禁欲生活の果ての果てに   作:歌舞伎揚げ

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すいません、つい書いちゃいました。

これからは本当に課題があるので投稿頻度が落ちますのでよろしくお願いします。


筋肉拉致誘拐(終)、そして

「んぁ?ここは?」

「あ、起きた。ここは私の研究室だよー。ちょっと解剖する準備するから少し待ってて」

「はーい(なんか筋肉が元気ないな)」

「…君って動じないんだね。これから解剖する相手だけど君個人に興味も出て来たよ。(意識はあるけど体が動かない麻酔薬打ったから身動きは出来ないんだけど)」

「解剖って言ってもあれでしょ?献血の採血みたいな感じとか、少し皮膚もらうとか(お?指先が動かせてきたか?)」

「いや、普通に腹とか搔っ捌くよ?」

 

腹搔っ捌く?いや、それ死ぬやん!

マジかよ!…いやマジかよ!

ちょっ、逃げなきゃ、どうやって?

 

 

 

 

………筋肉頑張れ(思考停止からの筋肉万能論)!!

 

 

「あ、身動きは取れない様に薬打ったから諦めてね♪ふんふふん♪」

 

…あ、それ可愛いなぁ。何かこの人なら解剖されても良いかも。ってダメだよそれは!

 

「グヌヌぬぬぬ(脈動してくれ筋肉)」

「無駄だって束さん印の薬だよ。そんな事じゃ

 

ピシリッ

 

ん?」

 

頑張れ俺、ここで死んでたまるものか、束博士は可愛いけどやっぱりダメだ。やらねば殺られる!

筋肉よ唸れ唸れ唸れ唸れ。

 

気合いを入れろ、スイッチを入れろ!

 

「逃げなくては助からねばこの筋肉は唸らねばならない。私は世の中の男性の希望となり、今の女尊男卑な世界を正しい方向へと導かなくてはならない。一夏にこの世の男性の希望を一身に背負わせる訳にはいかない。友人達を悲しませる訳にはいけない。」

「ちょっとお前、」

「私は生きる。生きる理由があって、生きるかくごがある。さあいくぞ、呼吸は深く、筋肉は脈動し、私は生きるぞ。ウォォォォ」

「いや、その拘束を壊せる訳が、」

「アアアァァァァァァァァァ!!!!」

 

バキンッ

 

「エエエェェェェェ??!!!嘘だろぉ!」

「フシューフシュー。待っていてくれ皆。私は必ず帰る。どこへ向かえば良い?分からん!こっちに行くぞ!」

「そっち壁、え?」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー束視点ーーーーーーーー

 

あいつは独り言の様な事をブツブツ呟きながら壁へ歩いて行った。

力み過ぎたのか、体は全身真っ赤になっていてその姿は人より鬼に見える。

気でも狂ったかと思ったら今度は壁に向けて砲丸投げを更に低く構える様な姿勢を取り始めた。

最初は分からなかったがすぐに分かる。天才の私には分かる。

あれは殴る気だ。壁を。そしてその瞬間はもうすぐ来る!

そして筋肉の奔流が解放されるッッッ!

 

ドシャャァォ。

壁は破壊され、風が吹き荒れる。

 

それはそうだ。殴った壁の向こうは上空3000メートル。海の上なのだから!

 

「残念だったね!どこにも逃げられないよ!さぁ、大人しくして「今、行くぞIS学園へ!」って嘘だろぉぉ!!」

 

あいつ飛び出して行きやがった!

急いで追いかけなきゃ!

 

って、致命的な所に穴開けやがったぞあいつ!

 

 

 

ーーーーーーーーービオレ視点ーーーーーーーーーーー

 

壁壊して外出たと思ったら空中でした。

いやぁ、だってねー。普通空にいるとは思わないじゃん。

とりあえずどうしよう。

上を見上げる。人参型のロケットがこっちに突っ込んで来る。あ、あれに乗ってたの!?

そして並走して来た。なんかもう束博士必死である。さっきまで私が必死だったしあいこだね。

しかし落下中の人に並走するなんて操縦上手いな束博士。

 

「お前、ホントに、ふざけんな!」

「いやぁ本当にすみません。私、必死になると周りの事を気にならなくなるらしくて。この間も代表候補生のセシリア・オルコットさんにもそれで失礼をしてしまいました。」

「いや!喋ってる暇ないんだけどね!とりあえずこっち来い!おバカ!」

「…人体実験しません?」

「んな事言ってる場合か!」

 

 

あ、中に戻された。

 

「とりあえずこれ!お前の打鉄!返すから私を乗せて早く脱出するぞ!」

「あ、このロケットもう保ちません?」

「そりゃそうだこんな大穴開けて今にも爆発するぞ!」

 

天才のロケットも殴れば壊せる。ビオレは学んだ。

 

「了解しました。行くぞ打鉄!」

 

装着完了!束博士を抱き上げて……

改めて見るとやっぱり可愛い人だなぁ。

 

「何やってんだ!早く脱出するぞ!」

「おぉ、そうだった。行きます!」

 

頭を叩かれた私は大人しく脱出する。

そうして脱出した直後、人参ロケットは爆発した。

 

「おぉ、危なかった。ありがとうございます束博士。助けていただき」

「(なんか礼を言われるのも変だけどいいか)うん!そうだよ!感謝して欲しいな!」

「やはり束博士もいい人だったんですね。それなのにすみませんさっきはロケットを壊してしまい、」

「そうだねぇー。大分困ったよ。とりあえず束さんを近くの陸に連れてってよ。あ、慎重にね。」

「はい!了解しました。」

 

やはりあんなに必死に自分だけでなく私も助けようとした博士はいい人なんだ!間違いない!

しかし女性をお姫様抱っこなんて初めてした。緊張する。

 

「ん?君、顔赤くない」

「そ、そうですかねぇ」

「………あっそういう事。ほれほれー、天才束さんの一生に一度のサービスだぞー」

「あっやめて、あかん、あふっ」

「(ちょっと楽しいかも、んーこいつ興味湧いて来たな)それじゃこの後もよろしくね!ビオレ!」

「よろしくお願いします(これが…役得!)」

 

 

こうして仲良くなった2人は順調に近くの陸へ向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところでさビオレ、ここどこかな?」

「なんかドイツの基地?って書いてありますよ?」

「そんでさビオレ」

 

「動くな!2人共!ISを装着して我がドイツ軍に攻め込むとはどういう了見だ!」

 

「この展開は何だろう?」

「天才の脳みそ少しは使って考えて下さいよ。私はもうやだ」

「この天才相手に言うようになったじゃないか。それはこっちのセリフなんだよなぁ〜」

 

銀髪の少女とIS装着した女性に囲まれてます。

 

 

 

 





主人公…このドイツ軍を相手に逃げ切った頃には、彼はIS操縦士として一皮剥けているだろう。

束博士…ビオレと仲良くなった。これが吊り橋効果(よく分からない)

銀髪の少女…やる気満々
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