そろそろ原作の記憶が曖昧です。
他作者様のを読んで展開を把握するのも厳しくなってきました。
本屋行ってきます。
後、オリ主、オリジナル設定を追加しました。
ご指摘くださり、ありがとうございます。
控え室なう。
緊張してる体をほぐそうとスクワットをしている男、ビオレです。
先程、息を切らして走ってきた山田先生から専用機、打鉄に幾つかの機能を付け加えてもらったISを受け取りました。
少しは機能を付けてもらえるかなと思ったけど、予想を上回る結果となった。まさか、全部付け加えてくれるとは。
訓練は一応少しは出来たし、少しは動ける様になった。
しかし一夏のISはすごいなぁ、素人が扱える物じゃないと思う。物騒だわー。
スペックデータ見たらもうピーキーであると分かってしまう。スピードあるけど操作が難しいという感じで、短期決戦が得意なやつだ。
正直スゲー怖い。気分はあれだ、鉄バット持ったバイク乗りがこちらに向かってくるイメージ。分かってくれる人はいるかなー。
一方こちらは体重重めにして、速度は出るけど加速が遅い、でも操作は簡単という安心設計。盾もあるし避けないで受け止めていくスタイル。
男子が女性に勝る点、身体能力と体重を前面に押し出した機体だ。
それを実現するための機能も実装してくれたしね。
当たって(タックル)、砕けろ(相手が)なシンプルな野蛮スタイル。
素人が武器持ったって使えるわけない。何より銃だ剣だを人に向けるのが抵抗ある。
何というか、武器を人に向けることに慣れたくないのだ。ISの武器は競技という枠を、その一線を超えた危険性があると思う。絶対防御がどーたらではなく。
相手側のエネルギーを無くしたら勝ちらしいこの競技、武器を使う必要はないはずだ。
殺傷能力の比較的低い素手。もしくは拘束による無力化とか。
後ろから抱きつけばいい具合に無力化出来るのでは?
とにかく武器はやめだやめ。
後、武器らしい武器などを持たない方が自分は強い。
武器は加減が誤りそうで怖いし、その恐怖がISの操縦を鈍らせる。
なら、加減の調整がしやすい、生身の延長である素手が1番やりやすいはずだ。
「ビオレくん、準備はできましたか?」
「えぇ、大丈夫ですよ山田先生。」
よし、いくぞ!
ーーーーーー一方、山田先生ーーーーーーーーー
控え室にいるビオレ君を呼び行ったのですが、雰囲気がガチです。
なんか、雰囲気が初心者IS操縦者というより番長が喧嘩しに行くような、重々しい感じです。
緊張してるのでしょうけど、今の顔は子供には見せられませんね。
「やるべき事、やりたい事を出来るよう頑張りますね。」
声音は優しく、しかしISを危険物だと認識している、厳かな態度で彼は控え室から出て行きました。
広い背中は初心者ながらも何かするのではないかと、そんな期待をしてしまいます。
ーーーーーーーービオレ視点ーーーーーーー
アリーナの入り口、ここからISを装着して、出て行く。
みんなからの激励も受け取ったし、ルールも把握した。覚悟も決まった。現状、自分に必要な事は全てある。
「頑張れ自分!ファイトォー、ウォォォォッッッシャァァ!!!!」
そして試合場へ駆け出した。
ISを装着してるのに走って向かうその姿は違和感しか無かった、と後で皆から言われた。
ーーーーーーーセシリアさん視点ーーーーーーー
「シャァァァ!!!」
アリーナに居た全ての人はその雄叫びを聞いたと思います、
肌全身にビリビリと伝わるその声は一発で、あ、こいつ気合い入ってるわと感じた事でしょう。
それは対戦相手の私にも伝わり、脳内イメトレしていた一連の貴族トークも全て吹き飛ばされていましたわ。
相手は未熟ながらも本気でくる。ならば相応に応えるまで。
ビオレさん本人としては暴発したテンションの結果からの雄叫びだったのでしょうけど、それは私の砂つぶほどの油断を吹き飛ばす結果になりましたわ。
付け入る隙を自ら無くしていくスタイル。ビオレさんの人生はこんな感じで無自覚に厳しい道へ行くのでしょうね。
そして入り口から現れた彼は、
ISを装着してるのにも関わらず砂埃を撒き散らしながら、地面を砕きながら走って来ました。滑るように移動する物だと思っていたISを、筋肉の力によって走らせているのでしょうか。
どこからか、何かするかもってそういう事じゃないぃぃぃという山田先生の悲鳴も聞こえます。
こいつはヤベェですわ。
「さぁ!競い合いましょう!セシリアさん!私の準備は万端です!ムフー!」
さも、準備は出来ていますと言わんばかりの顔で両手を広げ、ビオレさんはそう言いました。常識を準備し忘れすれてるとは、言えませんわね。
だって本人真面目そうですし…鼻息荒いですし…
しかし、このセシリア・オルコット、代表候補生としての威厳を示さなくては!
「最後のチャンスを与え「もう!そういうのは!いいので!ready、ready、ready?!」え、?え、ゴーですわ!!」
咄嗟に相手に照準を合わせ、無意識に引き金を引けたのは訓練の賜物でしょう。
そして、相手の顔面に直撃したのも訓練の賜物でしょう。
そして、顔面に直撃しながらもこちらへ進撃してくるビオレさんは、化け物か何かなのでしょう。
こんな奴見たことない。見たくもなかった。
「これが男という奴なのですか?!」
「あぁそうさ!男の子は皆こんな感じさ!」
どこからか、んなわけあるかぁー!という声が聞こえてきます。えっ!違いますの?!箱入り娘の私は混乱したまま、最早誰が本当の事を言っているのか、自分の思う男性とは一体なんなのか、訳も分からないまま、逃げる様に私は空へと上昇していくのでした。
あぁ、無限に成層圏《インフィニット・ストラトス》へ逃げてしまいたい。
後ろから聞こえる、スマートではない音を聞きながら、そう思わずにはいられませんでした。
主人公の走ってくるイメージはアストロガンガーで良いかと思います。
次こそ戦闘シーンいってみせます。