石滅相馬は勇者であり…   作:磯山ゲル

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ども、磯山ゲルです。

うん、三連休ずーっとゆゆゆ見てたら投稿してなかったことを思い出し、急ぎ話を作って投稿しました。
その為、内容は急ぎ足でございます。ゴメンナサイ…。

戦闘描写難しすぎるんよ。
あとなんか主人公視点で書くよりも第三者?目線で書く方が好きかもしれないことに気が付いた。

まあとりあえずどうぞ


わからないけれども覚えてる

勇者部を拘束した俺は蠍座と蟹座の前に立つ。

後方には射手座もいる。

 

「さて…、このまま戦ってもいいんだが、それだと仇を打ったことにはなんないからな…。」

 

俺は端末の赤い牡丹のマークを押す。

白い服が赤く染まる。

 

「銀、お前の力を借りるよ…。」

 

大きな二丁の斧が俺を挟むように空から降ってきて地面に突き刺さる。

俺はそれを引き抜き駆け出す。

 

「まずは蠍座!お前だ!」

 

蠍座の尾が突きを放ってくる。

俺は大きく跳躍し、それを避ける。

 

「知ってるんだよ、それは!」

 

蠍座の顔を十字に斬りつけ、そのまま踏み台にし、次は蟹座に向かって飛ぶ。

 

———ガキィン!

 

振りかざした斧は蟹座の盾によって防がれる。

 

「まぁ、そうだよな。…でもな、壊れない盾なんてもんはこの世に存在しないんだよ!」

 

盾に乗った状態で、斧の紋章が激しく回り、火の粉を散らす。

そして、俺は右の斧を逆手に持ち、突き刺す。

蟹座の盾が砕ける。

 

「!!」

 

蟹座本体に攻撃をしようとしたところで光の矢が降り注ぎ、阻まれる。

俺は一度、蟹座と蠍座から距離をとった。

 

———————————————————————————————————————————

 

 

 

「凄い…。」

 

私たちは遠くで戦っている石滅君の戦闘を見ていた。

 

「なによあれ!あんな奴がいるなんて聞いてないわよ!」

 

三好さんは驚いている。私達も当然驚いている。

 

「相馬の奴、強すぎない?」

 

風先輩が額に汗をたらし言う。

友奈ちゃんと樹ちゃんは、口が開いたままだ。

 

私もスコープで覗きながら、風先輩の言葉の通りだと思っている。

石滅君は3体のバーテックスの攻撃を避け、隙を見つけては攻撃をしている。

 

「でも、このままじゃ石滅君に分が悪いです。」

 

攻撃を加えても敵は石滅君が避けている間に回復をしている。

 

「あーもー。この鎖さえほどければ!というかなんで相馬は封印の儀しないのよ!」

 

ガチャガチャと暴れるが風先輩に巻き付いた鎖は外れない。

 

「大丈夫ですよ風先輩!相馬君は負けないですよ!」

 

友奈ちゃんが言う。でも、言葉とは違い、表情は明るくしているようだけれどいつもよりも少し陰っている。

スコープを覗きなおし私は思う。

 

(彼は、あの3体は自分の獲物だといった。でも、私には攻撃するなという意思の鎖での拘束はない…。これは援護してもいいということなのかしら…。)

 

———————————————————————————————————————————

 

 

 

「久しぶりの戦闘でこいつら3体相手は少しばかり手間だな…。」

 

俺は蟹座、蠍座、射手座と対峙しつつ呟く。

 

「少しばかり荒いかもしれないが…、しょうがないか。」

 

斧の紋章が再び回転し、俺の体が赤く光る。

 

「その尾が邪魔なんだよ!」

 

突きを放ってきた尾を避け、切り刻む。

そして、蠍座の正面まで跳躍し、両手に持った斧を斜めに振り——

 

左肩に光の矢が突き刺さった。

「っ!」

 

痛みが走る。————けれども…。

「こんなもんで止められるわけないだろ!」

 

———抜く。

 

 

 

「封印の儀をしなくても、中にある御霊さえ切ればな…。」

 

着地した俺は誰に聞こえるわけでもないが呟く。

そして、蠍座の体が砂へと変わっていく。

 

