役目を抜擢するのは正直難しい。ここは一夏に任せてしまおう。いけるいける。

 

「待ってくれ!なら俺はビオレを推薦する!」

「別に良いよ、受けて立つ!」

「別に良いのか!?」

 

一夏はやはりそこまで頭が良くないなぁ!こんなの多数決とったらイケメン一夏の勝ちでお終いよ!私のあの長々としたあの推薦理由もそれを見越してのことよなぁ!

あの演説で周りの人は一夏尊敬するメンズという関係を知り、自然と上下関係、不等号を付けただろう。この勝負、私の負けだぁ(歓喜)!

 

 

「ちょっと待ってくださいまし!」

「その声はセシリアさん!さてはノーブスオブリージュですね!」

「意味も分からず変な使い方しないでください!…そんな事ではなく納得いきませんわ!こんな浅はかな理由でこの重要な役目を決めるのはおかしいですわ!ここは代表候補生たるこの私が務めるべきです!

 

その後もセシリアさんは極東の島国猿がどーのこーの言っていたが頭に入らなかった。ただ、ただ自分が、面倒事を避けたいという打算的な理由で一夏を推薦した事を恥じた。

セシリアさんの向上心とその見事な牽引力に感嘆してしまう。

セシリアさんこそが相応しい、そう言おうとした時、

 

「イギリスだって島国じゃないか。それにイギリスは飯マズ國が何言ってるんだ。」

 

「なっ…!? あなた達、私の祖国を、イギリスを馬鹿にしますの!?」

 

喧嘩が始まった。

 

その時、私は直感的閃きが脳内を駆け巡る!

 

「のほほんさん、手袋を持ってない?」

「ん〜?あるよぉ」

「素晴らしいぃ!」

 

ん〜が可愛いのほほんさんから軍手(後で聞いたら整備で使う予定らしい)を借りた私は機を伺った。

 

「ではクラス代表はISによる決闘で決める。」

 

ここしかない!織斑先生のその言葉と同時に私は

 

「セシリアさん!」

 

軍手を投げ渡した。

 

アイコンタクトで意図が通じたセシリアさんは、一夏の足元へ受け取った軍手を投げつけ、

 

「決闘ですわ!…ってこれ軍手でしてよ?!」

 

「しまった!これは画竜点睛に欠いてしまった!」

 

 

 

 

 

後決闘には自分も含まれてました(途中から話聞いてないマン)

 

 

 

 

 

 

 




速筋…瞬発力に優れるが持久性に欠ける筋肉。太い筋肉。逆に持久性に優れ、瞬発力に乏しいのが遅筋。細い筋肉。短距離選手と長距離選手を見比べれば分かります。

女子高生向け…何かよく分からない。けど筋トレ好きは栄養学に詳しく、それに付随してか美容にもそれなりに詳しい人が多い。正しいダイエットの仕方は筋肉マンに聞こう!多分代謝とか、これを食べたら良いとか色々教えてもらえるよ!

ノーブスオブリージュ…詳しくは分からないが、作者は強者が不利な条件を受け入れる時に使う言葉だと思ってる。

こりゃ大変だ音頭…中学の時、友達が部活の顧問に怒られている時に後ろで踊ってた音頭。踊りはどじょうすくいを想像すればOKです。
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