「さて…と…。次は蟹座、お前だ。」

 

立ち上がり蟹座をにらみつける。

奴は盾を八枚展開し六枚で自分の身を守るように展開し、二枚で俺を潰そうとしてくる。

 

「お前の場合は、俺がやらせてもらうからな。」

 

勇者服は既に赤色ではなくなり元々の服の色である白に戻っている。

潰そうとしてきた盾に鎖が巻き付き動きを止める。

 

「大赦は攻撃力に不安があるとか言ってたが、そんなことはないんだよな。」

 

右手を上げる。

地面から鎖が五本出てきて束になる。

 

「行け。」

 

あげた右手を下ろす。

束になった鎖は、一直線に蟹座へと向かう。蟹座もそれを理解したのか展開していた盾を六枚重ねての防御に移る。

 

「六枚だけでいいのか?」

 

俺は言葉を理解しているかわからない存在に対して問いを投げかける。

 

束になった鎖は六枚の盾を貫き、蟹座の体に突き刺さる。

 

「散。」

 

蟹座の体から鎖が五本それぞれ違う場所から突き出る。

束になった鎖を体の中で散らせた、束ねた鎖か散らせた鎖が貫いたのかはわからないが御霊を壊せたようで蟹座が砂へと変わる。

 

「最後はお前だ。———縛鎖。」

 

射手座へと視線を移し、前へと突き出した掌を握りこぶしへ変えると射手座の体に何本もの鎖が突き刺さり動きを止める。

 

「封印開始。」

 

呟くと射手座の封印の儀が開始され、御霊が射手座の周りを素早く回る。

 

「封印の儀ってのは、勇者が随分と楽にバーテックスを倒せるようにしてあるんだな…。見てるんだろう?—————————須美!打ち貫け!!」

 

俺が叫んだ次の瞬間一筋の光が御霊を貫く。

 

「さすがだな。多分状況終了とか言ってるんじゃないか?…まあ、仇はとったぞ銀。二人でな。」

 

そんなことを口に出していると光に飲み込まれ樹海化が終わる。

 

———————————————————————————————————————————

 

彼の戦いを最初は驚きながら見ていた私たちは言葉を失っていた。

勿論、今も驚いているのだが。

彼は、封印の儀なしでバーテックスを二体殲滅したのだ。

 

一体は肩に攻撃を受け、血を流しながらも二丁の斧で相手の大きな体ごと切り裂き、二体目は鎖を束ねて盾ごと貫いた。

 

「相馬君…。」

「相馬先輩…。」

「何やってんのよあいつは…。」

 

友奈ちゃんと樹ちゃんが心配そうに彼の名前を呟く。

風先輩も少しばかり怒気をはらんだ声を出す。

 

(私達勇者は、精霊のバリアのおかげで敵の攻撃を完全には受けていない…。だから仲間が傷つく姿を見るのは初めて…のはず。ならなぜ私はこんなにも落ち着いているのかしら。)

 

考える…、が心当たりはない。

そんな時に彼の声が耳に届く。

 

「————須美!打ち貫け!!」

 

その言葉を聞いたとき、私は自分でも気が付かないうちに引き金を引いていた。

 

(————え?)

 

打ち出した銃弾は御霊を貫き。バーテックスの体は砂へと変わった。

 

これで、今回すべてのバーテックスは殲滅した。

 

「状況終了ね。」

 

私たちは光に包まれ、元の世界へと戻された。

 




いかがだったでしょうか。
やっぱり、戦闘はいかんせん…。
因みに鎖のイメージはFGOエルキドゥでしていただけると…




あと、ゆゆゆゆ最終話見ましたが泣きましたね、ええ泣きましたとも。朝四時頃に…
ちょっと時間的に物足りない感ありましたが、これが最高の終わりだなと思える作品でした。
だがしかし!頭の中で考えていたネタが使えなくなってしまって大慌てですよ!どうしましょう。

そんなこんなでベットの上でうんうん唸っておりますが今後も本作品をよろしくお願いします。

あっ!あと感想とかお待ちしてますからね!遠慮しなくてもいいんですよ?

ではまた次回
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